風紀委員長一誠くんと幼馴染み朱乃ちゃん   作:超人類DX

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です。

うん……今回はそんな理由でイライラしてる一誠くんがチンピラっぽくなっちまっただ……


消化不良気味に終結

 彼女から聞いてはいたけど、直接会った事は無かった。

 なので、今回の妹の結婚式の場に彼が現れると聞いた時は楽しみだったさ。

 

 

『とある女の子との約束に拘りすぎて進化のスピードを鈍足にしている。

なので此処は一つ、その女の子との約束を逆に利用してみる事にしようと思うんだ』

 

 

 彼女が直接手塩に掛けて育てたらしい、人間の弟子。

 正と負のスキルを両方発現させ、強さに拘るそのお弟子君の事を10日前ウチに来て唐突に語りだした安心院さん。

 妹であるリアスと同世代にて、リアスの女王である姫島朱乃さんと長馴染みであり、もっと云えば赤龍帝兵士の弟……という事になっている彼女の弟子は、どうやら今回負けてライザー・フェニックスと結婚する事になってしまい、更に云えば僕にしてみれば自殺願望丸出しにしか思えない条件に巻き込まれてしまった姫島さんを連れ帰る為にこの冥界へと乗り込んでくるだろうという話を聞かされた。

 

 

『そこでだサーゼクス君、キミの妹の結婚式を利用させて欲しいんだ』

 

 

 安心院さんからの頼み事に僕は断る理由無しと頷く。

 要するに姫島さんを連れ出す為に、例え悪魔を全部敵に回す事になろうとも構わず突撃してくるだろうお弟子君を優しく迎え、適当に演技を噛まして進化を促す手伝いをすれば良いらしいのだ。

 

 魔王としてのサーゼクス・ルシファーにそのまま負ければそれで終わり、僕や安心院さんの予測を越えた進化を示せばコングラッチュレーション。

 悪魔に完全な不信感を持ってる心を刺激して、リアスの結婚式をグチャグチャにすればパーフェクト。

 

 僕としてもお弟子君を一目見たいのと、妹の結婚式がおじゃんにでもなれば良いこと尽くしなので、寧ろグレイフィア共々喜んで引き受けさせて貰ったよ。

 

 そして結果は――

 

 

「オラオラオラオラァッ!!」

「ぐはっ!? (あれれー?

安心院さんから聞いていた強さじゃないねコレ。本気で防がないと下手したら死ぬかも……)」

 

 

 魔王としての『周囲の被害を考えたら全力は出せずとも本気』のサーゼクス・ルシファーである僕を倒し、そればかりか妹の結婚相手を半殺しにし、その恐怖を小うるさい見物人共に見せ付けて散らしたという、僕達としては百点満点な行動を彼は見事に果たした。

 まあ、父と母とリアスには軽く隠し事を見せてしまったけど、話せば分かってくれるだろう。

 

 

「言っとくが、師匠の手の者だと云っても俺は悪魔を信じねーかんな

ねーちゃんにセクハラしたクソボケはこのまま直ぐにでも殺してやりたいくらいだ」

 

「それは本当に申し訳なかった。妹共々返す言葉も無い」

 

「……ごめんなさい」

 

 

 後はバラキエル以外の堕天使を完全に嫌ってる様に、悪魔を既に嫌ってる彼に、他はともかくとして僕やグレイフィアやミリキャスは違うんだという事を分かって貰う事に全力を注がないと。

 願わくばリアスの事もね。

 

 

「待て――いや、本気で待ちなさい」

 

「先程から親である私達にもアナタの言ってる事が全く不明なのですが……」

 

 

 父と母は……まあ、後回しだな。悪いけど。

 

 

「彼は何者ですか?

リアスの女王と随分深い仲の様ですが……」

 

「それにお前の事を、どうであれ倒した力の事も……」

 

 

 更地になったルシファー城を片付け、取り敢えずフェニックス家の面々と腰を据えて話し合う必要があるという事でまとめて結婚を中止の方向に持っていった僕達は、さっさと姫島さんを連れて帰ろうとした兵藤君をあの手この手で引き留め、ただ今ルシファードでも一、二を争うリゾートホテルのロイヤルスイートルームを貸し切り、そこに僕、グレイフィア、父、母、着替えたリアス、姫島さん……そして兵藤君が居る。

 

 

「ふん」

 

「一誠くん、別にあの方達が悪い訳じゃないからそんな態度をしてはダメよ?」

 

 

 一部屋290㎡というスペースにリビング、ダイニング、キッチン、書斎、ベッドルームなどが揃い、欧米の個人邸宅を思わせる雰囲気を醸し出している。

 最高級の深緑の大理石で作られたバスルームも広々としたジャグジーやら、サウナやレインシャワーなども完備してるというのだから、無駄に凝って作りすぎだなと僕は思う。

 

 まあつまり、この人数が集まっても余裕で生活可能で盗み聞きされる心配も要らない空間にこうしている訳だけど、真ん中のテーブルを囲うようにソファに座る僕達とは別に、兵藤君は部屋の隅っこで此方を不機嫌そうに睨み、姫島さんもそんな兵藤君の傍を離れようとしないので物理な意味でも心の意味でも距離感か半端無い。

 というか、今完全に嫌ってます台詞貰っちゃった辺り、余程姫島さんがライザーに好き勝手されそうになっていた事を根に持ってるのが察してしまう。

 

 

「彼が何者であるかは、彼の許可も無く僕からは話せませんよ。

知りたいのであれば今この場に居ることですし、彼から聞いてください」

 

「む、むぅ」

 

「聞けと言われても彼はあんな調子じゃない……」

 

 

 父と母にはそれとなく誤魔化して流しつつ、ハッキリ言って振り回されてばかりのリアスに視線を寄越しながら僕は今回の事についての先について暫定的だけど説明しておく。

 

 

「お前は運良く彼によって本日の結婚式を壊された訳だけど、ライザーとの婚約が破談となった訳じゃない事だけは覚えておきなさい」

 

「は、はい……」

 

 

 僕の言葉に俯きながらも頷くリアス。

 分かってた事だけど、相当ライザーと結婚したくないのが目に見えて解る。

 

 

「しかし、襲撃者である彼にその式を滅茶苦茶に破壊された事に対して何の対応も無く沈んだライザーにも責任が全く無い訳じゃない。

体はどうであれ、花嫁のリアスを守り通せなかったからね」

 

 

 だから、そんな鬱ぎ込みなリアスに僕は道をそれとなく作っておく為に言葉を紡ぐ。

 その道を利用して掴むか、そのまま停滞するかをこの子に一任させるという形でね。

 

 

「父上と母上としても、頼りない花婿と結婚させるのは不安でしょう?」

 

「む……それはまぁ」

 

「親としては確かに……」

 

 

 父と母もこの話に曖昧ながらも肯定的だ。

 ちなみに三人の視線は部屋の隅っこで何故か上半身裸で腕立てを始めてる兵藤くんとその背中に乗りながら楽しそうにしてる姫島さんへと向いてる。

 

 

「さっきまであった全身のみなぎりがピッタリ止まっちまったし、何時でもあの感覚を引き出せる様に鍛えとかないとな」

 

「あの時の一誠くん、別人みたいだったわ」

 

「「「………」」」

 

 

 あの様子からして本当に姫島さんを連れ出すだけのつもりでリアス云々は二の次であることがよーく解る。

 リアスはそんな姫島さんの様子を羨ましそうに眺めてるけど、そういえばこの子は兵藤くんみたいな情熱的な男が好みだったっけ。

 

 

「後日フェニックス家の方には僕が謝罪しに行くのと同時に、ライザーには姫島さんをさっさと諦めて貰う様に話すつもりだ。

僕とて悪戯に純血を減らす真似はしたくないなからね」

 

「それは……」

 

「ええ、そうですね」

 

「………」

 

 

 まあ、兵藤くんはリアスを同情心から嫌ってる訳じゃないけどそんな対象としては今のところ見てはないみたいだけどね。

 

 

 

 

 

 急速的な進化の感覚を確かに掴んだ一誠。

 しかるにその理由に師匠の影がありましたという事実にちょっと納得できないでいた。

 

 悪魔を絶滅させるつもりだっのが、発覚した事実でうやむやになるし、戦った相手は手の内をほぼ出さなかったし、挙げ句の果てには悪魔の長を体であれど倒した自分を恐れて逃げ出した悪魔共。

 

 ハッキリ言って一誠は相当に萎えていた。

 

 

「その、初めましてだね。私はリアスとサーゼクスの父親のジオティクス・グレモリーだ」

 

「ヴェネラナ・グレモリーですわ。この度は……」

 

「もう二度と会うことも無いんで、別に畏まらなくても結構ですよ。こんな人間ごときに」

 

 

 結婚騒動がどうなっかは一誠にとってどうでも良い。

 サーゼクス曰く、悪魔を皆殺しにするのを止めてくれたお礼に朱乃個人の身柄を魔王として誰にも手出し出来ないようにするという条件さえ押させた時点で、想定していた道筋から外れたとはいえ、果たした事にはなっているのだ。

 その他のごちゃごちゃしたものはどうでも良かったし、どこまでも不憫に思えてしょうがないリアス以外の純度そのまま製の悪魔と馴れ合うつもりも無かった。

 

 

「申し訳ありませんでしたね、大切な娘さんの晴れ姿をぶち壊して」

 

 

 嫌がる娘を結局ルールに乗っ取った上であるとはいえ、そうする状況に追い込んで結婚させる気でいたリアスの親は寧ろ好ましく思ってなく、痛烈な皮肉をぶつけてやるくらいだった。

 

 

「い、いや」

 

「………」

 

 

 最後まで朱乃を庇って一度死んだ朱璃と、今は朱乃と仲が拗れてるが、今でも命より大切にしているバラキエル。

 この二名と比べれば比べてしまうほど、体裁を気にする教育母のソレに見えてしょうがない一誠は、言葉を詰まらせる二人に鼻を鳴らし、それ以降一切見ることもしなかった。

 ちなみに自分の実の親に関しては最早考えるという考えすら微塵も一誠の中には無い。

 

 

「取り敢えずフェニックス家との話が纏まるまでリアスは人間界に戻りなさい。

彼方での学業があるだろう?」

 

「よ、宜しいのでしょうか?」

 

「姫島さんとしてもそっちの方が良いだろう?」

 

「それは勿論」

 

 

 しかしながらどうであれ、冥界中を震撼させる事件の一度目はこうして一旦の幕を閉じた。

 たった一人の人間にぶち壊されたという、殆どの悪魔にしてみれば一生隠したい汚点となった事間違いなしなのだが、やった本人からすれば全滅させる気だったので寧ろ妙な敗北感しか無い。

 

 そして更に云えば、人間界に戻ってからがある意味本人達にとっては本番だった。

 

 

「た、倒した……って、この人がサーゼクス様を?」

 

「う、嘘でしょう? 流石にそれは話が盛りすぎじゃありません?」

 

「………」

 

 

 グレイフィアの転移により駒王学園へと戻ったリアス、朱乃、そして一誠は、夜だというのに学園に居た凛、小猫、アーシア、祐斗の驚く形相を帰還の第一歩目に拝み、更に云えば一緒になって留まっていたソーナやその仲間達も無傷で、しかもリアスと朱乃を連れて本当に帰ってきた一誠に椿姫を除いて驚いた。

 

 そしてリアスと朱乃の話を聞き、何故か空気と流れで風紀委員室へと終結した面々は、学園長室から強奪して新調した机に不機嫌そうな顔してふんぞり返ってる一誠が魔王・ルシファーを『どうであれ』倒したという事実に、空いた口が塞がらなくなっていた。

 

 

「嘘を言っても仕方ないでしょう? 大体、そうで無ければ私も朱乃も此処に戻ってないし」

 

「それは……そうっすけど」

 

「……………」

 

 

 『どうであれ』の部分は簡略化した二人の証言に、元々一誠を気に入らなかった匙は、口先だけの奴だと思っていただけに、若干嫉妬めいた視線を長ランと腕章からノーマルの制服と腕章に着替えて机に脚を乗っけて不機嫌そうに天井を見上げてる一誠にへと向けながら、納得したくないといった声を出す。

 

 

「サーゼクス様を……なるほど、椿姫があまり彼を心配してない理由がこれでわかりましたよ」

 

 

 逆にソーナは自分の右腕にて一誠と一番近い距離に在る椿姫が、冥界へと単騎で本当に乗り込みに行ってしまった一誠を心配せずただ静かに待っていたのを知っていたので、驚きつつも理解を示している。

 

 

「も、申し訳ありませんリアス部長……」

 

「勝手に人間界(コッチ)に来たり、役にたたなかったり……」

 

「……」

 

「ごめんなさい……」

 

 

 そして凛を含めた四人は、物凄く罰の悪そうな顔でひたすらにリアスと朱乃に謝罪しており、リアスと朱乃はそんな四人を許すつもりで笑みを見せる。

 

 しかし凛を除いて誰もが一誠に対して何の声も掛けなかった事に最初から気付いていたリアスと朱乃は三人に注意する。

 

 

「三人は兵藤くんに言うことがあるんじゃないの?」

 

「どうであれ、私達の面子を守ってくれたのよ?」

 

「「「………」」」

 

 

 と、二人が口に出した瞬間、三人の表情がこれでもかと強張った。

 

 

「あ、あの一誠……?」

 

「………………………」

 

 

 そう、今も不機嫌そうに天井を睨んだまま凛をガン無視している一誠に結果的にだが面子を保たれた事実は覆りようがない現実だ。

 役立たずと自分達を罵倒し、最も気にくわない男に尻拭いまでして貰った形なのだ。

 

 だからこそリアスは不甲斐なき王と自覚しながらも、この事だけはキチンとしなければならないと既に何とも言えない顔になってる三人に告げた。

 

 しかし――

 

 

「んな嫌々な顔されてまで言われたくもねーし、言わんで結構」

 

「「「……!」」」

 

 

 そんな三人+横でガタガタと喧しい凛に対して、一誠は天井へと向けていた視線を三人へと寄越し、鼻を鳴らしながら要らないと突っぱねた。

 

 

「元々そこの役立たず共の為でもねーし、もっと言えばグレモリー先輩の為でも無い。結果的にこうはなったがな」

 

「それは……そう、ね」

 

「一誠くん……」

 

 

 リアスですら別に助ける気も無かったとハッキリ言い切る一誠に、リアスの表情が凛の様に暗くなり、分かりやすいほどに気を落としたそれとなる。

 ほんの二週間前まではある意味朱乃より崇められてたっていうのに、一度のミスで此処まで態度を変えられるともなれば、リアスとてまだ大人になる前の少女だし、盛大に凹むのも無理は無い。

 

 

「チッ、やっぱ気に食わねぇ。

結局強かったのを隠して俺達を見下してただけじゃねーか」

 

 

 その態度を祐斗、小猫、アーシアと同等に不満と思っていた匙が、独り言の様にボソリと呟いてしまうからさぁ大変だ。

 

 

「匙!」

 

 

 まずそれを即座にソーナが注意しようと声を荒げ、流石に聞き逃せないと朱乃と椿姫が冷たい殺気を放ちながら静かに匙を見据えるのだが、それ以上に一誠がその煽りに乗ってしまったのだ。

 

 

「見下してた? 逆に見上げる程テメーに何があるのか是非聞きたいなぁ? 俺どころか他の生徒達からも、そこの生徒会長の腰巾着としか認識されてねぇ癖によ?」

 

「んだとテメェ!!」

 

 

 盛大に、まるで師の如く思いきり見下した台詞とせせら笑うかの表情に匙が激怒して座っていた一誠に飛びかかるかのごとく胸ぐらを掴んだ。

 

 

「やめなさい!!」

 

 

 腰巾着と言われて激怒する匙をソーナが慌てて押さえつけようとする。

 しかし……。

 

 

「ぐぶ!?」

 

「ひっ!?」

 

 

 胸ぐらを掴んだ匙の後頭部の髪を掴む一誠が、そのまま新調したばかりの机目掛けて匙の顔面を思いきり叩きつけた鈍い音と、そして続けざまに二度三度と叩き付ける事で飛び散る歯と血にアーシアが恐怖の悲鳴をあげる。

 

 

「何時も言われて黙ってやってるだけだと思ってんじゃねーぞ、このハンチクコゾーが?」

 

「が、ひっ……!」

 

「ストップ一誠くん!」

 

「彼の事は仲間として私が謝りますから!」

 

 

 鼻はひしゃげ、前歯はごっそりへし折れ、流れる血で顔面が血まみれの匙の後頭部を掴み上げながら凶悪コゾー宜しくに嗤う一誠に、朱乃と椿姫は匙に対する怒りをすっかり消して止めに入る。

 流石にこのままだと不機嫌な一誠が殺さないという保証が無かったから余計にだ。

 

 

「匙を急いで治療しなさい。

兵藤君、私の眷属が大変失礼致しました」

 

「……。いや、俺もちょっとイライラしてたんで……すんません」

 

 

 朱乃と椿姫のお陰で直ぐに匙は解放されたものの、仲間に支えられて風紀委員室を退室しなければならなくなったのは云うまでもなく、残ったソーナは椿姫と共に深々と頭を下げて謝罪を重ねる。

 

 それを受けた一誠も、若干罰の悪そうに目を逸らしながら小さく謝る。

 

 

「と、と、とにかく。兵藤君に助けられた事を肝に命じなさい。わ、わかった?」

 

「「「………」」」

 

「一誠……」

 

 

 ライザーの時といい、一度でもスイッチが入るとやり方が一々エグい一誠にちょっとビビりながらも、三人に告げるリアスは、ある意味朱乃を尊敬した。

 

 

「帰るわ。積んでたエロDVD見ないといけないし」

 

「? そんなものこの前お泊まりした時には無かった筈だけど」

 

「は? は? は?? 真羅さん? 貴女今お泊まりと言いました?」

 

「ばっ!? それねーちゃんの前で言うなしっ!」

 

「…………………。泊めたのね一誠くん。私が居ない間に真羅さんをあの狭いお家にぃ……!」

 

「ち、違っ……!

あ、あれは椿姫ちゃん相手に新技の特訓をした後に、動けないって言うから悪いと思って……。

それに何もしてないからな!? 寝る時だって俺は押し入れで――」

 

「『朱乃ねーちゃん並みの良い匂いと柔っこさ』って誉めてくれたあの台詞は忘れないわ……ふふ♪」

 

「おい!?」

 

「一誠くんのバカーッ!!」

 

「ぎょぇぇぇぇっ!?!?」

 

 

 

「よ、よく出来るわね……ホント」

 

 

 そんな一誠に平然と自分を物理な意味でぶつけられる事に。




補足

尻拭いまでさせられたけど、でも気に食わない。
余程普段の態度がダメ故に溝は全く埋まらなかったとさ。


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