東方化物脳 ~100%の脳が幻想入り~ 不定期更新 作:薬売り
中間テストが投稿を邪魔してましたよ
まぁ、終わったからこれからも、ドンドン投稿していきたいと思います!!
じゃあ、そろそろ始めたいと思います
それではどうぞ!!
永琳「デッキッターーーーー!!!!!」
やったわ!!ロケットが完成したわ!!
いや~、疲れたわ~
にしても大きいわね~
その大きいロケットが三機、都に居る人は余裕で入るわね。
永琳「終わったわね!!」
零「あぁ、そうだな…」
ん?そんな喜んでない?
永琳「どうしたの?」
零「何でもないよ…」
どうしたのかしら?
皆「乾杯!!」
ロケットが完成した為、打ち上げをすることになった
が、やはり零は何かを考え込んでるような難しい顔をしている。
永琳「本当にどうしたのかしら」
心配になってきたわ……
心配する必要ないわ。
あの人お酒飲みすぎてるのよ、普通の人の50倍飲んでるわよ。
零「………ヒック」
いや、バカでしょう?正真正銘の。テーブルの上で腕を伸ばして潰れてる。何か考え事をしてて、いつの間にかこんなに飲んでたみたいな感じで。
ホント、バカだ。
ていうか、バカだ。
永琳「にしても、何を考えていたんだろう?」
きっと零の事だから「風呂とかどうするんだろう」とか考えていたのでしょうね。あの人、お風呂好きだからね。
え?何で知ってるかって?
そりゃあ、恋人ですもの。
永琳「さてと」
周りを見ると皆、床やテーブルに寝っ転がっている。
飲んでいる人は、12、3人。
減りすぎだろ。
いよいよ、この時が来たわ。
ロケットがもうちょっとで出発する!!
機長「ロケット発射まで1時間前」
永琳「楽しみだな~」
零「なぁ、永琳」
永琳「ん?なにかしら」
零「お前は、俺の事が好きか?」
永琳「え!?いきなり!?……そ、そりゃあ、好きよ…」
零「そうか…俺もお前が好きだ」
どうしたのかしら……
零「ハグしていいか?」
永琳「え、えぇ…良いわよ?」
零「ありがとう」
本当にどうしたのかしら、まるで
零「じゃあな」
永琳「え?それってどういう…」
その瞬間、零は消えた。いや、瞬間移動した。
外に…
永琳「なに…あれ」
窓を見ると底には大量の妖怪。
大妖怪が1体や2体なんてもんじゃなく、50や60くらいも居る。否、それ以上か。
そして、私を襲った妖怪の言葉を思い出す。
「俺達はロケットの事を知っている」
そう、つまりロケットが発射するこの日に襲ってやるという意味なのだ。
ロケットには都の人達、皆が乗るから襲いやすいぞという忠告だったのだ。
零は皆を死なせたくないから、今まで黙っていたんだ
そのことを、永琳は一瞬で理解した。
永琳「ここを開けて!!」
部下A「分かりました!!」
部下は急いで開けようとするが…
部下A「開かない!?」
零によってロックされてしまっている。
すると、ロケットがいきなり揺れ始めたのだ。
永琳「なに!?」
部下C「ロケットが発射します!!」
永琳「なんでよ!!」
部下C「発射のボタンが勝手に!!」
全て、零である。
皆を守るため、全て。
零「すまない、永琳」
妖怪D「オマエダケカ?舐メラレタモノダ」
窓の向こうに俺を呼んで、泣いている永琳が見える。
お願いだ、後悔しないでくれ。
俺は…
零「死なない!!生きて、必ず君に会う!!」
零「[亜空間の原子]!!」
そう叫ぶと、零の前に亜空間が出てきた。
そして、その亜空間から雷が出てくる。
妖怪達「ガアアアァァァァァアアァ!!!!」
次々と死んでいく妖怪。
だが、妖怪も皆が雑魚ではない。
零「ガハァ!?…オラァ!!」
ロケットはもう発射してる。
100メートル位はあるだろうか。
200…300…400…500……………1000……………………2000メートル到達。
そろそろだな。零は指をならした。
すると、空から…
核爆弾が落ちてくる。
零「じゃあな、永琳。また会おう」
そして…………
視界が暗くなった。
永琳、どうか後悔しないでくれ。
俺はお前を愛している。
お前も俺を愛していると言ってくれた。
だから、また会える。
愛しているから、また会える。
お前が俺のことを愛さなくなっても、俺はお前を愛す。
ただ、それだけだ。
テスト終わりの休日は良いですねぇ
さて、永琳の苦労編、終わりました!!
次は何でしょうね~
それでは、次回もお楽しみに~