火竜に憑依転生した!?   作:△△さん

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お久しぶりです‼

投稿が遅れてしまって申し訳ないです。

今回からはガルナ編です。




S級クエスト

俺は嵐炎竜の副作用が消えて、今はギルドの二階にいる。

 

そこで今、俺はある一人の男と話をしている。

 

「ナツ、お前相変わらずハデにやってやがるな。」

 

その男というのは雷の滅竜魔導士であるラクサスだ。

 

「そうか?俺はギルドの敵を潰してるだけだ。」

 

俺が肉にかぶりつきながらそう言うと、ラクサスは笑いながらこう言った。

 

「はっはっはっはっは‼そうだな、家族の敵は潰しておかねぇとな‼」

 

ラクサスはそう言いながら凶悪な笑みを浮かべ、俺はその笑みを見てこう言った。

 

「今のお前の顔を子供が見たら泣くぞ。」

 

俺の言葉に対して、ラクサスはこう言って来る。

 

「うるせぇよ、お前だって俺の事を言えなかったぞ。」

 

そう言って来るラクサスに対して、俺はこう言った。

 

「だろうな、この顔の傷が原因で。」

 

俺には皮肉が効かなかった。

 

「チッ。ナツ、お前たまにはS級クエスト受けろよ。」

 

そう言って来るラクサスに対して、俺はこう言った。

 

「そうだな、久々に受けるか。」

 

俺はそう言いながらS級の掲示板に目を向ける。

 

100Mの巨大恐竜100体の討伐 900万J

 

呪われた島・ガルナ 700万J

 

呪いの魔法解呪 850万J

 

俺は原作の事を思い出し、この中から呪われた島・ガルナを選んだ。

 

すると、ラクサスが俺にこう言って来る。

 

「珍しいじゃねぇか、ナツ。お前が討伐系クエストを選ばねぇなんてよ。」

 

そう言って来るラクサスに対して、俺はこう言った。

 

「うるせぇよ、俺の勝手だろうが。」

 

俺はそう言いながら二階から飛び降りると、急に途轍もない眠気が襲ってきた。

 

それはギルド全体になっていて、これをしでかすのはあいつしかいねぇ。

 

「久しぶりだな、ミストガン。」

 

妖精の尻尾最強候補・ミストガン。

 

「あぁ、そうだな。やはりお前には効かないな、ナツ。」

 

そう言って来るミストガンに対して、俺はこう言った。

 

「速くこの眠りの魔法を解け。」

 

俺がそう言うと、ミストガンはクエストボードに行くと、依頼書を一枚を取ってじっちゃんに見せてから出ていく。

 

「またな、ナツ。」

 

「あぁ、またなミストガン。」

 

俺とミストガンはそう会話を終えると、眠りの魔法が解ける。

 

「この感じ、ミストガンか…。」

 

「ったく、相変わらず強力な眠りの魔法だぜ。」

 

周りのメンバーが目を覚ましていく中で、ルーシィが目をこすりながらこう言った。

 

「ミストガン?」

 

それをに反応したのがグレイ。

 

「妖精の尻尾最強候補の一人だ、仕事を取る時はいつもこうやって全員を眠らせるんだ。だから、爺さんしか知らねぇんだ。」

 

それに対して、ルーシィはこう言った。

 

「何それ、怪しすぎ!?」

 

すると、二階にいたラクサスがこう言った。

 

「いんや、俺とナツも知ってるぜ。ミストガンはシャイなんだ、そういってやるなよ。」

 

ラクサスの言葉に全員が反応を示す。

 

「ラクサス、いたのか。」

 

「珍しいな。」

 

そんな中、ルーシィにグレイがこう言っていた。

 

「もう一人の最強候補でナツと互角に戦える一人だよ。」

 

それを聞いたルーシィは驚く、それは残っている最強候補の一人に会ったからだ。

 

「ラクサス、お前は仕事に行かなくていいのかよ?」

 

俺がそう言うと、ラクサスはこう言ってくる。

 

「あぁ、俺はしばらくはギルドにいるつもりだ。」

 

ラクサスの言葉を聞いて、俺はこう言った。

 

「そうか。」

 

そう言った後、俺はギルドを後にした。

 

 

 

 

 

 

ハルジオンの港

 

俺が港に着くと、そこにはルーシィとグレイとハッピーがいた。

 

「お前らも行きたいのか?」

 

俺がそう言うと、グレイがこう言ってきた。

 

「あぁ、俺もいずれはS級になるからな。その下準備にと思ってな。」

 

グレイの言葉を皮切りに、ルーシィとハッピーもこう言って来る。

 

「私もS級クエストがどんなのか気になって…。」

 

「オイラはナツの支援に来たんだ。」

 

各々の言葉を聞いて、俺はこう言った。

 

「じゃあ、何があっても自分で何とかしろよ。どんな仕事にも危険がつきものだかんな。」

 

その言葉の後、俺達はガルナ島にへと向かったのだった。

 

とは言っても、ガルナ島に船を出してくれる訳が無く、八方塞がりとなっていた所に丁度良い所に海賊船がやって来たので、それを制圧して海賊船の船員たちに船をガルナ島まで移動させた。

 

ちなみに俺は乗り物に酔いたくないため、モード嵐炎竜となって空を飛んでいる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

船内SIDE

 

「あれが妖精の尻尾の最強の魔導士の力か…。」

 

ルーシィがそう言っていると、ハッピーが魚を食べながらこう言って来る。

 

「ルーシィも頑張ったらS級になれるかもよ?」

 

その言葉に対して、ルーシィはこう言った。

 

「無理かも…。」

 

そう話していると、グレイがこう言ってくる。

 

「まぁ、あいつらを超えるのは骨が砕けそうだな。」

 

「そうだね。」

 

「あい‼」

 

ナツを含めたS級魔導士の事を考えながらそう言ったグレイの言葉に、ルーシィとハッピーが同意をする。

 

すると、ハッピーがこう言って来る。

 

「島が見えてきたよ!!」

 

そう言われた俺たちはその島を見た。

 

異様な雰囲気を醸し出す島にルーシィは息をのむ。

 

 

 

俺は島を視界に捉えながらこう言った。

 

「さぁて、仕事をするか。」




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