ゆっくり魔理沙「前半のに当たる部分は凄く短いけどな;」
218年6月2日追記
ゆっくり霊夢「虧蚩尤さんから連絡があって、戦治郎さん側の分かってる改二のが多摩までだったので改二部分の所を修正しました」
ゆっくり魔理沙「更新じゃなくて悪いな;」
「……どうしてこうなったし」
目の前のやる気満々な戦治郎、空、剛、光太郎、シゲ、護の面々を見ながら天龍はそう呟くしかなかった。
☆
「…と言う訳だ。量の奴はマジすまん;」
「ああ、成程ね。納得したよ」
「俺からも本当に消費しちゃう事をしてごめんね;」
「そういう理由なら仕方ねえよ。餃子うま!」
時間戻り、前回の最後に現れた北方棲姫こと太郎丸にレ級エリートこと弥七に戦治郎は事情を説明して、太郎丸は納得して謝るリュウレンジャーに弥七はそう返してから餃子を食べて歓喜する
「そういやそっちだと改二とかは分かってない感じだったんだな」
「ん、まあな…俺達が知ってる範囲ので増えて行ってるがなかなかな…ちなみに多摩までな」
そう言うマーベラスに戦治郎はそう返す。
「なら面白れぇ情報をやるよ。長波、龍田、村雨、武蔵、瑞鳳の5人も改二に出来るぞ」
「ファッ!?マジかそれ!?」
「ホントよ~」
笑って言うマーベラスの言葉に驚く戦治郎へとうふふ~と笑って服が違う龍田が言う……
「って!?龍田!?どうしたその服!?」
「私はこっちよ~こっちの天龍ちゃん」
「あ、お前、もしかしてこっちの龍田か!?」
「そうよ~似合う?」
何時の間にかいたのに誰もが驚く中で天龍がそう言うと天龍側の龍田は笑って言う。
「いやいや、龍田さん、どうして改二?と思われる姿に!?と言うかまだ熟練度は改位ですよね!?」
「これね~明石さんに改二のを試着してみない?と言われて着たのよ~」
「と言うかなんで龍田いるんだよ!?お前乗ってる組にいなかったよな!?」
「ああ、あの子と一緒に密かに乗り込んだのよ」
そんな龍田に吹雪は質問して龍田はそう答え、天龍も聞いてそう返される。
あの子という言葉に誰もが龍田の指さす方を見る。
「天龍さん側の響だよ。普通に乗るよりも潜入な感じで乗った方が面白いかなと言う事で秘密裏に乗り込んだんだよ」
バーーーーーン!という音が聞こえそうな感じに椅子の上にジョジョ立ちをした響がいた。
その隣で疲れた顔の叢雲と北上がいた。
「あ、あれはフリーダム響!?」
「マジかよ、生でフリーダム響を見ちまったよ!」
「これを見ることになるとは思いもしなかったッス!」
「え、何あの私…凄く自由過ぎないかい?」
それに戦治郎やシゲ、護が反応し、戦治郎側のヴェールヌイは呆気に取られる。
「なんでお前等もいるの?」
「無理やり連れて来られたのよ」
「あたしもそんな感じ…この2人にあんまり絡まれないとのんびりしようと思っていたのに」
「良いじゃないッスか北上さんよぉ」
「うんうん」
一緒にいた叢雲と北上に聞く天龍に2人はそう返し、北上に深雪と初雪はこのこの…とツンツンする。
「しかし、お前等はまだそこまで上がってないんだな」
「まぁ、俺達や俺達が所属するラバウル鎮守府はあっちじゃあ新米を抜ける途中な感じだし」
「そうね…稼働してから4ヵ月未満だし」
「ウチも昨日稼働したばっかだけど、4ヵ月で改二になれるにはまだまだ先になるな…普通なら」
そう呟く戦治郎側の木曾に天龍と龍田はそう返すと戦治郎がニヤッと笑う。
あ、いやな予感がする…と天龍はその笑みにそう思い、察した戦治郎側の一部が合掌と手を合わせる。
☆
そして時間は冒頭に戻る。
場所を埠頭から少し離れた水上に移動した。
戦治郎、空、剛、光太郎、シゲ、護を前に天龍と吹雪、叢雲、北上、龍田、響が立っている。
ちなみに天龍側の龍田は元の服装に着替えている。
「ホントどうしてこうなった」
「うん。天龍さん以外全員が改二になれる面々だね」
「早速巻き込まれたー」
「と言うか何あの武装!?あんなのないとこの世界は生き残れないの!?」
「(ガタガタブルブル)」
「あらあら~天龍ちゃん、吹雪ちゃんが凄く震えてるわよ」
思わず言葉が漏れる天龍に響はグリコのポーズを取りながら言い、ぼやく北上の隣で叢雲が戦治郎たちの武装を見て叫び、吹雪は第六感で感じたのか震え、龍田はほんわかに言う。
ちなみに戦治郎は41m砲ベースにしたガトリングの様になっている主砲、空は改造された飛行艤装で下の見た目がまんまヴァル・ヴァロなテキサスも見えてる。
剛はハンドガンにライトマシンガン、光太郎は右腕に放水砲と思われるのを装着し、背中や腰に見覚えのあるヴェスバーをそれぞれ2つの計4つ装備、シゲは艤装になっているペット達、護は防空棲姫の艤装の下段の口の上にロボットペンギンが座っていた。
「「ガンバ―」」
「ふ、吹雪ちゃん頑張って!」
「頑張ってくださいね~」
「ぐ~」
埠頭で深雪達がそれぞれ応援の声をかける。
「皆、やる気を削ぐを事を言う…すまん。勝ちビジョンみえね!!」
「安心して天龍さん、凄く共感出来るから!」
「ですよね!何んですかあれ!?ランチャーって普通に驚きですよ!?」
「いやぁ…凄いねあっちの武装、と言うか機動戦士の武装があるよ」
「確かに当たったらやばそうよね~」
「まぁ、演習だから弾はちゃんと模擬戦用にしてるんじゃないかな?」
叫ぶ天龍に叢雲と吹雪は心底同意し、北上は頭を掻いて呟き、龍田もいつもの調子で言うが困った顔をしてて、響は某フォーと叫ぶ芸人の取るポーズをしながらそう言う。
「まぁ、そう切に願う…んで響、お前いちいちポーズを取るな。戦治郎提督のヴェールヌイが頭を抱えて姉妹に慰められてるからやめたげて」
「だが、断る」
気を取り直しながらそう言う天龍に響はフィーバーなポーズを取りながら返す。
「えっと…戦治郎提督よ。少しの準備させてくれね?」
「ん?まぁ、良いけどよ。もう艤装は装備してるだろ?」
まぁ、そうだけどな…とそう返しながらBアークとカードを取り出す。
「あ、あれはディーアークか!?」
「え、あれで何かする気ですかね?」
「ああ、あれディーアークじゃないぞ」
「それを元にしたBアークです」
そんな天龍の取り出したのを見て驚く輝と漣に深雪と赤城は訂正する。
「まずは吹雪!カードスラッシュ!!長門改二!!」
その間に天龍は液晶画面のを吹雪に向けてからカードをスラッシュする。
画面から出た光りに吹雪は包まれ、光りが弾け飛ぶと身長が伸びて顔と髪を除いてスタイルと服装含めた艤装が長門の様になった吹雪が現れる。
「ビッグセブンの力を纏い、吹雪、頑張ります!!」
「ファッ!?」
「うそーん…」
「あらあらまあまあ…」
「吹雪の体が長門になった…だと?」
「これは驚きだ」
「ホントに驚きッス!」
ポーズを取る吹雪に戦治郎と空は目を見開き、シゲは唖然とし、剛は目を丸くして口を押さえ、光太郎と護も驚く。
「続けて響!カードスラッシュ!日向!」
「変身!」
「いや、変化だと思うのです!」
「突っ込む所そこじゃなくね?」
次に響でマーベラスの電がツッコミを入れてる間に響も同じ様に日向と服と艤装を纏った姿になる。
「次は3人連続!カードスラッシュ!」
最後に叢雲、北上、龍田に画面を連続で向けてからブルーカードを取り出してスラッシュし…
「マトリックス!エボリューション!!」
カードが読み込まれる。
Matrix Evolution
音声と共に画面が光り輝いた後に飛び出した光りが3人を包み込む。
光りが3人の姿は改二になっていた。
「ふふ、頑張っちゃうわよ~」
「んじゃあ行きますか」
「死ぬ気で行くわよ!」
「こりゃまたすっげぇな…後で教えて貰いてえな」
「ホントッスね!」
構える龍田改二、北上改二、叢雲改二に戦治郎はBアークについて興味を持ち、護も頷く。
「お前等!!全力で生きる方向で頑張るぞ!!だけど一撃は入れる様に行くぞ!!」
「「おおーーーー!!」」
気合を入れる様に叫ぶ天龍に吹雪と叢雲は答えて北上と響もむふんと構え、龍田も笑って構える。
3分後
「「「「「「……………………」」」」」」Ω\ζ°)チーン
そこにはヤムチャになった天龍達の姿があった。
「いやぁ…久々に暴れた気分だわ」
「…俺達が言うのもなんだけど…やり過ぎた;」
「確かにそうだな」
腕を回して言う戦治郎の隣で光太郎はなんとも言えない顔で呟き、空も同意する。
そのまま1人ずつ抱えられて埠頭に戻る。
「いくら何でもやり過ぎだろうがよぉ、このばぁたれ共が……、っとぉそんじゃあ治して行きますかねぇ」
呆れた顔で近づいた悟がそう言うと彼の手が緑色にほんのり発光させる。
その後に天龍の腕に近づける。
すると演習により出来た傷が癒えて行く。
「すげぇ…これなんだ?」
「こいつぁ快癒の翠緑って言う俺の能力なんだよなぁ。まぁ、簡単に言やぁデメリットがねえバケツって思えば良いだろうよぉ」
「(この世界のバケツにはデメリットがあるって事かその場合、まぁ、あんま聞かねえほうが良いか)」
興味深そうに見る深雪と涼風に答えた悟のを聞いてマーベラスはそう思った後にこの世界のにあんまり突っ込まない方が良いと考えてあえて言わずにおいた。
ハーケンも同じようで言わないでいた。
「全く…」
そして吹雪の治療が終わるのを見て加賀はおもむろに胸当てを外して着物を豊満な胸元の素肌が見えるくらいにはだける。
「ぶっ!何やってんのあん…(ばしゅ)た…?」
それに霞が顔を赤くして言おうとしてその前に吹雪が加賀に抱き着いて胸元に顔を埋める。
「ぶえぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!加賀しゃぁぁぁぁぁぁん!」
「全くこの淫獣は…少し慰めるので離れます」
泣く吹雪の頭を撫でながら加賀はそう言ってガレオンに戻って行く。
「どうしたんだ吹雪の奴」
「まぁ、少しトラウマが…」
「ぐー;」
それに呆気に取られながら呟く戦治郎に赤城は困った顔をして言い、エルヴィンも困った様に鳴く。
悪い思い出があるのかと気づいて戦治郎はあー…しまったな…と少し後悔する。
「うー…色々となんか見えた」
「確かに見えたね…」
「川が見えたね」
「いやそれ、普通にヤバいのでしょう」
「あらら~ホント凄かったわ~」
その後に天龍達が各々に意識を取り戻す。
「お前等もああやって強くなったの?」
「まあな」
「そのお蔭で改二にもなれたしね~」
「夕立は空さんと提督のお祖父ちゃんにして貰ったぽい!」
「普通に演習するより経験が溜まりますからね転生個体の提督達だと、簡単に例えますと転生個体の練度が1から2になる間に艦娘は1からケッコンした上でカンストする。なので提督1人でカンストケッコン艦48人分の経験値があるんですよ」
「マジかすげぇな!」
「つまりあたいらにしたらすげぇ程上がっちまうって事なのか」
聞く天龍に木曾は頷き、鈴谷と夕立、大和のに深雪と涼風は驚く。
「ご主人~お疲れ様だ~」
そこにのっしのっしと戦艦水鬼の艤装が来る。
ただ、その大きさは知られてるのより5m位差がある。
「こりゃまた…普通のより大きいな」
「えっと…こいつがもしかして…」
「そ、こいつが俺のペットの1体、ヒグマの大五郎だ」
「宜しくおねげぇしますだぁ~」
「あ、こちらこそ」
「おう、宜しくな!」
ほうと声を漏らすハーケンの後の天龍へと戦治郎は肯定し、頭を下げる大五郎に五月雨も頭を下げて涼風は笑う。
「んで、隣にいる砲台子鬼が甲三郎で浮遊要塞が六助か?」
「そうだぞ。こいつ等も頼もしい仲間だ」
えっへんと戦治郎の言葉に2匹は胸を張る様に体を逸らす。
「異世界の天龍に質問ッスけど…さっきのブルーカードは艦娘を改二にする感じッスか?」
「ああ、戦闘時に一時的にする感じだ。改二を持ってない艦娘には改二を持つ姉妹艦と同じ感じにし、姉妹艦に改二がいない艦娘はステータスを大幅上昇させるんだぜ。一時的で正規のじゃないから疲れも半端じゃないけど」
「そりゃあすげぇな」
その後にそう聞く護に天龍は答えて輝はほへぇと呟く。
「深海棲艦にも適用されるのかいそれは?」
「あー、効くのは効くけど、艦娘用のだから本来ない感じのに変化したり時があるな。俺が知るのじゃあ北方棲姫なら港湾棲姫に、別世界から来た奴の妹分のレ級を戦艦巫姫って言う存在に進化させたりな…まぁ、後者はしばらくしたら元に戻ったりするから持続するかは個人差だな…そこらへん調整しても分からんって言うのが妖精さんからのなんだよな…」
「成程な…(くいくい)ん?どうした甲三郎?」
光太郎の問いにそう返した天龍のに戦治郎は納得した所で甲三郎に裾を引っ張られたので顔を向ける。
甲三郎は天龍に近づくとBアークを指してから次にブルーカードをツンツンする。
「おいおい、もしかして試して見たいのか甲三郎?」
「(コクコク)」
「んー…人型じゃない奴には試した事ないから何か起こるか保証できないぞ?」
しゃがんで聞く戦治郎に甲三郎は頷いてから天龍のにふんすと鼻息を鳴らす。
「よし!天龍、こいつのやる気を買ってやってくれねえか?」
「あー……了解。けど、なんかあったらすぐに訴えろよ」
お願いされて天龍は頭を掻いた後にそう言ってカードとブルーカードを構える。
「カードスラッシュ!マトリックスエボリューション!!」
Matrix Evolution
カードが読み込まれて音声と共に画面が光り輝いた後に飛び出した光りが甲三郎を包み込み、光りは大きくなる。
「おお、どういう感じになるであろうな」
「まぁ、きっと大五郎みたいに大きくなったりするんじゃねえかな?」
「確かにありえそうですね」
「普通に考えるならそんな感じかもな、使った2人も実質的に体が大きくなってたからな」
興味深そうに見るガタノゾーアのに戦治郎はそう予想し、翔も同意する中で誰もが見守る。
そして…光りが収まった後に現れたのに目が点になる。
「う、うう…どうなったでヤンスか?」
そこにいたのは…顔付きは霧島だが体つきは腕は普通だが港湾棲姫の様なスタイルで服装は戦艦タ級が着てる様なセーラー服で下は足まで届く長いスカートを履いてる。
それだけなら普通だが、両肩に砲台子鬼の砲台部分を2問に増やしたのを装着していて、さらに腰部分に同じのを装備していて、両腕には亀の甲羅の様な盾を装備していた。
「あ、あれ、ご主人に皆さん。どうしたんでヤンスか?…ってあれ?オイラ、喋れてるでヤンス?」
全員の反応に戸惑う甲三郎?に誰もが無言だったが…
「「「「「「げ、劇的ビフォーアフター並の劇的進化したぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?」」」」」」
しばらくして絶叫するのであった。
次回を待て
ゆっくり霊夢「と言う訳であとがきだよ~作者代行のゆっくり霊夢だよ~」
ゆっくり魔理沙「助手のゆっくり魔理沙だぜ☆」
ゆっくり霊夢「はい、と言う訳で演習(瞬殺)と甲三郎の魔改造回でした」
ゆっくり魔理沙「作者…普通にやらかしたんじゃね;」
ゆっくり霊夢「一応、虧蚩尤さんに喋れる様になったらで聞いて口調と一人称のからああ言う外見になりました」
ゆっくり魔理沙「お、おう;」
ゆっくり霊夢「ちなみにこれが甲三郎のなった姿の一応の詳細だよ」
砲台棲姫
外見:顔付きは霧島だが体つきは腕は普通だが港湾棲姫の様なスタイルで服装は戦艦タ級が着てる様なセーラー服で下は足まで届く長いスカートを履いており、両肩に砲台子鬼の砲台部分を2問に増やしたのを装着していて、さらに腰部分に同じのを装備していて、両腕には亀の甲羅の様な盾を装備している。
概要
甲三郎がブルーカードの力で劇的ビフォーアフター並の進化を果たした姿。
転生個体と言うのもあるが装備された艤装は並大抵の固さを誇る深海棲艦を1発で仕留められる威力を秘めている。
その分、移動力は遅いが、腕の盾の防御力は高い。
ゆっくり霊夢「ちなみにこのあとがきを書いてる時にさっと設定しました。この姿を維持したままかしばらくしたら元に戻るかは虧蚩尤さん次第かな?」
ゆっくり魔理沙「大丈夫かこれ;」