憑依天龍が行く!   作:鳴神 ソラ

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ゆっくり霊夢「いやーコラボ側のオチは凄かった」

ゆっくり魔理沙「そうだな;」


42話:落ち込み~の~見学する~の

 

 

 

コラボ側の簡略あらすじ:俺参上→隼人さん不意打ち勝利→隼人さんは大事なものを失った様だ。

 

 

 

 

「orz」

 

「うわー、凄く落ち込んでるな」

 

「落ち込んでますね;」

 

玲奈に言われた事で膝を付いて落ち込んでいる隼人を見て言うレ級に五月雨は冷や汗を搔きながら同意する。

 

「あれは意外だったよね」

 

「いきなりポーズとかを取り始めたもんね」

 

「けどあの見栄はワシは嫌いじゃないな」

 

「雪風もです~ヲ級さんもそうですよね?」

 

「ヲ」

 

「そうか?流石に戦闘中でやったら集中砲火じゃね?」

 

先ほどまでの模擬戦のでそう言う軽巡棲鬼に愛宕はそう言い、駆逐古鬼はそう言い、雪風も目を輝かせてヲ級も頷くのに紅孩児はそう指摘する。

 

「妹にあんな事を言われたくなければしなければ良かったものを…んでそいつは何時まで笑い続けてるんだ」

 

「ばっはははははははははははははははははははははははははは!!!!」

 

そんな隼人に呆れてアンデルセンは次に耐え切れず爆笑しまくる天龍を見る。

 

「こんなに笑う天龍さんは初めてです」

 

「確かに普通にないな」

 

「珍しいわね」

 

そんな笑いまくる天龍に吹雪達は珍しそうに言う。

 

「ははははははははははははははははは、げほごほ!」

 

「そろそろ止めないと笑い死ぬと思いますよ;」

 

「そうね~天龍ちゃんそろそろ戻ってきなさい」

 

ついには咳き込みだす天龍に鎧はそう言い、愛宕は背中を摩る。

 

「あー…笑った」

 

「くそ、不意を突かれたぜ」

 

「確かにあの不意打ちなかったらキャプテンの方に転がっていただろうな」

 

「なのです。流石に模擬戦とはいえどうかと思うのです。ド外道なのです」

 

「ぐはっ!?」

 

「あ、さらに突き刺さった」

 

涙を拭いながら言う天龍の隣で不満そうにぼやくマーベラスにレ級は感想を述べて、M電の容赦ない言葉が突き刺さって隼人はさらに沈んだ。

 

「模擬戦は勝ち負けを決めるのではなくお互いに切磋琢磨しあうものです。突然の事に対処できる様にするのもまた修練ですマーベラス殿」

 

「ホント真面目だなアレディは」

 

「アレディさん…あんただけだよそう言ってくれるの」

 

そんなメンバーに対してそう言うアレディにマーベラスは呆れ、隼人は涙を流しながらそう言う。

 

「まぁ、これを機に精進するんだな」

 

「だよな俺達も頑張らないとな」

 

「ですね」

 

そう締め括るアンデルセンに天龍もしみじみと言い、吹雪も頷く。

 

「とにかく飯だ飯。カレーを食べたらまたやるぞ」

 

「またですか!?」

 

「キャプテンは負けず嫌いよね」

 

「「うんうん」」

 

そう言うマーベラスに隼人は勘弁してぇ!と叫ぶが軽巡棲鬼は苦笑し、深海棲艦駆逐組も頷く。

 

その後は天龍達や玲奈も交えてマーベラスの艦隊と演習をしたりするのであった。

 

少しして天龍達はマーベラスの船に案内されていた。

 

「(やっぱゴーカイガレオンなんだな…)」

 

「赤いですね」

 

「赤城さんの名前にある通りの真っ赤ですね」

 

「俺の自慢の船だ」

 

思いっきり見覚えのあるのに天龍は思う中で吹雪がそう言い、加賀も思わずそう言う中でマーベラスは笑って言う。

 

「変形したり合体してロボになりそう」

 

「んなのついてねえよ」

 

「ただ、色々と妖精さんの技術で出来てますからねこの船;」

 

隼人のにマーベラスは呆れて返す中で鎧がそう付け加える。

 

「どんなの?」

 

「ええっと…確かドンさん…あ、妖精さんの1人によると普通の船より速く動けるエンジン付き、砲撃も深海棲艦に対抗できる素材。後開発中ですけど似た世界に次元移動出来るワープ装置とか…」

 

「すんません。妖精さんの技術力に上限はないんですか;」

 

聞いた麗奈に答えた凱のに隼人は思わずツッコミを入れて、天龍達も同意する。

 

「まぁ、知り合いのいる基地だと最低値で開発したらなんか武器じゃなくて様々なとんでもアイテムが開発されるし、確か見た時はデンライナーよろしく線路を作る新幹線だったし」

 

「すいません。そこバグってません?普通に最低値で新幹線ってバグってません?;」

 

「ああ、確かチビ爺が言ってた行方不明だった綾波がいる基地の事か?チビ爺も聞いた時呆れてたな」

 

天龍の言った事にまた隼人はツッコミ、マーベラスが思い出して言う。

 

「へ?行方不明?」

 

「ああ、お前は知らないもんな実は…」

 

目をパチクリさせる隼人に天龍は3人の艦娘が行方不明になっている状況を伝える。

 

「そうだったんですか」

 

「まぁ、今の所綾波と信濃提督の前任の提督の長月が見つかったけどな…後はどこかの所属の菊月で各々に1人ずつ」

 

納得する隼人に天龍はそう付け加える。

 

んじゃあ自分の所は大丈夫なのだろうかと隼人は心配する。

 

「けれど砲撃とか受けても大丈夫なんですか?」

 

「あ、そこもバリバリ気合を入れて大抵の姫級や鬼級のでも大丈夫だそうですよ」

 

「最初に攻撃した時もそうだったよな~」

 

「懐かしいのです」

 

「攻撃されたんかい」

 

質問する吹雪のに凱は答えて、思い出してしみじみとするレ級とM電のに天龍はツッコミを入れる。

 

「まぁ、感想を述べるなら…」

 

「「「「「「妖精さんの技術力高すぎ!!!」」」」」」

 

「やっぱりその一言に纏まるのです」

 

「だよなー」

 

天龍のを合図に同時に言う吹雪や隼人達のにM電とレ級はうんうんと頷いたのであった。

 

「ちなみに天龍さん達の所は?」

 

「艤装の開発は普通だからな一応」

 

「それ以外は凄いのを造ったりする時ありますもんね」

 

「そこは普通じゃないんだ;」

 

一応聞く隼人に天龍はそう返して吹雪のに麗奈は冷や汗を掻く。

 

とにもかくにも妖精さんはホントに技術力が高いと言うのを天龍や隼人は改めて認識したのであった。

 

 

 

 

 

次回を待て

 

 

 





ゆっくり霊夢「と言う訳であとがきだよ~作者代行のゆっくり霊夢だよ~」

ゆっくり魔理沙「助手のゆっくり魔理沙だぜ☆」

ゆっくり霊夢「いやーホント、コラボ側の展開には驚かされたね」

ゆっくり魔理沙「ああ、あそこでまさかのアタックライドもといアピールライドで呆気に取られた所をだもんな」

ゆっくり霊夢「だよね~ちなみにマーベラス提督はちゃんと深海棲艦以外に本文で出た電ちゃんや雪風の他にながもんや矢矧に曙や潮、漣、朧、阿武隈を連れてるよ」

ゆっくり魔理沙「うん、長門をその名前で出す時点でなんか分かったんだぜ」

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