火竜に憑依転生した!?   作:△△さん

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仕事に行く。

俺は昨日のエルフマンとの決闘の疲れは癒えており、ギルドにハッピーと一緒に行く。

 

その途中、ルーシィに会った。

 

「あっ、おはようナツ、ハッピー。」

 

「おはようルーシィ。」

 

「おはようルーシィ。」

 

俺達は互いに朝の挨拶を済ませながらギルドに向かう。

 

俺はギルドに着くと、クエストボードを見に行く。

 

だが、俺の目的としているクエストの依頼が無かったために二階に上がる。

 

 

 

 

 

ルーシィSIDE

 

私は前々から疑問に持っていた事をハッピーに聞いてみた。

 

「ねぇ、ハッピー。」

 

「何、ルーシィ?」

 

「ナツってギルドに来るとクエストボードを見て依頼を受ける時と受けない時があるけど何でなの?」

 

その疑問を話すと、ハッピーはこう言った。

 

「ナツはね基本一人で仕事に行くことが多いんだ。まぁ、実力があるしね。それに受けるときはいつも討伐系で受けない時は討伐系が無い時だよ。」

 

ハッピーからその事を聞いて私はこう言った。

 

「討伐系を一人でこなすんだ、流石S級。でも、討伐系だけって選り好みしすぎじゃないかしら?」

 

これを聞いたハッピーがこう言って来る。

 

「うん。でも、ナツの実力は本物だからね。」

 

ハッピーの言葉に、私はナツへの信頼という強いものを感じた。

 

すると、ハッピーがこうも言って来る。

 

「ナツは頼めば一緒に仕事に行ってくれるよ。」

 

ハッピーの言葉を聞いた私はある仕事の依頼書を持ってナツのいる二階に声をかける。

 

「ナツー、一緒に仕事行こう!」

 

私がそう言うと、ナツは二階から飛び降りてくる。

 

「何の仕事?」

 

ナツが眠そうな顔をしながら聞いてくる。

 

「あのね、このエバルー屋敷から一冊の本を奪って来るっていう仕事なんだけど・・・、ダメかな?」

 

私がそう言うと、ナツはギルドの入り口に向かいながらこう言って来る。

 

「じゃあ、マグノリアの入り口が集合場所でいいか?」

 

「うん、準備してくるね。」

 

ナツがギルドから出ていくと、ギルドで知り合ったレビィちゃんが話しかけてくる。

 

「ルーちゃん、大丈夫だった!?」

 

「えぇっ、何が!?」

 

レビィちゃんの発言に、私は驚いてしまう。

 

「あのね、ルーちゃんは入ったばかりで知らないと思うから教えてあげる。ナツはね自分の睡眠を邪魔する人は絶対に許さないの。前にグレイが間違って寝てるナツの顔にかき氷を溢しちゃったの。それで寝てるのを邪魔されたナツは思いっきりグレイの事殴っちゃって、ギルドの後ろにある湖まで飛ばしちゃったことがあるの。」

 

私はレビィちゃんの言葉を聞いて血の気が引いた。

 

「そ、そんなに機嫌悪いの、寝起きのナツって・・・。」

 

私がそう言うと、ハッピーとリサーナがこう言って来る。

 

「あい。」ガタガタ

 

「そうだね。」ブルブル

 

二人の身に何が起こったのか気になるが、二人の様子からして聞いてしまったら後悔してしまいそうだから聞かなかった。

 

「それより、ルーシィ。」

 

「何、ハッピー?」

 

「時間大丈夫?」

 

「あっ!!」

 

そう言えばナツの事忘れてた!!

 

「行ってきまーす!!」

 

「いってらっしゃい。」

 

私は急いでマグノリアの入り口まで走っていく。

 

そこには荷物を持ったナツがいなかった。

 

「あれ、ナツは?」

 

私がキョロキョロと周囲を見渡すと、ナツが歩いてくるのが見えた。

 

「ナツ、ごめんね。待たせちゃった!」

 

それに対して、ナツはこう言ったの。

 

「えっ、ルーシィも今来たばっかなのか?」

 

まぁ、そこは置いといて・・・。

 

「仕事に行こう!!」

 

「おう!!」

 

私達はシロツメの町にへと向かうの。




原作に戻ります。

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