クロスアンジュ 天使と竜の輪舞 ジェミナライズ   作:オービタル

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少年達の決意

森が燃えているな中、シンは、ザイツェフの攻撃を受け、すでに瀕死間近になっていた。

 

「ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・クソォォ」

 

「どうしたぁ! 昨日までの気合いはないのかぁ!」

 

シンは、昨日の戦いでまだ体力が回復していないためボロボロな状態に!(そりゃそうよね~子供だから)

 

「クッ!・・・あの時、ペルシウスに乗ったままこのスーツを着ていたせいだったのか少ししか回復してない 僕があの時、もっと強かったら・・・」

 

「止めだぁぁぁぁぁぁ!」

 

「クッ!」

 

シンは、もうダメだかと思った、その時!

 

「シン!」

 

「はっ!?」

 

ドガァァァァン!

 

「・・・ナァニィ?」

 

煉獄の炎から現れ、ザイツェフの顔面に渾身を込めた右ストレートをかましたのは、黒いARS スーツを着たタスクだった。

「タスク!?」

 

バゴォォォォン   ピィーーーーー

 

ものすごい威力だったのか、ザイツェフは、ソニックブームを出しながら向こうの岩まで吹っ飛ばされた。

 

ドガァァァァン!

 

シンは、目を丸くした。自分のスーツの威力とタスクが着ているスーツの威力の差がちがいすぎることに、驚きシンは、何も言えなかった。

 

その頃、向こうの岩まで吹っ飛ばされたザイツェフが起き上がり、シンとタスクは、ザイツェフの顔を見て驚愕した。

 

それは、タスクがさっき殴ったところから電線がたれて、機械の脳がむき出しになって顔もえぐれており、目の色がさっきまで青だったのに中身が出てきたことにより、赤く光っていた

 

「ロボット!?」

 

「サイボーグ」

 

「ギギ・・・ギ・・・ギィィザァァァァ・・・ア・・・ア・・・ラァァァァ・・・ぁぁぁぁぁぁ!!」(翻訳すると貴様らです。)

 

ザイツェフは、もはや理性を失った殺人マシン化していた。

 

「クッ ここで一気に蹴りをつけてやる」

 

「でも、どうやって?」

 

二人が戸惑っていた、その時!後方からもうスピードで走って来る 2体のドーベル型のロボットが二人の頭を飛び越し前に現れた。

 

「なっ!?」

 

「あのロボット さっきの!?けど、何で?」

 

シンの目の前にいる白いドーベルは、何かをくわえていた。

 

「ん? あっ! それ父さんのアタッシュケース でも何で?」

 

白いドーベル、シンに投げた。

 

「あっ! おっと!開けろってか?」

 

そしたら2体のドーベル、シンのことばに反応し頷いた。

 

 ガチャ

 

「こっこれは!」

 

中には、白と黒のトリガーとドローンが2個ずつ分けられている。

 

「これで戦えってことかな?」

 

二人は、それぞれのトリガーを持つと右腕が変形して中から銃のらしきパーツが飛び出してきてトリガーとドッキングした。

 

「じゅっ銃になった!」

 

「びっくりだ・・・はっ!」

 

「グギャァァァァァ!」

 

野獣のように飛びかかってきたザイツェフは、今にも、ヒートソードをシンに降りかかろうとした特、タスクが気付きシンを庇った時だった。

 

「危ない!」

 

ピキィィィィィィィン! 

 

シンは、ゆっくり目を開けたらその目に写った光景は!

 

「なんだ! これ! ザイツェフとタスクがゆっくり動いている!? 何で!? はっ!」

 

シンは、思い出す。

 

「この感覚覚えが確かヒルダちゃんが連れて行かれる前・・・全てがゆっくり動いていたんだ!・・・はっ!?」

 

シンのアサルトライフルを見たらいつのまにかダイヤル式のネジが出てきたことに驚きダイヤルのネジの先のランプの色が白から青へと変色し、アサルトライフルの形がショットガンへと変わった!(正確に言うとショットガンに組み換えている。)

 

「ショットガンに変わった! これなら!  喰らえ!」

 

バシュン!

 

「なっ!?ブワァン!」

ゆっくりした世界が元に戻りザイツェフは、シンのショットガンに撃たれ転げ倒れた。

 

「すっすげぇ!」

 

「この銃ってもしかして!」

 

「ウォノノノノノノレレラェェェェェ!(己ぇぇぇぇ!)」

 

「!?」

「シン!」

 

ピキィィィィィィィン

 

「はっ!?」

 

今度は、タスクもなりライフルからダイヤル式のネジが出てきたことに驚きネジの先のランプの色が白からオレンジに変わりライフルからディスクブレードがついたランチャーになった! 

 

「変わった!? これなら! えぇぇぇぇいぃ」

 

ビュン!先端に装填されていたディスクブレードが発射され、ザイツェフの両足を切断した!

 

バスン!

 

「グギャァァァァァ!」

 

ザイツェフは、両足が切られ無くなったことであまりの激痛耐えられなく悲鳴を上げた。

 

「グ・・・ギギ・・・キシャーーー!」

 

「!?」

 

ザイツェフは、怒りの怒声を上げながら空へ上昇し、ヒートソードをビームマシンガン形態へ変え二人に向けビームを連射してきた!

 

「ケハハハハハ!」

 

二人は、これは避けようがないとあきらめたかと思いきやアタッシュケースに入っていた白と黒のドローンが起動し二人の方へ飛んで行き二人の頭上に止まりドーム型のバリアを張った次に2体のドーベルは、横腹が変形して、ミサイルランチャーへと変わり全弾発射した。ドドドドドドドドドドド!

 

「グゥ!?」

 

ザイツェフは、ミサイルがこっちに近づいてくることに気付いたがもう遅かった。ドガァーーーン!ミサイルは、何発か、ザイツェフに命中し、爆発し、爆煙からボロボロになったザイツェフが出てきた。

 

「己れこのままで済むと!?」

 

バシューン

 

「グェ!?」

 

何が起こったのか突然したの方からレーザーが飛んできて、ザイツェフの頭部を貫通どころか首が吹っ飛び、ザイツェフは、上空で爆発した。

したの方では、シンのだけバリアに穴が開いておりドローンがバリアを解除するとシンのショットガンが青からピンクになっておりレーザーキャノンに変わっていたどうやらさっきのレーザーは、シンが撃ったものだと確信した。その後、燃えている森は、ペルシウスで消火した。夜だったのがいつの間にか日が上っており日の光が二人がを照らしていた。 

 

「すごい戦いだったね。」

 

「俺決めた!」

 

「え?」

 

「ちょっと寄り道して出発する!」

 

「どういうこと?」

 

「ここで10年間修行して大切な人を助けに行く!」

 

「それじゃ 僕も強くなる!強くなって両親と仲間達の仇をとるために強くなる!」

 

「そうこなくっちゃ!」

 

二人は友情の握手を交わし早速修行を開始した。そして、時は、流れ10年~白い砂浜に17歳になるシンとタスクが格闘中だった

 

「それだけか シン!」

 

「手加減してるんだよ タスク」

 

「ははっ! そうか、なら俺は、本気でいかせてもらうぞ!」

 

「そう来なくてはなぁ!」

 

「「はあっ!」」

 

さらに、三ヶ月後

 

「後は、お前一人でも大丈夫かタスク?」

 

「ああ シンは、行くのか アルゼナルに?」

 

「当たり前だあそこには、俺にとって大切なひ人が待ってるんだほっといたらかわいそうだろ!」

 

「それにケルベロスとATD 02 大切にしろな。」

 

「わかっている」

 

「タスクは、古の民イシュトバーン様のご子息です。命はってマスターを守ります。」 

 

「でも無理すんなよ。ケルベロス」

 

「yes !」

 

「後、タスク ガレージのなかにプレゼントを用意した。きっときにいるはずだ。」

 

「わかった!」

 

ブオォォォォォン ビュイイーン

 

「ありがとう シン・・・いつか俺も君みたいに」

 

大切な人を守る騎士なる!

 

「マスターのその思い、きっと叶いますぞ」

 

「え?」

 

「何でもありません。」

 

 

 

 

 

 

 

シン side

 

「いいのですかマスター?」

 

「何が」

 

「あの者にケルベロスとドローン、そして、ARS スーツに関する資料を渡してしまって?」

 

「いいんだよ。あいつも俺と同じ古の民だからな。」

 

「マスターそろそろ、アルゼナル到着します。」

 

「あれが・・・」

 

シンが見たものとは、絶海の孤島に浮かぶ要塞だった。

 

 

 

 

 

アルゼナル side

 

アルゼナルのドッグでピンクの髪をした女の子がグレイブに乗っていた。

 

「ナオミちゃん頑張ってね!」

 

そこには応援する女の子たちがおり12 歳になる女の子はナオミに手を振っていた。

 

「新兵初めてのパラメイル操縦でヘマやらかすなのよ」

 

もう一人は、セクシーな声で金髪をしていた。

 

「もう ゾーラ隊長いきなり怖いことを言わないでください」

 

「いいじゃないかサリア副隊長」

 

もう一人は、青い髪をしており、ゾーラ隊長を叱っていた

 

「お前らそこでグダグダ喋るな!」

 

そこには、義手をしている指令がたっていた。彼女達は、直ぐ様に敬礼した。

 

「「「「イエス、マム!」

 

「ナオミ」

 

「はい! 指令!」

 

「グレイブの操縦方法は、わかっているな。」

 

「あっ! はい!分かっております!

 

「よし なら発進せよ!」

 

「ナオミ機 リフトオフ!」

 

ビュイイーン

 

この時、アルゼナルに赤い髪をした少女がナオミを見ていた。

 

 

 

 

 

 

シン side

 

 

「アルゼナルからグレイブが発進しました。」

 

「あれがグレイブ。」

 

ピピー! ピピー!

 

「どうした!」

 

「シンギュラー反応! この反応ドラゴンです!」

 

「タスクが言っていた元人間がこっちの世界に来るのか・・・・面白い!」

 

ビュイイイイーン

 

「シンは、ペルシウスを加速させアルゼナルへ向かった。」




あー長かったでも投稿がんばります。

次回、ノーマの人生
楽しみにしてください!

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