東方化物脳 ~100%の脳が幻想入り~ 不定期更新   作:薬売り

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お久しぶりです!!薬売りです!!
勉強と部活で書けませんでした、スミマセン…
さて、今回もやっていきたいと思います!!
それでは、どうぞ!!


永琳の苦労 lll 『裏切り』

永琳「ここはどうしたらいい?」

零「ここは…横20メートル、縦15メートル、高さ30メートルにした方がいい」

 

 

【挿絵表示】

 

 

私は今、月に行くための機械の設計図を考えている。

それを零に手伝ってもらっているわけだが…ほとんど零が考えていて、私は設計図を書いている感じだ。

やっぱり私より頭いいのかしら…その頭脳が欲しいわ。

 

零「欲しいのか?」

永琳「え?」

 

そういえば、零は人の考えていることを読めるんだったわね。

 

永琳「欲しいのかって…じゃあ、欲しいって言ったらくれるの?」

零「脳の細胞を創ることは出来るぞ」

永琳「………そうだった…貴方は人外だったわね…」

零「じゃあ、今から創るから一分位待ってて」

永琳「いや、いらないわ」

 

進んでお願いしようとは思わない。

 

零「え、そう?じゃあいいや。にしても昼か…何か作ろうか?」

永琳「えぇ、お願い」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

零「出来たぜ」

永琳「あぁ、ありが……今日ってめでたい日だっけ?」

零「え?別に?」

永琳「じゃあなんでこんなに豪華なのよ」

 

居間にいくとビックリするぐらいの大量で豪華な食べ物がそこにあった。

ここから海まで凄く遠いのに、何で蟹があるの?なんでウニがあるの?なんで鰻があるの?

てか、この鰻でかくない?

 

零「この鰻、痺れて痺れて苦戦したよ」

 

まさかの電気鰻!?日本じゃないじゃん!! ※永琳は天才なので電気鰻のことを知っています

てか、何で触れるのよ!?

 

零「俺が人外だから☆」

永琳「心を読むな!!」

 

結局、部下達も呼んでパーティーをすることになった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

部下A「いやー、食った食った。ありがとうございました、僕達を呼んでくれて」

永琳「このアホが十分で世界を旅して、三分で全部の食材を使って料理したから食べきれなかったのよ、むしろ助かったわ」

零「誰がアホだよ」

永琳「貴方よ」

零「ド直球に言うなよ、普通に傷つくぞ。俺のハートは90%がガラスで出来ているんだぞ」

永琳「残り10%は?」

零「カッコ良さ」

永琳「…」ドスッ(無言の腹パン)

零「うげぇ!?俺でも痛いもんは痛いんだぞ!?」

永琳「あっそ」

零「こ…こいつ…!!」

永琳「てか、昼ご飯の筈なのに何で今、夜なのよ」

 

上を見上げればスッカリ暗くなっている…

はぁ、ほぼ宴じゃないの…

 

零「じゃあ帰るか…」

永琳「そうね…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

零「そういえばさ、さっきのパーティーで気になるやつが居たんだよ」

永琳「どんな?」

零「なんか、見た目人間だけど中身が妖怪だったな…」

 

……………は!?

 

永琳「イヤイヤイヤ、なに言ってるのよ!?妖怪!?この都に妖怪が入れるはずないじゃない!?」

零「いやでも妖怪だったぞ?」

永琳「もし妖怪が居るんだとしたらなんで私に言わなかったのよ!?」

零「めんどいから」

永琳「はぁ!?」

零「あと、あの妖怪…勘だけど相当強いよ」

永琳「勘って…」

 

でも、だとするとスパイかしら?私でさえ、分からないくらい妖力を隠すのが上手いってことは零の言う通り、強いかもしれないわね…

 

永琳「明日から捜しましょう」

零「ガンバレー」

永琳「え?なに言ってるの?貴方もよ?」

零「ロケットはどうするのさ?」

永琳「…………」

零「ガンバレー(笑)」

永琳「頑張ります……」

 

うぅ…一人で捜すのか…最近苦労してばっかじゃないの……

ロケットを造って、月に到着したら『永琳の苦労』って本だそう…




永琳ドンマイ…
さて、永琳の苦労はあと二、三話ぐらいで終わらせたいと思います。
それでは次回も、お楽しみに~

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