憑依天龍が行く!   作:鳴神 ソラ

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ゆっくり霊夢「まさかの人物登場」

ゆっくり魔理沙「もうてんこ盛りだぜ作者」


41話:謝り~の豪快~なおと~こ

コラボ側のあらすじ、隼人が変わりゆく自分に思った翌日に玲奈がいきなり隼人を押し倒してキスし始めた所でアンデルセンがロケットランチャーをぶっ放した。

 

「ほんとぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉに!!!すまない!!」

 

誰もが騒動で集まってから、隼人が意識を戻した直後にアンデルセンが頭を下げる。

 

「えっと…なんで玲奈があんな事を?」

 

「俺達も何がなんだか分からないんだけど;」

 

「それについてはウチの従業員とバカ妻の仕業だ」

 

頬をポリポリ掻きながら聞く隼人に天龍も同意するとアンデルセンは語り出す。

 

なんでも隼人の雰囲気がおかしいのに玲奈は気づき、どうしたら元気になるかなと考えてるさいに祈荒が煽って煽って煽り倒してから、玲奈に媚薬を飲ませたのが発端との事。

 

さらにノッブが昨日の夕方にスルーされたことの意趣返しとして隼人の寝ている部屋の扉を破壊して行くのじゃ!!!と玲奈を煽ってしまった事もあり、媚薬で思考回路が桃色一色になっていた玲奈が隼人へとキスしたという次第

 

なぜアンデルセンがあんな準備を出来たかと言うと沖田がノッブの行動に気付いたので慌てて伝えに走ったことで知り、急いで睡眠ガスを混入した特殊弾を詰めたロケットランチャーをもって隼人の部屋に駆け付けたとの事だ。

 

ちなみに玲奈はアンデルセンにより媚薬消しのですぐに正気戻って自分のした事にあうあうと顔を赤くして、原因の祈荒とノッブはフローレンスとアルトリアの最強婦婦(ふーふ)により説教をされている。

 

「うう、ごめんねお兄ちゃん」

 

「ああうん。今度からああいう人のは聞かない様にな」

 

「俺からも祈荒のは本当に重要な事以外、特に成人向けのはスルーしてくれ」

 

謝る玲奈に隼人はそう言い、アンデルセンも疲れた顔で続いて言う。

 

「と言うかそんだけスルーされた事ご立腹だったんだな」

 

「確かにな」

 

「いやーあれはあれで隼人もやり過ぎな所もあった気がするがのう;」

 

「反省はしない。つか、する必要性を感じない。」

 

呆れて言う天龍に紅孩児も同意して利根がそう言うと隼人は真顔で言う。

 

「あ、博士~キャプテン達が戻りましたよ~」

 

「む?戻ったかあいつ等」

 

するとそこに沖田が来てアンデルセンにそう報告し、アンデルセンもそう言う。

 

「久々に帰って来たぞチビ爺…ハーケンとアレディ以外は見慣れない奴らがいるな」

 

そこに聞こえて来た声に天龍と隼人はあれ?どっかで聞き覚えある様な…と思う中でその人物は来る。

 

提督服の上に赤いナポレオン風のロングジャケットを羽織ったハネッ毛のある黒髪の男性…

 

「「(きゃ、キャプテンマーベラスだ!!))」」

 

「よう、戻ったぜチビ爺」

 

「…はぁ、ホント俺をそう言うのはお前だけだぞ…マーベラス」

 

人物に驚く天龍と隼人に男は笑っていい、それにアンデルセンは肩を竦めて言う。

 

「えっと…この人は?」

 

「こいつはウチの研究所に一応着任している提督の…」

 

「マーベラスだ。久しぶりだなハーケン、アレディ」

 

「ホント久しぶりだなMr.マーベラス」

 

「お久しぶりですマーベラス殿」

 

聞く吹雪にアンデルセンのを引き継いでマーベラスはそう言ってからハーケンとアレディに挨拶し、2人も返す。

 

「一応と言うと?」

 

「こやつ時たま自分の船でハーケンの様に航海に出てる事があるのだ」

 

「俺は待ってるより、動いてるのが性に合うからな…んでこいつはなんだ?患者か?」

 

一部分に気づいて首を傾げる五月雨にアンデルセンはそう答えるとマーベラスはそう言ってから隼人を見る。

 

「違うわよ~この人は提督なの」

 

「まぁ、俺達のじゃないけど、俺達はラバウル鎮守府所属だ」

 

「成程な…」

 

それに愛宕はそう言い、天龍も付け加えたのを聞いてからマーベラスは隼人の背中に隠れる玲奈を見る。

 

「ふうん。お前等もレ級を連れてるんだな」

 

「い、いや、こいつは妹の…ん?お前等〝も”?」

 

訂正しようとしてマーベラスの言った事に首を傾げるとキャプテーーーン!と言う声と共に誰もがそちらを見て驚く。

 

「遅いぞ電、レ級」

 

「キャプテンが早いんだよ」

 

「なのです!急いで来たのです!」

 

そう言うマーベラスにレ級と電は腕をブンブン振って言う。

 

その後にレ級は玲奈に気づく。

 

「ん?おお!同族の同種だ!おお!出会えるなんてやっぱキャプテンといると飽きないな!」

 

「はわわ!ホントなのです!」

 

目を輝かせて近づくレ級とM電に玲奈は隼人に引っ付く。

 

「可愛い」

 

「口から出てますよ」

 

それに長門は目を輝かせて加賀がツッコミを入れる。

 

「しれぇ~待ってくださいよ~」

 

「ヲ~」

 

声がした後にマーベラスの所だろう雪風を肩車したヲ級が来る。

 

ちなみにヲ級の頭には見られたのは乗ってなくてあれ取り外し出来るのと隼人は思った。

 

「深海棲艦を連れてるんだな」

 

「付いて来るの拒まずだ…基本向かって来る奴はぶちのめすがもう来ないのは放置している」

 

「んで、今回は何を連れて来たんだ?」

 

レ級やM雪風を肩車したヲ級を見て言う天龍のに答えたマーベラスにアンデルセンは半目でそう問う。

 

「おいおい、俺が毎日連れて来てる様な感じじゃねえか」

 

「連れて来てるだろ!!?前回は空母水鬼や駆逐水鬼と軽巡棲鬼だったではないか!?カリスマか!カリスマを発生させてるのか!貴様は!」

 

「(駆逐水鬼と軽巡棲鬼、聞き覚えのないのだな…深海棲艦版神通と同じ様に後から出たのか?)」

 

そう言うマーベラスにアンデルセンは某コハエースな感じになって叫ぶ隣で天龍は出てきた深海棲艦の名前に首を傾げる。

 

「まぁ、今回もそうだけどな」

 

「ほら当たった!貴様はとことん艦娘もそうだが惹き付けるな!!今回はなんだ!戦艦レベルか!」

 

そう叫ぶアンデルセンのにうるせぇなと顔を顰めながらマーベラスは答える。

 

「確か駆逐古鬼とわるさめだ」

 

「は、はるさめ!?」

 

出て来た言葉に隼人は聞き間違えて思わず身を乗り出す。

 

「マーベラスさん違うのです。駆逐棲姫が正確なのです」

 

「春雨を悪くした感じのだからわるさめで良いだろ?と言うか、そいつどうした?」

 

それに電が注意してマーベラスはそう言った後に隼人の反応からそう聞く。

 

「……おいマーベラス。そいつはどこで拾った?」

 

「あん?帰る時にだからここから数10kmの所だが、それがどうした?」

 

刈牛羅から隼人が助けた春雨関連の話を聞いていたのか強張った顔でそう聞くアンデルセンにマーベラスは訝しみながら答える。

 

「ふむ、そうなると、聞いていた海域からマーベラスの証言と照らし合わせ……岡本隼人、どうやら貴様が懸念してるのとは別個体の様だ」

 

ぶつぶつ呟いた後にアンデルセンはそう言う。

 

「そうなんですか?」

 

「ああ、時期的に考えても合わんから別個体なのは間違いないだろう」

 

聞く隼人にアンデルセンが頷くと…

 

「マーベラスさ~ん、色々と荷物を運び終えましたよ~」

 

「と言うかアイドルとかに任せてる仕事じゃないと思うわ」

 

「お、お疲れ様です」

 

「人数少ないからってあんな大型船をよく動かすよね」

 

そこに別の男の声と那珂に似た声がして見ると茶色とオレンジが混ざったような色の短髪にアジアン風の服を身に纏い、首元に銀色のストール風のスカーフを巻いた青年と肩を揉む一部をお団子に纏めてる長い髪に阿賀野型のセーラー服に酷似した服を着た深海棲艦を労いながら随伴する春雨に似た深海棲艦と灰色の和服と膝丈の袴に身を包んでおり、ハイヒールのロングブーツを履いた深海棲艦がいた。

 

「おお!艦娘さんが色々といる!いやー、やっぱこう見るとカッコいいですね!初めまして!マーベラスさんの補佐と皆さんの料理を作っている伊狩鎧と言います!よろしくお願いします!」

 

「あ、こちらこそ(ゴーカイシルバーだ!)」

 

「出たわね鎧っちの病気…あ、私は軽巡棲鬼だよ~よっろしく~」

 

「鎧さんって結構目がないよね…あ、駆逐棲姫と言います」

 

「わしは駆逐古鬼。よろしく」

 

その後に男は気づいて嬉しそうに駆け寄ってから頭を下げて挨拶し、天龍が代表で言うと一緒にいた深海棲艦3人が名乗る。

 

「しかし…良く、深海棲艦と一緒にいられますね」

 

「ん?襲い掛かる奴はともかく、こいつ等がそんなに怖くねえよ。と言うか食事の時人様のを横取りしようとするしよ」

 

「それはキャプテンがこっちのを取ろうとする時あるからじゃない!」

 

「そうだそうだ!キャプテンは大食いだからって人がまだ食べてないのを横から掻っ攫うの止めてほしいよ!」

 

そう言う吹雪に答えたマーベラスに軽巡棲鬼と駆逐古鬼はぷんすか怒る。

 

「と言うかキャプテンの近くで食べるからそうなるんじゃないか」

 

「なのです。キャプテンさんから少し離れて食べないと盗られちゃうのです。電達もそうでしたし」

 

「その代わりに多めにしてるんだけどマーベラスさんあっさり食べちゃうからな…」

 

それに対してマーベラスに変わってなんともいえない顔でレ級とM電、鎧が言う。

 

「それに、俺にはチビ爺特製の抗体を定期的に打ってるからな。深海棲艦になるとかはないんだよ」

 

「え!?そんなのあるんですか!?」

 

「ある。だけどお前は変質してるから現状の抗体じゃあ無理だからもうちょい深海棲艦の情報がないと…と言う訳でそこの2人は後で献血して貰うぞ」

 

頭を掻いて言うマーベラスのに隼人は聞いて、アンデルセンはそう言って駆逐古鬼と駆逐棲姫に言う。

 

「ちゅ、注射ですか?」

 

「えー、痛いのやだ」

 

「大丈夫大丈夫。私達や空母水鬼達も通った道だから」

 

「うんうん」

 

「ヲ~(こくこく)」

 

それに怯える駆逐棲姫とぶーぶー言う駆逐古鬼に軽巡棲鬼は遠い目をして言い、レ級とヲ級も頷く。

 

「しれぇ~遊びに行きたいです~」

 

「んじゃあ紅孩児と遊んどけ」

 

「俺かよ。いやまぁ、良いけどよほら行くぞ」

 

「ヲ~」

 

するとマーベラスの服を引っ張ってそう言う雪風にマーベラスはそう返し、紅孩児はツッコミを入れた後にそう言って歩いて行き、ヲ級は雪風を肩車したまま向かって行く。

 

「さて、お前も提督なら戦えるんだな?」

 

「いやまぁ、変身すれば戦えますけどハーケンさんやアレディさんの様に生身では無理です」

 

そう聞くマーベラスに隼人はそう返す。

 

「成程お前も変身すればか」

 

「その良い方からしてマーベラス提督も?」

 

「はいです!」

 

「船の様に真っ赤っか~な奴になるんだぜ」

 

不敵に笑うマーベラスのに聞く天龍へM電は頷き、レ級もそう言う。

 

と言う訳で研究所の演習場でマーベラスと隼人は対峙していた。

 

「本当にやるんですか?」

 

「ああ、面白そうだからな」

 

はぁ…とやる気満々なマーベラスに隼人はなんとも言えない顔でディケイドライバーを装着する。

 

「変身!」

 

<KAMENRIDE DE・DE・DE・DECADE!!!>

 

そしてディケイドに変身する。

 

一方のマーベラスは携帯と小さい人形の様なのを取り出すと人形を鍵にする。

 

「豪快チェンジ!!」

 

それにディケイドはやっぱりと思う中でマーベラスはそう言って携帯へと鍵を差し込み、前に出す。

 

ゴーカイジャー!!

 

音声と共に携帯からX・X・X・Vの文字が飛び出し、マーベラスはその身をアンダースーツで身を包んだ後に出て来た文字は胸のエンブレム、コート、マスク、額のエンブレムの順に形成する。

 

「なんだか雰囲気が違うわね」

 

「確かに、隼人提督やハーケン提督達のと違うな」

 

それに加賀は変身したマーベラスの姿を見てそう呟き、長門も頷く。

 

「あれがキャプテンの変身した姿!」

 

「ゴーカイレッド、なのです!」

 

「ゴーカイ…レッド?」

 

それにレ級とM電は自慢げに言い、玲奈は呟く。

 

「さあ、派手に行くぜ!」

 

「ええい!こちらも派手に行きます!」

 

そう言うゴーカイレッドのにディケイドはそう返して両者互いにぶつかり合う。

 

 

 

 

 

次回を待て

 

 

 

 




ゆっくり霊夢「と言う訳であとがきだよ~作者代行のゆっくり霊夢だよ~」

ゆっくり魔理沙「助手のゆっくり魔理沙だぜ☆」

ゆっくり霊夢「やっちゃったぜ☆」

ゆっくり魔理沙「ホントにやっちゃったぜ過ぎるぞ今回のお話し;」

ゆっくり霊夢「いやホントに作者が思いついてさ…マーベラスさんなら深海棲艦を仲間にしそうだなと」

ゆっくり魔理沙「豪快すぎるんだぜ。あちら側困ると思うぞ;」

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