モテ期と修羅場は同時にやって来るものである   作:藤龍

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波乱渦巻く文化祭②

 

 

 

 

 

 

 

 

 朝倉先輩と出雲ちゃんのひと騒動から数分後――俺は小休憩の為、B組の教室にやって来た。

 数十人ほどの生徒が執事喫茶とメイド喫茶で出す料理を調理をする中で、窓際に置いてある椅子に腰を下ろしてぼーっとしていると、誰かに声を掛けられる。

 

「お疲れ様」

「ん? ああ、海子か。お前も休憩か?」

「少しだけだがな。隣いいか?」

 

 その言葉に俺は黙って頷く。海子は俺の隣に腰を下ろすと、頭に付けていたカチューシャを外し、頭を軽く振って小さく息を吐く。

 

「大分お疲れみたいだな。メイド喫茶の方はどうだ?」

「順調だな。客もひっきりなしにやって来てる。そっちの方はどうだ?」

「同じく順調かな。ただ、客の大半が裕吾と翼が目当てみたいでな。俺や他の奴が接客すると機嫌損ねる客が居て、正直精神的に辛いかな……」

「それは何とも……わがままな客が来ているな……いや、こちらも似たようなものか……」

 

 そう小さく呟き、海子は溜め息をつく。

 

「似たようなって?」

「こちらも誰かを目当てに来る客が多くてな……それにメイド喫茶というジャンルだから、仕方無いといえば仕方無いかもしれんが、変な目で見たり過度なサービスを要求する者も時には居るしな。まあ、どれもキッパリ断っているし、セクハラ紛いな行為をする者も居ないからマシかもしれんが」

「そりゃ大変だな……大丈夫か?」

「正直シンドイな……ただでさえメイド姿で顔から火が出そうなほど恥ずかしいのに、迷惑な客への対応……精神が削り取られているように疲労が溜まる」

 

 ぐったりとうなだれ、憂鬱な空気を出しながら再び溜め息をつく。

 相当グロッキーだな……接客するし、疲れるのは仕方無いが。

 

「だが、この程度で音を上げる訳にはいかない。ここまで頑張ったんだ、成果を出してやるさ」

「ハハッ、気合いはあるみたいだな。でもやっぱり大変だろ? お前目当てで来る客も居るだろうし」

「わ、私目当てで来る奴など居る訳が無いだろう。大体は優香や陽菜目当てだ」

「そうか? もっと自信持っていいと思うぞ? 海子だって結構人気者なんだしさ」

「お、煽てなくていい! ……というか、私目当てで来られてもちっとも嬉しくは無い。むしろ困るだけだ」

 

 そう言いながら海子はチラリとこちらへ視線を向ける。それに俺も彼女へ目を向けると、海子はピクッと肩を振るわせ、頬を赤くしながら慌てたように目を逸らす。

 

「お、お前の方はどうなんだ?」

「何が?」

「その……お前目当ての客なんか……来なかったか?」

「俺目当ての? そんなの居ないよ」

「……だが、先ほど執事喫茶の方でひと騒ぎあったと聞いたが?」

「うっ……」

 

 眼鏡越しの鋭い眼と、少しばかりの迫力が籠もった声に思わず言葉が詰まる。

 ひと騒ぎ――間違え無く、先の小鳥遊さん襲来からの一連の出来事だろう。どうやら既に情報が行き届いていたようだ。

 確かに朝倉先輩や出雲ちゃんは俺目当てで来たんだろうが、あれはノーカンだろう……

 

「別にその事に関してどうこう責めるつもりは無いから安心しろ。ただ、クラス委員長として一つ言っておく。あまり騒ぎは起こすなよ?」

「お、おう……すまん」

 

 先の騒ぎは決して俺のせいでは無いと思うのだが、そこを反論しても事がややこしくなりそうなので大人しく頭を下げる。海子はそれに「よろしい」と首を縦に振る。

 

「……それで、どうなんだ?」

「え?」

「だから! ……それ以外に、お前目当ての客は居なかったのかと言ってるんだ」

「いや、だから居なかったよ」

「そうか……なら、いい」

 

 そう言うと海子は正面へ向き直り、腕を組んで椅子の背もたれに寄り掛かる。その直後、海子は何だか安心したようにほくそ笑んだ。

 もしかして……俺を狙ってる奴が現れなくて安心してるのか? 海子の奴、心配性というかなんというか……でも、そう思ってくれるのは何だか悪く無いな。

 

 それから数秒ほど、俺達の間に沈黙が流れたが、ふと海子が口を開く。

 

「……ところで、お前は今日この後はどうするんだ? 長めの休憩時間ぐらいあるだろう?」

「え? そりゃあると思うけど……どうして?」

「い、いやその……も、もしも余裕があればでいいんだが……メイド喫茶の方にも顔を出せ。……軽いサービスぐらい、してやる」

 

 海子はほのかに頬を朱色に染めながら、消え入りそうな言葉を口にする。

 軽いサービスとは一体なんだろうか? そんな事を一瞬脳内で想像してしまったが、気まずくなりそうなので即刻消し去り、気持ちを落ち着かせてから返事をする。

 

「そう……だな。暇があれば行くよ。それぐらいなら余裕はあるだろうし」

「ああ、楽しみにしてるぞ……」

 

 海子は短く言葉を返すと、口を閉じて黙り込んでしまう。

 完全に会話が途切れ、結局気まずい空気が流れる。この空気を変えなければと必死に話題を考え、あたふたとしながら口を開く。

 

「えっと……そういや、ミスコンってどんな感じの内容になってるんだ? 俺、孝司からまだ聞いてなくて……」

「ミスコンか? ……実を言うと、まだ私にも……いや、私達にもまだ不明な点が多くてな。真島が本番でのお楽しみ――とか言ってな。一応、いくつか知らされている事もあるんだが」

「そ、そうなのか?」

 

 あいつ、参加者にすら全容を明かしてないのかよ……良からぬ事を考えてなければいいが。

 

「……いくつか知らされてる事あるって言ったけど……どんな事だ?」

「大した事では無い。ミスコンの流れや、集合時間などだ。それから……」

 

 淡々と自身が知っている事を説明していたが、不意に海子は言葉を止め、照れ臭そうに目を伏せる。

 

「どうした?」

「い、いや……何でも無い。私が知らされてるのは、これぐらいだ」

 

 いや、今明らかに続きがある感じだっただろ……何か言い難い事なのか?

 彼女が故意に隠した事に疑問を残しながらも、無理矢理問い詰めるのは海子がかわいそうなので、気にせずスルーする事にした。

 

「……なんか、悪いな。ミスコンなんか出たく無かっただろ?」

「お前が謝る事では無いだろ。ミスコンなんて勝負を考えたのは真島だ。……それに、私はお前との時間を過ごす為なら、お前の為なら、どんな勝負だって受けてやるさ」

「海子……」

「私は必ずこのミスコンに勝利してみせる。そして、お前とこの文化祭を見て回る。大切な私とお前だけの思い出を、手にしたいからな」

 

 迷いの無い真っ直ぐな言葉を口にしながら、海子は小さく笑う。

 俺の為なら、か……本当に俺の事を思ってくれてるんだな……それは他のみんなもそうだろう。本当、心苦しいよ。その強い気持ちに答えられないかもしれないのは。

 

「……あまり深く考えるな、友希。顔に出てるぞ」

「えっ? そ、そうか?」

「私の……私達の事を真剣に考えてくれるのは嬉しいが、そう気負うな。明日のプランでも考えるのが、今のお前がする事だ。もし勝っても、行き当たりばったりのプランでは困るからな」

「……ああ、そうするよ。出し物は色々あるからな。最高のプランを考えとくよ」

「それでいい。……ただ、お化け屋敷はプランから抜いてくれた方が……助かる」

 

 と、表情を曇らせながら、気を紛らわすように眼鏡の蔓をいじくる。海子のそんな気弱な様子に、思わず短い笑い声を漏らす。

 

「わ、笑うな!」

「ご、ごめんごめん……でも、文化祭の出し物なんだから、そんなに怖く無いだろ?」

「そ、それでも無理なものは無理なんだ! いいか、絶対お化け屋敷はプランに入れるなよ!?」

 

 お化け屋敷を強調するように声を張り、こちらに人差し指を突き付ける。

 そこまで言われると逆に入れたくなるな……いや、前の遊園地では大変だったし、止めとくか?

 

「ウフフ……なんだか楽しそうですねー」

 

 明日のプランにお化け屋敷を入れるか入れまいか考えていると、突然正面から声を掛けられ、海子と同時に顔を向ける。

 

「あれ、ハル先生? どうしてここに?」

「ちょっと様子を見に来たんです。なかなか順調なようですね、メイド喫茶に執事喫茶」

「ええ、お陰様で。B組、C組との連携も問題ありません」

「それは何よりです。折角ですから、全出し物の中で一番を目指して頑張りましょう。皆さんならきっとやれます」

 

 全出し物の一番か……確かに、不可能じゃ無いかもしれんな。しっかり集計してる訳じゃないし、何か賞品がある訳でも無いけど、目指してみるのも悪くない。モチベーションが上がるかもしれないし。

 

「それに雨里さん、ミスコン頑張って下さいね。久しぶりの優勝者がウチのクラスから出る事を祈っています」

「は、はい……って、久しぶりの優勝者という事は……前にもミスコンがあったんですか?」

「ええ、確か過去に二回、今回の真島君のようにミスコンを企画した人が居たらしいですよ」

「マジですか……」

 

 あいつみたいな馬鹿はどの時代にも居るんだな……というか、本当に三回目だったのね今回。

 乱場学園の意外な歴史に呆れていると、ハル先生が楽しそうに話を続ける。

 

「第一回目がいつかはちょっと覚えてませんが、二回目は確か八年前でしたね」

「け、結構最近なんですね……でも、よく知ってますね? ハル先生、ここの教師になったのは確か三年前ですよね?」

「フフッ……私、第二回目のミスコンはある意味関係者ですから。何せ――」

「少々よろしいでしょうか?」

 

 突如、ハル先生の言葉を遮るように、ノック音と共に凛々しい声が俺達の耳に届く。それに俺達は揃って音の出所である、執事喫茶へ続く扉の方へ振り向く。

 

「って、冬花さん?」

「まあ冬花! 久しぶりねー」

「あら姉さん、居たんですね。相変わらず元気そうで」

 

 突如姿を現した冬花さんは、実の姉であるハル先生と軽い挨拶を交わしながら俺達の元へ歩み寄る。そんな彼女を、海子は不思議そうな表情で見つめる。

 そうか、海子は冬花さんとは初対面か……いや、別荘で会ってはいるか。

 

「あの人は叶冬花さん。ハル先生の妹さんで、朝倉先輩の家のメイドさん」

「あ、朝倉先輩の……?」

 

 小声で冬花さんの紹介をしてやると、海子は驚いたように目を丸くしたが、別荘の事を思い出したのか、納得したように「ああ、あの時の……」と小さく呟く。

 すると彼女が思い出すタイミングを見計らったように、冬花さんが海子へ会釈をし、海子が慌てて会釈し返す。その後、冬花さんは再びハル先生へ目線を移す。

 

「どうです姉さん、お仕事や家の事は上手くやれてますか? 私は仕事でなかなか帰れませんから、少々心配で」

「そんな心配しなくていいのよ。ちゃんと上手く出来てるから。あ、二人も元気にしてるわよー」

「そうですか……それを聞いて少し安心しました。ただ、仕事は微妙なようですね。こないだ世名様に聞きましたよ、姉さんの失敗談を色々と」

「まあそれは……いけませんよ世名君、先生の事をペラペラと喋るのは」

「ご、ごめんなさい……」

 

 まるで悪さをした子供叱るようなハル先生の一言に、思わずペコリと頭を下げてしまう。俺の謝罪を聞くと、ハル先生はそれでいいと言わんばかりにコクコクと首を縦に振り、冬花さんとの会話に戻る。

 

「仕事はともかく、家の事は安心していいから。協力してちゃんとやってるから」

「そうですか……まあ、姉さんも基礎的な家事ぐらいは出来ますしね。私も時々は家に帰りますが、任せますよ」

「相変わらず冬花は心配性ねー」

「姉さんは色々抜けていて心配ですから」

 

 何だか……会話を聞いてるとどっちがお姉さんか分からなくなるな……ハル先生らしいけど。

 

「それにしても……噂をすればなんとやらってやつねー」

「あら? 皆様で私の話をしていたのですか?」

「ええ、ミスコンの事をね」

「ミスコン? それと冬花さんにどういう関係が?」

 

 二人の会話に疑問を覚え、口を挟むと、二人が同時にこちらへ視線を移す。

 

「ああ、そういえば言い掛けでしたね。実は、さっき言ったウチのミスコンの第二回優勝者は、冬花なんですよ」

「へー……へ!? そうなんですか!? ミスコンで優勝とか……凄いですね」

「昔の事です。優勝出来たのも、単なる運ですよ」

「でも、あの時優勝候補だった神宮寺さんを抑えての優勝だから、凄いんじゃないかしら?」

「確かにそれは私にとっては誇れる経歴かもしれませんね。まあ、今となっては関係無い事ですが」

 

 と、ハル先生と冬花さんは二人だけで昔の話で盛り上がり始める。

 冬花さんにそんな過去があったとは……というか、この学園の出身だったのか。

 

「そうだ、もしよかったら雨里さんにアドバイスしてくれないかしら?」

「アドバイス……ですか?」

「彼女も今回やるミスコンに出るのよ。元優勝者として、何か極意でも」

「そ、そんな! 私は別にそのようなものは……!」

「なるほど……事情は分かりました――けど、お断りします」

「まあどうして?」

「今回のミスコンはお嬢様にとって大切な戦いと聞いています。私はお嬢様の味方なので、雨里様に協力する事は出来ません。という訳で申し訳ございません」

「い、いえそんな……!」

 

 ぺこりと頭を下げる冬花さんに対し、海子はあわあわと手を動かす。

 

「まあ、ミスコンは私も楽しみに拝見させて頂くので、どうぞ頑張って下さい。当たって砕けろでございます」

「出来れば砕けたく無いんですが……」

「ウフフ……あ、そろそろ行かないと。冬花、文化祭楽しんでいってねー」

 

 俺達に向かい手を振りながら、ハル先生はB組の教室を立ち去る。それを見送ったあと、俺はある事が気になり、冬花さんへ声を掛けた。

 

「そういえば……今日はメイド服じゃないんですね?」

 

 今日の冬花さんの服装は、いつものメイド服では無く、至って普通な黒いワンピースだ。彼女も決していつもメイド服な訳では無いんだろうが、メイド服以外見た事が無いのでちょっと違和感を覚える。

 

「ええ、メイド服で来てしまっては、お嬢様に迷惑が掛かると思ったので。今回はタンスの奥底に眠っていた私服を引っ張り出してきました」

 

 迷惑……そうか、朝倉先輩は家の事を隠してるんだったな。それなのにメイド服の知り合いが居たら色々イカンよな。……お嬢様って呼んじゃってるから意味なさげだが。

 

「そうだ、うっかりすっかり忘れていました。お嬢様がこちらへ来ませんでしたか? 今は休憩時間だと前もって知っていたので、世名様のところへ来ていると思いこちらへ参上したのですが……」

「先輩なら……さっきまで居ましたよ。もう帰りましたけど」

「まあそうなのですか? どうやらすれ違いになったようですね……お嬢様の事ですから、小一時間は世名様のところに入り浸ると予想したのですが……」

 

 まあ、出雲ちゃんの来なければそれぐらいは入り浸ってたかもしれないな……多分。

 

「ところで、先輩に何か用があるんですか?」

「ええ。これを渡しに」

 

 冬花さんはニッコリと微笑んだまま、右手に持った紙袋を胸元辺りまで上げる。

 

「それは?」

「これは……いえ、世名様はまだお知りにならない方がいいかもしれませんね」

「……? どういう意味ですか?」

「お楽しみは本番で……という事です。その方がいいですよ」

 

 冬花さんのどこか楽しげなその言葉にさらに意味が分からなくなり、首を捻る。が、そんな俺に対して海子は何か察したような表情を浮かべる。

 

「え、お前分かるの?」

「……黙秘しておく」

 

 やっぱり知ってるのか……俺の知らないとこで何が動いているんだ?

 なんだか納得行かないが、これ以上聞き出すのは無理そうなので、黙って口を閉じる。

 

「さて、それでは私はこれをお嬢様にお届けしなければならないので、これで失礼致します。私も用が済んだら文化祭でフィーバーする予定なので、またお会いするかもしれませんね」

「そ、そうですか……じゃあ、またです」

 

 深く一礼をして、冬花さんもB組の教室から立ち去る。

 彼女が立ち去ったあと、しばらくその場に海子と二人で立ち尽くしていたが、教室の掛け時計が目に入り、ハッと我に返る。

 

「って、もうこんな時間か……そろそろ戻らねーと」

「ついゆっくりし過ぎたな……私もそろそろ戻るか。それじゃあ友希、お互いに頑張ろう」

「おう、じゃあな」

 

 海子と言葉を交わし、俺は急いでA組の教室へ戻った。教室に戻ると、変わらず多くの客が席に座り、みんな忙しそうに接客していた。

 

「お、やっと戻ったか友希!」

 

 教室内の様子を扉の近くで確認していると、誰かに声を掛けられたので、そちらへ視線を向ける。そこには俺達と同じように執事姿になった孝司が。

 

「って孝司? お前ビラ配りはどうした?」

「おう、それだけどな……」

 

 孝司は右手に持った何かを俺に渡す。それはどうやら先ほどまで孝司が配っていたビラのようだ。色鮮やかな手書きの文字でメイド喫茶と執事喫茶の事が書かれ、いつ撮ったのか、燕尾服を着た翼とメイド服を着た陽菜の写真がでかでかと印刷されていた。

 

「ビラ配り、今から行ってきてくれねーか? ある程度配ればいいからさ」

「俺が?」

「お前にも手伝ってもらうって言ったろ?」

「そうだけど……急だな。というかさ、これビラである意味あるか? 看板とか持って練り歩けばよかったんじゃね?」

「そう思ったんだけど、それだと面白みねーじゃん? 配った方が達成感あるしさ」

「ふーん……別にいいんだけどさ。じゃあ、行ってくるわ」

「あ、メイド喫茶の方にもビラ配りお願いしたから、向こうの人と協力して頼むぜー。場所は外な! 二時前には交代するから、それまでに戻って来いよー!」

「了解」

 

 二つ返事をして、教室を出る。とりあえず外に出る為、人でごった返す廊下を小走りで駆け抜け、下駄箱へ向かった。

 

 

 

 

 

 

 

 




 叶姉妹揃って登場。冬花さんの意外な経歴が明らかに。あの姉妹にはまだまだ秘密がある……かも。

 次回は今回登場する予定だったが、タイミングを失ったあの姉妹が登場。










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