IS~自称策士は自重しない~   作:reizen

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文章力向上のために別のIS作品を練習で書いていますが、どういうことか向上した気配がしない。

そんなことを言いながら3月一発の自称策士、どうぞ!


ちなみにですが、次回予定はあくまでも予定でした。


#82 鈴音の悩み

 凰鈴音が中国から戻ってきて早二日が経つ。彼女はIS学園から外出しており、現在は五反田食堂―――というよりも中学二年まで仲が良かった男友達の五反田弾の部屋にいた。

 

「……おい、鈴」

「……何?」

 

 様子がおかしい鈴を見つけた弾、そして一緒にいた数馬がとりあえず弾の家に連れて来たのだが、男子二人は「いくらなんでも無防備じゃね?」という思いに駆られていた。

 

「何かあったのか? もしかして成績が悪くて政府の人間に怒られたとか……」

「……そうじゃないわよ。まぁ、怒られたけど」

 

 それを聞いた男二人は冷や汗をかき始める。

 今まで彼らは二年だけだがそれなりに彼女と接してきた。好きになることは容姿や鈴音が既に一夏に恋心を抱いていることを知ったからなかったが、それ以外ならば色々な感情を持っていたし、遠回りに恋愛相談を持ち掛けられたこともあるので今回もそんなパターンかと思ったが―――

 

(一体何があったんだよ)

(これはちょっと……ヤバいんじゃないかな……)

 

 弾も数馬も今回ばかりはかつてない爆発をするのではないかと警戒し始める。

 

「アタシってさ、やっぱり弱いんだなぁって思ってさ」

「………は?」

「ごめん、鈴。ちょっとそれはわかんない」

 

 唐突にそんなことを言った鈴音に対して男二人は各々反応を見せる。

 すると鈴音はまるで奥底から怨念を吐くように語り始めた。

 

「アタシってさ、転校するまで代表候補生とかISとかそんなの関係なくアンタらとつるんでたじゃん? そして中国に戻ったら定期的に行われてたIS適性検査ってのを受けてみたらさ、Aとか出たら急に代表候補生になれとか言うわれるしさ、お母さんは喜ぶしで気が付いたらなってるしさ。で、ちょっとは勉強してそれなりに知識を付けて専用機持ちになって、IS学園に入学したわ。そこでもアタシはそれなりに強いつもりだった」

「………あ、うん」

 

 途中から話を聞くのを止めそうになった弾が寸でのところで意識を戻し、相槌を打った。

 

「でもさ、アタシ―――自分が強いかどうかってわからなくなっちゃった」

「………え?」

「………」

 

 唐突にそんな弱音を吐く姿を見る弾は驚き、数馬は静かに聞いている。だが途中で持ってきていたノートパソコンを出して静かにインターネットを開いた。

 

「詳しいことは言えないけどさ、アタシはちょっと前に悠夜の……二人目の男性IS操縦者の素顔を見る機会があったのよ」

 

 そう言われて弾はふと、以前会った悠夜の顔を思い出す。

 

(そう言えば、眼鏡に長い前髪で素顔は隠されているみたいだよな……)

 

 見るに堪えない姿でもあるが、弾にとってはSRs界でも有名人だ。それに以前、暴走していた女性を圧倒的な差で潰している。実際、ダサい容姿に笑いながら相手して、後から難癖付けるのを確認した二人は再戦すると聞いたので見ていたが、それでも圧倒的だった。

 

 ———それも徹底的に

 

 実際悠夜が使用していた機体の元となったものも、劇中では活躍しただけでなく前作主人公とその愛機を一度は倒しているのである。

 特性の活かし方によっては2にも3にも―――いや、それ以上にもなるものがその力を使わずに潰した姿はまさしく悪魔。

 

(でも、素顔を見ることはさすがにできなかったんだよなぁ)

 

 どんなものか気になり始めた弾はせかすように言った。

 

「で、どうだったんだ? 悠夜さんの素顔は」

「……ええ。形は整ってる方だと思うけど………それ以上に怖かった。まるで負の感情を持っているみたいに―――」

「———もしかしたら案外、ネットの話も馬鹿にできないかもしれないね」

 

 意味深な言い方をする数馬。あまりにも唐突な参加だったため、二人は同時に数馬を見た。

 

「今の、どういうこと?」

「この前、女権団のボスが入院しているってニュースを流れたことは知っているでしょ? どうやらそれは女権団の一部じゃなくてIS委員会だって言ってる人がいるんだよ」

 

 そう言って数馬は自分のノートパソコンを二人に見せる。その画面にはスレッドが表示されており、たくさんの人が書き込んでいた。

 

「おかしいと思ったんだよね。普通、女権団のような組織のボスが入院したっていう話は徹底して伏せるものなんだけど、普通にばらしていたから何かあると思ったけど」

「……………うん。でも悠夜じゃ無理よ。その時のアリバイみたいなものはないけど、手が離させない状況だったし」

「……いや、たぶんこのニュース―――悠夜さんが石原郁江を潰したっていうのは本当だと思う」

 

 そう言って数馬はノートパソコンを自分に向けてから別のサイトを開いてまた二人に見せた。

 

「実は三年前、世界大会で10位以上になった選手のプラモの設定を公開するはずなんだけど、1位だった悠夜さんのだけは展示されなかったんだ。噂じゃ襲われたって話でさ」

「…………」

 

 鈴音は直接悠夜からSRsで1位になったということを聞いたことがない。だが「ルシフェリオン」で検索すれば情報は色々とあり、そこから「悠夜=優勝者」という構図から知りえていた。

 

「それであくまでも噂の範囲だけど、熱心なオカルト研究者が「悪魔を召喚した」とかって話をしたり色々あるんだけど、多いのはその暴漢を暴力で退けたって話だよ。でも鈴は悠夜さんのことを知ってるんだよね」

「……さっきから思ってたんだけど、何で二人は悠夜のことを知ってるの?」

「ああ、そういえば―――」

 

 数馬は以前のことを簡単に説明し、ついでに悠夜の実力を尋ねた。

 

「……なるほどね。それと悠夜の強さなんだけど……黒鋼―――今のISを持ってから急に強くなったって印象かしら。胆力は元からあったわね」

「……たぶん黒鋼はあの人が作ったものをISにしたんだろうね。その後に開発者が後から武装とかを追加していると思う」

 

 と聞いた鈴音は驚きを顕わにするが、同時に納得もした。最初からそれを知っているならば立ち回り方も理解している。道理で強いわけだ、と。

 

「話を戻すと、悠夜さんは贔屓部分を除いても実際強いんじゃないかな? これまで聞いた話だと何回か襲われているって言ってたから」

「……まぁ、確かに襲われていたわね」

「それに聞いた話だと、ISってのは機体性能もそうだけど間接的に本人の戦闘能力もある程度は関係するんだろう? だとしたら、素でもある程度は立ち回るでしょ」

「………そう言えば、千冬さんに握力でダメ出しをしていたわね」

 

 その言葉に弾は顔を青くするが、数馬はため息を吐いて言った。

 

「………根本的な方に話を戻すけどさ、鈴は結局どうしたいの? っていうか鈴って、実際一夏のことをどう思ってるの?」

「…ど、どう思ってるってそれは―――」

 

 ———好きだけど………

 

 鈴音はそう口に出そうとするが、どうしてか言葉にできない。それどころか鈴音は自分が本当に一夏のことをどう思っているのかわからなくなった。

 

「……あ……アタシは……」

「お、おい……鈴?」

 

 どんどん顔色が悪くなっていく鈴音を気遣う様に声をかける弾。

 

「………この家に出入り禁止になることを覚悟で言うとさ、僕は一夏のこと嫌いだよ」

「ちょ、数馬!?」

 

 弾にとってまさかの発言をした数馬。鈴音も驚きを見せるが、それらを無視して数馬は陰口を言い始めた。

 

「確かに4人で遊んだ日々は楽しかったけどさ、悪いけど僕は率直に言って一夏が嫌いだった。もちろん、アレがいたことでおいしい思いをしたことは一度や二度じゃない。でもさ、その結果、僕たちがどうなっているのか知ってる? 「どうして織斑君を連れてこないのよ」だよ。つまり僕は……いや僕らは一夏の付属品扱いだ! 僕らはただつるんでいただけなのに、どうしてそう見られないといけない!? たかが女共に!」

「ちょっ、数馬―――」

「弾だってそうだろ! 普通にナンパしただけでいつも「織斑君は?」って聞かれて悔しくないの!?」

「いや、それはそうだけど、だからってそれを鈴に言ったってどうしようもないだろ………」

 

 そう言われて数馬は鈴音の方を見る。鈴音は俯いていて、両手をワナワナと震わせていた。

 

「ごめん、鈴。僕は……」

「気にしないで。考えてみればアタシもそうだわ。………それにさ、アンタのおかげで思い出したけど、考えてみれば異常よね。アタシ、悠夜に色々アドバイスをもらってゲームをハードごとくれたのにそれを全く活かしていない。むしろ、どこかで「所詮ゲーム」って馬鹿にしてた。クラス対抗戦の時もそう。利害が一致したって言っても悠夜はアタシに協力してくれたのに、当日はその裏で悠夜が酷いことになってたのに自分のことで精いっぱいで拒絶されただけでほとんど見捨ててた」

 

 数馬は内心「やっぱり」と思う。それは鈴音に対することではなく、悠夜に対することだった。

 悠夜はともかく年下に甘い。当初は敵と思っていた本音はもちろん、簪や朱音に優しくしたり、ラウラに関しては一緒に寝たとしてもあくまでも「妹」として扱い、添い寝程度で終わらせている。決して発情しないというわけではないが、それでも枕を共にしてそう扱うのはかなりの根性をいるだろう。

 そして彼はなんだかんだで鈴音も、そして数馬にも同様だった。

 

「………別に今からでも遅くはないんじゃないかな。いや、もしかしたら手遅れかも。代表候補生も専用機も捨てて、それで告白したなら、あるいはチャンスは―――」

 

 そこまで言う数馬に対し、弾は服を引っ張って数馬に耳打ちをする。

 

「ちょっと待て。確かあの人って彼女いるだろ? ほら、あの―――」

「それって本人……っていうかその辺りの事情を知ってそうなのが目の前にいるんだから直接聞いた方が良いんじゃない」

「……いやアンタたち、すべて聞こえてるから」

 

 意味のない耳打ちを指摘する鈴音に二人は顔を赤くした。

 

「でも彼女か………そう言えば、どうなっているのかわからないけど彼女はいるわよ。盛大に告白してたし」

「………え?」

 

 それを聞いた弾の瞳が徐々に暗くなっていき、一人ブツブツと何かを言い始める。

 

「ふざけんなよ。結局IS学園に行ったらモテるじゃねえか。なんなんだよ、この格差はよぉ………」

「ちょっと待って。悠夜さんみたいな人と付き合いたいって人なんている? それって一体―――」

「日本の代表候補生の更識簪、だっけ」

「ああ、納得」

「えぇ!?」

 

 あっさりとする数馬に対して驚きを顕わにする鈴音。そんな彼女に数馬は説明し始めた。

 

「だって更識簪って言ったらSRs世界大会の四天王の一人で「青い暴風」の通り名を…それ以外にも「特大波動砲」「デストロイバスター」「距離抹消」とか言われてる準優勝者だよ!? ……いや、むしろ納得するべきかな。距離という概念を抹消して狙撃王子を潰した彼女なら、地球そのものを消した悠夜さんのパートナー……ということは10数年後には地球どころか太陽系の惑星を破壊しつくすほどのアイデアを持つ子供が現れてもおかしくはないんじゃ………」

 

 これを聞いた鈴音は唖然とし、自分をおっぱいの優劣で惑わされたことが滑稽という思いとむしろそれだけで良かったという安心感が現れた。

 彼女がそんな感情に挟まれている時、数馬は現実に引き戻すように言った。

 

「そうだ、鈴。ここから本題なんだけど、一夏から悠夜さんに乗り換える……というか彼と仲良くするつもりはない?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 しばらくしてから鈴音は帰り、弾の部屋では部屋の主で半分壊れている弾と真面目な顔をして何かを作る数馬の姿があった。

 その二人の空間を破壊するかのように、勢いよくドアが開かれる。

 

「ヤッホー! 数馬さん!」

「……蘭ちゃん」

 

 ハイテンションで数馬に声をかける蘭。元がいいからその笑顔で何人かの男たちはコロッと行くだろう。事実、彼女にはファンクラブがあり、五反田食堂に通う男たちは彼女らの祖父である厳にばれない様に何故かその店で彼女のプロマイドを秘密裏に交換を行うなどしていた。

 

「やっぱり君、ドアの近くにいたでしょ」

「はい。お話はすべて聞かせてもらいました。本当にありがとうございます。これでまた一人ライバルが減ってくれて―――」

「———何を勘違いしているんだい?」

 

 あざ笑うような声で数馬はそう言うと、蘭は驚愕を浮かべる。

 

「か、勘違い………?」

「うん。僕は彼女の友人として、より優れている男性を紹介しただけだよ。聞いていたなら知っていると思うけど、僕は彼が大っ嫌いでね。大体、他人の感情には鋭いくせに恋愛には疎いってなんなのさ。他の人間はともかく、そんなことで友達が悲しむのって理不尽じゃん? だから僕はより優しく扱ってくれる素晴らしい男を薦めただけだよ」

 

 はっきりと物申す数馬に対し、蘭は段々と怒りを顕わにした。

 

「じゃあ、何ですか。あなたはあんな男が一夏さんよりも優れていると―――」

「そうだね。例えISでももう一夏みたいに突っ込むことしか知らない奴は勝てないよ。6月の時点で既にそれはわかり切っていたことだろう」

「でも一夏さんが勝ってたじゃないですか!」

「二回戦に上がっていたのはね。弾はどう思う? 一夏が勝てると思う?」

 

 聞かれた弾はプラモを出して作り始めており、説明書を見ていた顔を上げる。

 

「……いや、無理じゃね? あんなものを見せられたら誰だってそう思うだろうよ」

「……お兄まで。もう知らない!」

 

 ドアを勢いよく閉めて階下へと降りていく蘭。それを聞いていた二人はお互い片手を上げてハイタッチした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ■■■

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そんなことがあったなんて全く知らない俺はラウラの着替えを持って轡木ラボに訪れていた。

 ここ数日、ラウラは部屋に戻っていないようだ。簪もまだだが合鍵を渡されている俺は普通に部屋に入って普通に着替えを持って………あれ? これって事情が知らない奴が見たら完全にアウト?

 ともかく俺は何も考えずに荷物を持って轡木ラボに来て、どこかで見たことがある機体を眺めていると、

 

「こんなところに来ているとは、珍しいですね」

 

 一瞬、脳内に「地球消滅のお知らせ」という単語が過った。それほど彼の声は縮退砲が実装されている機体の操縦者に声が似ている。

 

「バリーニさん、お久しぶりです」

「お久しぶりですね、桂木君。……ああ、そう言えばお嬢様が「完成した」と言っていましたが、それを受領しに来たのですか?」

「はい。さっき朱音ちゃんから連絡があったので」

「ならば、もう少々待った方がいいでしょう。女性に対してそのような気遣いも時として必要ですよ」

 

 流石はイケメン。言う事が違い過ぎる。白い特攻野郎にも聞かせてやりたいくらいだ。

 そんなことを思っていると、通路の端から「お兄ちゃーん!」と叫ぶ声が聞こえた。そっちを向くと朱音ちゃんが白衣を着た状態で現れた。

 

「お兄ちゃん、ラウラの着替え持ってきてくれた?」

「ああ。それで、ラウラは?」

「服が来るの待ってるよ。それとも、今から風呂場に行ってエッチなこと、する?」

「しないからね」

 

 後ろから「クスクス」と笑い声が聞こえてくる。バリーニさん、笑わないで下さい。

 

「では私はこれで失礼。例の機体の調整もありますので」

「お願いしますね」

「わかりました」

 

 しかし何だろうな。あの人を見るたびに思うんだが何かを企んでいないだろうか? いや、見た目じゃなくて声的に。

 失礼ながらそう思いつつバリーニさんを見送ると、朱音ちゃんが俺の服の袖を引っ張る。

 

「行こう、お兄ちゃん」

「いや、服を持っていてくれないか? 俺はもうちょっとあの機体を見ておきたい」

「………わかった」

 

 少し残念そうな顔をして去って行く朱音ちゃんを見ながら、俺はもう少し甲冑のような機体を見ていた。

 しばらくしてバリーニさんが現れてさっきから見ていた機体の調整に取り掛かろうとすると、また朱音ちゃんが現れて服を引っ張った。

 

「お兄ちゃん、黒鋼の調整をしたいから来て」

「ああ、わかった」

 

 少し名残惜しいが、黒鋼の方も気になるので朱音ちゃんに付いて行くことにした。

 格納庫に移動すると、ラウラは既に何かをしている。たぶん調整だろう。

 

「しばらくぶりだな、ラウラ」

「兄様! 申し訳ございません。こちらを優先して兄様との寝食をおろそかにしてしまいました」

「もう別の部屋なんだからそれが普通!」

 

 でもそれも俺を思ってのことなんだよな。そう考えると少し嬉しいとすら思うよ。

 そんなことを思いながら俺は黒鋼を観察する。特におかしい所はないが、所々パーツが変わっていた。

 

「朱音ちゃん、今度はどんな改造をしたんだ?」

「変形後とかは特に何もないけど、展開装甲を追加した」

「………は?」

 

 いやいやいや、ちょっと待て。今この子なんて言った? 展開装甲? いや、マジで?

 

「あ、でも紅椿だっけ? アレのデータは取ってないから。そもそも展開装甲! って言っても見た目はF○バーストがそんな感じだし、むしろそれのパクリじゃない?」

 

 ………言われてみれば。

 全部が全部そういうわけじゃないし、向こうは形を保っているけど……言われてみれば確かにそうっぽいな。

 相槌を打ちながら、黒鋼に乗り込もうとしたところで気が付いた。

 

「そうだ。とりあえずこの雷鋼は返す。黒鋼ができた以上、俺はこっちで戦いたいし」

「わかった」

 

 雷鋼の待機状態を返して、俺は黒鋼に乗り込む。すると俺の身体データを読み込み始めたがそれもほんの30秒ほどで完了した。

 待機状態に戻すと朱音ちゃんは見計らって俺に行ってきた。

 

「お兄ちゃん、早速で悪いんだけど業務命令ね。今からラウラと戦って♡」

 

 そんなことを唐突に言われた俺は快く頷き、三人で空いているアリーナを探すのだった。




ということで今回は鈴音が以前の仲間と再開するって話でした。数馬が悠夜のことを過剰に押している気がしているのは気のせいにしておこう。

ちなみに弾にも数馬にも鈴音に対する恋愛感情は全くありません。可愛いけどアレだ。二人にとってはそういうのには見えないわけです。

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