登場人物
サクラ←愛情溢れる弄られ役。残念。バカ。たまにたぐいまれな気質を発揮する。
サキ←愛の無い弄られ役。イケメン。うぶ。恋愛ごとになるとサクラ以上のバカと化す。
アキラ←愛の無い弄り役。サクラフリーカー。ドエス。影のリーダーにあたる。
頭文字にて割愛。サキのみキ。
サ「どうもー!」
キ「……本当に前回から一〇回刻まれた」
ア「……ですわね。まあミニコーナー自体久々な雰囲気ですわ」
サ「二人共なんか辛気くさいよ? ほら、張り切ってこー!」
ア「貴女は主人公だからよろしくてよ。サキも同様に出番も豊富。わたくしばかりが……はぁ」
キ「まあ、うん。解らなくはない」
サ「でもアキラ出番いっぱいあるじゃん?」
キ「いや、サク……あのな」
ア「みなまで言わないで下さいまし。わたくしの会話文が主にカットされている事等、今に始まった事ではありませんの……」
サ「……ああ、うん。そだね」
キ「……うん」
・お詫びコーナー
サ「先ずはお詫びコーナーだって」
ア「今回の話然り、前回までの様々な事案についてですわね」
キ「具体的にはなんだ?」
ア「更新ペースの低下、告知なしの番外編、その他もろもろえとせとらですわ」
サ「特に更新ペースだね」
キ「別に飽きた訳じゃねえんだろ?」
サ「うん。むしろ、ここに来て初めて『ぷろっと』を組んだって言ってる」
ア「あとは『もんはんくろすに備えたりはびりしてました』とか言ってますが……」
キ「……ダメだろそれ」
ア「なんでも『はんたーらんくが五回目のぞろ目を過ぎたくらいのふんたー』だからリハビリがいるそうよ」
キ「……ああ、うん」
サ「まあでも、プロット完成したんだってさ!」
キ「だな。ちゃんと時系列守って書けるように、二部のプロットは完成したそうだ」
ア「あくまでも二部のプロットだけですのね」
キ「あと各自の手持ち」
ア「……なるほど」
サ「ここでお詫びとして、告知だって」
キ「ん?」
ア「告知、ですの?」
サ「うん。なんでも二部の仮タイトル『失われた母』の母は、お母さんでもアカネさんでも、サキのお母さんでも無いんだって」
※後に二部のタイトル変更をしたのですが、一応残しておきます。
キ「じゃあ誰だよ……」
ア「後付けでは無いらしいですが……」
サ「まあ、私達の敵が関わるって言ってるよ」
キ「……なるほど」
ア「ていうか敵って私達視点だとさほど明らかになっていないような……」
キ「ともあれ解説コーナーだな」
・解説コーナー
サ「今回は二部の第六話も含めて解説だって」
ア「……多くて嫌になりますわね」
キ「てかぶっちゃけ解説と言うか、流れの確認だよな」
ア「今回はむしろ、第七話の最後まで『コトネさんの一〇年ブランク』、『急ぐ理由』なんかを棚上げにして書いてましたからね」
サ「入れるところがなかったって言ってるよ」
キ「……まあ描写が説明よりになって、あまりにくどくて、脱線ばっかりしちまうから、入れる隙間無かったんだよな」
ア「まさしく、ですわね」
サ「てか六話でシルバーさんが確認にするって言ってた『ワカバタウン襲撃実行犯の洗脳の有無』は?」
キ「……入れるスペース無かったって」
ア「……わーお」
サ「……あはは」
ア「ていうか、第六話つっこみ多すぎですの」
キ「フジシロのゴルーグ空を飛ぶとか、どこから発進したんだよ! って思った」
ア「イメージ的にはわたくしの家のバトルフィールドらしいですが、ネタを優先したそうですわ」
サ「フジシロさんのゴルーグはもう、ね……」
キ「んで俺の増強。ヒトカゲだな」
サ「可愛いよねヒトカゲ!」
ア「あっさりとした出会いでしたの。御名前はつけましたの?」
キ「……いや、はなっから俺が育てた訳じゃないからな。名前はそのままでいくよ」
ア「そうですの」
サ「んで、次。お母さんの葛藤。ここで本来なら一〇年の葛藤を入れようとしたんだけど……」
ア「まあ心情描写が先立って、ペースを優先したらしいですわ」
キ「普通一〇年もすっ飛ばしたら鬱になると思うぞ俺……」
ア「そうなさらないのが、コトネさんと言う人物像なのですわ」
サ「お母さん、ほら、適当だし……」
キ「……うん」
ア「まあでもサクラのクソババアネタはここでも遺憾無く発揮されて……」
サ「だぁーってぇ、話重たいんだもーん」
ア「まあわたくしもお母様にディスられてましたが……」
キ「……ぷふっ」
ア「」
サ「サキの含み笑いとかレアだね!」
キ「……だって、気持ち悪いって……ははは!」
ア「サキちょっと表出ろゴラァ!!」
キ「――ちょ」
サ「……いってらっしゃーい」
――しばらくお待ちください――
サ「おかえり」
ア「ただいまですの」
キ「た、ただいま……」
サ「うわーお」
ア「ウィルにあまがみさせましたの」
サ「あまがみって言うけどサキずったずたなんですが」
ア「あまがみですの」
キ「痛かった、うん……」
サ「よしよし、怖かったねー」
ア「はい、まだ一ページしか解説してないのですの。さっさと進めますわよ?」
サ「はーい」
キ「……はいよ」
サ「とは言え、私vsお母さんは解説いらないよね」
ア「まあ、ポケモンの性格とコトネさんの挑発によってサクラが自滅しただけの話ですものね」
サ「もっと激しい試合書きたかったらしいけど、これが一番私にとって壁を感じさせたね」
キ「……まあ俺も同じ事を親父にされたらへこむわ」
ア「わたくしもその点については同じく。まあ、普通は出来ない芸当ですが」
サ「ところでお母さんの目利きってのは?」
ア「俗に言う『ジャッジ』と、『思い出系のトレーナー』を足した感じですわね」
キ「……チートクラスだろ」
ア「まあでも、それらはトレーナーにとって必然的に備わる力ですわ。ただ、コトネさんは天真爛漫な分、より一層人より敏感肌なのですわよ」
サ「まあ、そんな才能でも無ければこの一〇年取り戻すのに丸々一話持ってかないといけないもんね」
ア「……まさしく。ご都合主義万歳ですわ」
サ「ちなみに、この次、お風呂シーンで私の才能も開花したよ」
ア「それは少しお待ちなさいな。先に……」
サ「開花したんだよ?」
ア「だからすこ……」
キ「良いから、スルーしろって、な?」
ア「……貧乳」
サ「うがぁぁぁあああああ!!」
キ「スルーしてやれよ……」
ア「……まあさておき、サクラの言う通りここのお風呂でのシーンで、サクラの才能がひとつ開花しましたの。話飛びますが、サクラvsフジシロにて、その才能が発揮されはじめていますわ」
サ「……ぶー」
キ「サクラむくれちまったぞ」
ア「……はあ。まあお約束でしょうに」
サ「ナイチチでもいーもーん。サキはそんな事無いって言ってくれたもーん」
ア「まあ」
キ「ナンノハナシダ?」
サ「え、ほらお風呂で――」
キ「ユメダ。アレハユメダ。アレハユメダ」
ア「……まあ、そっとしといてあげましょう」
サ「……うん」
ア「立派だったらしいですけ――」
キ「うわぁぁぁあああああ!!」
サ「」
ア「……ふふっ」
サ「……アキラ、そう言えば番外編の犯人ってまだ私制裁してないんだよね」
ア「」
サ「……ちょーっと、お話しようか?」
ア「ちょ、サキ、お助け……ああ、放心している!? 嘘、ちょ、サク――」
――しばらくお待ちください――
ア「……神などいない」
サ「すっきりしたー」
キ「……おかえり」
ア「全部、PSSで録画された……ああ……もうわたくしに人権など……ああ……」
キ「……なあ、サクラ」
サ「うん?」
キ「……いや、なんでもな――」
サ「えっと。脱がして、縛って、叩いて、よがらせて、録画したの」
キ「」
サ「……冗談だよ?」
ア「縄……ふふふ……鞭……ああ……」
キ「」
サ「さ、気を取り直して次第七話!」
キ「……まあ、うん。カンザキの話だな」
ア「……ハッ。わたくしは何を!?」
サ「おかえり、アキラ。さっきは楽しかったね」
ア「さっき? わたくしは先程……あ、ああああ……。い、いいえ、何もありませんでした。何もありませんでしたわ。ええ、何も……」
――ピッ。
ア『ちょ、サクラ……イタッ。お願いで……はうん! も、もうあやまりますか……あうっ。も、もうゆるし――』
ア「いやぁぁああああ!」
キ「……おーい、解説しろよお前ら」
サ「はーい」
ア「……わかりましたの」
サ「えっと、とりあえずホウオウ対策だね」
ア「神通力を忘れていたのは一生の不覚ですの」
※後日加筆修正しました。
キ「まあしゃあねえから、そう言うことにしとこう」
サ「……だね」
ア「触らぬ神になんとやらですわ」
サ「強いて言うなれば、対策はたったしオーケイ」
キ「結果オーライだな」
ア「ですの」
サ「んで、サキvsフジシロさん」
キ「いや、マジでフジシロ怖かった」
ア「まあずっと伏線は張ってましたし」
サ「んね。自業自得とも言えるけど、フジシロさんの不幸っぷりったら可哀想なレベルだよ」
ア「自業自得と言える事さえ、不幸なその証でしてよ」
キ「巻き込まれた俺らはたまったもんじゃねえけどな」
サ「まあここでメタコーナーも兼ねて解説」
ア「パンプジン、オーダイル、ムウマージですわね」
キ「オーダイルはなんも特出する事ねえけど、やっと俺の手持ちに最終進化系が来たな」
サ「私はリンちゃん以外全部進化系だしね」
ア「わたくしも」
キ「……酷い話だ」
サ「さて、パンプジン。原作でも有名な物理受けだね。特にフジシロさんのは特大サイズだから、その気質が強く書けてれば嬉しいな」
キ「ああ。一応考えた結果、オノンドは竜の怒りを使ってるし、最後シャノンが仕留めたのが冷凍パンチとは言え、オーダイルのそれは普通に受けきられたしな」
ア「まあサキの手持ちに特殊アタッカーが居ないのである程度仕方ないですわ」
サ「パンプジン自体、HPはそこまで高くないっていうのをついた戦闘を意識した感じだね」
ア「さて次はvsサクラ」
サ「まあ私に関しては、私の才能が開花した伏線がメインだね」
キ「前々から示唆はしてたけどな」
ア「……まあここまで言っておきながら、作中での言及までは敢えて伏せさせて頂きますの」
サ「うんうん。強いて言えば、『私にしか描写されてない事』だね」
キ「だな。その点は凄く気を遣ってきてる」
サ「まあ多分、それほど遠くない場面で言及されるよ」
キ「……だな」
サ「さて、ムウマージ」
ア「劣化ゲンガーの火力と、ゲンガーとは差別化出来る程に優秀な補助技が有名ですわね」
キ「マジカルフレイムで特殊受けとか、電磁波と鬼火の使い分け……とかか?」
サ「うんうん。進化前のムウマもだけど、痛み分けとマジックコートがあるから、輝石持ってサマヨールみたいな事も出来るって」
キ「器用貧乏ではなく?」
サ「普通に強いから困るんだよ。シナジーがある祟り目は輝石ムウマでもある程度火力出るし、鬼火と電磁波があるとはいえ、マジックコートがあるから輝石持ちを詰ませる挑発も入れづらい」
ア「まあ強いて言うなれば、叩き落とすぐらいがメジャーな対処法ですわね。あとは回復技が痛み分けになるのも」
キ「……へえ。中々強いのか」
サ「ムウマージ自体は普通に中堅、先発ポジションでなんでもそつなくこなせるからね。ただ、火力が出るのは限定的だから、玄人好みにはなる。単純な性能で言えばゲンガーの方が上手だから」
キ「やぱゲンガーはつええよな」
サ「環境のトップ一〇にちらほら見えるからね。メガゲンガー」
ア「さて、では問題のマジカルフレイムですが……」
サ「ああ、あれは単純に『かすっただけ』だからだよ。この小説全般言える事なんだけど、ある程度避ければ追加効果もある程度かわせる。原作で言うところの『乱数』みたいなもの」
ア「能力のアップダウンが段階で決められた原作とは違う訳ですわね」
サ「そりゃそうでしょ。但し、言い換えればルーちゃんの心持ち次第で『蝶の舞』による集中度合いも変わってくるってことになる」
キ「まあ、当然っちゃ当然だ。少しご都合主義が垣間見えるけど」
サ「とは言え、そんな事言ったら麻痺で戦闘不能とか原作にはあり得ないしね」
キ「もっともだな」
ア「ええ。メガ進化のリスクもその内ですわね」
サ「そそ」
ア「さて、最後に色々回収したコトネさんのターンですが……」
サ「内約は書いた通りだね。難しい話だけど、お母さんが暴挙をふるった一〇年。その間で失われた信頼や手持ちポケモンがどうあるのかって事は、今まで敢えて入れるスペース無かったし言及してこなかったけど……」
キ「……だな。普通に考えればメガニウムからすれば酷い話だ」
ア「一応和解はしてますのよね?」
サ「私の手持ちポケモンがお母さんの身の上を理解している描写でその代わりにしてほしいなと」
ア「ただ、言ってる通り『バトル』にはまだ不安が残る……と」
サ「そゆこと」
キ「難儀な話だよな」
サ「でもここをスルーしちゃうと、作者の書きたいものじゃなくなるんだって」
キ「……だな」
ア「……ええ」
サ「じゃ、そゆことで話のオチつけようか」
ア「……一〇話ごとの私達のミニコーナーももう終わりですか」
キ「……まあ、バカしまくったしいいんじゃね」
サ「そうだよ! ほら――」
ア『ああん! もうほんとやめ……はうっ』
ア「ちょ、やめ――」
キ「……はは」
サ「ていうかサキ、アキラの卑猥な声だと別に照れてないよね?」
ア『……お願いですのサク……あふんっ。も、もう許してくださ……はぁん』
ア「」
キ「……うん。まあなんか、気にならねえわ」
サ「なんでだろ」
キ「……俺が好きなのは、その……」
サ「……サキ」
ア「いや、いい話ぶろうとしてるけど、これわたくしの丸損ですわよね?」
サ「アキラドエスって書いてあるからドエムにしたくて……」
キ(……サクが一番ドエスだと思うけどな)
R18ではありません。ありませんとも。
何故ならGLではないから! ラブではないから! 単なる制裁なのでry