憑依天龍が行く!   作:鳴神 ソラ

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ゆっくり霊夢「ちょっとした注意。今回はハルパーさんの奴じゃないよ~」

ゆっくり魔理沙「ちょいと飛ばすからそう言うのが気に入らない奴はバックしてくれなんだぜ」


コラボ:リアルでもダメになりたくないなぁ……( ̄▽ ̄;)  IFルート編
34話:別の世界から来たり~の


 

 

「か~~~ホントなんでお前はセクハラするのかねぇ~」

 

「良いじゃないですか~天龍さんのお胸はホントに良いんですから~」

 

釣り竿を持って今日も日課になった釣りに向かいながら怒鳴る天龍に吹雪は悪びれもせずに言う。

 

「お前、そんなことしてると色んな鎮守府に淫獣として広まるぞ」

 

「ん~そう言われても変えられませんからね~」

 

はぁ~こいつは~とため息を吐きながら天龍はいつもの釣り場へと向かう。

 

「よ、いつも通りじゃないか眼帯ガールにモミモミガール」

 

「あら、おはよう」

 

そこには先客がいて、カウボーイハットをかぶった海軍の制服を着た男性と袖が分かれている巫女服を着た眼鏡の女性がいた。

 

「よう、ハーケン提督」

 

「おはようございます霧島さん」

 

そんな2人へ天龍と吹雪は挨拶する。

 

彼はハーケン・ブロウニング、きしくも天龍がやっていたゲームに出る人物と同名で外見も服以外ほぼ変わらない人物である。

 

父が海軍の上司で刈牛羅と同じ同期と言うので提督をやっているのだが実はと言うと彼は父より譲り受けた戦艦ツァイト・クロコディール(ハーケン命名)を鎮守府として扱い、様々な海に繰り出しては艦娘に指示を出したりする他、妖精さん製の武器を持って自分も前に出て深海棲艦の襲撃を切り抜けている提督でもある。

 

今は補給とかで天龍達の鎮守府に滞在している。

 

ちなみに彼は最初の艦娘は漣を選んで今の秘書艦娘は霧島にしている。

 

「なかなか釣り概のある場所で飽きないな此処は」

 

「まぁ、ここだと魚が結構いますし釣れるから暇を潰せますからね」

 

魚を釣りあげながらそう言うハーケンに天龍は隣で準備しながらそう言う。

 

「あれ?あれはなんでしょうか?」

 

「Why?」

 

「ん?」

 

すると地平線を見ていた吹雪がいきなりそう言いだし、誰もが吹雪を見ている方へと顔を向ける。

 

「確かに何かが来てるな…霧島」

 

「了解です」

 

すぐさま指示を出すハーケンに霧島は返事をした後に眼鏡を弄って拡大レンズにすると飛んで来るのを見る。

 

「……飛行するバイクの様なのに少年と…戦艦レ級ですね」

 

「OK、眼鏡巫女にガールズ。警戒はなしで行こうじゃないか」

 

報告を聞いてそう言うハーケンに大丈夫なんでしょうかと呟く吹雪に天龍は肩を竦める。

 

しばらくすると霧島の言う通り、バイクの様なのに乗った青年と戦艦レ級が見えてくる。

 

それに天龍は釣り竿を振ると気づいた青年がこちらに近づいてくる。

 

「あ、気づきましたよ」

 

「おう、と言うかあれ、ダンデライナーじゃね?」

 

「ダンデライナー?確か漣達が見てる鎧武ってライダーのに出るビークルだったか?」

 

「そうですね。どこか別の妖精さんが作ったのでしょうか?」

 

乗ってるのを見て天龍達は言ってる間に青年は近くに来てダンデライナーを停止させて着地するとまず自分から降りて次に戦艦レ級を降ろす。

 

「ウェルカムと言えば良いかな」

 

「え、えっとあんたは?」

 

話しかけるハーケンに青年は恐る恐る聞く。

 

「俺はハーケン・ブロウニング。さすらいの提督さ。今はここ、ラバウル鎮守府に滞在してる所さ」

 

「そして私は秘書艦の霧島です」

 

「俺は天龍。ここの所属だ」

 

「同じくラバウル所属の吹雪です!」

 

「は、はぁ…俺は岡本隼人。こいつは見た目は戦艦レ級だけど妹の」

 

「玲奈でーす」

 

自己紹介する4人に青年、隼人と戦艦レ級、玲奈も名乗る。

 

そんな隼人の腰には見覚えのある戦極ドライバーが巻かれていて、もしかして変身出来るの?と天龍は思わず考える。

 

「OK、訳アリボーイ&ガール。そんなに固くならなくても俺は気にしないから肩の力を抜いたほうが良いぜ」

 

「は、はあ」

 

「すいませ~ん」

 

軽く言うハーケンに隼人は生返事する中でそこに駆逐イ級と武蔵を連れた信濃が来る。

 

「駆逐イ級!?」

 

「あ、だ、大丈夫です。この子は良い子なので…えっとラバウル鎮守府の提督を務めてます信濃と言います」

 

「最近になって建造された信濃の姉の武蔵だ。よろしくな」

 

驚く隼人に信濃は慌てて言ってから自己紹介し、武蔵も続く。

 

「あ、これはどうも…はい?」

 

「まぁ、ここは1つ情報交換が良いんじゃないか信濃」

 

「そ、そうですね。一緒に来てくれますか?」

 

頭を下げてから自己紹介のに声を漏らす隼人や信濃にハーケンはそう提案して信濃も同意してそう言う。

 

それに隼人もしたかったのか了承してしがみついてる玲奈の頭を撫でて一同は鎮守府へと向かう。

 

 

 

 

 

次回を待て

 




ゆっくり霊夢「と言う訳であとがきだよ~作者代行のゆっくり霊夢だよ~」

ゆっくり魔理沙「助手のゆっくり魔理沙だぜ☆」

ゆっくり霊夢「はい、と言う訳で感想をくれる先詠む人さんの『リアルでもダメになりたくないなぁ……( ̄▽ ̄;)  IFルート』とのコラボです」

ゆっくり魔理沙「あっちは色々と本編で大変だよな…ヤンデレに迫られたり、目覚めさせるとはいえ度数の高いアルコールを飲まされたりとな…」

ゆっくり霊夢「だよねー今回のでもそうだしね。作者的には殺す程の殺ンデレではなく病的なほど愛してる病んデレのが好きです」

ゆっくり魔理沙「知り合いのも見ていてそうなんだよな…ちなみに武蔵出てるのは…大型建造に成功したんだぜ」

ゆっくり霊夢「ホント嬉しかったよね~」

ゆっくり魔理沙「あっちではどうなるのやら~」

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