東方化物脳 ~100%の脳が幻想入り~ 不定期更新   作:薬売り

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中間テスト終わったぜぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!!!
中間テストが投稿を邪魔してましたよ
まぁ、終わったからこれからも、ドンドン投稿していきたいと思います!!
じゃあ、そろそろ始めたいと思います
それではどうぞ!!



永琳の苦労 V 『後悔』

永琳「デッキッターーーーー!!!!!」

 

やったわ!!ロケットが完成したわ!!

いや~、疲れたわ~

にしても大きいわね~

その大きいロケットが三機、都に居る人は余裕で入るわね。

 

永琳「終わったわね!!」

零「あぁ、そうだな…」

 

ん?そんな喜んでない?

 

永琳「どうしたの?」

零「何でもないよ…」

 

どうしたのかしら?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

皆「乾杯!!」

 

ロケットが完成した為、打ち上げをすることになった

が、やはり零は何かを考え込んでるような難しい顔をしている。

 

永琳「本当にどうしたのかしら」

 

心配になってきたわ……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

心配する必要ないわ。

あの人お酒飲みすぎてるのよ、普通の人の50倍飲んでるわよ。

 

零「………ヒック」

 

いや、バカでしょう?正真正銘の。テーブルの上で腕を伸ばして潰れてる。何か考え事をしてて、いつの間にかこんなに飲んでたみたいな感じで。

ホント、バカだ。

ていうか、バカだ。

 

永琳「にしても、何を考えていたんだろう?」

 

きっと零の事だから「風呂とかどうするんだろう」とか考えていたのでしょうね。あの人、お風呂好きだからね。

え?何で知ってるかって?

そりゃあ、恋人ですもの。

 

永琳「さてと」

 

周りを見ると皆、床やテーブルに寝っ転がっている。

飲んでいる人は、12、3人。

減りすぎだろ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いよいよ、この時が来たわ。

ロケットがもうちょっとで出発する!!

 

機長「ロケット発射まで1時間前」

永琳「楽しみだな~」

零「なぁ、永琳」

永琳「ん?なにかしら」

零「お前は、俺の事が好きか?」

永琳「え!?いきなり!?……そ、そりゃあ、好きよ…」

零「そうか…俺もお前が好きだ」

 

どうしたのかしら……

 

零「ハグしていいか?」

永琳「え、えぇ…良いわよ?」

零「ありがとう」

 

本当にどうしたのかしら、まるで()()みたい。

 

零「じゃあな」

永琳「え?それってどういう…」

 

その瞬間、零は消えた。いや、瞬間移動した。

外に…

 

永琳「なに…あれ」

 

窓を見ると底には大量の妖怪。

大妖怪が1体や2体なんてもんじゃなく、50や60くらいも居る。否、それ以上か。

そして、私を襲った妖怪の言葉を思い出す。

「俺達はロケットの事を知っている」

そう、つまりロケットが発射するこの日に襲ってやるという意味なのだ。

ロケットには都の人達、皆が乗るから襲いやすいぞという忠告だったのだ。

零は皆を死なせたくないから、今まで黙っていたんだ

そのことを、永琳は一瞬で理解した。

 

永琳「ここを開けて!!」

部下A「分かりました!!」

 

部下は急いで開けようとするが…

 

部下A「開かない!?」

 

零によってロックされてしまっている。

すると、ロケットがいきなり揺れ始めたのだ。

 

永琳「なに!?」

部下C「ロケットが発射します!!」

永琳「なんでよ!!」

部下C「発射のボタンが勝手に!!」

 

全て、零である。

皆を守るため、全て。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

零「すまない、永琳」

妖怪D「オマエダケカ?舐メラレタモノダ」

 

窓の向こうに俺を呼んで、泣いている永琳が見える。

お願いだ、後悔しないでくれ。

俺は…

 

零「死なない!!生きて、必ず君に会う!!」

零「[亜空間の原子]!!」

 

そう叫ぶと、零の前に亜空間が出てきた。

そして、その亜空間から雷が出てくる。

 

妖怪達「ガアアアァァァァァアアァ!!!!」

 

次々と死んでいく妖怪。

だが、妖怪も皆が雑魚ではない。

 

零「ガハァ!?…オラァ!!」

 

ロケットはもう発射してる。

100メートル位はあるだろうか。

200…300…400…500……………1000……………………2000メートル到達。

そろそろだな。零は指をならした。

すると、空から…

核爆弾が落ちてくる。

 

零「じゃあな、永琳。また会おう」

 

そして…………

視界が暗くなった。

 

 

永琳、どうか後悔しないでくれ。

俺はお前を愛している。

お前も俺を愛していると言ってくれた。

だから、また会える。

愛しているから、また会える。

お前が俺のことを愛さなくなっても、俺はお前を愛す。

ただ、それだけだ。




テスト終わりの休日は良いですねぇ
さて、永琳の苦労編、終わりました!!
次は何でしょうね~
それでは、次回もお楽しみに~

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