IS~自称策士は自重しない~   作:reizen

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記念すべき100話目!
……おかしいな。5章の時点で50話前後ぐらいだと思っていたんだけど。


#100 たった一人の不落の要塞

 どれだけの時間がかかっただろう。いや、3分もかかっていないか。

 俺は向かってきた女たちをある程度の攻撃を加えるだけに留め、全員を動けなくした。

 

「………つまらなかったな」

 

 倒れている女たちを見てゲロでも見るかのような視線を向ける。

 俺ははその場から離れようとすると、周りに観客を除いて人がいないことに気付く。

 

(専用機持ちはどこに消えた……?)

 

 黒鋼のハイパーセンサーを起動させるが、織斑以外の全員がステルスモードに移行しているため反応が捉えられなかった。

 

(前方にシュヴァルツェア・ツヴァイクのみか。そして、白式はさっきまでいた更衣室……と)

 

 倒れている女たちを無視して更衣室へと向かう。

 

(……何なんだ、この胸騒ぎは)

 

 ―――嫌な予感がする

 

 そう思いながら更衣室へと急ぐと、物音が激しくなってきた。気配を消して物陰に隠れて中を見ると、そこではすでに始まっていた。

 突っ込み過ぎる織斑と蜘蛛みたいなISを使う奴の間に向かってガンモードのダークカリバーから光弾を放つ。

 

「あぁ!?」

「何だ!?」

「真打登場、てね!」

 

 さらに続けて光弾を撃ちつつ、黒鋼を完全展開して戦闘に参加した。

 

「何なんだよ、アンタは!?」

 

 織斑は後ろに回り込んで攻撃しながらそう言うが、少しは黙ってできないのだろうか?

 

「ああん? 知らねぇのかよ! 悪の組織の一人だっつーの!」

「ふざけるな!」

「ふざけてねえっつの! ガキが! 秘密結社『亡国機業(ファントム・タスク)』が一人、オータム様って言えばわかるかぁ!?」

 

 そう言いながら背中から服を破って残りの足を出すオータム。

 どうでもいいけど、すごく小物っぽいよな。俺の出番はないか?

 

(いや、発言が下っ端だけど意外と強い)

 

 織斑一人だと流石に分が悪いか。

 というか織斑が物凄く動くから狙いが定まらない。こんな奴の援護ができるジアンを見習うべきか。

 

「甘ぇ!!」

 

 織斑が天井から下へと移動して回避し、切り込もうとしたところでオータムがそれを八本足で受け止める。

 

「はっ! 雑魚が―――」

「サーヴァント」

 

 奴の周りからサーヴァントを展開して織斑を掴む武装っぽい脚部を破壊する。

 

「サンキュ、悠夜」

 

 そう言いながら何故か顔を赤くする織斑。まさかと思うが、

 

「あの女に惚れたのか?」

「そ、そんなわけないだろ!?」

「ふざけんな、気持ち悪い!」

 

 どうやら向こうは向こうで織斑のことを嫌っているようだ。

 仕方がないからフォローしてやる。

 

「おいおい、これでも織斑は主に馬鹿と雑魚にだがモテているんだ。気持ち悪いのは否定しないがな!」

「フォローになってないぞ!?」

「何ふざけてんだ、テメェ!?」

 

 だって気持ち悪いんだもの。むしろ男装していた時のジアンとのやり取りをネットで流してやりたい気分だ。

 

「戦闘中にふざけてんじゃねえぞ、ガキ共が!」

「俺はふざけてないんだけど!?」

 

 織斑は突っ込みながら縦横無尽に駆け巡る。しかも相手の技量もそれなりにあるから余計に捉えにくい。というか、もう脚部装甲が修復されているのかよ。

 

「そうそう、ついでに教えてやんよ。第二回モンド・グロッソでお前を拉致したのはうちの組織だ! 感動のご対面だなぁ、ハハハハ!」

「―――!!」

 

 急にわけがわからないことを言い始めたオータム。何のことだかわからない俺は、新兵器を呼ぶことにした。

 すると織斑は何故か突撃した。

 

「だったら、あの時の借りを返してやらぁ!!」

「クク、やっぱりガキだなぁ、テメェ。こんな真正面から突っ込んで来やがって……よぉ!!」

 

 装甲の一つから蜘蛛の巣のようなものを射出すると、織斑はそれに引っかかった。

 

「くっ! このっ―――!!」

 

 第二形態になったことで追加された武装《雪羅》で切り裂こうとしたようだが、まるで獲物を捕らえた蜘蛛がさらに糸を巻き付けるかのように糸が伸びてがんじがらめになった。

 

「ハハハ! 楽勝だぜ、まったくよぉ! 蜘蛛の糸を甘く見るからそうなるんだぜ? おら、テメェもだ!」

 

 そう言って俺の方に蜘蛛の糸を飛ばしてくるのでひとまず距離を取る。

 

「ちっ。すばしっこいな。まぁいい、こっちの目当ては最初からテメェだけだしなぁ。で、お別れの挨拶は済んだか? ギャハハ!」

「何のだよ……?」

「決まってんだろうが、テメェのISとだよ!」

 

 すると、織斑の悲痛な叫び声が耳に届いた。

 何かをされたようだが、そこまでショックを感じないのは人として色々と失っているかもしれない。あ、元からか。

 様子を伺うために顔を出すと、織斑が何故か敵の目の前でISを解除していた。そしてその原因は、オータムが持つ4本のアームが付いた四角い装置だった。

 

(……あれは剥離剤(リムーバー)か?)

 

 ゴスペル戦で俺が暴走を止めるために使ったものと同質なんだろう。………無理やり第三形態になった時に壊れたから大した情報は持ってないけど。

 思考を巡らせていると、織斑が生身で攻撃を仕掛けるも、当然だが返り討ちに合う。

 

「当たらねえよ、ガキ! ISが無いおまえじゃなぁ!」

 

 困惑した織斑は白式を呼ぶが、オータムが見せたことに驚く。

 

「クリスタルについている装置はなぁ! 《剥離剤(リムーバー)っつうんだよ! ISを強制解除できるっつー秘密兵器だぜ? 生きてる内に見れてよかったなぁ!」

「返せ!」

「そう言われて返す馬鹿がどこにいるんだっつの!」

 

 そりゃそうだろう。奪うにはそれ相応の理由と言うものがある。……たまに衝動的なこともあるって話だけどな。

 オータムは織斑を掴むと俺がいる方に叫ぶ。

 

「おい聞け、もう一匹のガキ! このガキを消されたくなければとっと現れてテメェのISも差し出しやがれ!」

「………そうだな」

 

 そう言って俺は物陰から現れ、黒鋼を解除する。

 

「悠夜、止めろ!」

「よぉおくわかってんじゃねえか、ガキ。それをそっちに寄越せ」

「わかった」

 

 中指に付いている黒鋼の待機状態を取った俺を見たオータムはニヤリと笑う。どうやら確信しているのだろう。俺が仲間のために大人しく渡すと。

 俺は指輪を放る。そして―――

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ―――「デス・バレット」を最大出力にしてぶっ放した

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ■■■

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 突然の爆発音に観客席はパニックに陥ったため、楯無はすぐに行動した。

 そして観客と非戦闘員の生徒たちをすぐさま避難させる。一部別行動をし始める組もあったが、それは人外だったことも放置した。下手に応対したところで返り討ちに遭い、最悪の場合そのまま悠夜と一緒に監禁される可能性があったからだ。

 

「なんとか終わったわね。虚ちゃん、後は手筈通りに」

「わかりました」

 

 そもそもこれはあらかじめわかっていたことだ。そのために楯無は日本政府から織斑一夏を守る任を受け、同居する形でこれまで守ってきたのである。

 そして今回、一夏を囮にも使ったのには少なからずわけがある。それは悠夜と同じで自分の立場を理解させるためだ。

 悠夜は十二分に理解した上であの態度なのは第三形態になった軍用ISすら弄べるほどのスペックを持ったルシフェリオンがあるからだが、一夏は違う。確かに白式は第四世代の技術が入った第三世代機で、強力な武装が二次移行(セカンドシフト)したことで増えたが、結局は操縦者の技量が物を言う。

 さらに言えば、一夏が持つ楽観さはある意味危ないものであり、楯無はそれに並々ならぬ不安を感じていた。だから一度、外部からの敵に倒されるべきと考えていた。

 

(一歩間違えれば死ぬけどね)

 

 だが楯無自身もある種の満足感はあった。悠夜に負けた一夏はかなりの成長を見せているのだ。

 

 すると楯無の目の前が爆発した。とっさにミステリアス・レイディを展開して身を守る。

 

「……何なの……?」

 

 嫌な予感がした楯無はすぐに更衣室へと向かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ■■■

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 黒い鳥が姿を現し、俺の肩に止まって黒鋼の待機状態を渡し、どこかへと飛んでいく。

 それを見送って撃った場所を観察していると、煙は晴れて全貌が顕わになった。

 

「………は……ハハハハ……ザマァねぇぜ。こいつ、仲間を殺しやがった」

「………フッ」

 

 ―――仲間?

 

 この女はおそらくただのアホだろう。俺の経緯を見て少し考えればわかる現象だというのに。

 

「何がおかしいんだ、ガキ!」

「うっせぇ、ババア」

「あぁ?!」

 

 すると俺の隣に背から黒い翼を、額から角を生やしている機械型の馬が現れる。腰に織斑を乗せている……が、このままだと相棒が汚れるので無理やり降ろして後ろに放り投げた。

 それなりの距離を飛んだ織斑は何度かぶつかる。それが原因か起き上がった織斑は大げさに叫んだ。

 

「いってぇええええええ!?」

「さて、続きをしようか」

「この状況で!?」

 

 後ろで突っ込みが入るが、当然無視する。

 

「………何なんだよ……何なんだよ、お前は!?」

「通りすがりのエースアタッカーだ」

 

 そう言った俺はもう一度《デス・バレット》の引き金を引く、する銃口から光が放たれる。

 

「バカが、遅ぇんだよ!」

 

 そう言って一気に距離を詰めるオータム。その速さに俺は対応できなず、再び剥離剤が近づいてくる。

 

「もらった―――」

「それはこっちのセリフだ」

 

 俺は伸ばす腕に飛び乗り、ついでに白式のコアを取り戻した。それを確認したのだろう、織斑が叫んだ!

 

「でかした! 悠夜、白式のコアを俺に!」

 

 だが俺は黒鋼を展開するとすぐに《デストロイ》を収束モードにしてぶっ放した。

 ギリギリ織斑に当たることはないラインで撃ったが、様子を見ると、信じられないと言わんばかりに俺を見る。

 

「ハッ! バカだな。今度はこっちがあのガキに近くなったぜ!」

「何だ、テメェも鳥頭か」

「あ―――?」

 

 オータムがこっちを見た瞬間、奴の装甲脚が何本か切れた。というか切ったというのが正しいな。

 

「俺に人質で脅すという作戦は通用しねえ。ましてやそれが織斑なら、猶更な」

「ば、バカか!? 普通助けるだろ!?」

「ああ、普通はな。俺が日頃から一緒にいる女とだったら俺はすぐさまルシフェリオンを使い、テメェとその誰かを引きはがした後に、一つの破片も残さずこの島ごと破壊するさ。だが、その人質が織斑なら話は別だ」

 

 だってそうだろう? 織斑は常に面倒事の中心だったんだから。というか邪魔しかしない馬鹿だしな。

 

「いや、織斑だけじゃない。この学園にいる大半は救いようのない屑だ。魅力もない、ただ潰えるだけの存在だというのに、自らが最強と勘違いしている、な。テメェもそうだろう、オータム―――いや、クソゴミババア」

「―――そうか。テメェ、そんなに消されてぇか」

「前提からして間違ってるぞ。死ぬのはテメェとおまけで織斑ぐらいだ」

 

 そう言って俺は一瞬で距離を詰めて《リヴォルブ・ハウンド》を展開して奴に攻撃しようとするが、それよりも先にオータムは離脱して辺りに蜘蛛の巣を撒き散らす。そしてそれの一つに俺は引っかかった。

 

「ハッ! デケェ口利いてその様かよ!」

「ああ、デモンストレーションは必要だろう?」

 

 ビームライフル《フレアマッハ》を一丁ずつ両手に持ち、二門ある荷電粒子砲《迅雷》を起動し、複合多機能武装《デストロイ》を砲弾を撃ち出すメテオモードに切り替えて一斉射撃を行った。

 蜘蛛の巣を文字通り消し飛ばす。そして俺は未だ織斑の近くで待機中の相棒を呼んだ。

 

「ペガス! 形態変形!」

 

 ペガスが吠え、俺の所へと駆けてくる。その際に自らの体が分離させ、俺の近くに来た時には既に周囲に漂う形となっていた。

 

「死ね!」

 

 やはり物語とは違って敵は攻めてくる。だが、そこまでは流石に考えているさ。

 繰り出される装甲脚の一部を《サーヴァント》で破壊する。だが相手は悪の結社を名乗るだけはある。口と頭が悪いだけの女ではない。というか、自身の手足以外に6本の装甲脚を使う時点で普通に強いか。

 

「意味わかんねえが、させるかよ!」

 

 オータムは俺の側面に回り、別の装甲脚で攻撃するが黒鋼の機動力を以ってすれば回避するのは容易だ。

 

「逃げんな!」

 

 さらに蜘蛛の巣を飛ばしてくるが、回避して距離を取る。

 

「ああ、もう大丈夫だ。それよりも自分の心配をしたらどうだ?」

「あ?」

 

 《デス・バレット》の引き金を引く。すると俺が予想した以上の出力でエネルギーが放出され、更衣室を跡形もなく消し飛ばしてく。

 オータムは織斑の方へと移動していくが、当の織斑は動けないのかその場で止まっていた。

 

「……ありえねえだろ、これは……」

「俺もそう思うが……これが現実だ」

 

 織斑すらも巻き込んだ圧倒的破壊行動は第四アリーナを更衣室を使えなくなった。だがこれは敵が来たから起こったことであり、さらに言えばさっさと来ない学園の部隊が悪い。そう、完全に責任を押し付ける形で俺は暴れているのである。

 だが決して更衣室の犠牲は無駄になったわけではない。完全にとは言わずとも半分ほど破壊しているのだ。

 でもこれ、まるで移動型要塞にトンデモ兵器を付け足した結果みたいな感じだな。黒鋼自体が不落の要塞みたいに感じる。

 

「降伏しろ、オータム。これ以上、俺を相手にすると自分が損するだけだ」

「ふざけんじゃねえ! たかがガキ如きに誰が降伏なんてするか!」

「プライドだけは一人前か。馬鹿な奴だ」

 

 俺はペガスを通常形態に戻し、後ろに下がらせると、後ろから何かが俺の頭を叩いた。

 

「この、スカポンタン!」

「何をする? 俺はお前に叩かれる筋合いはないぞ」

「叩くわよ! 大体何よこれ! それにもう少しで織斑君を殺すところだったじゃない! っていうか彼のISはどうしたのよ!?」

「預かってる。どうせ返したところで邪魔されるのがオチだしな」

「否定できない」

「否定してくださいよ、更識さん!?」

 

 下らない言い合いをしていると、オータムが装甲脚からマシンガンを撃って来た。それを楯無が水でガードするが、そのガードすら掻い潜って前に出た。

 

「楯無、こいつは俺が倒しておくからそのアホをどこかに連れて行け!」

「させるかよ!」

 

 オータムのISが俺の横を通り過ぎる。そしてまるで大量の空気が抜けた音をさせると、蜘蛛のISから光が放たれる。

 ペガスを後ろに下がらせて《サーヴァント》で楯無の前に盾を作らせると、俺はダークカリバーを盾にして衝撃に備え、爆発を耐える。

 ダークカリバーを粒子に変えた俺はサーヴァントの状態を確認すると、全基無事。どうやらなんとか攻撃は防げたようだ。

 オータムが周囲にいるかを確認したが、本人の機動力も高かったのかすでにいなくなっている。楯無に一声かけてからペガスをバイク形態にして探そうと思い、移動すると、

 

 

 ―――俺は言葉を失った

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ■■■

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 嫌な予感がした楯無はすぐにミステリアス・レイディの能力で水のヴェールを形成して楯無を構成する。が、それだけでは足らない気がしたので一夏の上を跨いだで自分が盾になったのだ。

 爆発が止み、楯無はすぐに一夏の安否を確認する。

 

「大丈夫? 織斑君」

「え、ええ……まぁ………そうだ、あの女は!? それに悠夜も―――」

「逃げられた。たぶんISのコアも回収されているでしょうね。で、悠夜君は―――」

 

 楯無は立ち上がって悠夜を探すがすぐに見つかる。だが先程までのテンションはどうしたのか、信じられないと言いたげな目で楯無たちを見ていた。

 

「悠夜、そろそろ白式を返してくれないか? その、悠夜が考えている展開になるわけではないし」

「……………」

 

 悠夜は無言で剥離剤から白式のコアを外した悠夜はそれを一夏に投げる。それをお手玉してから一夏は受け止めると、白式のコアは待機状態のガントレットに戻った。

 

 ―――どうしてそんな目で見るの?

 

 楯無の心は動揺していた。自分でもわからない突然のことにどう反応していいのかわからない楯無は動けずにいると、風が吹き荒れ、破片が次々と一つの場所に向かって飛ぶ。

 

「―――一度はユウ様に救われておいて、本来の職務を全うせず、今度は裏切るのね」

 

 楯無と一夏は声の方へ視線を移すと、そこにはにわかに信じられないことが起こっていた。

 緑色の仮面をした女性がジャマダハルと思われる武器を手にし、その先端で竜巻を起こしているのだ。

 

「ちょ、ちょっと、何をするつもり―――」

「お嬢様は黙っててください」

 

 隣にいる赤い仮面を付けた少女に緑の仮面を付けた女性はそう言うと、視線を楯無に向ける。

 二人は共通の格好をしていた。()()のスーツ姿とは違い、今度は色は違うがお揃いのジャンバーを着ていて、背中には「HIDE」と言う字が印字されていた。

 心当たりがない楯無も負けじと睨み返した。

 

「あなたは何者かしら?」

「名乗ると思っているのかしら?」

 

 そう言った女性は持っていたジャマダハルを振り下ろし、わずかだけ残る第四アリーナの更衣室に止めを刺した。




ということであっさりとオータム戦が終わりました。ペガスの変形の下りはとあるマフィアの物語を参考にしています。しているだけで、決して漢字が間違っているわけではありませんので。
そしてまだまだ学園祭は続きます。そうだなぁ、見通しで言えば大体あと3話くらい? まぁ、そんなことを言って終わった試しはないんですがね。




※次回予告

突然現れた二人の女。彼女らは……というか彼女は問答無用で攻撃を仕掛け、学園祭でのISバトルはさらに続くのだった。

自称策士は自重しない 第101話

「第4の鋼」

「今まで一人にしてしまい、申し訳ございませんでした、ユウ様」

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