東方化物脳 ~100%の脳が幻想入り~ 不定期更新   作:薬売り

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明けましておめでとうございます。軽く失踪してすみませんでした
薬売りです

久しい投稿なので誤字脱字があるかもですが許して下さい

それでは、どうぞ


諏訪信仰の蛙 IV 『鍛え』

諏訪子「大和の神と私が一騎討ちぃ!?」

零「あぁ、そうだ」

 

案の定、ビックリしている

 

諏訪子「そ、そんなぁ…私、勝てる気がしないよ。て言うか勝てないよ…」

零「そうだな」

諏訪子「少しは否定してほしかった…まぁ、事実だけどさ…」

 

相手は聞くところによると、『乾を創造する程度の能力』らしい

諏訪子の能力の『坤』と相手の『乾』は相反する能力だ

須佐之男(スサノオ)はそこをついたのだろう

 

零「だから、負けない為にこれから鍛えるぞ」

諏訪子「えぇー、やだよー。めんどくさいよ」

零「自分の信仰が無くなれば死ぬことは知ってるd…ん、待てよ…」

 

今まで、さらっと思い込んでたが…

諏訪子…御社宮司(ミシャグジ)の信仰は根深いはずだ…

結果がどうあれ、諏訪子は死なないんじゃあないか?

須佐之男はこれに気付いているのか?

どちらにせよ、鍛えないといけない

諏訪子をボコボコにされたくは無いし、鍛えさせるチャンスだ

この事は、諏訪子には内緒にしておこう

少し、須佐之男にこの事を話して一騎討ちを無くそうとも思ったが、さっきも言った通り、諏訪子を鍛えさせるチャンスだ

 

諏訪子「零?どしたん?」

零「ん?あぁ、なんでもない。兎に角、鍛えるぞ。一騎討ちは受けると言うことでいいな?」

諏訪子「嫌だけど良いよ」

零「んじゃあ、伝えておく。それじゃあ、早速やるか」

諏訪子「はぁ…やだなぁ…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

零「いいか?まず、基礎からやるぞ」

諏訪子「うん」

零「まず、飛ばされた時の受け身だ。教えるからそこに仰向けになってくれ」

諏訪子「ん、わかった」

 

昔、永琳の部下(兵士や軍人)に教えて貰っていたが、まさか教える側になるとはな

効率よく教えてもらっていたよ

俺も伝達力はあるから、効率よく教えられると思う

 

諏訪子「へぇ~、結構受け身って使えるね」

零「あぁ、受け身は日常で転んだ時とかにも使えるし、これは最初に覚えるべきだ」

諏訪子「そうだね」

零「さぁ、次だ。次はだな…

 

夜は更け、諏訪子が寝たことを確認して大和に向かった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

須佐之男「一騎討ちで決めると言うことで良いのだな」

零「あぁ」

須佐之男「そうか、それじゃあ…1ヶ月だ。1ヶ月後にそっちに向かう」

零「1ヶ月か、良いだろう。一騎討ちの時はズルをするなよ。部下にも言っておけ」

須佐之男「フン、よかろう。言っておこう」

零「ズルを一つでもしたら、俺がソイツを殺す。それは『お前も含む』からな」

 

お前も含む、その言葉に殺気や怒り等を込め、須佐之男に言い放った

 

須佐之男「我も含むのか、それは困ったものだなッ!!ハッハッハッ!!」

 

その言葉をからかうように対応する

なめやがって。今すぐ殺してやりたいが、こいつの部下に諏訪子が襲われる可能性がある

残念だ

諏訪子を鍛え上げてそっちの神を叩きのめさせてやる

1ヶ月?十分すぎる期間じゃあねぇか

俺はこいつの目を睨んでその場を去った

 

 

 

 

 

 

 

 

 

零「ただいまー」

 

当たり前だが返事はない

一様寝てるか確認するか

戸を開ける

 

諏訪子「ムゥ…ン"…ウ~ン…」

 

相変わらず寝相が悪いな

 

零「明日も頑張るか。諏訪子も頑張れよ?」

 

そう言うと、偶然とは思うが「うん…」と言っていた

思わず笑みをこぼした

戸を閉め、俺も寝ることにした




坤って言うのは、地って意味です。乾は、天って意味です
分からない人のために言っておきました
お節介だったらすみません…
それでは次回もお楽しみに~

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