風紀委員長一誠くんと幼馴染み朱乃ちゃん   作:超人類DX

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然り気無く、気持ち云々抜かせばハーレムだったり。


しかし本人は正直そんな気分でも無く、またそんな自覚も互いに無い。

だって朱乃ねーちゃんが怖いから……。


男一人に女の子5人チーム

 女王以外の駒を使って悪魔となった一誠。

 かなり類を見ない転生ではあるものの、ハッキリ言ってしまえば悪魔からしたらデメリットだらけだ。

 

 何せ人員がそれ以上確保出来ず、それがどういう意味なのかは悪魔の間で行われるとあるゲームに響く事を考察すればすぐに分かる事だ。

 

 だからこそ、兵藤一誠がヤケクソになって転生した駒の持ち主であるソーナ・シトリーは、只今かなりの人員不足に悩まされている――

 

 

 

 

「くたばれ! これがビッグ・ベン・エッジじゃーっ!!!」

 

 

 という訳でも無く、寧ろ個人の能力を考えると前と同じ――いや、ひょっとしたらそれ以上なのかもしれない程の人員を手に入れられたと考えていた。

 

 

「チッ、この程度じゃ自分を計れやしない」

 

「あがが……」

 

「随分と派手なプロレス技ですね……」

 

 

 ソーナ・シトリーが自身の眷属と完全に縁を切ってから、流れとかそんな曖昧な理由で新たに加わった第一号の眷属である一誠。

 

 人であり、人でなしとも言える異常な戦闘能力を保持している彼の強さは、悪魔に転生したせいでかなり弱体化したと言ってたものの、それでもありあまる力への渇望は留まることを知らなかった。

 

 今だって町に侵入して潜伏していたはぐれ悪魔を一人で……何やら派手な技名を叫びながら叩き潰したばかりだった。

 

 

「ぐ……この……ガキがぁ……!」

 

「チッ、殺すつもりでやったのに生きてるか。

やっぱりそう簡単に弱体化した状態から元には戻らねぇ―――か!」

 

「がっ!?」

 

 

 だが一誠の表情は晴れ晴れとはしていない。

 相手の息の根を止める為に放った必殺クラスのフィニッシュホールドなのに、はぐれ悪魔は生きてるばかりか呪詛の言葉まで向けてきた。

 今トドメを刺したものの、バラキエルは勿論……この前天井にめりこませてやった名も知らない堕天使共にも劣る相手に手こずるにまで力が落ちている。

 

 ソーナを見てて妙な罪悪感を感じたから、彼女が今度こそ仲間をちゃんと見つけられるまでは、ちょっとした腐れ縁のよしみで眷属になってはみたが、やはり弱体化しているという現実は多少一誠を焦らせていた。

 

 

「この状態だと、この前の魔王には確実に殺られちまうな。でなくとも、あの――何でしたっけ?」

 

「? コカビエルですか?」

 

「そう、それ……その堕天使ともし殺り合う事になったら結構ヤバイかもしれないっすねこりゃあ」

 

「はぁ……。(さっきのはぐれ悪魔も、全身が軟体動物みたいになるまでグチャグチャに……それも無傷でしたのに、一体全盛期の彼の力はどれ程――)」

 

 

 廃墟に潜むはぐれ悪魔を退治し終え、ソーナによって後始末も済ませた一誠が、月明かりと街灯照らす夜の小道をソーナと並んで歩きながら自分の力の弱体化が思っていた以上に大きいと話す。

 

 

「まあ、例の……ほら、カトリックだか何だかの怪しい連中に何もすんなと言われてると聞かされてるんで、テメーから仕掛けるのは極力抑えますけどよ、そのコカビエルってのがもし朱璃さんとねーちゃんに何かするんだったら……」

 

「わかってます。その為に姫島さんのお母様を警護する為に私と椿姫が交代でガードしてるんです。

少し位は信用して欲しいものですね」

 

「……。椿姫ちゃんはともかく、弱体化した俺より弱いアンタを信用しろって言われてもなぁ……」

 

「ぐ……それを言われると弱いですけど……」

 

 

 生徒会長と風紀委員長。

 駒王学園の二大勢力の現トップであるこの二人が、事情があるとはいえ普通に普通な感じでくっちゃべる。

 代々仲が宜しくなかったというのが駒王学園の間では当たり前とされてきたというのに、これはある意味奇跡の光景とも言えなくもない。

 

 まあ、此処まで来るのにかなりのいざこざがあった訳だが。

 

 

「アンタはもっと強くなった方が良いんじゃねーの? 正直全然頼りにならねーもん」

 

「ですよね……はぁ。

椿姫は実は強かったし、もしかして私達の中で私が一番弱いのかも……」

 

 

 暗い夜道をテクテク姫島家目指して歩くソーナが落ち込んだ様に肩を落とす。

 一誠、朱乃、椿姫、リアス……そして自分。

 色々あって今一番信用できる面子の中で自分が一番実力不足であるというのは、今まで眷属達に囲まれていた事でスルーしてきたツケなのかもしれない。

 

 リアスはその滅びの力もさることながら、実は最上級クラスに届きうる火力を持ってたりするので、真正面から戦ったら勝てる自信はそんなに無いし、弱体化した一誠にすら片手で遊ばれてしまう始末。

 極めつけはその師を自称する安心院なじみという、悪魔ですら豆粒になるだろう完璧な人外。

 

 これ等の面子を考えれば、ソーナは自分に自信を持てなくなるのも正直仕方ないのかもしれない。

 

 

「………」

 

「はぁ……」

 

 

 だからこその落ち込みなのだが、生憎隣に居る男の子はデリカシーは無いわ、スケベだわ、容赦ないわの塊なので気の利いた台詞はほぼ望めない。

 

 

「ちょっと待って、そこの自販機でジュース買うんで」

 

「あ、はい……」

 

 

 今だって落ち込んでる自分を華麗にスルーし、道端にあった自販機でジュースを買ってグビグビ飲んでる始末。

 

 

「なんすか? 言っとくけどあげませんよ?」

 

「要りませんよ別に……ふんだ」

 

 

 貧乳貧乳と馬鹿にする理由が、好きな子を苛める心理だと言うことは、ソーナ自身のほぼ勝手な解釈により苛立つことは無くなったが、もう少しこう……何か言ってほしい。

 

 リアスには手放しでフォローするのを知ってるから余計にだ。

 

 

「……んだよしょうがないな。生徒会長に奢るとか、冥ちゃん先輩が知ったら怒られちゃうのに――えっと、何が良いんすか?」

 

「………………りんごジュース」

 

 

 事情が事情とはいえ、眷属という仲間なのだから……少しくらいは。

 

 ジュースを飲んでる姿を眺めていたのを勘違いでもしたのか、しかたねーなといった顔でジュースを奢られたソーナは、チビチビ飲みながらそう思ったとか。

 

 

 

 

 

 

 

 そんな状況のソーナ達なのだが、反対にリアス達はといえばソーナが終わらせたともいえる修羅場に巻き込まれていた。

 

 

「……。祐斗を探すついでに聖剣を教会の人間と一緒に捜索する……か。

そういえば教会の人間の一人は凜の幼馴染みだったわね……」

 

「ええ、どうやら祐斗くんに聖剣のひとつを破壊させるみたいですわ」

 

「……。そう……ハァ……殆ど凜の言うことしか皆聞かなくなっちゃったわね……」

 

 

 朱乃を除いた自身の眷属の全員が、凜を中心に独自行動を取るようになっていく。

 それはリアスとしても縛り付けるつもりは無いにしても、有事の際にまで自分の言うことを聞かなくなっているというに他ならない状況がまさに今な訳で……。

 

 凜が祐斗を探すと出ていくことで当然の様に凜側へと走っていったアーシアや小猫に、天界側との関係悪化を防ぐために自分なりに受け身になっていたリアスは、若干気疲れした様な表情だった。

 

 

『部長だって兵藤先輩と最近仲が良いじゃないですか』

 

『確かに兵藤さんとは 仲良くしたいです……けど、リンさんに酷い事ばかり言うのは許せません。

ちゃんと謝ってからじゃないと……』

 

 

 

「――なんて皆言ってたけど、そもそも彼が朱乃個人の為で私達は物次いでだったとはいえ、お兄様に直接直談判しなければ、今頃ライザーの実家で何をされてたのか……という事をすっかり忘れちゃってるみたいだわ」

 

「仕方ありませんよ。元から折り合いが絶望的に悪かったのですから。

それに一誠くんは『あんな役立たず共に土下座されても感謝されたくない。吐き気がする』と言ってましたからねぇ」

 

「それは私も聞いたけど……ハァ……」

 

 

 がらんどうとした部室で何度目になるか数えるのもバカらしい程にため息を溢すリアスに朱乃は静かにお茶を差し出す。

 凜を慕うのは良いが、凜を嫌う一誠を証拠もないのにソーナの眷属を追い払って自分が成り代わった欲深い男と思い込むのはやめて欲しいとリアスは思う。

 

 確かに口は悪いわ、粗暴だわ、スケベだわ、スイッチ入るとヤクザみたいな口調になるわ、朱乃を取り戻す為に一人で冥界に乗り込んで城は吹っ飛ばすわでメチャクチャな所はある。

 

 あるが、その行動理念に触れさせたのは自分であり、自信満々に勝つと言い切った挙げ句無様に負けた自分達なのだから、もう少し一誠に感謝してやっても良いのでは無いかとリアスは朱乃に入れて貰ってから最近凝ってる日本茶を静かに飲みながら考える。

 

 でなければ、今頃自分達女子はライザーという見てくれだけでも簡単に女好きとわかる男の玩具にされていたのかもしれないのだから……。

 

 

「そういえば、今朱乃の実家にソーナと椿姫が泊まり込んでるんでしょ?」

 

「ええ、母のボディーガードを兼ねてご一緒させて貰ってるわ」

 

「良いなぁ、私も加わろうかしら……」

 

「歓迎するわよ、お母さんも喜ぶし。

まあ、一誠くんがだらしなくなりそうだからアレだけど」

 

「? 彼もなの?」

 

「ええ、ウチは一誠くんにとっての実家でもありますから………………安心院さんもセットなのが気に入らないけど」

 

 

 リアスの苦悩は続く。

 

 

 

 さて、風紀委員長に加えて最近は生徒会の仕事を手伝う一誠はと云えば……。

 

 

「あのさぁ、そんな頻繁に風紀委員室(コッチ)来られると、生徒連中にめっちゃ怪しまれるんですけど」

 

「……。居心地が良くて……」

 

 

 先々代が学園長を脅して用意させた応接室クラスの設備が整えられてる風紀委員室にて、またやって来た生徒会長のソーナにちょっとげんなりしていた。

 

 

「仕方ないじゃないか。お前が幻実逃否でソーナちゃんのお仲間を否定して人間にしちゃったんだから。

お陰で今のソーナちゃんは椿姫ちゃんしかお仲間が居なくて寂しいのさ」

 

「う……」

 

 

 しかし、委員長席の机に腰掛けている駒王学園制服スタイルの安心院さんことなじみにそう言われ、言葉を詰まらせてしまい、結局は受け入れてやる事になる。

 

 基本融通の訊かない男だが、師であるなじみの言うことだけはほぼ十全聞いてしまう辺り、朱乃と並んで尻に敷かれてる感が半端無い。

 

 

「いえ、別に一誠のせいじゃなくて……」

 

「おや? いつの間に兵藤くんから一誠呼びに変えたのかい?」

 

「え? あ……ま、まぁ……」

 

「ふーん、どんな心境の変化があったのやら……ねぇ一誠?」

 

「俺に聞くなよ。知るわけねーだろ」

 

 

 なじみににやにやされ、機嫌の悪そうにソッポ向く一誠。

 

 

「あーぁ、一誠がヘソを曲げてしまったみたいだ。

よし椿姫ちゃん、一誠をよしよししてあげなさい。そうすれば大概直る」

 

「え? わかりました、じゃあ一誠くん……」

 

「いや良いって……! 俺はガキかっ!」

 

 

 しかし一枚どころか千枚は上手のなじみは、それを面白がるが如く椿姫に機嫌の治し方を教え、それを受けた椿姫はちょっと嬉しそうに委員長席に座る一誠に近寄り、子供をあやすが如く頭を撫で撫でしてあげる。

 

 当然一誠は良いと突っぱねたかったが、相手が椿姫というのもあってか、その手を払い除ける事を躊躇してしまい、結局はされるがままになっていた。

 

 

「何か納得できねー……」

 

「ふふっ……♪」

 

「昔から単純で騙されやすいからね一誠は。

僕から受けた話はほぼ間違いなく疑わずに居たもんだよ。ほら、かくれんぼの時だって、僕が冗談半分に『見付けたらなじみおねーちゃんみーっけ!』と言いながら抱き付くというのも――」

 

「あーあーあーあーあー!!! そんな昔の事なんざ忘れたよ!!」

 

 

 男一誠……微妙に納得できない放課後の一時。

 

 しかしそんな一時も……。

 

 

「凜達が奪った聖剣を振り回すはぐれ神父と交戦した」

 

 

 というリアス達の話により、面倒な事へとまた巻き込まれるのだった。

 

 

 

 

 

 悪者にされるのには慣れてる。

 別にうざい奴から嫌われても痛くも痒くもない。

 

 しかし、そんなうざい奴のせいて割りを食うともなればそろそろ殴り飛ばしてもと思う俺は悪いのか?

 

 

「へぇ、部長さんの言うことを無視して教会とやらの連中とツルんでたら、はぐれ神父と交戦して怪我をしましたと……………バカ丸出しだな」

 

「「「……」」」

 

 

 グレモリー先輩と朱乃ねーちゃんからの話を聞かされ、揃って帰りたくもない兵藤の方の家に行ってみれば、お怪我の治療を受けてる役立たず共がそこには居た。

 クソみたいな空間に居るというのもあってか、俺は結構イライラしていたので、思わず役立たず共に向かって罵倒の台詞を吐いてみたのだが、姉貴様以外の姉貴様をお慕い申してる役立たず共から睨まれてしまった。

 

 

「言いつけ守れずに、自信満々で聖剣とやらを探すなんて言ったらしいが、結局テメーのケツをグレモリー先輩に拭いて貰ってるだけだし、あの金髪の勘違い小僧はまた一人で暴走して何処かに行っちゃいました……ってねぇ? 何お前等? 質の悪いコントでもやってた訳?」

 

「い、いや……その、木場くんがある事情で聖剣を憎んでるから……その、緩和というか……少しでも力になれたらなって――」

 

「へー、力になりたくてアンタが出張ったと? で、腰巾着も着いて来たら、自分以外は思いの外弱すぎて怪我をしちゃったと? だから私は悪くないってか?」

 

「ち、違う! 違うよ!」

 

「でしょうね? 誰にでもお優しい姉貴様はそんなこと思うわけがないって腰巾着が俺にガン飛ばしてる時点で察してやれるさ。

だが俺は敢えて言うね…………テメーは昔から何がしたいんだ? この役立たずが」

 

「っ!? う、あ……」

 

「やめてください!」

 

「それ以上凜先輩に何か言うようなら……!」

 

 

 しかし止めない。

 この際だから、テメー等のせいで色々と余計に拗れてるんだと言ってやる。

 案の定姉貴様は、実に周囲から同情受けされそうな上手い顔をして、それを見た腰巾着共から責められる訳だが、グレモリー先輩や朱乃ねーちゃん……と、次いでになじみと会長さんと椿姫ちゃんが何も言わずにいる時点でテメー等のフォローのしようが無いんだよ。

 

 

「おやおや良かったなぁ姉貴様よ? テメーのミスを庇ってくれる大事な大事なお仲間が居てさぁ?」

 

「う、く……!」

 

 

 いっそ椅子にふん縛ってやった方のが役に立てるくらい、邪魔な事ばかりしかしやしやい。

 所詮は俺個人の……こいつ等が嫌いだという主観があるのかもしれないが、それにしたってこの前の悪魔との結婚の件から全く成長しちゃいない。

 

 カス以下のカスだぜこんなの。

 

 

「こんな事言いたくないし、またあなた達は彼の事を庇うと思うでしょうが、前回も今回も私達は本当に余計なことばかりしかしてないわ」

 

「り、リアス部長まで……」

 

「どうして兵藤さんの肩を……」

 

「だからそうじゃないわ。

今回は私達悪魔に介入する権利も無いのに、祐斗の聖剣に対する復讐心、それを手伝うあなた達のせいで教会側からの信用がゼロどころかマイナスになったのよ? 祐斗の復讐心を知らない訳じゃないし、止める事も出来なかった私の底の浅さが原因でこうなったのであれば、もう私も覚悟をするしか無いかもしれない」

 

 

 ……ほら、グレモリー先輩だってこんな事言ってるぜ。

 マジで姉貴様が好きだか何だか知らねーがよ、付き合いが長いはずのグレモリー先輩よりも優先し続けるなんて正気の沙汰じゃねーよ。

 

 まあ、グレモリー先輩がいくら言った所で、どうせまた……。

 

 

「リアス部長に何をしたんですかアナタは……!」

 

 

 ほーら、な。

 

 

「洗脳したとかほざくつもりか? おいおいおいおい、そんな暇なんざねーよ俺にもよ」

 

「小猫ちゃん、一誠にそんな力は無いからそれは無いよ……」

 

「でもおかしいですよ……! だってこの前まで寧ろ部長さんだって敬遠してたのに、生徒会長さんの件以降急に……」

 

 

 

「げ、私に矛先向けられてませんか?」

 

「会長が一誠くんに洗脳されたから、匙くん達が眷属を追われたと今も考えてるみたいですからね」

 

「……。流石に私も怒りたくなりますわね」

 

「仕方ないさ。あの兵藤凜のやることが全て正しいと彼女達は思ってる。

で、兵藤凜は兵藤凜で気が弱いから碌にフォローも出来ないせいでますます一誠が悪者扱いって訳さ。本人は全然気にしてないけどね」

 

 

 後ろで会長さんとなじみと椿姫ちゃんがヒソヒソやってる。

 どうやらこの兵藤凜の中途半端以下の態度に思うところがあるらしい。

 

 だが、別にどう思われようが俺は構わない。

 

 

「いい加減になさい! そんなに彼を悪者にしたいの!? 私達の事を物次いでだとしても助けてくれた一誠くんにお礼のひとつも言えないで、勝手な推測をしないで!」

 

「「「っ……!」」」

 

 

 だって別に、こんなのに好かれたくねーもん。

 

 

終わり




補足

一誠の洗脳術。

言うことやることが粗暴な癖に、イザやってしまうと、そのせいで割りを食ってしまった人に対して罪悪感を感じてしまう。

なので、かなり不器用なりにフォローをしようと努め始め、その内面倒見の良さも相俟って相手の子は懐く様になる。


……うん、洗脳やね。

ちなみに完璧な被害者一覧。

朱乃おねーちゃん(命の恩人に加えて、幼い頃にして貰った約束を経てドハマリし、浮気性なのに嫌いに全然なれないダメ女になりかけ)

椿姫ちゃん(修行中のショタ時代の一誠に優しくされてからドハマリし、ぶっちゃけ不倫相手枠だろうが構わないとか本気で考えてるダメ女予備軍)

なじみちゃん(ショタ時代の一誠の騙されやすさにドハマリし、ぶっちゃけ誰とも関係持とうが構わないよ、どうせ僕のものだしとか考えてるダメ女)


ソーナちゃん(色々とあって自分のフォローして貰ってるので、最初期と比べて印象変化)

リアスちゃん(ライザーの件でもの次いでに助けて貰った挙げ句、両親を力付くで黙らせたので、その大きな借りを返したいと思ってる)


………うん、洗脳やね(白目)


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