止めてください!!師匠!!   作:ホワイト・ラム

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さて、さて、今回も投稿です。
最近少し寒くなってきましたね。
朝起きると肌寒さすら感じます、こういった体温の変化についていけない人は良く風邪をひくので注意してくださいね。



逆行!!幼き瞳!!

時を渡る列車「スキマライナー」次の駅は過去か未来か……

 

「師匠!?これは不味いですよ!!ぱ、パクリじゃないですか!?」

 

「善、パクリじゃないわ。オマージュよ」

 

「さすがに無理ですって!!」

 

 

 

 

 

「ふぅあ……あら、もうこんな時間……」

自室で師匠が目を覚ます。

時計を見るともはやお昼近く。

昨日新しい術の研究で根を詰めすぎたのか、いつの間にか寝てしまった。

 

「ぜ~ん、ぜ~ん……居ないのかしら?」

弟子を呼びつけるが、帰ってくるのはただ静寂ばかり。

小傘も橙も芳香すらいない空っぽの家の中――

 

「ウチってこんなに静かなのね」

静まり返った家の中で、食べ物を求め歩みを進める。

その間にチラチラと部屋を覗くがやはり誰も居ない。

 

「あら?メモが」

台所に一枚のメモが張ってあった。

良く見慣れた善の字であることはすぐに分かった。

 

「えーと、なになに……

『お師匠様へ。

今日知り合いになった、衣玖さんと芳香を連れて出かけてきます。

夕方までには戻る予定なので、買い出しの必要はありません。

お疲れで良く寝ている様でしたので、このような形になりました。

朝食の残りが有るので朝昼兼用で召し上がってください。

衣玖さんやばい、衣玖さん、衣玖さん、揺れる、胸部。

羽衣素敵、可愛い。美人、巨乳、パツパツ……衣玖さん、衣玖さん

むふふふふふふふ……*これ以降文字が荒くて解読不可能』」

恐怖を感じて、師匠はその紙を放り投げた!!!

 

「私の弟子怖すぎ!?なんなのよ……一体何が有ったのよ……

あ、裏が有るわ……

『PS表の木にぶら下がっている変態は、ただの通りすがりの野良変態なので気にしないでください』?」

少し気になる文章を発見して、庭の木へと向かう。

 

「むー……むーぅ……」

 

「ええ……なぁにこれぇ?」

庭の木の幹に剣の様な物が突き刺さり、そこからロープで青い髪をした少女が目隠しされ、さらに手足を縛られぶら下げられていた。

殴られたのか、服の一部が破れ泥や土で汚れている。

さらにその下に盛り土がなされ「てんこのは”か」と書かれた石が積まれている。

問題なのはその吊られた当人が目かくしされていながらも非常に楽しそうにしている事!!

イッツ!アブノーマル!!

 

「はぁはぁ……あら、もう放置プレイは終わりかしら!?

こんなの全然大したことは無かったわ!!

さぁ!!あなたの邪帝皇と呼ばれた力をもっと私に見せなさいよ!!」

何か言ってる、野生の野良変態を無視して、師匠は自身の家へと帰っていった。

まさか今日初めての、人とのコンタクトがコレになるとは認めたくはなかった。

 

 

 

「弟子がおかしいと、周りにも変な人が来ていやね。

何とか矯正する方法はないかしら?」

困ったように、師匠が善の作った朝食を食べる。

その時、音もなく師匠の目の前の空間が開いた。

 

「邪仙さんこんにちは」

 

「あら、妖怪の賢者様が何の用かしら?」

 

八雲 紫。スキマに潜む妖怪の賢者が師匠と目を合わす。

この二人、幻想郷でもトップクラスの問題を起こす元凶コンビで、無力な人間にとっては非常に厄介な組み合わせ!!

二人の出会いは何か(ろくでもない)ことが起きる前兆!!

 

「邪仙さん、過去へ行ってみない?

貴方の弟子の過ごした過去へ」

そう言って渡すのは一枚の不思議なカード、善の姿が描かれており今から10年ほど前の日付が付いている。

 

「このカードを貴女の弟子に掲げれば、記憶をたどって過去の世界へ飛べるわ。

この数字の年にね、帰るときは自動で戻ってこれるから。

カードは一回こっきりの、往復よ」

 

「まぁ、素敵。けど、こんなことするなんて、何か理由が有るのでしょ?」

願っても無い言葉に、師匠が警戒心をあらわにする。

 

「いいえ、ウチの猫を預かってもらってるお礼ですわ。

まずは少しだけ、お試しのサービスよ?

歴史の修正力に抗えたら、少しだけ彼を矯正できるかもしれませんわよ?」

パチンと指を鳴らすと、師匠が一瞬の浮遊感の襲われる。

次に地面に足を付けた時、そこはもうすでに師匠の知っている場所ではなかった。

 

 

 

「ブランコに、滑り台……なるほど、公園ね」

周囲を見回し、今の位置を確認する。

そして、ここが『いつ』なのかを知るため、子供を探す。

大人より警戒心が薄く、公園という場所的にも上手く出会える筈だ。

 

「うわぁぁぁぁぁぁぁん!!高いよぉ!怖いよぉ!!

董子ちゃんやめてよ!!」

 

「うるさい!!男でしょ早く上りなさいよ!!」

遊具ではなく、木の上に男の子が別の女の子によって追いつめられている!!

高い所が怖いのか、それとも降りれなくなるのを気にしているのか。

嘲笑を上げながら、眼鏡の女の子が木に蹴りを叩き込み、その振動で尚も男の子は泣き続ける。

 

「……あのこ、見覚えが……」

なんだか聞いたことのある悲鳴。

というか、毎日聞いている助けを求める声――

 

「はぁ……善って、昔から虐められる体質なのね……」

ため息をつき、木の場所へ。

 

「ん?何よおばさ――」

 

「お姉さんでしょ?」

下で善を追いやってた子に、にこやかな笑みを浮かべ訂正させる。

 

「いや。おばさ――」

 

「お・ね・え・さ・ん・よ?」

生意気そうな女の子の頭を引っ掴み、目の前で再度笑みを浮かべる!!!

その顔は確かに笑っているが纏うオーラはまさに鬼!!

 

「ご、ごめんなさいでした!!」

その女の子は慌てて逃げ出した。

 

「さぁ、もう大丈夫よ?こわくな――あ”」

 

がたがた、ブルブル、がたがた、ブルブル!!

 

木の上、善が師匠の迫力に完全にビビってすくみ上っている!!!

師匠の笑顔の余波は善にも及んでた!!

 

「た、食べないでください!!」

 

「食べないわよ!!」

尚も震える善に師匠があきれたように、言い放った。

 

 

 

「ほら、こっち来なさい」

 

「うん……」

木の上の善を飛んで空中で抱き上げた。

善には手品だと言い聞かせている。

 

「お、おねーさんありがと……」

地面に下ろした善が師匠にお礼を言う、現代ではほぼ同じ身長(若干善が高い)位なのだが、まだ幼い事もあり、善は師匠を見上げるような形になる。

具体的に言うと上目使いである。

 

「はぅ!?」

 

バキューン!!

 

何かが、何かが師匠の心を打ち抜いた気がした。

小さく怯える小柄な体躯、おどおどした気弱そうな目、まるで小動物を連想させる少年がそこに佇んでいた。

 

「ね、ねぇ、ボク?おねーさんのお名前教えてくれない?」

 

「はい、ボクはしどう ぜんです。6歳です!」

そう言って自慢気に指を5本差し出し、そのあと逆の手で指をさらに一本差し出した。

 

(か、可愛いじゃない……善のくせに……)

師匠は無意識に、善の頭を撫でていた。

 

「ねぇ、善君、おねーさん道に迷っちゃったんだけど、此処何処か教えてくれない?」

 

「えーとね、ボクの家の近くの公園!」

 

「ああ、そうじゃなくて――もう、可愛いから良いわ!」

師匠が善に抱き着き、持ち上げた。

色々と考えるやすべきことが有るだろうが、善を見ているとそんなことどうでもよくなる!!

ジーっと見てると、ドーでもよくなる!!

 

 

 

「そっかぁ、善君は来年小学校なのね」

 

「うん、そう!学校で一番になるの!!」

善と楽しく話す師匠。

今更だが、ここに来た理由を思い出す。

そう、彼の趣味を変えて今を変えなくてはいけない!!

 

「ねぇ、善君?」

 

「なぁに?おねーさん?

善君って、さっきの子嫌い?」

 

「嫌い!!僕の事いっつも馬鹿にするから!!

そのくせ兄さんにはくっついてさ!!」

怒るのもわかるわ。と善をなだめすかす。

ここで彼の興味を年上ではなく同年代にしなくては成らない。

年上好きが高じて、おそらくあのような性格になったと、師匠は推理した。

 

「けどね?自分と同じ年ごろの子には優しくしないとダメなのよ?

善君は男の子でしょ?男の子はね、女の子をまもる使命が有るのよ?」

 

「使命?」

分からないと言いたげに、善が聞き返す。

 

「そう、だってその方がかっこいいじゃない?

ヒーローは他の人を守るものなのよ?」

 

「ヒーロー!?ボクも成れる?」

 

「ええ、成れるわ。みんなに優しく、強く成りなさい」

 

「うん!わかった!」

善が笑顔を浮かべた瞬間、師匠の目の前が光に包まれる。

 

 

 

「あら、ここは……戻ってきたのね」

気が付くと、いつもの墓場。

先まで吊るされていたハズの野生の変態も居ない。

木に剣の刺し傷が無い事から、ここが別の世界だと分かる。

 

「善はどうなったのかしら?」

家の中へ、ドアを開けて入ってみる。

 

「芳香~芳香~」

 

「うー!やめろー、離せー!!」

善が逃げる芳香に、フリフリの服を当てがっていた。

ピンクでフリル過多の、なかなかに着るのに勇気の要る服だ。

 

「あ!師匠、おかえりなさい。

ね、ね、師匠も芳香にコレ似合うと思うでしょ?」

そう言って、自身の持つ服を芳香に見せた。

 

「嫌だぞー!こんなの着たくないぞ!!」

 

「絶対に似あうって!!」

ピンクのフリフリを掲げて、なおも芳香を追い回す!!

騒がしいが何処か微笑ましいと、師匠が思った時――

 

「コレ、すてふぁにぃに出てきた子の服だ!!

私に何をさせる気なんだ!!」

 

「ぐ、偶然の一致です!!不可抗力です!!」

すてふぁにぃの単語を聞いた瞬間、師匠の目が吊り上がった!!

 

「あなたまだ、そんな事言ってるの?」

改変に失敗したことに気が付き、師匠がいら立ち始める。

 

「すてふぁにぃは俺の恋人です!!絶対に守る!!」

居間の机の上の紙袋を大切に抱き上げた!!

必死の形相!!しかし!!守るべき対象が違う!!

 

「ああもう!!やり直しよ!!やり直し!!」

善からすてふぁにぃを奪い取った師匠が、紫から渡されたカードを善の前にかざすと、干物の様に善が縦に割れる。

その間に飛び込み、師匠は再び過去へと!!

すべては、善の好みを直すために!!

 

 

 

 

 

「ふぅ、また来たわね……とりあえず、コレを捨てて……」

思わず持ってきたすえふぁにぃを何処かへ捨てようと、公園にを横切ろうとすると――

 

「あ、善君」

公園のベンチの中、善が座って泣いているのが見えた。

 

「どうしたの、なんで泣いてるの?」

気が付けば再び、善に話しかけていた。

 

「おねーさん……お母さんに怒られた……」

グズグズと涙を流し、シャツがべたべたに成っている。

ゆっくりと嗚咽交じりで善が話し出した。

 

「ふーん、お勉強上手くいかないんだ……」

 

「うん、ボク好きじゃない……

頑張っても、兄さんに勝てないお父さんも、お母さんも『完良はもっと出来た、お前はサボってるからできないんだ』って。

ボク頑張ってるのに……」

そう言って、再度泣き出す善。

親の評価は仕方ないだろう、実際にもっとよく出来た息子がいるのだ。

同じような存在は必ず比較され、優劣が付けられる。

そして劣った側の存在は――

 

「なら私と来ない?」

 

「え?」

師匠の言葉に善が目を丸くする。

師匠は本気だった、この時間の自分が何処にいたかは覚えている。

過去の自分へ善を預ける積りだった。

 

「貴方を認めないお父さんお母さんを捨てて、私のウチの子に成らない?

勉強以外でも、生きるのに大切なことはいっぱい有るわ。私が全部教えてあげる。

私のウチね、他にも一人居るの。芳香っていう子なんだけど、貴方とはきっと仲良くなれるはずよ?どう?」

師匠の言葉に善が考える。

通常子どもは親の元へ行こうとする。

『考える』という事は、心が揺らいでいる証拠であり、親という絶対的な存在への揺らぎが生じているという事だ。

だが……

 

「おねーさん……やめておくよ。

だってまだボク頑張れるから!!にーさんみたいになるんだ。

みんなからすごいって、褒められたいんだ!!

ボクにだって出来るハズだからさ!」

純粋な笑み。クリアな透き通るような笑みを浮かべる。

だが、師匠は知っている。

この笑みは必ず曇る、この決意は必ず叶わない、だがそれでも善が望むなら手を出す気はなかった。

ならば今できるのはたった一つ。

 

「頑張りなさい、善君なら絶対に出来るわ」

 

「うん、ありがとおねーさん。

何時かボクが大きく成ったら、また一緒に遊んでね!!」

 

「ええ、頑張りなさい。何度心折れようとも……

私は、その先に居るんだから。

またいつか、会えた時一緒に遊びましょうね」

師匠は去り行く善の背中に声をかけた。

 

「おねーさん!!」

 

「ん?どうしたの?」

いつの間にか善が振り向いている。

そして、小走りにこちらに走って来て――

 

「おねーさんありがと、ボクおねーさん大好き!」

善が甘える様に師匠の胸に飛び込んできた。

そして再度、師匠の視界が白く染まる。

 

 

 

 

 

「さぁ!もっと!もっと来なさいよ!!」

 

「……結局、元の世界ね」

気が付くと、元の墓場。

善によって吊るされたであろう、野生の変態もぶら下がったままである。

師匠はそのまま自分の家へと入っていった。

 

 

 

「あ、師匠おかえりなさい」

 

「おー、おかえりー」

居間で善と芳香二人が、桃を食べている。

 

「衣玖さんから、天界産の桃を貰ったんですよ。

師匠も食べるでしょ?」

 

「そうね、お願いするわ」

善が台所へと桃を剥きに行った。

見た所、大きな変化どころか、なんの変化も無いようだった。

 

「はぁ、特に収穫は無しね」

色々あって、疲れた師匠。

ふと気が付くと手に紙袋を持ったまま、結局捨てるのを忘れてしまったのだ。

師匠はそれを忌々し気に投げ捨てた。

 

「師匠ー、桃……うお!?」

投げ捨てた本が善にぶつかりそうになって、慌てて善が避けた。

 

「なんですか、コレ?」

 

「私の馬鹿で、お調子者で、色魔で、未熟者で、ろくでなしで、変態で、無能で役立たずの弟子の愛して止まない本よ」

色々と嫌になっていた師匠は、善から桃をひったくるともくもくと食べ始めた。

優しい甘い味が広がるがどうにも、心のむかつきは消えない。

 

「ひどい言われ様ですね……あれ?これ、私のじゃないですよ?」

投げられた衝撃で、紙袋が破れ中の表紙が少し見えている。

 

「うわぁ……これはひどい……」

善が取り出す本は、一応は春画の系統なのだが……

 

「えーと、『ドS幼女に調教され隊』?『幼女帝に跪いて』、『ロリロリファンタジー』?

なんですか、コレ……うわぁ、キッチィ……」

表紙を見て、善は本気で引いている。

 

「え、うそ……」

ソレに驚いたのは師匠も同じ、当然だが善の好みは知っている。

そしてこれがその好みで無いのも分かる。

思いつくのは一つの可能性――!

 

「そうだわ……戻って来た時は、表に誰も吊るされてなかったわ。

そして、『本来の改変される前』が『今の世界』」

紫の言う「時の修正力」という言葉が、脳裏をよぎった。

 

「最初の世界は『私が改変する事』まで織り込まれた世界なのね。

私が改変しないと善はロリコンに成っていたんだわ……」

なんというか、壮大な仕掛けにまんまと乗せられた気がする師匠。

コテンと、背を倒し床に寝そべる。乾いた笑いが零れる。

 

「ふふふ、なぁんだ……ぜーんぶ、無駄な労力ね……」

少し笑って、一周回って逆に師匠はすっきりする。

そうだ、そう言えば約束していたことが有った。

 

「ねぇ善」

 

「は、はい!師匠!これは私のじゃないですからね!?

その橙さんとか、小傘さんとか見てたら罪悪感でこういう系は完全に無理で……」

急に倒れ笑い転げた師匠を見て不安になっていた善、急に言葉を掛けられビクリと震える。

言い訳する善を無視して、とびっきりの笑顔を作る。

 

「ねぇ、明日ってヒマ?

修業の息抜きにデートしましょうよ」

 

「え、明日――で、デート!?」

突然の言葉に、善が驚く。

 

「良いでしょ?芳香とは何度も行ってるんだから、たまにはお師匠様をエスコートしなさい」

突然の師匠の意見に善が右往左往するが、結局は覚悟を決めて――

 

「は、はい!喜んで!!」

善の嬉しそうな顔に、10年前の善の笑みが重なって見えた。

 

「長い長い時間の果てに、あなたは今ここに居るのよね」

小さく師匠が微笑んで笑って見せた。

多分善はもう覚えていない、ずっと昔の事。

だけど、時を重ねて確かに今、あの日泣いていた少年はここに居る。

遠回りをしただろうが、少年は確かに今、自分の手元に居るのだ。

そう思い、師匠は明日のデートの内容を夢想し始めた。

だが――

 

「はぁ、なんでこんなに劣化したのかしら……

あのまま育てば、私好みだったのに……」

 

「急に訳の分からない理由でがっかりするのは止めてください!!師匠!!」

今日も()()()()()の時が流れる。

 




実は、善はヒーローが好きという設定が有ります。
現代に戻った時、ヒーロー物の音楽を聴いていたり、一部の技を使うイメージにヒーローを使っていたりしています。

タイムパラドックスは、考えていても頭が痛くなりますね。
プロットを書くのが苦手(基本書くのはノリと勢い)な作者には強敵ですね。

因みに、あの選択肢で師匠についていくを選ぶと、なかなかBADな世界へ……
何時か特別編という形で、見せれたらいいな~と思っています。

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