火竜に憑依転生した!? 作:△△さん
俺とリサーナがモデルの仕事を終えてからのこと。
今日は週刊ソーサラーの発売日で、ソーサラーには俺達が載っている。
俺とリサーナは自分達がどんな風になっているのか気になってしまい、自分達用に二冊購入した。
俺達はドキドキしながら開くと、そこには俺達の写真が載っていた。
しかも、ハートマークが沢山散りばめてあった。
「リサーナ。」
「今は何もいわないで。」
「すまん。」
どうやらダメージを負ったのは俺だけじゃなかったようだ。
すると、後ろからグレイがやってきて、俺の持っていたソーサラーを手に取る。
「おっ、今週のソーサラーじゃねぇか!ちょっと借りるぜ!!」
俺は意識が離れてしまっていたため、あっさりとグレイの手に行ってしまう。
「グレイ、それは・・・。」
俺はソーサラーを取り返そうとするが、時はすでに遅かった。
「お前ら、こういう関係だったのか・・・。」
グレイが俺たちの写真が載っているページを見てからそう言って来る。
俺はこのことに関してグレイに説明をする。
「なんだ、仕事でこの写真を撮ったのか。驚かすなよ。」
グレイの言葉に、俺はこう言った。
「うるせぇ、なんで一々てめぇに教えねぇといかねぇんだよ。」
俺はそう言ってからリサーナのほうに顔を向けると、リサーナはいなかった。
「あれ、リサーナは?」
俺がリサーナはどこかと聞くと、皆は家に帰ったと言った。
俺も今日は仕事をする気分にはなれず、家に帰ることにした。
町を歩いていると、リサーナに会った。
「あっ、ナツ。」
「リサーナ、ウチ寄っていくか?」
俺がそう言うと、リサーナは首を縦にうなずかせる。
俺の家
「ナツの家、久しぶりに来たな~。」
リサーナは家の中に入ると、そう言って来る。
「そうか?いつも会ってるからそんな感じしねぇな。」
リサーナの言葉に、俺はそう言った。
「ナツってばそう言うところは相変わらずだな~。」
リサーナはさらっと嫌味みたいのことを言って来る。
「うるせぇ。ほら、紅茶が入ったぞ。」
俺はそう言いながら紅茶のカップをリサーナに渡す。
リサーナは渡された紅茶を飲む。
「おいしい、この紅茶って新茶?」
「あぁ、この紅茶は新茶だ。よく分かったな。」
リサーナが紅茶を新茶だという事に気づいたことに驚く。
「そりゃ、私はナツと付き合いが長いんだから当たり前でしょ。」
リサーナの言葉に、俺はこう言った。
「そうかよ。」
俺はそう言いながら紅茶を口に含む。
すると、ウチにエルフマンがやってきた。
「ナツ、俺と勝負しろ!!」
え、何事!?
いきなりの事に俺は頭の中が混乱してしまっている。
「それはいいが、いつやるんだ?」
俺がエルフマンに聞くと、こう言って来る。
「場所は西の森、開始時刻はそこについた瞬間だ!!」
「OK。」
いきなりだが、エルフマンとの決闘が決定した。
この話は続きます。
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