ソードアート・オンライン~黒の剣士と絶剣~ リメイク版   作:舞翼

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ども!!

舞翼です!!

え~、文字数がヤバい事になってしまったので、わけることにしました。

誤字脱字があったらごめんよ。
それではどうぞ。


第6話≪第一層ボス攻略戦≫

そして翌日。

トールバーナの噴水広場には、総勢四十六人が集っていた。

噴水広場の中央で、周りを見渡したディアベルが美声を張り上げた。

 

「みんな、いきなりだけど――ありがとう! たった今、全パーティー四十六人が、一人も欠けずに集まった!! これから迷宮区へ移動しようと思う! みんな、ついて来てくれ!」

 

四十六人はディアベル先頭の下、迷宮区タワーを目指し歩き始めた。

まあ、アブレ四人は距離を取り歩いているが。

 

 

♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦

 

此処は《圏外》なので、時折左右の森からモンスターが現れ襲い掛ってくるのだが、それは、前方を歩いている腕自慢プレイヤーが瞬殺している。

 

道中の大人数による行程は、アスナの記憶の一部をちくりと刺激した。

アスナは思い出した。

今年の一月に行った修学旅行だ。

その時の状況と、樹下の道を行く雰囲気は、あの時と酷似していた。

絶えないお喋り、爆発する笑い声、この騒ぎようが、その同級生たちを想起させたのだ。

 

「……ねえ、キリト君は、ここに来る前も他の……MMOゲーム?っていうの、やってたんでしょう?」

 

「ん……ああ、まあね」

 

「他のゲームも、移動の時ってこんな感じなの? なんて言うか……遠足みたいな……」

 

アスナの言葉に答えたのは、後方を歩いていたランだった。

 

「ふふ、遠足ですか。 残念ながら、他のタイトルではこうはいかなかったと思いますし、フルダイブ型ではないゲームは、キーボードやマウス、コントローラを操作しなくちゃいけませんからね。 チャットなどで話せる時間はなかったと思いますよ」

 

「へぇ、そうなんですか。 ランさんは詳しいんですね」

 

「ええ、誰かさんに触発されて詳しくなったんですよ」

 

ん、もしかしてランの言う誰かって、俺のことか?

小さい時に、ゲームの話をした記憶はあるが。

 

「そうだよ。 キリトのことだよ」

 

「そ、そうか」

 

ユウキに心を読まれた……。 前にも、こんな事があったような。

てか、俺は双子姉妹に隠し事は不可能なのかもしれん。

何それ怖い。

 

「……私も、あなた達のような友達が欲しかった」

 

「え、ボクとアスナは友達じゃないの?」

 

「私たちとは友達ですよ」

 

じゃあ、俺の扱いはどうなるんだろうか?

メッチャ気になるんですが。

 

「そ、そう。 それなら、キリト君とも友達になってあげるわ」

 

「そ、そうっすか。 あ、ありがとうございます」

 

アスナがポツリと呟いた。

 

「もし、こういうファンタジー世界がほんとにあったとして……そこを冒険する剣士とか魔法使いとかの一団が、恐ろしい怪物を倒しにいくとして、道中の彼らは、どんな話をするのかしらね。……それとも押し黙って歩くのか……」

 

アスナの問いに、俺が答えた。

 

「死か栄光への道行き、か。 それを日常として生きている人たちなら……たぶん、晩飯を食べにレストランに行く時と、一緒なんじゃないかな。 喋りたいことがあれば喋るし、なければ黙る。 このボス攻略レイドも、いずれはそんなふうになると思うよ。 ボスへの挑戦を、日常にできればね」

 

アスナは小さく笑った。

 

「……ふふ、キリト君は面白いことを言うのね。 この世界は究極の非日常なのに、その中が日常になるなんて」

 

「確かにそうだ」

 

すると、前方を歩いていたキバオウが此方にやって来た。

 

「ええか、今日はずっと後ろに引っ込んでおれよ。 ジブンらは、わいのパーティーのサブ役なんやからな。 大人しく、わいらが狩り漏らしたコボルトの相手だけしとれや」

 

「はいはい、わかりました。 なら、あなた達パーティーが残さず狩ってくださいね。 私たちはお邪魔虫でしょうから。……それとも、出来ないんですか」

 

ら、ランさん。 メチャクチャ怖いんですけど……。

それに、声のトーンが徐々に落ちてるし。

 

「チッ」

 

キバオウは舌打ちをして元の場所へと戻って行った。

 

「キバオウさん、好きになれないんですよ」

 

「……そ、そうなのか。 てか、ランさん。 メッチャ怖かったです」

 

「ふふ、そうですか。 あれ、演技なんですよ。 これくらいなら、ユウキもできますよ」

 

「ユウキとランは、女優職業に向いてるんじゃないか?」

 

「そうですね。 考えときます」

 

「うん、ボクも考えとくよ」

 

 

♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦

 

四人の眼前には、灰色の怪物のレリーフの二枚扉が鎮座していた。

俺は最終確認の為、三人の近くに寄った。

 

「最終確認だ。 今日の戦闘で俺たちが相手をする《ルインコボルト・センチネル》は、ボスの取り巻きの雑魚扱いだけど充分に強敵だ。 昨日もざっと説明したけど、頭と胴体の大部分が金属鎧でがっちり守られているから、まずは、俺たち三人の誰かが、奴の長柄斧(ポールアックス)をソードスキルで撥ね上げさせるから、スイッチして、アスナと残りの二人で畳み掛けてくれ。 絶対に集中力を切らすなよ。ボス戦では致命的になるからな」

 

「「「了解」」」

 

ディアベルがレリーフの前へ立ち、美声を響かせた。

 

「ここまで死者を出すことなく辿り着くことが出来た! ボス戦も死者を出さず攻略しよう! そして、最後にオレから言えることは一つだけだ。 勝とうぜ!」

 

ディアベルは片手剣を高々と掲げると、大きく一つ頷いた。

残りの全員も、剣を抜剣して頷き返した。

 

「――――――行くぞ!」

 

まず最前列で突進したのは、ヒーターシールドを掲げる戦槌(ハンマー)使いと、彼らに率いられるA隊。その斜め後方を、斧戦士エギルが率いるB隊が追う。 右には、ディアベルと彼の仲間五人によるC隊と、両手剣使いがリーダ―のD隊。 その後ろを、キバオウ率いる追撃E隊と、長柄武器(ポールアーム)装備のF隊、G隊が並走する。

そしてその後ろに、オマケ四人だ。

 

A隊リーダーと玉座の距離が二十メートル切ったその瞬間、上空から巨大なモンスターが着地した。

狼を思わせる(あぎと)をいっぱいに開き、吼える。

 

「グルルラアアアアッ!!」

 

ボスの名は《インフィング・ザ・コボルトロード》。

奴の外見は、青灰色の毛皮を纏った、二メートルを超える逞しい体躯。

血に飢えた赤金色に爛々と輝く隻眼(せきがん)

右手に骨を削って作った斧を携え、左手には革を貼り合わせたバックラーを構え、腰の後ろには一メートル半ほどの長物を差している。

 

「よし! ボスは武装は情報通りだ! これならいけるぞ!」

 

ディアベルの指揮により、各隊が突進していく。

ボスが右手の骨斧を高々と振りかざすと、A隊に力任せに叩き付けるが、分厚いヒータシールドがそれを受け止め、眩いライトエフェクトと強烈な衝撃音が広間を震わせた。

 

その音が合図だったように、左右から重武装の取り巻きが飛び降りてくる。

こいつは、《ルインコボルト・センチネル》だ。

キバオウ率いるE隊と、それを支援するG隊が三体へ飛び掛かり、タゲを取る。

だが、その内の一体がその場から抜け、此方に突進して来た。

 

「誰が行く?」

 

「じゃあ、ボクがいくよ」

 

ユウキ剣を中段に構え地を蹴り、剣に赤いライトエフェクトを纏わせる。

片手剣基本突進技《レイジスパイク》を放ち、センチネルの斧に衝突させ撥ね上げさせてから、体勢を崩させた。

 

「スイッチ!」

 

ユウキが叫び、俺たち三人はユウキと入れ替わる。

アスナは、仰け反りがら空きになったセンチネルの喉元に、渾身の《リニアー》を撃ち込む。

これにより、センチネルのHPが約六割減少した。

センチネルは体勢を立て直そうとするが、俺が剣に薄水色のライトエフェクトを纏わせ、片手剣単発ソードスキル《ホリゾンタル》を発動させると鎧上から水平に斬りつけ、再び体勢を崩させる。

鎧上からの攻撃なのでHPが二割程度しか減少しないが、その上を畳み掛けるように、ランが剣に水色のライトエフェクトを纏わせ、片手剣単発ソードスキル《スラント》の斜め斬りを喉元へ向けて放った。

この攻撃が喉元入ってセンチネルはHPの全損し、ポリゴン体は散っていった。

 

「やったね」

 

「ですね」

 

「うむ。 初めてにしては、良い連携だった」

 

「そうね」

 

「んじゃ、行きますか」

 

「「「了解!」」」

 

四人は、狩り漏れたセンチネルを排除する為走り出した。

 

 

♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦

 

コボルト王との戦闘は順調に進んでいた。

ディアベル率いるC隊が一本目のHPゲージを、D隊が二本目のHPゲージを削り、現在はF、G隊がメイン火力になって三本目のHPゲージを半減させている。

ここまで、壁役(タンク)のA、B隊メンバーが何度かHPを黄色にした程度で、赤の危険域に落ちた者は居なかった。

取り巻きのセンチネルはオマケ四人で処理出来ているので、途中からE隊がG隊のメイン戦場の支援に回った。

 

「はッ」

 

「ギャアアァァ!」

 

俺の攻撃によってセンチネルが断末魔を上げ、ポリゴン体を散らしていった。

背後で、キバオウの声がひそっと響いた。

てか、G隊と合流したんじゃないのかよ。

 

「アテが外れたやろ。 ええ気味や」

 

「…………は?」

 

意味が解らず、振り向きざまにそう声を上げた。

残り一体のセンチネルも倒されていたので、再度POPするまで、会話をする隙がありそうだ。

 

「……で、何が言いたいんだ?」

 

「ヘタな芝居すなや。 こっちはもう知っとるんや、ジブンがこのボス攻略部隊に潜り込んだ動機っちゅうやつをな」

 

「動機……だと? ボスを倒す以外に、何があるって言うんだ?」

 

「何や、開き直りかい。 まさにそれを狙うとったんやろうが! わいは知っとんのや。 ちゃーんと聞かされとんのやで……あんたが昔、汚い立ち回りでボスのLAを取りまくっとったことをな!」

 

――LA(ラストアタック)

俺は数多のボス戦で、敵のHPゲージ残量を測りつつ最大威力のソードスキルを叩き込み、LAボーナスを取得することを得意としていた。

だが、それはβテスト期間に於いてだ。

キバオウは、俺が元βテスターだったことはおろか、当時のプレイスタイルまで知悉(ちしつ)している。

 

この男は『聞いた』と言った。

それはつまり、伝聞情報だということだ。 でも、いったい誰から?

キバオウはこの一週間、情報屋鼠のアルゴを通じて、俺の《アニールブレード+6》を買い取ろうとした。

昨日は提示額を市価を上回る四万コルにまで吊り上げたが、しかし俺が最終的な拒絶を伝えても、その金を他に遣おうとしなかった。

いや、遣えなかったのだ。 彼の金ではなかったから。

アルゴだけではなく、キバオウ自身もまた代理人なのだ。 なので、買い取りを断られた翌日も平然と話し掛けられた。

真の依頼人は他にいる。 四万コルの出所はそいつだ。 アルゴとの間にもう一人置けば、俺が幾ら情報量を積んでも、本当の出資人の名前は買えない。

その黒幕は、キバオウにβ時代の情報を与え、元βテスターへの敵意を煽って操った。

だとすれば、そいつの狙いは《アニールブレード+6》を得て自身の攻撃力を増やすことではなく、――俺の攻撃力を削ぎ、弱体化させ、嘗て得意技だったLAボーナス獲得を妨げること。

 

「…………キバオウ。 あんたにその話をした奴は、どうやってβテスト時代の情報を入手したんだ」

 

「決まっとるやろ。 えろう大金積んで、鼠からβ時代のネタを買ったっちゅうとったわ」

 

これは嘘だ。

アルゴは、自分のスターテスは売っても、βテスト関連の情報は絶対に売らない。

俺が考えていたら、前線の方で、

 

「おおっしゃ!」

 

と言う歓声が弾けた。

ボスの四段HPゲージが、遂に最後の一本に突入したのだ。

三本目のゲージを削ったF、G隊が後退し、代わりに全回復を終えたC隊がボスに向かって突進していく所だった。

――ディアベルは此方に振り向き、不敵な笑みを浮かべ走り出した。

 

「ウグルゥオオオオオオオ――――!!」

 

コボルト王が一際猛々しい雄叫びを放つと同時に、壁の穴からセンチネルが飛び出してくる。

 

「……雑魚コボ、くれたるわ。 あんじょうLA取りや」

 

そう言うと、キバオウはE隊の元へ走っていった。

キバオウとすれ違うように、アスナたちは俺と合流した。

 

「……なに話してたの?」

 

「うん、結構長話だった気がするけど」

 

「大丈夫ですか?」

 

アスナたちがそう聞いてきたが、俺は首を横に振った。

 

「大丈夫だ。――まずは、敵を倒そう」

 

「「「了解」」」

 

短いやり取りの後、此方に突進してくる二体のセンチネルに剣を向ける。

不意に何かを感じた俺は、ボスに視線を向けた。

コボルトが右手に携えていた骨斧、左手で構えていた革盾を投げ捨てた場面だ。

コボルトは右手を後ろに回し、ぼろ布が巻かれた柄を握り、湾刀(タルワール)を引き抜く。

ここからは、死ぬまで曲刀カテゴリのソードスキルだけを使う。

使う技は縦斬り系ばかりなので、技発動時の軌道を把握すれば、ボスに貼り付いたままでも回避が可能だ。

ディアベルの指示でC隊が、ボスの周囲をぐるりと取り巻いた。

あとは、湾刀の振り下ろし攻撃を避けつつ、トドメまで…………。

 

――いや、待て。 キバオウに大金を託し、俺の剣を買い取らせようとしたプレイヤーの目的は、俺のLAを妨害すること。

剣は奪えなかったものの、その人物の目的はほぼ達成されている。

俺はレイドのオマケ部隊として、センチネルの相手だけをせねばならず、ボスに近寄れないのだから。

だとすれば。 黒幕の正体は、今この瞬間、ボスのLAを取ろうとしているプレイヤーということになる。

四万もの金を出して、俺の妨害しかできないのではあまり割に合わない。

自分がLAを取れてこそ、その出費に見合う報酬が期待できる。

つまり……キバオウを操ったプレイヤー、俺のβテスト時を知る人物、そいつは先程笑みを浮かべた――

 

「来ます!」

 

ランの鋭い美声によって前を振り向くと、一体はユウキとアスナの元へ、もう一体は俺とランの元へコボルトが突進して来ていた。

センチネルが振り下ろしかけた斧を、単発斜め斬りソードスキル《スラント》で思い切り弾き返す。

 

「スイッチ!」

 

俺がそう叫ぶと、代わりにランが前に出てソードスキルを叩き込む。

俺は再度コボルト王を一瞥した。

ボスの無敵モーションが終了し、戦闘が再開される所だった。

最初にタゲを取ったディアベルが、落ち着いた動作でボスの初撃を捌こうとしている。

その背中に向けて、俺は内心で囁き掛けた。

 

「(――ディアベル、あんたが、……何もかも仕組んだのか……?)」

 

違和感。 何かが違う。

あのボスモンスターは、俺が知るコボルト王と少しだけ違う。

それは、右手に携えている武器だ。

俺の位置では武器のシルエットしか見えないが……あの剣は、湾刀にしては細すぎる。 幅と、それに武器の輝きが違う。

俺はあの武器を見たことがある。 それは、浮遊城の上階に生息するモンスターが持つ武器。 モンスター専用のカテゴリの――野太刀。

 

「だ……だめだ。 下がれ!! 全力で後ろに跳べ――――ッ!!」

 

コボルト王の巨体が床を揺るがし、垂直に跳んだ。

空中で巨体を捻り、武器に威力を溜め、落下すると同時に蓄積した力が竜巻の如く解き放たれた。

刀専用ソードスキル、重範囲攻撃《旋車》。

 

この攻撃によって、C隊のHPのゲージが一気に黄色に染まり、回転する光が取り巻いてる。

これは、――行動不能(スタン)状態だ。

ディアベルが打ち倒されてしまったので、全隊の動きを縛ってしまったのだ。

俺は我に返り、走りながら叫んだ。

 

「追撃がくるぞ。 壁役隊、C隊の援護に行くんだ!!」

 

前方から、エギルの野太い声が返ってきた。

 

「お、オウ。 だが、前方にはセンチネルが……」

 

「俺たちに任せろ!――三人とも、行くぞ!」

 

「「「了解!!」」」

 

四人は前方に陣取るセンチネルを葬り、道を開く。

壁役隊は開かれた道を掛けて行く。

――だが、間に合わなかった。

スキル後の硬直から解除されたコボルト王が吼え、両手で握った野太刀を床すれすれの軌道から高く斬り上げ、ソードスキル《浮舟》を放ったのだ。

狙われたのは、正面に倒れるディアベルだった。

薄赤い光の円弧に引っかけられたように、ディアベルの体が高く宙に浮く。

コボルト王が携える野太刀が、再度赤いライトエフェクトを包み、スキルコンボを開始した。

 

ディアベルは空中で剣を振りかぶり、反撃のソードスキルを放とうとするが、動作が不安定になってしまい、ソードスキルが発動されなかった。

上、下の連撃。 そこから溜めの突き。 三連撃技《緋扇》がディアベルを正面から襲った。

この攻撃を受けたディアベルは吹き飛ばされ、俺の近くに突き刺さるように落下した。

HPゲージは、急速に減少を始めていた。

俺は声を絞り出した。

 

「…………おい、しっかりしろ」

 

「……すまなかった、キリトさん。 後は頼む。 ボスを、倒」

 

最後まで言い終えることなく――騎士ディアベルは、その体をポリゴンへ変え、アインクラッドから姿を消した。




……ほぼ原作通りやね(-_-;)
剣の取引とか……。
てか、第一層ボス戦は原作通りになりそう。

ではでは、感想、評価、よろしくお願いします!!

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