登場人物
サクラ←本編主人公。愛のある弄られ役。弄る時に愛はない。
コトネ←サクラの母。愛のある弄り役。頭のネジが外れている。
頭文字にて割愛。
コ「おっすサクラ!」
サ「……うん。どうもお母さん」
コ「その顔は本編でまだ再会したばっかりなのにって戸惑っているな!?」
サ「そりゃあそうでしょ。はぁ……」
コ「まあ今回解説にあたっては私らが一番適任だからしゃあねえのさー」
サ「まあ、そだよね……」
コ「今回はちと長いぜ!?」
サ「二話分だよね。それになんかすんごくややこしい話だった……」
コ「ややこしい話と思ってくれたら成功さ。今回はサクラが一番訳が分かってないんだから、同じポジショニングをとってほしいんだよ」
サ「……まあ本編の私、記憶とんでるもんね」
コ「私は大体何したかにしたって聞いたし、浦島太郎になってるぐらいなんだけどね」
サ「いや、それ相当だと思うんですけど」
コ「ハッハッハ。細かい事気にしてたらやってけねーのさ!」
サ「……ほんと適当」
コ「まあそれじゃメタ話と解説まぜこぜに進めていくか」
サ「……混ぜちゃうんだ。ははは」
・解説メタコーナー
コ「さて先ずはおいかけっこ」
サ「……親にイチャラブ見られるとかなにこれ拷問ですか」
コ「まあ真面目に解説していこう」
サ「はーい」
コ「この話は如何にイチャラブなバカップル騒動から、突然的に日常が崩壊するかの話の布石」
サ「私が一人になるのが先ずの目的だよね」
コ「そそ。因みに作者は関西出身ながら舞妓と芸者の違いがわかってねえの。まあ関西とかいいつつアサギシティって言っとくか」
サ「一人になることに解説」
コ「PSSの通知が、まさしく引き金なんだよね。そこでサクラは意識を操られた」
サ「意識を操るって言うと語弊がない?」
コ「んだね。どっちかと言うと、『鈴の塔に一人で行くための動作』をするように命じられたって感じ」
サ「ああそれ。それそれ。そんな感じ」
コ「だってサクラのイチャラブっぷりなら例え脅されても一にサキ、二にサキ、三にサキだもんね」
サ「……やめて恥ずかしいから」
コ「まあそんなわけでボッチになりましたと」
サ「う、うん」
コ「サクラ?」
サ「はい?」
コ「妄想はほどほどにね?」
サ「……はい」
コ「で、妄想を操る形で切り替えたサクラに対して、今度はサキパートね」
サ「私の彼氏超かっけーんすけど」
コ「まあ半分くらいこじつけだけどね」
サ「かっけーからいい」
コ「サキのあの思考力については、敢えて描写はしなかったけど、サキのお母さんが死んだ事件の時からそう言う緊急時にパッと動ける心が備わってるってこと」
サ「……うん。まあサキのお母さんがどうして死んだかは本編にあまり深く関わらないらしいけどね」
コ「シルバーとサキの生い立ちには深く関わるけどね」
サ「どんな人だったの?」
コ「私も記憶無くす前に少し会っただけだけど、お嬢様だよ。ぶっちゃけ初めはイブキにしようかと思ったらしいけど、そしたらサキが変な服着せらるなと思ってやめたわ」
サ「へ、変な服って……」
コ「怪人マント野郎のワタルの妹弟子的なイブキだから服のセンスは悪いわよ。ほら、原作でもシルバーが『そんなおかしな格好したやつと一緒に戦えるかよ!』って言ってるもの」
サ「……文字だとわかんないけど、お母さん笑いすぎだよ」
コ「いや、あん時すんげえおもしろかったんだもん」
サ「まあそれはおいといて次いこう」
コ「次はサクラが鈴の塔に行く描写ね」
サ「あんなのトラウマでしょ」
コ「ゲロ吐きヒロイン」
サ「やめろ。クソババア」
コ「あん? あんたなんつったコラ」
サ「クソババア」
コ「私まだにじゅ……あ……」
サ「三八だね、クソババア」
コ「全国のアラフォーのお姉さん方に謝れゴラァ!」
サ「吐いた事あるヒロインに謝れゴラァ!」
コ「ごめんなさい」
サ「ごめんなさい」
サ「さて、仕切り直して」
コ「まあここの描写は『一人』で来る為の描写ね」
サ「ルギア持ったまんまっすけど」
コ「だからほら、ルギアを意識していないのが伏線なんだって。『一人』でしょ?」
サ「ああ……わかりづら」
コ「つまりルギアを逃がす算段をしてない時点でバグってるのよこの時」
サ「バグってるとは心外な」
コ「まあそんなわけで……おいコラてめえ」
サ「ん?」
コ「誰がクソババアだ。クソババアって言い過ぎだろ」
サ「別に間違ってないからいいでしょ?」
コ「……泣こう」
サ「まあそん次サキパートとルギアパート」
コ「サキパートについては普通に追いかけてきただけ。ちょっとこの辺で描写する集中力が欠損して、勢いで進めてしまって申し訳ないってさ」
サ「ね。その前のページとじゃえらい違い」
コ「んでルギアパート」
サ「はい。ここで気付いて欲しい!」
コ「うん?」
サ「ルギアは『コロス』なんて言いません。『滅する』です!」
コ「そそ。それがルギア自身に気付かせた第三の言葉」
サ「本人の言うとおり我のルギアは記憶のルギア。私のルギアは私と接するルギア。二つの意識が混在して……ってのは見せかけだけどね」
コ「それは伏線。二つの意識ってのはこの先、終盤まで明かさない伏線だから、そのつもりで」
サ「以前お母さんがミニコーナーでいったよね?」
コ「そう。最新話のホウオウ然り」
サ「この物語に登場する伝説級ポケモンは全て同一個体です。ルギアの意識も同一個体です」
コ「ねー」
サ「ねー」
コ「はい。次」
サ「ねえお母さんお母さん」
コ「次!」
サ「ねーってあざとい」
コ「次ぃ!!」
サ「まあ、うん。私のターン」
コ「人類ポカーン計画」
サ「まさかのシリアス展開中の、ネタ展開!」
コ「ぐふっとか言っちゃって!」
サ「リンちゃん重かったよ……」
コ「あいだだだだだ!」
サ「ヘッドロック極ってたよアキラ……」
コ「ルギア叱責しまくるっていうね」
サ「私ならどうするかって悩んだ挙げ句ネタにはしるっていうね……つまり私はネタなのか」
コ「今さら? 私の娘だぞ?」
サ「そういえばマリルを雑巾と……」
コ「まあ、次いこう」
サ「はーい」
コ「私のターン」
サ「お母さん気持ち悪い」
コ「狂ってるよね」
サ「笑いすぎ怖い」
コ「コトネの笑顔がアニポケでも悪い顔だったから転用してみたって」
サ「……もうヤバいよあれ。絶対ヤバい」
コ「てかアニポケのコトネって三年後ちょいなはずなのにサトシ一〇歳のまm」
サ「はいはいすとーっぷすとーっぷ」
コ「まあそんなわけでスイクン無双」
サ「とりあえずウィルちゃんの伏線回収だよね」
コ「ほんとはもっと先まで置いときたかったんだけどねー」
サ「メガシンカフラグはちゃんと立ててたしね」
コ「因みに描写出来なかったけど、アキラのメガストーンはイヤリングだよ。クチートのキーストーンは初登場の時に描写したやつね」
サ「一応メガシンカは強すぎるから、後述したとおり酷く衰弱するって言うリスクを盛り込みました」
コ「んだんだ。まあ私のスイクンのレベルは九五以上と想定してるしね」
サ「ウィルちゃんぼっこぼこ……てかうちの子勇ましすぎ!」
コ「レオンの特攻ね」
サ「まあ実にならなかったけど、レオンとルーちゃんがいなかったら私殺されてたね」
コ「間違い無く」
サ「さてその次お母さんのターン」
コ「入れるか迷ったんだけど、入れなきゃわからないっしょ」
サ「まあ私が操られるってのはお母さんのそれの示唆だったんだけど、やっぱわかりづらいよね」
コ「まあ操られてなくてあんな感じだったら私ヤバいよね」
サ「ヤバいヤバい」
コ「次いでその流れが時間ぶっ飛ばす件について」
サ「……それについてはすごく悩んだんだけど、場面展開が多すぎたから、やむを得なかったんだって」
コ「まあ次、シルバー」
サ「シルバーさんのシーンはシルバーどこにいんのって意見に対してと、シルバー伝説持ってねえじゃんってのと、シルバーの残り二匹なんだよって事に対する回答だよね」
コ「そそ。あのミュウツーはシルバーが一応引き取ってはいるポケモンよ」
サ「まあ本人が否定している理由はそのうち……」
コ「はいまあそんなわけで破壊光線」
サ「ジュワッといけば良かったのに……」
コ「……ねえサクラ?」
サ「うん?」
コ「私の事嫌いなの?」
サ「うん。とっても!」
コ「……Oh」
サ「はい次」
コ「説明パート」
サ「うん。説明パートね」
コ「私との対面があっさりしてる件について」
サ「だからほら、私お母さんの事嫌いなの」
コ「何故に!?」
サ「だぁーってほらぁ!」
コ「!?」
サ「お母さんヤリステポイしすぎ! ナルシストすぎ! 色々おかしすぎ!!」
コ「Oh……」
サ「んじゃ私サキとこれからデートだから!」
コ「ま、待って!」
サ「あん!?」
コ「サキくんの幼少期の写真をシルバーからもらってあげよう」
サ「!?」
コ「だから、ほらぁ! ね?」
サ「お母さん大好き」
コ「イェア!!」
サ「オカアサンダイスキ」
コ「イェア!! イェア!!」
サ(まあ、いつでも貰えるだろうけど……。うん、可哀想っていうかぶっちゃけ哀れだし、めっちゃ喜んでるし、いっか)
サ(にしても)
サ(我ながら母に似ているんだなぁ、私)