『未来が視える』副作用(サイドエフェクト)   作:ひとりがかり

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更新が止まっているにもかかわらず、気づいたらお気に入りが150件を突破していました。
これは何かしなければと思い、コツコツ書き溜めていた人物紹介を披露することにしました。


各種設定
人物紹介(随時更新予定)


 三輪巴

 

 所属   :玉狛支部 

 ポジション:ガンナー兼オペレーター

 年齢   :19歳

 誕生日  :5月23日

 身長   :165cm

 血液型  :A型

 星座   :うさぎ座

 職業   :大学生

 好きなもの:家事全般、弟、迅の笑顔

 副作用(サイドエフェクト) :『特定範囲内にいる人物の副作用(サイドエフェクト)強化』

 家族   :父、母、弟

 関係   :迅悠一(恩人。パートナー)

       三輪秀次(弟。かわいい)

       唐沢克己(交渉の師匠)

       小南桐絵(憧れ+嫉妬)

 

 

 本作の主人公でありヒロイン。秀次という弟がいる。

 

 現在の所、原作で描写されているのは、三輪秀次の実の姉で、第1次近界民侵攻時に死亡していることぐらいで、詳しい容姿は疎か名前すらわかっていない。

 ただ原作での秀次の回想を見る限り、どうやら三輪(姉)は黒髪の長いストレートヘアをしていたようであり、且つ死亡後に弟の秀次が復讐に走る程の人物であることから、筆者の中のイメージが某明治剣客浪漫譚の主人公(28)の最初の妻である巴となった。

 

 なのでこのSSでの三輪(姉)の容姿も、雪のような白い肌に黒目黒髪のロングヘアの思わず息を呑むような美女となり、しかも元になったキャラとは違い愛想も普通に良いので、ボーダー内でもトップクラスの美人さんとなった。

 それに加えて、性格は思い込んだら一直線で且つ尽くすタイプなので、彼女の弟である秀次は姉が変な男に引っかかるんじゃないかと常々心配していた。(結果ある意味変な男に引っかかった)

 

 あと基本的に迅のそばにいられれば幸せなので、周りの人達は巴の機嫌が悪くなっている姿をほとんど見たことがなかったりする。

 

 

 本来なら第1次近界民侵攻の時に死亡するのだが、この世界線では迅悠一によって命を救われている。

 

 その後恩人である迅が自身の『未来が視える』副作用(サイドエフェクト)に苦しんでいるのを知り、そんな迅をそばで支えたいと考え、ボーダー設立と同時に入隊を決意する。

 しかし巴自身が持つ『副作用(サイドエフェクト)を強化する』副作用(サイドエフェクト)のせいで、迅の予知の副作用(サイドエフェクト)をより強化してしまう結果となり、またその副作用(サイドエフェクト)があるからこそ迅の補佐としてそばにいられることになったのは、皮肉といえば皮肉である。

 

 実は子供の頃に迅と会ったことがあるのだが、当時のボーダーの記憶除去装置によってその記憶を抹消されている。

 

 

 パラメーター(ガンナー時) 

  ・トリオン 8

  ・攻撃 6

  ・防御・援護 12

  ・機動 9

  ・技術 8

  ・射程 6

  ・指揮 4

  ・特殊戦術 6

  ・TOTAL 59

 

 メイントリガー

  ・アステロイド[通常弾]拳銃(ハンドガン)

  ・グラスホッパー

  ・シールド

  ・ライトニング

 

 サブトリガー 

  ・レッドパレット[鉛弾]

  ・グラスホッパー

  ・シールド

  ・バッグワーム

 

 入隊当初、巴はそのトリオン量を活かしてオペレーターではなく戦闘員になったのだが、巴の入隊当時はボーダーにある攻撃用トリガーは、アタッカー用のトリガーである孤月と一部のシューター用トリガーしかなかったためシューターになる。

 

 しかし巴はシューターとしての空間把握能力があまり高くなかったので、最初の頃はあまり勝てなくて色々と苦労をしていたのだが、トリオンを打ち出す銃型のトリガーが開発されたことで、巴の持つ銃の才能が一気に花開くこととなる。

 その銃の才能とはどんな場所にでも命中できる才能ではなく、どんな時でも照準を合わせることができる才能で、極端な話、巴は走りながらでも狙撃できる程に照準を合わせるのが早かったりする。

 

 そして巴がB級隊員になると、迅悠一や草壁早紀と共に迅隊を結成する。

 

 予知能力を持つ迅に何時如何なる時でも援護ができる巴、そして目まぐるしく状況が変わる戦場の中で予知を取捨選択しながら的確に指示を出す草壁。

 3人しかいない部隊にもかかわらず、迅隊は瞬く間にA級に上がると1位の座を巡って当時の東隊(東、二宮、加古、三輪弟、月見)や太刀川隊(太刀川、出水、天羽、国近)と三つ巴の争いをする程の強さを誇る。

 だがその後、東隊の解散と同時に草壁も迅隊を卒業。巴がオペレーター業務を引き継いで現在の形となる。

 

 

 パラメーター(オペレーター時)

  ・トリオン 8

  ・機器操作 5

  ・情報分析 8

  ・並列処理 8

  ・戦術 9

  ・指揮 4

  ・TOTAL 42

 

 予知能力を持つ迅がいるので、迅隊におけるオペレーター業務とは、迅が予知で視た情報を整理したり、迅の予知の読み逃しがないように補佐をするのが主なオペレート業務で、他の隊のオペレーターがするような感覚共有支援や敵隊員の移動予測、狙撃の弾道解析などはする必要がない。

 

 なので本部にいる他のオペレーター達が迅隊のオペレーターになってもあまり役に立たない。むしろ変に覚えると通常のオペレート業務に影響が出てしまう。

 草壁の脱退後、新しいオペレーターを入れずに巴がオペレーター業務を引き継いだのもそこに原因があったりする。

 

 

 城戸司令から迅悠一の補佐をするよう命じられている。

 

 補佐としての巴の仕事は主に根回しや交渉で、迅の予知が上手く機能するように場を作ったり、相手との交渉や利害の調整等をしている。特に迅はその見た目の胡散臭さから相手が余計な警戒心を抱くので、直接的な交渉は大体巴がしてたりする。

 

 あと迅は基本的に自身の利益ためには予知を実現させようとしないので(セクハラは除く)大きな予知に関しては迅個人ではなく、ボーダー上層部で扱うように取り計らったのも巴である。

 その後迅の予知を実現させるのために上層部の皆と一緒に話し合いをするようになり、予知に関する秘密の共有したり、ともに悪巧みをすることで、結果ボーダー上層部が派閥の垣根を越えて謎の結束ができたのは、迅の予知でも視えない出来事だったらしい。

 

 

 

 迅悠一

 

 所属   :玉狛支部 

 ポジション:アタッカー

 年齢   :19歳

 誕生日  :4月9日

 身長   :179cm

 血液型  :O型

 星座   :はやぶさ座

 職業   :大学生

 好きなもの:ぼんち揚げ、女子のおしり、暗躍、太刀川との模擬戦、家族

 副作用(サイドエフェクト) :『目の前の人間の少し先の未来を視る』

 家族   :母(故人)

 関係   :最上宗一(師匠、故人)

       三輪巴(恩人、パートナー)

       太刀川慶(ライバル)

       林道匠(ボス)

 

 原作でもお馴染みの実力派エリート。

 本来なら高校を卒業してからも大学に行かずに暗躍を続ける筈だったが、このSSでは色々あって太刀川と同じ大学を行くようになった。

 

 容姿はパッと見イケメンなのだが、どこか胡散臭い。おでこにあるサングラスが特徴。

 

 性格は普段から飄々としていて、言動もどこか胡散臭い。しかも暗躍が趣味というのもあって、何をしていても何か裏があるのだろうと周囲に疑われていたりする。

 だがそんな印象にも関わらず、彼本来の性格は他人の幸せを願い、そして行動ができるほど優しかったりする。

 巴曰く『振る舞いは器用なのに、どうしようもなく不器用な人』とのこと。

 

 ちなみに形のいい女子のおしりを見たら、思わずさわってしまう程の無類の尻好きだが、ここではさわった場合にすぐ巴に連絡が行くシステムが出来上がっているので、迅曰く『自重している』らしい。

 最近では「逆に女子のおしりがおれの手をさわれば問題ないんじゃね?」と予知を駆使してそんな未来を探しているが、そんな未来は皆無である。

 

 あと実は不眠症で、睡眠薬がないと眠れない。

 

 

 物心ついた時に『目の前の人間の少し先の未来を視る』副作用(サイドエフェクト)に目覚める。

 そして幼少の頃、その予知の副作用(サイドエフェクト)を使って当時旧ボーダーに務めていた最上宗一に助けを求め、母を近界民(ネイバー)から守ることに成功する。

 その後母を助けてくれた最上に憧れ、母と共に旧ボーダー組織に加入する。

 

 だが加入後、迅は旧ボーダーの上層部から『近界民(ネイバー)との戦いで隊員の死や大怪我の未来が視えた時、そしてその結果によって大勢の人が救われる場合、その隊員にその未来が視えたことを伝えるのを禁じる』と告げられてしまう。

 

 それは当時三門市に近界民(ネイバー)が攻めてきた場合、それが何時、どこで、どれくらいの数が攻めてくるかもわからない上に、こちらのトリガーは敵から見れば玩具のような粗悪品。さらに会ったことがない敵が攻めてくる以上、迅の予知もあまり役に立たない。

 そんな状況下で隊員達の士気を下げないための苦肉の策だった。

 

 もちろん救う手立てが見つかれば問題ないのだが、見つからない場合、迅はその隊員が死んでしまうことを伝えるのは疎か、その隊員が「おれ、死なないよな?」と聞かれても「大丈夫。死なないよ」と嘘をつかなければいけなくなる。

 仲間達の「何で?」とか「だって」とかの言葉を聞く度、当時小学生だった迅の心はどんどん追い詰められていくことになる。

 

 そしてそんな頃、迅は近界民(ネイバー)との戦闘時に偶然三輪巴に出会い、ひょんなことから彼女と一緒に近界民(ネイバー)を倒すことになってしまう。

 結果として巴は記憶を失うことになってしまったが、迅は巴と巴の住む街を守るために、心を再び奮い立たせる。

 

 しかしその後同盟国への遠征において、迅のちょっとした予知の読み逃しが引き金となり、師匠である最上を含む旧ボーダーの仲間達の半数近くを失うと同時に、迅自身も意識不明の重体となってしまう。

 

 そして帰還後意識が回復し、何とか復帰を果たした迅だったが、直後に第1次近界民侵攻が勃発。

 迅は最上の形見である黒トリガー〝風刃〟を使用し鬼神のごとき活躍をするが、巴を助けるため、結果としてたった1人の肉親である母を見捨てる決断を下すことになる。

 

 そして現ボーダー設立後〝英雄〟という称号を背負うこととなる。

 

 

 パラメーター

  ・トリオン 7

  ・攻撃 12

  ・防御・援護 15

  ・機動 9

  ・技術 10

  ・射程 3

  ・指揮 7

  ・特殊戦術 5

  ・TOTAL 68

 

 メイントリガー

  ・スコーピオン

  ・シールド

  ・エスクード

  ・テレポート

 

 サブトリガー

  ・スコーピオン

  ・シールド

  ・バイパー

  ・バッグワーム

 

 ボーダー設立後、太刀川慶と三輪巴の2人が加入することで、迅のボーダー人生は大きく変わっていくことになる。

 

 旧ボーダー時代から弧月を5年以上扱っていた迅だったが、入隊してからわずか半年程しか経っていない太刀川に孤月での勝負で負け越してしまう。

 その時『孤月では太刀川に一生勝てない』と感じた迅は、エンジニアの人達と一緒に自身の戦闘スタイルに最も合ったトリガーであるスコーピオンを開発し、見事太刀川にリベンジを果たす。

 

 そして以降ライバルとなった2人は暇さえあれば模擬戦を繰り返し、互いを切磋琢磨していくこととなる。

 太刀川が旋空孤月で中距離攻撃を覚えれば、迅はバイパーをセットして中距離攻撃を。

 太刀川が手数を増やすため孤月を2本持てば、迅はその孤月での斬撃から守るためにエスクードを。

 そして太刀川がより素早く移動するためグラスホッパーをセットすれば、迅もそれに対抗してテレポートを。

 

 お互いがお互い本気で殴っても壊れず、また殴れば嬉々として殴り返してくれるヤツが同年代にいるのだ。しかも自分が強くなればなる程、相手もまた強くなる。

 そんな日々を過ごすうちに、迅と太刀川の実力は何時しか他の隊員たちのレベルを突き放し、別格と呼ばれる忍田本部長のレベルにまで達することとなる。

 

 現在でも実力がほぼ拮抗している迅と太刀川だが、ボーダー内の個人ランクでは迅が1位であり、太刀川が2位となっていて、迅のほうが若干強い。

 その差は迅曰く『先輩としての意地』とのこと。

 

 ちなみに第2次近界民侵攻の予知が視えてから、迅はより死ぬ気で訓練に臨むためにトリオン体の痛覚遮断機能をOFFにしている。

 

 




本編の方は、もう少しモチベーションが上がったら……

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