CINDERELLA GIRLS×GRP TOKYO Highway XTREME RACER's M@STER   作:アマネモ

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※346プロが実在し、彼女達がゲームに「出演」する世界観です。
※かなり挿絵が多いです


#3

原田美世:美世「原田美世が贈るwebラジオ!

 「ドライブ ユア ゴーゴー!」

 スペシャル版の今回はゲームに登場するアイドル達を紹介するよ!

 じゃ早速、ゲストがいる部屋へゴーゴー!!」

 

(部屋を移動する美世)

 

美世「お邪魔しまーす!

 やっていますねー!」

 

(部屋に居たのは川島瑞樹と片桐早苗だった。

 早苗は部屋に設置された本作をプレイ中である)

 

川島瑞樹:瑞樹「おはよう美世ちゃん。

 これ、見ていても面白いわね」

片桐早苗:早苗「こういうシゲキがあるのは判っていたけど、やってみると確かにハマるわね」

美世「そう言えば早苗さんは追う側でしたね」

早苗「交通機動課じゃなくてよかったわー。

 こんなの相手に出来ないもの」

 

*

 

美世「今回のゲストは私よりお姉さんの二人!

 川島瑞樹サンと片桐早苗サンでーすっ!」

瑞樹「はぁいこんにちは。川島瑞樹よ~!」

早苗「いぇー見ているかー!

 1カメ、2カメ、3カメ、カモーン!

 片桐早苗の登場よ!」

美世「おぉっとこれは派手な登場ですね二人共。

 あとこのラジオはカメラ2つでやっているので3カメはありませんよ」

早苗「ありゃ、それはうっかり」

 

*

 

美世「まずは作品に出演してのご感想から、瑞樹サン!」

瑞樹「撮影に関してはとても気分良く行えたわね。

 って言っても

 「普段の光景で撮っておきますので~」

 て言われた時はどういう事か判らなかったわよ」

早苗「台本が多少の差はあれど結構みんな厚かったのよね~。

 でもセリフが自然に出る感じになってさ、あそこのスタッフはデキるわって思っちゃった」

 

(ここで美世、ある事を思い出す)

 

美世「二人の年齢から考えると」

早苗「ウッ!」

瑞樹「結構バッサリ行くわね」

美世「い、いや~。

 まぁ改めて、765プロの頃を見てきたワケですよね?」

瑞樹「そうね。もう10年位になるのかしら?

 始めは分からなかったわよ?

 「レースゲームとコラボしたらアイドルが売れ始めた」

 なんて。その頃はもうアナウンサーの道に入っちゃっていたから尚更ね」

早苗「あたしも特殊訓練に入っちゃっていたからそっち系のニュースは耳に入っていなかったわ。現場に出る様になった頃にはもう日高 愛ちゃんが出ていたもの」

瑞樹「そう言えば愛サン達876プロもこのシリーズに出演していたわよね?」

美世「ですね。題名「レーシングバトルマスター Dearly stars」。

 876サンも国内じゃ346(ウチ)の次を保っていますものね。765を除いて・・・」

早苗「でもこっちはタマ数(所属アイドルの人数)が違うもん。

 個人で勝っているのは蘭子ちゃんと楓ちゃんぐらいでしょ?」

瑞樹「タマ数ってアナタねぇ・・・。

 ともかく、端折って言えば人生何があるかはわからないわって事よ」

美世「それは随分端折っているよーな気がするんですが・・・」

瑞樹「いえ、これは結構ガチよ。

 10年前、同世代の女の子がレースゲームに出て、アイドルとして大成功の道を歩み始めたそれを私はアナウンサーの養成学校から見て心底不思議に思った。

 それが10年後。

 女子アナからアイドルに転向していた私に、”あの”レースゲームの続編の仕事が舞い込んできたのよ?こんな話がフィクションにあると思う?私はおもわないわ」

早苗「あたしだって婦警からアイドルになっただけでも大騒ぎモノなのに”元”非合法なモノを扱うゲームに出演する事になった。それも”やる側”でね。

 中々イケている人生歩んでいる気がするわ!」

美世「それはまぁ・・・ははは・・・」

 

*

 

美世「さてさて、本番行きますよーマシン紹介です!」

 

(美世がステアリングコントローラを操作し、瑞樹のマシンが画面に登場する)

 

【挿絵表示】

 

 

美世「川島瑞樹サンのSN95'00RSM!」

瑞樹「生憎クルマは詳しくないからスタッフさんに選んでもらったわ。

 アメリカン・マッスルカーって言うのだったかしら?」

美世「そうですよ~。

 1965年誕生の初代から続く大排気量アメ車の筆頭マシン!

 そしてこのクルマは2000年のモデルをベースにしたレーシングスペシャルとなっていますね」

早苗「”チームリーダーに相応しいマシン”だってよ~」

瑞樹「まぁリーダーを任された以上、メンバーの前を征く様なクルマじゃないといけない。

 っていう世界である事は十分に判ったわ。

 ・・・だってこんなの乗れる気がしないもの・・・」

 

*

 

美世「続いてはコチラっ」

 

(画面には早苗のマシン、S900"MADCOP"が映し出される)

 

【挿絵表示】

 

 

美世「S900"MADCOP"!!

 ドライバーは言うまでも無くこの方、片桐早苗サンですっ!」

早苗「イエーーー!」

美世「いやぁ派手ですねこのマシンは」

早苗「やるからにはこんぐらいしないとねっ。

 ゲームなんだし、細かいトコは気にしない気にしない」

瑞樹「これは自分で選んだのよね?」

早苗「そうよ~。

 ちょっち昔に読んだ雑誌に載ってあったクルマを思い出してみたわ!」

 

瑞樹(何時のハナシよそれ・・・)

美世(S900はけっこー前のエアロだよね・・・。

 いや、かっこいいけどさ、ホントにいつ知ったの?)

 

美世「中身も凄いんですよねコレは」

早苗「中身はあたしもよく分かんないからさ、スタッフに

 「もっとドーンと行っちゃって頂戴~~!」

 て言ったらこれが出来ていたね。

 いやぁ~いい仕事するわ!」

瑞樹「数字だけならこのマシンの方が良いのよねぇ・・・」

美世「3.4L、ビッグシングルターボから発生する990馬力はとてつもないでしょうねぇ~」

 

*

 

美世「今日の「ドライブ ユア ゴーゴー!」スペシャルゲストはー」

瑞樹「川島瑞樹と」

早苗「片桐早苗っ」

美世「の二人でしたー有り難うございましたー!」

早苗「こっちこそ出演させてもらってありがとねー」

美世「えー次回のゲストで、す、が・・・」

瑞樹「まさか」

美世「まだ決まっておりませんねーまたですねー」

早苗「ホントに大丈夫なのこのラジオ・・・」

美世「まぁスペシャル版は不定期ですからね、大丈夫ですよたぶん!

 ではこの辺で、また次回会いましょー!

 原田美世の「ドライブ ユア ゴーゴー!」でしたー」


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