憑依天龍が行く!   作:鳴神 ソラ

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ゆっくり霊夢「ハルバーの懐刀さんとのコラボ最終話!」

ゆっくり魔理沙「マジで長く待たせてすまんかったんだぜ;」


32話:お別れ~の、握手しあう~の

前回から翌日、翔鶴を交えての演習を開始していた。

 

相手は自分達より経験を積んでるだけあり、天龍達は苦戦したが運よく吹雪が放った魚雷で旗艦であったH陸奥を大破させて戦術的勝利をもぎ取った。

 

「やりました!」

 

「ごめんなさいねほっぽちゃん」

 

「ううん。皆頑張ったからね」

 

喜ぶ吹雪の隣で謝るH陸奥にほっぽは首を振る。

 

未だ港湾棲姫のままだが、ほっぽとしてはちゃんと発音できてる事が久々なのでしばらくはこのままで良いかな…と体などを除いてそう考えていた。

 

「さあせ、昨日色々とあったが明日で帰投だな」

 

「本当にありがとうね天龍に皆。トラック鎮守府以外の所と出来て良かった」

 

んーと背伸びする天龍にほっぽはお礼を言う。

 

「いやいや、こっちも経験を付けれたからな」

 

「はぁ~早く明日になって榛名に会いたいわ」

 

「そちらの鎮守府の榛名さんも大変だね;」

 

「あ、あははははは;」

 

そう返す天龍の隣で呟く比叡にH五月雨はそう言い、五月雨は苦笑するしかなかった。

 

「ぐ~」

 

「ふふ、メルヴィンも嬉しい事があったみたいね」

 

「メルヴィン?」

 

嬉しそうに鳴くイ級にそう言う赤城にH日向は首を傾げる。

 

「ええ、別の鎮守府にいる人がくれたこのイ級の名前でね。可愛いでしょ」

 

「あら~確かに可愛いですね」

 

嬉しそうに言う赤城にH荒潮はそう返す。

 

H翔鶴も微笑ましそうに見ている。

 

「…微笑ましいよね」

 

「ああ、そうだな」

 

そんな光景を見て言うほっぽに天龍は同意する。

 

「これからもお互いに頑張ろうね」

 

「ああ、遠くにいてもお互いに頑張ろうな」

 

そう言葉を交わした後に握手を交わす。

 

他のメンバーもそれぞれ仲良くなった面々と握手しあい、称え合った。

 

「あ、それとこれ、お土産です」

 

「ヤシノミかヤシガニ…皆喜ぶな」

 

「そうですね~しかもたっぷり貰えるのも良いですね」

 

どっさりとヤシノミやヤシガニがそれぞれ入った袋を渡されて那智はそう言い、五月雨も嬉しそうに言う。

 

まぁ、天龍は複雑だったがそれを出さない様に必死に我慢していた。

 

そしていよいよ帰還する為に天龍達はハマグリ鎮守府から出発した。

 

「さよなら~」

 

「いつかどこかで会いましょうね~」

 

見送るハマグリ鎮守府の艦娘や手を振るほっぽに天龍達も手を振り、見えなくなるまでやり続けたのであった。

 

「いやー今回は有意義な手ごたえやったな」

 

「ああ、私もグッと来るのがあった」

 

のんびりしながら言う龍驤に那智も運転しながらグッと満足そうにうんうんと頷いていた。

 

「メルヴィンちゃんも良い事あったのね~」

 

「ぐ~」

 

頭を撫でながらそう言う赤城のにイ級は嬉しそうに鳴く。

 

「ま、大変だったけど帰ろうぜ!俺達の鎮守府()に!」

 

「「はい!」」

 

「だね~」

 

元気良く言う天龍に五月雨と吹雪は元気よく返し、川内も手を上げて返す。

 

「ひぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!?と言うか私はこのままなの~~~~!?」

 

「帰りもそのままでだからな」

 

なお、比叡は行きと同じ様に引き摺って帰るのであった。

 

 

 

 

 

次回を待て




ゆっくり霊夢「と言う訳であとがきだよ~作者代行のゆっくり霊夢だよ~」

ゆっくり魔理沙「助手のゆっくり魔理沙だぜ☆」

ゆっくり霊夢「と言う訳でと言う訳でと言う訳で!ハルバーの懐刀さんとのコラボはこれで終わりです!」

ゆっくり魔理沙「マジでハルバーの懐刀さん!長く終わりのを待たせてすまんかった!!」

ゆっくり霊夢「いやー、ホント待たせちゃったよね;」

ゆっくり魔理沙「本当に鈍い作者ですまんかった!!!」

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