えっ、シスコン魔王様とスイッチ姫みたいな力ですか?   作:のんのんびり

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第四十六話 皇帝

 

 

 

「ごきげんよう、タンニーン殿。今夜はお招きいただき、ありがとうございます」

「なに、こちらこそ礼を言う。年末の忙しい時期にすまないな。だが、せっかく今年最後を飾る大舞台だ。矛を向け合う前に、王同士で一度酒を酌み交わしたいと思ってな」

「私もです。タンニーン殿の行きつけの店だと聞いて、楽しみにしていました。最近は記者会見やトレーニングの調整で立て込んでいたのですが、眷属(みんな)から英気を養ってこいと追い立てられてしまいましたよ」

「くくくっ、主思いな良い眷属たちじゃないか」

 

 洋風なつくりのこの店は、庶民感覚な俺なら足を踏み入れることすら躊躇を覚えるぐらいの高級感が漂っている。広いけど、隅から隅まできっちりと整えられ、おしゃれな雰囲気を作り出している部屋。俺たちがいるのは、アグレアスから流れる滝の様子が一望でき、さらにネオンに輝く街が窓から見えるこの店自慢のVIP用の個室であった。

 

 今から行われるのは、今年最後の大試合となるであろう皇帝と龍王の酒盛りだ。パパラッチなら、ぜひともカメラに収めたい瞬間だろう。そのため、タンニーンさんは店の人に情報規制を頼んでおり、皇帝も周りに注意を払いながらここへ来ている。つまり、今宵は二人きりの夜になるという訳だ。

 

 皇帝の様子を探っているだろう悪魔も、さすがにここへは近づいてこれないだろう。なんせ一緒に酒を飲む相手が、龍王であるタンニーンさんだ。いくら常識があるドラゴンと認識されていても、王同士で飲むことを楽しみにしているドラゴン相手に、出歯亀なんてしようとは考えないと思う。なんせマイペースの代表格である、ドラゴン様なのだから。誰だって機嫌を損ねて、好き好んで丸焦げになんてなりたくないだろう。

 

「こうして王者として気負わずにいられる場は少ないため、いい息抜きになりますよ」

「ランキング第一位の王者ともなると、苦労が多いようだな」

「かもしれません。……しかし、タンニーン殿」

「あぁ、やはりな。ここまで近ければ、さすがに気づくか」

 

 扉を施錠し、酒を用意していたタンニーンさんに近づこうとした男性の足は、唐突に止まる。先ほどまでの柔和な笑みが消え、訝し気に眉根をしかめている。その視線は、タンニーンさんの後ろで様子を窺っていた俺の方へ注がれていた。警戒レベルとまではいかないが、タンニーンさんへ説明を求めるような雰囲気である。まぁ、それは当然だろう。王同士、二人きりで飲みたいと誘ったはずの龍王の方が、招かれざる伴を連れているのだから。

 

 俺は小さく息を吐くと、纏っていた神器の能力を消し去り、タンニーンさんの後方で待っていた場所から姿を現す。そして、俺よりもずっと背が高い男性と目が合うと、そこには純粋な驚きが瞳に映されていた。クレーリアさんと同じ、毛先が純白のようにも見える灰色の髪と瞳。鳶色に似た暗めの色彩をもつマントを身に纏い、鍛え上げられてきた肉体が惜しげもなく晒されている。

 

 このヒトこそが、魔王級の実力者とも言われるレーティングゲーム第一位の王者。クレーリアさんの従兄弟であり、俺が今回会いに来た人物――ディハウザー・ベリアルさんだった。

 

 テレビや雑誌で何回も彼の姿を見てきたけど、こうして本人を目の前にすると、緊張で心臓がバクバクいっている。彼はこの冥界では、人間界でいうハリウッドスターぐらいの人気を誇っている悪魔なのだ。目を見開く皇帝の様子と俺のガチガチな様子に、傍からそれを観察していたタンニーンさんが面白そうに笑っていた。とりあえず、尻尾でバシバシと背中を叩いて急かさないで下さいよ。こっちは、本気でビビっているのに…。

 

「子ども…? それも、人間か」

「は、初めまして、ディハウザー・ベリアルさん。俺は倉本奏太と言って、『灰色の魔術師』に所属しています。今回はせっかくのお酒の席に割り込む形となってしまい、申し訳ありません」

「皇帝よ、俺からもすまないな。詫びは今度、ベリアル邸へ俺から自慢の酒をいくつか送らせてもらおう」

「タンニーン殿、これはいったい……?」

「なに、……今夜の主役は俺ではなく、こいつということだ。なんせ皇帝に会うために、こうして話し合うための席をわざわざ俺に用意させたのだからな」

 

 タンニーンさんから直接話を聞いても、ディハウザーさんは信じられないような様子だった。そりゃあ、普通に考えたらそうだよね。実力派の最上級悪魔であり、『魔龍聖』とも言われる誇り高きドラゴンが、こんなにも手間をかけて皇帝を呼び出した理由が、俺みたいな子どもなんだからさ。今回の件は、保護者組には本当にお礼をいっぱいしないと駄目だ。俺みたいな人間の子どものために、こうして皇帝と邂逅できる道を作ってくれたのだから。

 

 だから、俺はしっかりしないといけないんだ。ビビって強張っていた身体を、小さく深呼吸をすることでゆっくりと落ち着かせる。このために、この時間を作り出すために俺は、みんなの力を借りてここまで頑張ってきたんだから。

 

 

「キミは、『灰色の魔術師』の者と名乗ったね。ここへは何か、組織絡みのことで来たのかい」

「いえ、違います。俺がここに来たのは、クレーリアさんの友達だからです」

「クレーリアのっ!? なぜっ、ここで彼女が……」

「クレーリアさんは今、すごく危険な立場に立たされています。孤立無援で、敵は強大で、どうしようもないぐらいに…。だから、そんなクレーリアさんたちを助けたくて、助けてほしくて……俺はあなたに会いに来ました」

 

 皇帝とタンニーンさんがこうして語らえる時間は、多く見積もっても二、三時間が限界だろう。ディハウザーさんは忙しい身で、明日も取材や予定がたくさん詰まっている。長い時間彼を拘束するのは、彼の眷属や周りにも怪しまれるだろう。

 

 つまり、その限られた時間の中で、俺は全てを彼に伝えなければならないのだ。駒王町で起こったことを、クレーリアさんの願いを、八重垣さんの気持ちを、古き悪魔達の思惑を、アジュカ様から託されたものを。

 

「……二人共。それぞれ言いたいことはあるだろうが、まずは席につくがよい。長い話になるだろうからな」

「そう、ですね…」

「……わかりました」

 

 何を言うのか練習してきたはずなのに、言いたいことが山ほどあり過ぎて、言葉がどんどん溢れ出してきそうだった。だけど、矢継ぎ早に話す俺とそれに詰め寄ろうとした彼へ、タンニーンさんは落ち着かせるように、横から冷静な言葉をかけてくれた。さりげなくフォローもしてくれて、本当に頼りになるドラゴン様である。

 

 落ち着け、落ち着けよ…。焦らなくていい。俺に足りないところがあっても、タンニーンさんがこんな風にちゃんと支えてくれる。だから俺は俺らしく、全力でぶつかっていけばいいんだ。

 

 

「……初対面の俺から、突然こんな話を聞いても信じられないと思います。だから、クレーリアさんからディハウザーさんへ手紙を預かってきました。この手紙には、今彼女の身に何が起こっているのか、何が起きようとしているのか。その詳細について、書かれています」

「確認しよう。……確かに、クレーリアの字とベリアル家の印璽だ」

「あと、それを読んだ後にこちらの手紙も読んでほしいんです。アジュカ・ベルゼブブ様から、ディハウザーさん宛てのものです」

「ベルゼブブ様の印璽!? 魔王様まで、この件に関わっているというのか…」

 

 装飾の施された豪奢な椅子に三者それぞれが座り、テーブルを間に挟んで向かい合った。俺が渡したクレーリアさんとアジュカ様からの手紙に、皇帝の表情には驚愕と焦りが浮かぶ。ベリアル家と魔王の印が押された手紙の存在と、さらには龍王を介してまで成り立たせた密談という事実。それだけ信頼性も緊急性も高く、一刻も争う内容だとわかったのだろう。彼から皇帝としての余裕は消え、一心不乱にベリアル家の紋章が刻まれた手紙を読みだした。

 

 クレーリアさんの手紙には、八重垣さんに出会ってからのことが綴られていた。駒王町の経営をしていた時、教会関係者である八重垣正臣さんに出会ったこと。そんな彼を愛してしまい、そしてお互いに気持ちが通じ合ったこと。しかし、それを土地の管理者であるバアル家と教会関係者に知られ、咎められ、離れる様に説得されていること。そんな時に、友人となった俺がもたらした悪魔と教会による粛清の情報。そして、『王』の駒と古き悪魔達の思惑について。今までの全てが、彼女の手紙に籠められている。

 

 さらに事実をただ伝えるだけでなく、クレーリアさんの精一杯の気持ちも含まれていた。悪魔や紫藤さんたちには届かなかった自分の(思い)が、ディハウザーさんの心へ届くように。一つひとつ丁寧に、己の持つ全てを籠めた彼女の手紙。ディハウザーさんは、手紙の内容に目を通していくにつれ、目を伏せていき、辛そうに歯を食いしばる。静かに紙が擦れる音だけが、しばらくの間続いた。

 

 

 そして、どれぐらい経っただろう。彼が手紙を読んでいた手はいつの間にか止まり、静寂がこの空間を支配していた。ディハウザーさんの中に今まであった価値観。それらが、根本からひっくり返されるような出来事を、今ここで彼は知ったのだ。

 

 クレーリアさんの従兄弟として、ベリアル家の一族として、レーティングゲームの王者として、冥界に住む一人の悪魔として。彼の中では、様々な思いが交錯していることだろう。俺もタンニーンさんも、ただ静かにその時を待った。

 

「……倉本奏太くん、だったね」

「あっ、はい」

「クレーリアは八重垣さんという教会の戦士に出会って、許されぬ恋をして、……そしてそれを表向きの理由に、悪魔たちの手によって彼女たちは粛清されようとしている」

 

 彼は手紙に書かれていた、冥界の古き悪魔達の思惑も全て読んだのだろう。感情を押し込めたような声が響き、しかし握りしめられていた拳は震えていた。彼の顔は少し俯いているため、表情は見えない。

 

「キミから見て、それでもクレーリアは……どんな顔をしていた?」

 

『……ひとつだけ、教えてくれ。噂で聞いた。……天界で八重垣さんとクレーリアの魂が出会ったと。……クレーリアは……どんな顔をしていた?』

 

 現在と未来の二つの問いが、重なったように俺に聞こえた。原作と少し似ていたディハウザーさんの問いかけが、俺の中に既視感を呼び起こさせたのだ。今までの地位を捨て、冥界を裏切り、『王』の駒の秘密を冥界へ暴露し、復讐のために反逆者として罪を背負うことになった彼が、最後に伝えた言葉と……あまりにそっくりだったから。

 

 兵藤一誠の前で膝を折り、己の行いに懺悔を口にしながら、原作で皇帝が彼へ向けて最後に口にした言葉が脳裏によみがえる。彼は最初から最後まで、ただクレーリアさんの幸せを願っていた。優しい顔をしていました、と答えた一誠に涙を一筋だけ流した姿。

 

 確かに……その時の状況とどこか似ている気がする。だけど、原作とは決定的に違うところがあった。だから俺は、迷わず彼に答えられる。真っ直ぐに俺が持つこの気持ちを、ディハウザーさんに向けて伝えられるんだ。

 

 

「……優しい顔をしています」

 

 俺は、過去形になんてしない。

 

「クレーリアさんはいっつも頑張っていて、それが空回りして失敗してもめげなくて、今だってみんなを笑顔で引っ張ろうとしています。ディハウザーさんが大好きで、誇りに思っていて、楽しそうにレーティングゲームのことを話しています。布教力が強すぎて、俺までファンになっちゃったぐらいです。あと八重垣さんと一緒にいると、眷属のみんなも呆れるぐらい二人だけの空間を作っちゃって、毎回呆れられています」

「……そうか」

「俺が初めて出会った時も、すごく優しくて、助けてくれて。当たり前のように、友達になってくれて。自分が苦しいはずなのに、悪魔に裏切られても、殺されそうになっていても、それでもクレーリアさんは……今だって周りに笑顔を届けようと優しく笑えるすごいヒトです。俺の――自慢の友達です」

「そうか……そうなんだな…」

 

 俯いていた彼の顔が、ゆっくりとあがっていく。そのままディハウザーさんは宙を仰ぐように視線を向け、深く――深く一度息を吐いた。灰の髪が重力によって下へ落ち、またしばらくの間、無言が続いた。閉じられた灰色の瞳。だけど、次にそれが開かれたときには、まさしく皇帝と呼ばれる男に相応しい、芯の籠った強い意思が感じられた。

 

 

「……ありがとう、カナタくん。クレーリアの友達になってくれて」

「えっ…、は、はいっ! 俺も、クレーリアさんと友達になれて嬉しかったです。もちろん、八重垣さんや眷属のみんなとも」

「あぁ、そうだね。まったく、ついこの間までまだまだ幼いと思っていた従姉妹()が、こんなにも情熱的な女性に変わっているだなんてね。兄として、少し寂しい気もするよ」

「ディハウザーさん」

「さすがは、クレーリアが選んだ男だ。だが彼女の家族として、今回のことに一つぐらい、文句は言ってやらなければな」

 

 優し気に細められた目と、弧を描く口元。彼の表情は、お転婆な妹に呆れながらも、優しく見守る兄のようで。それほどまでに彼の言葉と感情は、慈愛に満ちていた。クレーリアさんの気持ちが、ディハウザーさんにちゃんと届いたのだとわかった。

 

 悪魔としての禁忌を犯したクレーリアさんと八重垣さんを、それでも認めてくれたディハウザーさんに、俺も嬉しくて自然と笑顔になってくる。張っていた肩の力が抜けていくのがわかり、思わず椅子に背中からもたれ掛かってしまう。でも、本当によかった。可能性は大いにあると考えていても、実際に話してみないと結果はわからなかったからな。はぁー、すごく緊張したぁー。

 

「ふっ、第一段階クリアーってところか」

「はい、タンニーンさん。クレーリアさんの思いが、ディハウザーさんに届いてよかったです」

「そうだな。それにしても、お前のそれは本当に……」

「えっ?」

「一人言だ、気にするな。さぁ、いい加減惚けていないで背筋を伸ばせ。ここからが、本題であろう」

 

 タンニーンさんに活を入れられ、俺は慌てて姿勢を元通りにして背筋を伸ばすように意識をする。そうでした、ここからですよね。ディハウザーさんに現状を伝えただけで、ようやくスタート地点に立ったようなものだ。改めて、気合いを入れなくちゃならない。

 

 さて、ディハウザーさんに渡すための資料をここですぐに出せるけど、まずはやっぱり気になるのは魔王様のお手紙であろう。中身を見るには、皇帝が開けるしかない。だから、俺はそこに書かれている内容が何なのかがわからないのだ。もしかしたら、新しい打開策かもしれないし、ヒントが書かれているかもしれないだろう。資料について検討するより、優先すべきはそっちだ。

 

 

「ディハウザーさん。魔王様からの手紙なんですけど、あなたにしか開けられないように細工がされているみたいなんです。俺も中身は知らないので、先にそっちを確認しませんか?」

「ふむ、なるほど。確かにこれは、私にしか解けなさそうな術式だ」

 

 皇帝も俺の意見に賛成なのか、クレーリアさんの手紙を懐へ入れ、次に魔王様の便箋に手を伸ばした。アジュカ様の手紙を一通り調べると、皇帝は封蝋にそっと指を這わせる。すると、手紙を覆っていたような魔力が、一瞬にして掻き消えた。ベリアル家の悪魔が持つ能力である『無価値』の力。それが、アジュカ様の魔力を消したのだろう。

 

「さすがは、あらゆる術式や方程式を統べるお方だ。ベリアル家の魔力のみを認識し、私ほどの能力の使い手でなければ、封が解けないように設定されていた。実質、私にしか開けられないものであっただろう」

「なるほど。ベリアル家でも、魔王級の実力者は皇帝しかいない。手紙一つに、大した防犯だな」

「へぇー、そうなっていたんだ」

 

 二人の感心したような声に、俺は驚きに何度もうなずく。俺じゃあ、いくら見てもさっぱり理解ができない術式だったんだけど、ベリアル家の魔力にしか反応しないのなら納得だ。メフィスト様からも、正規の方法以外で陣に干渉しない方がいいと言われたので、たぶん俺の神器でも厳しそうだな。実力も届かないだろうし。

 

 アジュカ様は、全ての現象を数式と方程式で操れるすごいお方である。おそらく、ベリアル家の魔力を独自の数式に変換させて、鍵の代わりにしたんだろう。しかも、相応の実力者にしか開けられないようにレベルまで設定できる。魔力式DNA鑑定ができるだなんて、確かに防犯にはいいかもしれないな。

 

「あれ、だけどそれって。もしクレーリアさんに、『赤龍帝の籠手(ブーステッド・ギア)』とかを使って能力を倍加させて譲渡すれば、ディハウザーさんみたいに開けられたかもしれないってことですよね」

『…………』

 

 何故か突然、静寂が訪れた。

 

 

「……あの、なんでそんな目で俺を見るんですか?」

「いや、うん。……確かにそうだね、って思っただけだよ」

「倉本奏太。……今のはアジュカ・ベルゼブブへ言ってやるなよ、絶対に」

 

 困惑する俺をしり目に、無言のアイコンタクトをしているドラゴン様と皇帝様。お二人共、いつの間にそんなに仲良くなったんですか。ちゃんと言葉を交わしたのって、今日が初めてですよね。ちょっと寂しいから、置いてけぼりにしないでほしいんですけどっ!

 

 そんな俺の願いも空しく、ディハウザーさんはそのまま何事もなかったかのように、素早く封筒から手紙を取り出し、タンニーンさんは「やけいがきれいだなー」と完全なる棒読みで酒を飲みだした。俺が何をしたっていうんだよ。もう訳がわからず、俺も用意してもらっていたソフトドリンクで喉を潤しておくことにした。お腹もちょっと空いてきたな。

 

 それにしても、なんだか最近相棒みたいに、周りの俺に対する扱いが雑になってきたような気がするのは気のせいだろうか。ちゃんと守ってくれるし、頼りにもなるんだけど、時々雑になるというか……。親しみができてきたとかならいいんだけど、少し理不尽である。

 

 俺はディハウザーさんがアジュカ様の手紙を読み終えるまで、魔方陣の転移によってテーブルに届けられた豪勢な料理に、いそいそと手を伸ばすのであった。

 

 


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