ゆっくり魔理沙「後者は飯テロになるか分からねえけどな」
士「それと少しの注意だ。最後らへんにあっちでまだ出てないネタが出てるから注意しとく様にな」
カズマ「それでもいい人はゆっくり見て行ってね~」
前回から少しして、場所を食堂に移してマーベラスと戦艦水鬼が見あう様に座り、マーベラスの右隣にハーケンとアレディ、左側に鎧が座り、戦艦水鬼の右隣に潜水棲姫と中間棲姫、左隣に水母棲姫が浮かぶ様にいる。
他のメンバーも各々の席に座っているが、一部がエプロンと調理用手袋を装着して料理するリュウレンジャーの姿を見てシュールな笑みを浮かべてたり、その様子を戦艦水鬼と名乗りをやった軽巡棲姫、重巡棲姫、空母棲姫、南方棲戦姫が防空棲姫と共に撮影しまくる。
リュウレンジャーの傍で撮影の邪魔にならない様にメモ帳とペンを手に彼のレシピを真剣な表情で盗もうとする泊地水鬼、間宮、伊良湖、鳳翔、龍鳳がいる。
「名乗り忘れて済まなかったな。俺は長門
「(ここでも大和が秘書艦なんだな…)」
そう言って改めて自己紹介する戦艦水鬼改め戦治郎のに天龍は前に自分の世界で出会ったほっぽの事を思い出す。
「んで、真剣にレシピを盗もうとしてる泊地水鬼は
「おお!なんと仮面ライダーBLACKに変身する人と同じ名前なんですね!」
そう言って紹介する自分と名乗りをやった泊地水鬼や撮影してる深海棲艦面々を紹介する戦治郎のに鎧が反応してマーベラスに脇を小突かれる。
予想していたので声に出さずに爆笑する戦治郎の隣にいた潜水棲姫が丁度良いと見て次は俺だと名乗る。
「医療施設の元締めやってる元医者の伊藤
「家の軍医だ。こう言う口調だがぁ、腕は保証するぜ」
「色々と出来るってすっげぇな…」
そう言った悟のに付け加えた戦治郎のを聞いて天龍はそう呟く。
「私は春雨
「可愛い名前だね~」
そんな悟の後に名乗る戦治郎側の駆逐棲姫のにマーベラスの駆逐棲姫はそう言うと望は照れた様に笑う。
次は俺だと中間棲姫がむふんと気合を入れる。
「俺は赤城
「ど、どどっどうもよ、よよっよろしくお願いし、ししっます」
「あーきついなら無理に話さなくても良いんですよ;」
輝の紹介にト級はどもりながら挨拶して吹雪が代表でそう言う。
「ごめんなさいね。藤吉ちゃんは虐められてた過去があって人見知りなの…アタシは稲田
「質問!確か望っちは女だけど他の人は男ならなんで剛さんは女口調なんだ?」
続いて名乗る水母棲姫のに深雪が手を上げて質問する。
「アタシの口調はちょっとしたジョークよん♪まあこんな口調だけど心はれっきとした男よ?そっち系の趣味はないわ☆ついでに言うと、艦娘ちゃん達はみ~んなアタシの子供くらいの感覚ね~♪ 40後半になるとそうとしか思えなくなっちゃうもの☆」
「わーお…」
「こりゃまた凄いダンディがいたもんだ…しかもその体から発する俺達を試してる感じもな」
「わざと隙を失くして俺達がどう動くか観察するのは止めたらどうだ?」
答えられた事に天龍は何とも言えない顔をする中でハーケンはそう言い、マーベラスは気だるげに言う。
「あらやだ。ごめんなさいね。戦ちゃんや空ちゃんが興奮する程だから少し興味が沸いたのよ」
謝罪する剛だが内心は驚いていた。
その驚きはマーベラスやハーケンではなく、アレディであった。
先ほど2人が言った様に素人でも分かる程、隙をなくして反応を伺った。
それにより2人以外にも何人かが訝しんだり、警戒したりもする中、アレディは他のメンバーとは真逆の事をした。
簡単な事だ…剛と同じ様に隙をなくしたのだ。
それにより撮影してる面々やリュウレンジャーの料理のレシピを盗もうとしてる食堂組を除いて戦治郎や戦治郎側の艦娘達は驚きを隠せなかった。
いや、空だけは撮影を止めて(どこからともなく用意した脚立の上にカメラを置いて撮影を続行してるが)、アレディが万が一何かした際の為か左腕を構えている。
そして剛自身もそんなアレディを見て、自身がもしも挑んだのをイメージし…圧倒される光景しか想像出来なかった。
「(凄いわね…この子。とんでもない修練…いえ、修羅場を越えてるわね)」
「おいおい、アレディも真似しなくていいだろう」
「すいませんハーケン殿」
そんなアレディに対して茶化す様に声をかけるハーケンにアレディは謝罪してそれを解く。
それに空は警戒を止めて撮影に戻る。
「んで…最後に司の紹介もしとくか……司、漣達の時と同じ様に余計な事言わずに簡潔に自己紹介しとけ、もし変な事口走ったら悟に頼んで二度と口開けないように縫い合わせてもらうかんな……」
その後に最初に天龍達が顔を出した所で喋ろうとして影で通の麻縄と悟の縫合糸で簀巻きにされてから猿轡されて、そのまま床に転がされていた装甲空母姫に戦治郎がそう釘を刺しつつ猿轡を外して促す。
「ぷはぁ!わーかりました!わかりましたって!俺様は鳳 司って言うんですよね~、この鎮守府の入渠施設でやってる店舗『ファッションショップ フェニックス』店長をやっちゃったりしちゃったりしてるんですよね~!欲しい服とかあったら相談してくれれば仕入れたり仕立てたり、修繕から改造までな~んでも!この超グレートハイパーにカッコイイ俺様がチャッチャっとやっちゃうからね~、よっろしくぅ!」
「うーんなんと言うか濃い人だな」
「…テンションも高すぎる」
「(……つかさと聞いて別の人が来たと言うのは黙っとこう)」
そう言って挨拶する司に深雪はそう述べ、初雪もそう言う中で天龍は内心通りすがりの仮面ライダーを思い浮かべたのは内緒にしとこうと心の中に仕舞う。
「出来ましたよ~」
「まだ全員分出来てないけど、駆逐艦の皆から渡してとの事です」
そこに大量の餃子の皿を抱えた間宮や伊良湖が来て、駆逐艦たちの前に置く。
「凄いっぽい!」
「うっひょ~!うまそ!!」
「1人でこんな大量に作ったの!?」
「そりゃあ亮だからな」
「ですね。自分の夢を叶える為に日々精進してますしね」
並べられた餃子に夕立と江風は目を輝かせ、霞は驚くのにテンマレンジャーとキリンレンジャーがそう言う。
「けど本当に良いの?」
「戦治郎さ「くんで!くんで良いッス!」あ、じゃあ戦治郎くんで、調理する前に彼から駆逐艦の皆に先に食べさせてあげてくれと頼まれてね。君達は育ち盛りだし、俺も熱々のを食べて貰いたいから了承したんだ」
「だからお前等が先に食べてくれ」
訝しげに聞く曙のにそう答えるリュウレンジャーのに戦治郎もそう言い、それを聞いて深雪がいただきま~す!と早速タレに付けて1口食べる。
その後、目を見開く。
「おお!?こ、これめっちゃうめぇぇぇぇぇぇぇぇ!」
「……うん。めちゃうま」
歓喜して次のに取り掛かる深雪の隣で初雪もグッとサムズアップしたのを皮切りに戦治郎側の駆逐艦たちも各々に食べ始める。
「ちょマジやばうま!!!」
「こ、これは凄いわね」
「確かに、外はサクサクで中はジューシーで歓喜します」
「提督達が食べたがるのも分かる程だわ!」
「はは、そう言ってくれると嬉しいね。なんたって世界一旨い餃子目指してるからね」
美味さに叫ぶ漣の隣で霞も目をパチパチさせながら箸を進め、不知火は目を輝かせ、陽炎も興奮する中でリュウレンジャーが手を休めずにそう言う。
「なんで世界一旨い餃子を目指してるの?」
「あ、確かに気になるね。どうしてなの?」
「なんで目指してるかって?それは世界一の餃子は、誰が食べても笑顔になるからさ。そういう餃子を作るのが俺の夢なんだよ」
食べてからそう聞く天津風に時雨も同意してリュウレンジャーを見て、リュウレンジャーはしみじみと答える。
「けどよ。今存在してるあんたはハーケン提督が呼んだ存在だろ?」
「確かに俺は皆と一緒に呼ばれた存在さ。けど、魂と心はここに存在してる。体は生身でなくても、魂と心は変わらず
そんなリュウレンジャーへと問いかける戦治郎側の天龍のに本人はそう返した。
うんうんと感慨深く頷く戦治郎と護は見ても誰もがそれが彼の在り方なんだと感嘆したり敬意の視線を向ける。
「ううううう、なんと誠に強き信念にして思い、我は感動しているぞ!!」
そんなリュウレンジャーの言葉に…ポケモンに出るオムナイトみたいなのが感動していた。
「「なんかポケモンのオムナイトみたいなのがいるぅぅぅぅぅぅぅぅ!?」」
「あ、その子は家のマスコットのガタノゾーアくんです」
「マスコットなのですか!?」
「と言うかどっかのラスボスと同じ名前なんですけど!?」
「実際そのラスボスの元ネタだしな、こいつの本名はガタノトーア、ガタノゾーアは俺達の中での愛称なんだわ、更に縮めてゾアなんて呼んでるがな」
「マジでか!?」
現れたのに天龍と鎧は叫び、間宮の紹介にマーベラスの電は驚き、軽巡棲鬼もツッコミを入れると戦治郎は肯定してレ級は驚く。
「ここも賑やかで良いな~」
「いやそれで済ませて良いの亮兄ちゃん!?」
「コウに同意するぜ俺も」
「だな」
それを見て述べるリュウレンジャーにキバレンジャーはツッコミを入れて、白虎真剣とテンマレンジャーもうんうんと同意する。
次回を待て
ゆっくり霊夢「と言う訳であとがきだよ~作者代行のゆっくり霊夢だよ~」
ゆっくり魔理沙「助手のゆっくり魔理沙だぜ☆」
ゆっくり霊夢「やっと自己紹介できたの巻き」
ゆっくり魔理沙「だけど日にち的に言うと全然進んでないと言う」
ゆっくり霊夢「前回のあとがきでも言ったけど出したいネタが多いからシカタナイネ」
ゆっくり魔理沙「そう言う意味じゃあそれがたっぷりあるあちら側にはマジ感謝だな」
ゆっくり霊夢「だから次回も大騒ぎだね~」