今回は是非読んでいただきたく……。
登場人物
レオン←愛のある弄られ役。無類の雌好きの疑いがある。一応リーダー。
ルーシー←愛の無い弄り役。レオンにベタ惚れだが極度のツンデレ。皆のまとめ役。
ホウオウ←えっ、なんでお前いんの！？
頭文字にて割愛。
レ「やっべぇぇえええ」
ル「レオちゃん落ち着きましょ」
レ「これが、落ち着いて、いられるか」
ル「私にちゅーしたから？」
レ「ああああああ！！！」
ル「まあ気にしなくて良いわよ。事故だし」
レ「いや、でも……」
ル「事故だし」
レ「……あ、はい」
ホ「貴様ら」
レ「！？」
ル「！？」
ホ「ここがみにこぅなぁとやらの場所であるか？」
レ「な、なんでお前こんなとこに――」
ル「あ、貴方この物語のラスボスでしょ！？」
ホ「そう構えるな」
レ「そんな訳に――」
ル「レオちゃん。待った」
レ「ぐえっ。尻尾引っ張るのはダメっ」
ル「とりあえず聞くだけ聞くのよ。いい？」
レ「解った、解ったから離して」
ル「はい。どうぞ」
ホ「……とりあえず語らせて貰うぞ」
レ「う、うん」
ル「どーぞ」
ホ「今回は我、ホウオウの話が主軸にあるわけだが、大変な事実とやらを作者が知った」
レ「？」
ル「あー……解った」
ホ「我、テレポート使えなくね？」
レ「……へ？」
ル「ええ、使えないわね」
レ「え、ちょ、おま」
ホ「我、催眠術使えなくね？」
レ「作者ぁぁあああ！！！」
ル「まあまあ。解説……もとい弁明を預かってるわ」
レ「べ、弁明？」
作者『この度は大変な失態をおかしてしまいました。ホウオウがテレポートを使えない事を今知りました。ぶっちゃけ子供の頃見た攻略サイトで、技の思い出しも無い時代に（へぇ、ホウオウってレベル一でテレポート使えるんだ）って抱いた記憶が原因です』
ル「でも調べたところレベル一でテレポートを覚える事実は無いようね」
作者『盛大な勘違いだったようです。まことに失礼しました。因みに操るのは催眠術ではありませんのでこれについては、ホウオウのプレッシャーや神通力から成り立つご都合主義でご理解下さい』
ル「ですって」
レ「……Ｏｈ」
ホ「なんと言う事だ……」
レ「でもお前テレポート使えるんだよね？」
ホ「ああ、」
ホ「ほれ見ろ」
レ「うん。使えてる」
ホ「一応操っているのは神通力として……しかしテレポートまでも神通力のそれで誤魔化せるものか？」
ル「まああれよ。てかげんを覚えたセレビィとか、そう言う特殊ケースだと思いましょ」
レ「い、いや……でもこれは……」
ル「ぶっちゃけ、ホウオウがテレポート使えないと物語が瓦解するわよ。第三話から書き直しよ？」
レ「……Ｏｈ」
ホ「それは惨い……」
ル「まあでも、空を飛ぶでも良かったんだけどね……。ははは」
レ「ルー解説放棄しないで！？」
ホ「し、しかし何故違えたのだ……。テレポート等覚えなくて普通であろう」
レ「いやまあ、あの時代……」
ル「ええ、あの時代……」
ホ「……ああ」
ル「自然公園バグで好きなポケモンを好きな技構成で色違いに出来たもの」
レ「ぶっちゃけ、テレポート覚えたホウオウ自体。作者友達から貰ってたもんね」
ル「ええ、今は連絡もとってない友人だけど、今更ながらにバグ産だったことを理解したらしいわ」
レ「まあ、うん……ともあれ」
レ・ル・ホ・作者
「すみませんでした……」
ホ「とりあえず我の用事はすんだが、このままゲストをやれとの事だ」
レ「んじゃ宜しく」
ル「まあ本編無関係だからここで倒しても意味無いしね」
ホ「ふっ。貴様らごとき脆弱なポケモンに……あ、痛い！ やめろ貴さ、痛い！ 石投げるのやめっ」
レ「ロクブラあるし、素早さ抜いてんだよ？ 僕」
ル「……まあ、うん。原作ならおそらく鉢巻きとか珠なら倒せそうよね」
レ「ロクブラのこの汎用性の高さ」
ホ「……まあ解説を進めようではないか」
レ「とりあえず今回の話、予想はあたってんの？」
ホ「当たらずと遠からず。八〇％の正解だ」
ル「人の心情が絡む所はどうしてもね……」
レ「サキの予想は？」
ホ「エンジュでの事、我らの所在等についてもほぼほぼ当たっている。本来ならば一人で鈴の塔に向かったサクラをコトネが仕留め、もしもポケモンセンターに残っていた場合は我が主が寄り来る観衆どもを殺しながら相対していただろう」
ル「これについてはサキが優秀すぎたわね」
ホ「シロガネ山も二部の初めで描写した次第だと言う。しかし、ここで一つ気付いて欲しい」
レ「へ？」
ル「…………」
ホ「我が主のうち、老人の方の動作、そして老人が何故今回エンジュに現れなかったか、また、何故一週間放置していよいよ末日になってから襲いにかかったか……」
レ「へ、どういう事？」
ル「……少なくとも、近々語られるわよ」
ホ「うむ。その予定である」
ル「キーワードはククリってね」
ホ「まさしく」
レ「え、ルー解ってんの！？」
ル「ええ。勿論」
レ「ぐぬぬぬぬ……」
ル「はいはい、無い頭捻らないの」
レ「酷い……」
ホ「時に貴様ら」
レ「へ？」
ル「なにかしら」
ホ「我が宿敵の姿が見えないが……」
レ「ああ、あいつなら今マスターボールの中で厳重封印されてる」
ホ「なに！？」
ル「類を見ない変態だったから外に出すと幼い幼女（ロロ）に色々体液を散らして襲いかかるのよ」
ホ「……まさか、あやつ」
ル「ロリコンよ」
レ「ロリコンだよ」
ホ「ぬぉぉおおお！？」
ル（超ショック受けてるわね）
レ（まあ、うん。そりゃあね……）
ホ「よし、貴様ら伝えておけ」
レ「はいな」
ル「どーぞ」
ホ「性根叩き直してやるから最終盤を楽しみにしていろ。とな」
レ「どうぞ、宜しく」
ル「もう還付なきまでにやって下さい」
その頃
ルギア「ロロー！ ロロー！！」
ロロ「煩くて眠れないよぉ……。ルー様助けてぇー！！」
ル「その美しいおみ足（尾）をどうか、どうかーっ」
ロ「……尻尾に触ったら本気で怒るよ？」