ゆっくり魔理沙「なんだぜ」
コラボ側でのあらすじ、綾波達の方で行われたパーティを楽しんだのであった。
「いや~パーティ楽しかったな」
「はい!それにプレゼントも貰いました!」
満足そうにそう言う天龍にホワイトタイガーのぬいぐるみとレオポンさんのぬいぐるみを抱きしめた五月雨が同意する。
五月雨が持っているぬいぐるみは綾波からのプレゼントで1回目の時に盾にしたお詫びも兼ねているそうだ。
天龍も天龍でブレイバックルを正式な形でプレゼントされ、さらにブレイドが乗る愛機であるブルースペイダーもプレゼントして貰った。
「帰ったらバイク免許とらねえとな」
「羨ましいのう。吾輩たちも何か欲しかったぞ」
「贅沢は言わない方が良いわ。私たちは招待されてる側なのだから」
「料理が凄かったですね!」
そう呟く天龍にそうぼやく利根に加賀がそう言い、吹雪も嬉しそうに言う。
「それで信濃、今は何処に向かっているの?」
「ぜ、前任の提督の長月に会いに行く所です。皆さんも合ってた方が良いかと思いまして」
歩く中でそう聞く大和に信濃はそう言う。
「長月か、確かに送るにしても挨拶は大事だよな」
「そうですね!」
そう言う天龍に五月雨も同意した後に目的の部屋に着いたらしく、信濃は扉をノックする。
「誰だ?」
「あ、私です。信濃です。入らせて貰っても良いですか?」
聞こえてきた声に信濃は答えると少し間があった後にどうぞと言う声が返って来て、一同は中に入る。
「あんたはさっきの信濃か?雰囲気が違うぞ」
「は、はい」
「この子は眼鏡をかけると今の様になるの。初めまして、私は大和。この子の姉で秘書艦を務めているわ」
訝しげな長月に信濃は頷き、大和が自己紹介する。
「戦艦大和!?まさかこの目で見られるなんて…私の提督の時はなかなか建造できなかったから本人を見るのは初めてだ」
「あー、やっぱ出るの難しいんだな」
驚きの声を上げる長月に天龍はそう呟く。
まさか2回目でこの世界で初の大型建造をやった結果出るとは思いもしなかったので忘れられないものだ。
「それでこの子達が私の艦隊の子達です」
「そうか…恩に着る」
「別に気にするな!お前はお前でお前の提督に会う時のを考えろよ」
お礼を言う長月に天龍はそう言う。
提督と聞いた長月は顔を伏せる。
「…会って良いのだろうか?」
「え?」
突如出て来た言葉に誰もが驚く中で長月は先ほどの言葉の意味を言う。
「だってそうじゃないか…私は何もわからぬまま消えたんだぞ。そんな私に1人の女として結婚をしてくれと言った提督に…返事を聞かせずだぞ…そんな私をあの人に顔を合わせる資格はあるのか…」
そう言って手を握りしめて涙を流す長月に誰もが見る中で天龍が口を開く。
「なあ1つ聞かせてくれよ。あんたはその提督が好きなのか?それとも嫌いなのか?」
「そんなの…そんなの……好きに決まってるじゃないか…申し出だってはいと言いたかったんだ…」
体を震わせながら言う長月に天龍は顔を上げさせる。
「なら言ってやれよ…お前の気持ちを…その提督がショックを受けたのだってお前がいなくなったからだ…それだけあんたを愛してるって事じゃないのか?だから安心させて正直な気持ちを伝えてやれよ」
「……良いのか?こんな私が提督に会うのは…」
「あの、私も天龍さんと同じです。長月ちゃんが無事だったって聞けば提督さんは喜びますよ」
「そうだよ!好きな人と貌を合わせるのに資格なんて必要ないよ!」
「淫獣の言う通り。あなたを心配してる仲間もいる。ならば安心させる事があなたのやる事だと思うわ」
「うむ!吾輩たちもそうでなければ安心できんのじゃ!帰ったらさっさと行かんとな!」
そう言う天龍に続き、長月へと五月雨、吹雪、加賀、利根が言う。
「………ああ、私は……提督…あなたに会いたいよ」
そう言って再び涙を流す長月を大和が抱き締めて優しく背中を撫で、天龍達は見守るのであった。
次回を待て
ゆっくり霊夢「と言う訳であとがきだよ~作者代行のゆっくり霊夢だよ~」
ゆっくり魔理沙「助手のゆっくり魔理沙だぜ☆」
ゆっくり霊夢「はい、あちら側のパーティ後ので長月との邂逅でした」
ゆっくり魔理沙「自然と重くなったんだぜ」
ゆっくり霊夢「まぁ、シカタナイネ。んでいよいよ刹那さん側とのコラボも終わりが近づいて来たね」
ゆっくり魔理沙「長かったなホント」
ゆっくり霊夢「だね」