IS~自称策士は自重しない~   作:reizen

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#143 破壊の象徴

 初めて会った時、彼女から何かが違うと思っていた。でも話してみると普通で、周りと何ら変わらない普通な感じだった。それでも彼女の近くにいたのは、居心地が良かったからだ。だからこそ、自分の実力も含めて今の関係が崩れることはないと思っていた。そして、誰も死ぬことはないって思っていた。

 

 ―――あの時までは

 

 信じられなかった。守ったはずの彼女は死んでいた。

 今まで自分は何をしていた? こうならないために、大切な人を失いたくないためにあえて力を使って牽制していたんじゃないのか。

 

 ―――なのに、何で

 

 そう思うと、気が付けば時間は戻っていた。

 でも、僕にはあの記憶があって、生きている彼女を見るとどうしようもなくなって、その日、僕は思わずその場から去った。

 

 ―――悲しそうな彼女を残して

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

―――過去

 

 彼女がそこに来た時には誰もおらず、閑散としていた。

 

(……もう逃げたんだ)

 

 どこで聞いたか、それともあの女が見ていたのか。

 そこまで考えた束は辺りを観察すると、後ろの方で音がしたので振り向いた。

 

「……お姉さん、誰?」

 

 目を腫らした少年が束に声をかけると、束は驚きを露わにした。

 

 ―――恐ろしいほど、その少年からは何も感じなかったからである

 

 まるで「無」。その少年からは、何も感じられなかったのである。

 

 ―――本当に恐ろしい

 

 そう思った束は慣れない建前を使わず、すぐさま接近して少年を殺そうとした。

 

 ―――ガッ!

 

 だが、それは失敗―――それどころか、平然と束の手首をつかんでいたのだ。

 

(なに、こいつ……痛い)

 

 幼い体躯から想像できないほどの力でねじ伏せられる束。少年―――悠真は言った。

 

「―――弱い。まるであの白いロボットみたいだ」

 

 最近対峙したことがある悠真はそう言った。束は驚愕するも構わず投げた。

 

「この―――」

 

 束はウイングスラスターを展開して自身を止め、悠真を睨みつけた。

 

「お前、今のはどういう意味だ」

「そのままの通りだよ、お姉さん。あの機体は弱かった。でも、どうしてお姉さんはそこまで怒ってるの? あの機体の関係者?」

 

 何も知らない悠真は質問すると、束は姿を消して悠真に飛び掛かる。悠真はそれを察知して少し離れて回避した。

 

「死ね!!」

 

 束の手から熱線が放たれる。悠真は意外そうな顔をしてまともに食らった。

 だが束は構わず何度も何度も熱線を放つ。そのたびに家が崩れていくがお構いなしだ。

 

「死ね、死ね、死ね!!」

 

 何度も、何度も、何度も、何度も。ただ束は目の前の存在を破壊しにかかる。

 ISは、束が長い期間……それこそ、小学生になる前から自分の能力すべてを注いだものだ。自分を認めさせるために、かなりの労力をつぎ込んだものだ。

 それを目の前の少年は否定した―――少なくとも、束はそう感じ取った。

 やがて束は攻撃を止め、ゆっくり、ゆっくりと少年の死体を確認する。この時、彼女の手元にはスコップが握られており、すぐにでも止めを刺すつもりだった。

 

「―――いやぁ、びっくりしたよ」

 

 足を止めた束は振り向く。あり得ないと思った。そんなわけがないと。

 目の前に立つ少年は、防御も何もしていなかったことを束は確認していた。だが、死んだと思ったはずの少年は多少の傷は負っているものの、その程度の損傷しか持たなかった悠真は言った。

 

「ねぇ、お姉さんって国語が苦手? どうして怒ってるの?」

「……どうしてって……それはお前が……白騎士を……」

「………白騎士? 何それ?」

「何それって……IS……」

「あいえす?」

 

 その発言に、束は心底信じられなかった。

 あの騒動の後、束が送ったファックスやアップした動画により白い機体の全貌を露わにした。名前は「白騎士」。それともう一機の機体はまさしく日本人にとって神のような存在だが、悠真はまったくそれを知らないのだ。

 

「ニュース、見てないの?」

「……ああ、あの愚民が喚いているだけの無駄なもの?」

「……ぐ、愚民って……」

 

 ―――何様だ、こいつ

 

 そう思った束だが、すぐにその自信がどこから来たのか理解する。

 

(……もしかして、この小ささで負けたことがないの……?)

 

 子供はその体格故、大人に勝つことはできない。それができるのは自分か千冬ぐらいだと思っていた束は驚きつつも、さっきの動きを思い出して納得していた。

 

(でも、化け物は排除しなきゃ……)

 

 最悪、自分の妹に厄災が降り注ぐかもしれない。そう思った束は悠真にレーザー刃を飛ばした。それを悠真は右手を前に出して力場を発生させて防ぐ。

 

「お姉さん、面白いことをするね。手品師?」

「……手品?」

「うん。お姉さんの攻撃方法は手品でしかないよ。攻撃にはなりえない。でも、僕が本気を出したところでお姉さんが死んじゃうから、できれば今日はもう帰ってくれないかな?」

 

 ―――じゃないと、本当に死んじゃうよ?

 

 警告するように言う悠真。彼にしてみれば警告のつもりだっただろうが、束はそれを一笑した。

 

「ないない。それはないよ。だってISがあるもん。それこそ、君の方が負ける」

「ははは。お姉さんは冗談が上手いなぁ」

 

 お互いが平穏に事を済ませようとする。悠真は笑っていると、束はミサイルポッドを展開して悠真に向けた。

 

「さて、遊びはおしまい―――じゃあ、さよなら」

 

 ミサイルが一斉に発射され、悠真に向かって飛ぶ。着弾して爆風が束を飲み込むが、彼女はすでにハイパーセンサーを起動させて悠真を探していた。

 

「―――ねぇ、お姉さん」

 

 束はその場から飛び退く。

 実は束はミサイルを発射した後、レーザーをミサイルに織り交ぜて飛ばしていた。回避できる面積はほとんど0だというのに、悠真はまだ生きているのだ。

 

 ―――ガンッ!!

 

 悠真の足が迫り、束は宙に走行を展開して蹴りを防いだ。悠真は着地するとさっきとは雰囲気を変えて話しかけた。

 

「―――お姉さんってさ、あの騒動に一枚噛んでる? そのミサイル、見たことあるけど」

 

 束は笑みを見せる。その笑みはとても邪悪だったが、悠真の様子が変わったことで歪み始めた。

 

 ―――そう、悠真の姿が変わったのである

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

―――現代

 

 現在、IS学園では十蔵がいる場所を除いて3か所で戦闘が行われていた。1つはIS学園地下。地上の港でも行われ、最後は―――HIDEから持ち込まれた戦艦前である。

 そして地下では、通常のISスーツ素材で、生身で戦うことを想定して作られた戦闘服を纏った千冬、「ラファール・リヴァイヴ」を纏った真耶、「雨鋼」を使用しているラウラが、ネイビーブルーカラーの「ファング・クエイク」を装備した謎の女と彼女がカプセルから出した黒い泥のようなものと戦闘していた。

 本来ならここに簪もいるはずなのだが、今は協力者と共に上で戦闘している。

 

(……一体何なんだ、こいつは)

 

 目の前に立つ人型を形成した泥に対してさらに警戒を強める千冬。今の状態ならば常人ならば一瞬で気絶させれるレベルを出しているが、鈍いのか、はたまた元からそのような攻撃が効かないタイプなのか動じず、それでいて果敢に攻めてくる。

 苦戦しているのは、千冬だけでない。真耶も千冬と同じようなものを2体同時に相手しており、ラウラに至っては侵入者と直接戦っていた。

 

「早く降参したらどうだ」

「何を―――」

 

 ラウラは相手のブレードを受け止める。だが相手は接近戦も得意なのか、力で吹き飛ばした。

 ラウラが纏う「雨鋼」のスペックは高い。だが、戦いは決してスペックが高い人間が必ずしも勝つとは限らない。急所を的確に点けば小さい者でも勝つことはできる。今の状況はそう言う内容だった。

 

「このっ」

「当たるか」

 

 いとも簡単に回避してラウラを蹴り飛ばす侵入者は腹を、そして顔を殴るために接近する。ラウラはかわそうとするが、その後ろにいる者たちのことを思い出して踏みとどまり、攻撃を受けた。

 

(……そこか)

 

 侵入者は笑みを浮かべてラウラの後ろに向かう。だが、彼女にとって自分の後ろに行かれるのは非常にまずい。

 彼女の後ろには電脳ダイブで仮想空間に入った4人を守る任務がある。もっとも、侵入者の目的の物もその方向にあるのだが、ラウラには知らないこと。

 

「あくまでも邪魔をするか」

 

 一気に接近してラウラの急所を的確に突く。その練度は遥に高く、ラウラは再び壁に叩きつけられた。

 

「止めだ」

 

 その声が聞こえたからか、千冬はボロボロになっているラウラを目撃する。なんとかその場から離れようとするが、相手の抵抗もあってできない。

 万事休す、一人撃破―――そう誰もが思った瞬間、事態は一変した。

 

 

 ―――おい、貴様

 

 その言葉には妙な重みがあった。

 侵入者の女性がそれを聞いた瞬間、彼女はとてつもない悪寒を感じて後ろに下がる――――が、避けたはずの彼女の方に向かって黒いレーザーが降り注いだ。

 

「誰の許可を得てその女を痛めつけている、雑種風情が」

 

 全員が、化け物も含めて声がする方を向く。

 

 

 ―――そこには、異形の者が浮いていた

 

 

 人型ということだけは理解できた。だが四肢の先端はまるであくまのそれであり、髪は透き通るように白く、背中からは黒い悪魔の翼を生やしていた。

 何よりも驚きなのは金色の両目で、瞳の中央からは禍々しさを感じる。

 

「何だ、貴様は―――」

「織斑千冬」

 

 途端に壁に叩きつけられた千冬。異形は批判するように言った。

 

「強者まがいが調子に乗って。貴様らのような行き遅れは失せろ」

「う、失せろって、あなたは一体―――」

「そこの無駄乳、貴様もだ」

 

 的確に武器をレーザーで破壊した異形は指で音を鳴らす。

 するとその異形、そして侵入者らは姿を消した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 時間は30分ほど前に遡る。

 

「せいやぁあああ!!」

 

 アランが近接ブレードで目の前の敵を攻撃する。だが、付けた傷はすぐに回復していき、アランを襲う。

 

「このっ!!」

 

 レオナが射撃でアランを援護。四肢が伸びた化け物は怯んでアランを離す。その隙に上から「風鋼」を纏ったミアが叩きつけた。しかし化け物はすぐに元に戻り、ミアに攻撃する。

 それを風のバリアで防いだミアは威力に押されて吹き飛んだ。

 

(こいつ、パワーが桁違いね)

 

 ―――ボンッ!!

 

 後方から爆発。だが機体からはアラートが鳴らなかった。すぐに後ろを確認したミアはすぐさま突貫する。

 だがもう一体いたのか、ミアの前に現れて攻撃した。

 

「くっ」

 

 すぐさま近接ブレードを盾にして攻撃を防ぎ、やり過ごそうとするミア。だがその化け物は素早い動きで周り込んだ。

 

「させるかぁあああああ!!」

 

 アランが戦艦の方へと進む。瞬間、ドアが開かれて衝撃波が放たれた。それは近付いていたアランすらも巻き込み、黒ずくめの戦闘員たちを吹き飛ばした。

 

「―――人が寝ていると言うのに、随分と騒がしいな」

 

 その声を聞いた瞬間、先程まで苦悶の表情を浮かべていたミアの顔が喜びに変わった。

 

「……ユウ様……」

「しかも俺の知らない奴もいるし」

「そんな!?」

 

 「知らない奴」と言われてミアはショックを受けて膝をつく。すると戦闘員たちはユウに向かって銃口を向けた。

 

「誰だか知らんが、大人しく投降しろ」

「いや、もう学校に通わなくてもいいだろ。正直無駄だと思っている……ってボケは流石に空気を読めていない、か」

 

 そう言ったユウは〈ダークカリバー〉を展開して薙ぎ払う。すると黒いオーラが発せられ、戦闘員に降り注いだ。それを見たからか、化け物がユウを攻撃する。

 

 ―――キンッ!!

 

 攻撃を受け止めたユウは左手を開き、黒い球を発して化け物を吹き飛ばした。

 

「何だ、あの技は―――」

「構うな。奴を撃て!」

 

 一人がそう指示をすると、全員が一斉に引き金を引いて弾丸を放つ。だがその弾丸はユウに届くことなく防がれ、地面に落ちた。

 

「こいつ、まさか例の基地に現れたという奴か!?」

「まさか、何でここに―――」

 

 その言葉を聞きながら、ユウは鎖を精製して彼らの周囲に移動させる。そして、一気に締め上げてその一本を中心に鎖のタマゴを作った。

 

「これでこいつらは動けない。アラン、レオナ。後は頼む」

「……お前は……桂木悠夜なのか?」

 

 アランが尋ねると、ユウは「ああ」と答えてついでに言う。

 

「朱音なら中にいる。心配なら見に行けば……まぁ、近くにいるけど」

 

 その言葉通り、中から外の様子を伺うように朱音が顔を出していた。すると後ろから急に引っ張られた朱音。アランは慌ててスキャン機能を使うと、引っ張ったのが本音だと判明した。

 

「ユウ様!」

 

 ミアは「風鋼」を解除してユウの所に向かおうとするが、ユウは別の方向を向いて呟いた。

 

「………へぇ」

 

 瞬間、ユウの背中から黒い翼が生え、そこから消えた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 別の場所ではリベルト、そして簪がミアたちと同じように侵入者、そして化け物と戦っていた。少し離れた場所では楯無が単体で2体の化け物と荒々しく戦っている。

 その理由は単純で、簪の「荒鋼」が解除されているからである。彼女の果敢な戦闘はリベルトが引きながらも感心するほどだが、今の状態では援護すらできない。

 

「―――動くな」

 

 戦闘員が簪に向かって銃口を向ける。楯無がそれを認めた瞬間、仕方ないと言った感じで止まる。

 何故簪が負けているのか? それは―――彼女が相手にしていた化け物に「剥離剤(リムーバー)」が備わっていたのである。

 そうと知らず近付いた簪は「荒鋼」を取られてしまい、今現在人質にされている。後ろ手に拘束されている様を見てリベルトは場違いにも関わらず同情していた。

 

「大人しく武装を解除し、それぞれの機体をこちらに渡せ」

「断る、と言ったらどうするつもりでしょう?」

「ちょっ!?」

 

 リベルトの発言に慌てる楯無。だが当の本人は余裕で答えを待っている。

 

「この女を殺す―――ではつまらないな。貴重なサンプルとして持ち帰らせてもらおう」

「だ、そうですよ」

「らしいな」

 

 簪をサンプルとして持ち帰ろうと企んだ男は急に宙を舞った。

 彼がいた後ろには翼を生やし、両手を化け物に近い姿にしたユウの姿があった。

 

「大丈夫か、()()()()()

 

 いつぶりだろうかと簪はつい考えてしまった。それほどまで懐かしいと思うその呼び名を呼ばれた彼女は、思わず昔彼を呼んでいた呼び名で聞く。

 

「……にいに、なの?」

「ああ。久しぶりだな」

 

 思わず簪は自分を抱いているであろう手に触れる。彼女が思うに、昔はここまで腕がごつくなかったはずだった。

 

「なんだ、何者だ……貴様は!?」

「少なくとも、貴様らのような雑魚には恐れ多い存在だと断言しておく」

 

 何でもない風にそう答えたユウは簪を地面に置き、彼女の周囲を結界で覆う。

 

「でだ、悪いが早く彼女の機体を返してもらえないか? そうしてくれたらこのまま見逃してやらないこともない」

「それができるほど、ISは弱くはないんでな」

「そうか」

 

 ユウは消え、一人の男をひっかく。そしてコアとなった「荒鋼」を回収した瞬間、後ろから何かの接近を感じ取ったユウは意識を後ろに向ける。

 

「うぉおおおおお!!」

 

 一夏だった。

 白式の修理のために倉持技研に行っていたはずの一夏がユウに向かって飛んでくる。

 

「ここから、出て行けぇええええ!!」

「出て行くのはお前だ。この世からな!」

 

 また消えるユウ。いや、消えているのではない。あまりの早さに視認できないのである。それほどの早さで接近したユウは一夏を蹴り飛ばした。

 

「白式が押されてるだと!?」

「当たり前だろう。俺は重力使い。そしてお前の能力は本来なら戦闘に向かないタイプ。相性が違いすぎる」

 

 その場で回転し、まるで尾で叩きつけるように踵落としで一夏を攻撃するユウ。一夏は撃墜され、その場所がクレーターとなる。

 それをまるでゴミを見るような目で見ていたユウはその場から消え、簪を回収して格納庫らしき場所の屋根へと移った。

 

「………デカいな」

 

 思わず声に出してしまうほど、ユウが見ているそれは大きかった。

 全長で20mはありそうなその巨体の赤い何かが、戦闘態勢に入っている楯無とリベルトの方を向いている。

 

「やれやれ、このようなものを用意しているとは……」

「無駄な抵抗は止めて大人しく投降しろ。さもなくば、この男と貴様らの命はないと思え!」

 

 別の隊員がそう叫ぶ。が、ユウは楯無たちの所に降りたかと思うと簪を楯無の方へと投げて突っ込んだ。

 

「馬鹿が。巨大化した「バブルス」に勝てるわけ―――」

 

 ―――ドバァッ!!

 

 勝負は一瞬だった。ユウが足を豹変させ、右足にエネルギーを集中させて吹き飛ばしたのである。

 そして戦闘員たちを鎖が拘束し、その塊をユウが持って壁に向かって投げたのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

―――過去

 

 ありえない。少女はそう思った。

 例えどんなに強くても、ISがあるから問題ないと、絶対防御があるから大丈夫だと思っていた。だが、現実は非常だった。

 

「……助けて……」

 

 懇願するように束は悠真に言った。だが悠真は聞き入れようとせず、最後に残った束の右腕を斬り飛ばした。

 




※補足

「ユウ・リードベール」
二人目のIS操縦者「桂木悠夜」の本名。過去に「風間悠真」という名前で学校に通っており、楯無たちと出会う。
現在は目覚めており、黒い翼を生やし、両手両足が禍々しさを放つ化け物と化しているが、原因は不明。自我があるので操られているとか、そういうわけではない。

「バブルス」
どこかの組織が持って来た四肢が伸びる人型の化け物。大きさはまちまちで、20m級から3m級のものまであるとか。噂では、50m級がいるらしい。どこの巨人だよ。

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