憑依天龍が行く!   作:鳴神 ソラ

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ゆっくり霊夢「新キャラ登場」

ゆっくり魔理沙「ある意味チョイスがピッタリかなと思って選ばれたぜ」


39話:ビックリ~の、話~の

 

 

コラボ側からでのあらすじ、アレディとの修練の際、頭から落ちた事で致命傷とも言える怪我を負った隼人だったが遠征帰りの五月雨が運んでいた修復材で治ってしまうと言う驚きを見せた。

 

「いや~本当にビックリしたよな」

 

「本当です。あの人は何者なんでしょうか?天龍さんと同じ現実の人なんですよね?」

 

歩きながらそう言う天龍に天龍の精神が本来の天龍とは違うと言うのを理解している理解者である五月雨はそう聞く。

 

「そこなんだよな…俺が気になるのも…」

 

「あら~どうしたの~?」

 

うーんと唸っているとそこにイ級と共に散歩していた愛宕が話しかけて来る。

 

「あー、ちょっとな…」

 

「もしかして異世界から来たって言う提督の事でかしら~天龍ちゃんも女ね~」

 

そう返した天龍に愛宕はそう茶化すとちゃうちゃうと天龍が手を振った時…

 

「ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁああああああああ!?」

 

「「え?」」

 

「あら?」

 

「ぐ?」

 

上からの悲鳴に誰もが上を見上げると…隼人が落ちて来た。

 

「なんでさ!?」

 

「はっ!」

 

それに天龍は思わず某正義の味方を目指す贋作者の様な叫びをあげてしまい、愛宕はジャンプすると隼人を受け止めて華麗に着地する。

 

綺麗な着地におお~と天龍と五月雨は拍手し、イ級はぐぐ~と拍手替わりの鳴き声をあげる。

 

「大丈夫~?」

 

「え、あ、はい」

 

「ちょっと~~!大丈夫ですか~!?」

 

声をかける愛宕に茫然としていた隼人は頷くと上から明石の声がしてくる。

 

 

 

 

「弁解しておくと私が依頼した研究所の人物は刈牛羅元帥がもっとも信頼してしかも人の事をサンプルとか冗談言わない非人道的なのを嫌うお爺さんですからね」

 

「は、はぁ…」

 

数分後、隼人はソファに座らされて明石に研究所の依頼した人の人柄について説明されていた。

 

「ホントにそうなのか?俺も初めて聞くんだけど?」

 

「本当ですよ!と言うかそんな事する人に頼む訳ないじゃないですか」

 

なぜあんな状況になったかの理由をイ級と愛宕と五月雨と共に聞いて驚いていた天龍の最もな質問に明石は憮然として返す。

 

すると端末から電子音が鳴り、はいは~いと明石は操作する。

 

『久しぶりだな明石、新しい鎮守府に着任したそうだが元気にしてるか?』

 

「ええ、元気ですよ~」

 

「「ちょっと待った」」

 

その後に映し出された人物に2人は思わず待ったをかける。

 

『なんだ?人が話しかけてる最中に割り込むマナーのなってないガキどもは?』

 

「いや、それを言ったらあんたもガキでしょう;」

 

渋い声で言う人物に隼人はそう指摘する。

 

確かに映し出された人物は青髪で眼鏡を付けて白衣を羽織った少年にしか見えない。

 

と言うか普通に見覚えのある人物でもあった。

 

「「(Fateのアンデルセンだよ;)」」

 

『躾のなってないガキどもだな…俺は殺生院アンデルセン。かの有名な童話作家の名前を授かっている。主に艦娘や深海棲艦の研究や艦娘の武装の開発に人のメンタルチェックもしている』

 

「こう見えても60は軽く行ってる科学者さんですよ」

 

「そうなんですか!?」

 

そう心の中で呟く2人や五月雨と愛宕に自己紹介するアンデルセンに名前もまんまなのかと思った後に明石がそう説明して五月雨は驚く。

 

そりゃあ見た目は子供なのに年齢がとんでもないのだから仕方がない。

 

どうやって若いのか隼人と天龍は心底気になった。

 

「んで博士、なんであんな報告書を送ったんですか?報告書を見たその対象者である人があわや非常階段から落ちて死にかけたんですよ」

 

『あー…それについてはすまん。忙しかったのでウチの牛女が変わって出したんだが…その報告書を見てすぐさまそっちに連絡を入れた所だ。あの女は対象に安心して来て貰う様に報告書を丁重に丁寧に書けとあれ程言ったのに聞かんバカだからな』

 

『あらやだ。良くある報告書的な感じで送っただけですよ』

 

その後に質問してから文句を言う明石になんとも言えない顔でそう返すアンデルセンへと女性が抱き着く。

 

愛宕の様なスタイル抜群なボディにすげぇと思った後にあーと隼人は女性の顔を見て納得する。

 

『ええい抱き着くな。知らん奴もいるんだからとりあえず自己紹介しろ』

 

『分かりました。初めまして殺生院祈荒と申します。旦那様と仲良くお願いします』

 

振り解いてからそう言うアンデルセンに女性は頷いてから自己紹介する。

 

「えっと、お2人は結婚してらっしゃるのですか?」

 

『まあな…』

 

『そうなんですよ。この人は夜はホント激しく…』

 

うふふと笑いながら何かを言おうとした祈荒の頭を初心なガキどもを惑わすな毒婦が!と言いながら叩いた後にアンデルセンは場の空気を換える様に咳払いをする。

 

『まぁ、報告書の書き方はともかく、一度俺の研究所に足を運んで検査を受けて欲しい。と言うか受けに来いそこのガキンチョ』

 

「命令形!?」

 

「えっと、なんで隼人さんですか?」

 

アンデルセンからの指名に叫ぶ隼人に五月雨が聞く。

 

確かに明石はただ血を送っただけなのだから隼人がそうなのか分からない筈だ。

 

『そんなの簡単だ。あんな血などキザ提督や一緒にいる丁髷にバカレズを除いてお仕置き男はともかく特殊なものはそうそうない。さらに言うならば送られて来た血が男のでお前たち以外に人間の男が写っていると言う事はそいつが血の持ち主と言う事になる。と言うか明石!貴様また有無を言わさず血を抜いただろ!ちゃんと患者の体を考えろ!だから貴様は大淀に怒られるのだ!』

 

「ちょ、止めてくださいよ。それでホントに昨日も送った後に怒られましたし;」

 

「(あ、前科があるのか;)」

 

説明してから怒鳴るアンデルセンにそう言う明石を見て血を抜かれた隼人はなんとも言えない顔をする。

 

『とにかく、お前がいる鎮守府の提督に話しは通しておくから明日に数人の護衛艦娘にキザ提督と丁髷を護衛にして俺の研究所に来い。どうして自分の体がそうなっているかガキンチョ自身も知りたいだろ?後、明石も来い。お前の了承なしの献血でウチの医療担当のフローレンスがご立腹だ。また説教されろ』

 

「ひえぇぇぇ!?あの人とことん怪我とか医療関係だと厳しいし、しかも怖いから嫌ですよ!」

 

『そうされる事をした浅はかな昨日の自分を呪うのだな』

 

顔を青ざめて拒否する明石だがアンデルセンはズバッと切り捨て、切り捨てられた明石はマイガー!と頭を抱える。

 

「あの、妹も連れて行って良いですか?」

 

『ん?別に良いぞ?検査を受けてる間に見学して貰えば良いからな…ただし祈荒、貴様はこいつの妹には近寄るな声をかけるな変な事を教えるな』

 

『あら~なんでですか~』

 

おずおずとそう言う隼人のを了承してから祈荒に注意するアンデルセンに苦労してるなと隼人と天龍はそう心の中で呟く。

 

『教育上、お前は普通に悪いからだ…とにかくホントに明日すぐに来い。カウンセリング的な意味でも来い!貴様、相当ため込んでるだろう。毒抜きしないと倒れてしまうから吐き出した方が良い。これでもメンタルカウンセラーの資格を持ってるからな。もう一度言うがちゃんと来い!良いな!』

 

念押ししてから切るアンデルセンのを聞いてから頭を抱えた明石を除いてメンバーは顔を見合わせる。

 

しばらくしてアンデルセンから連絡を受けた信濃からも行く様に言われ、護衛艦娘としてその場にいた天龍と五月雨に愛宕に強制連行の明石以外に加賀と吹雪と長門のラバウルメンバーとなり、一同はハーケンとアレディ、隼人と玲奈と共にアンデルセンの研究所に向かうのであった。

 

 

 

 

 

次回を待て

 




ゆっくり霊夢「と言う訳であとがきだよ~作者代行のゆっくり霊夢だよ~」

ゆっくり魔理沙「助手のゆっくり魔理沙だぜ☆」

ゆっくり霊夢「はい、出しちゃいました見た目は子供、声優は子安で有名な人と原作ではマスターな人を」

ゆっくり魔理沙「ウチは基本はクリーンなキャラでいたいからアンデルセンは毒舌を吐くけど艦娘を含めて非人道は嫌う常識人な科学者な奴になったんだぜ。ちなみに妻な祈荒は原作から邪悪なのを抜いた天然でずれた所があるエロイ人になったんだぜ」

ゆっくり霊夢「作者はあんま重い話も裏での黒い感じのも出せないハンパものだからこうなったんだよね」

ゆっくり魔理沙「検査結果はどうなるかは先詠む人さんのを待ってるんだぜ」

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