クロスアンジュ 天使と竜の輪舞 ジェミナライズ   作:オービタル

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三種の神器
前編


別の次元の過去から現代の少しの過去へ戻ってきたシンはスペースシップ Νーアキュラ(ニュー・アキュラ)で三種の神器を探していた。そこでフェンリルが簡単な探し方があると提案してきた。それは.....

 

「エリシアに行く!?」

 

そこはリュウガと出会い、グリモアを倒した惑星だった。

 

「そこには、謎の種族によって開発されたスーパーコンピューター『アイリス』があります。そのコンピューターに聞けば残りの三種の神器がどこにあるのか見当が付きます。」

 

「ふ~ん.....それって役にたつの?」

 

「役にたちます。」

 

「そうか....」

 

シンはΝーアキュラの出力を最大にして惑星エリシアに向かった。

 

エリシアに着くとエリシア人はシンを歓迎してくれた。シンはスカイタウンの市長に事情を話、アイリスの所に案内された。

 

「これが.....アイリス.....」

 

巨大なボール型の機械が目を開き、シンを見た。

 

「お待ちしておりました。ギデオン様」

 

「残り二つの三種の神器は何処にあるんだ?」

 

「星座の鏡の『ゾディアック・ミラージュ』は惑星レゾナンスにあり、そして......神をも.....星も...悪魔も斬り殺せる時空聖魔剣......ディメンジョンヴァルキュリアは......」

 

「それは何処に.....?」

 

「今、現在.....スペースパイレーツの本拠地、惑星ウルトラガスに保管されています。」

 

「.....本当か?」

 

「その通りです。」

 

「なんて事だ...........フェンリル、座標をアップロードしてくれ」

 

「分かりました」

 

「若者よ!何をなさるのですか!?」

 

市長はシンに言うとシンは答えた。

 

「向こうで.....ゲームをするんだよ♪」

 

シンは微笑みΝーARS スーツを起動させΝーアキュラに乗り込んだ。

 

するとシンの所に捕らわれていた女の子がシンにエクサリウム鉱石で作った宝石を貰った。

 

「ありがとう.....」

 

シンはヒルダから貰ったペンダントにエクサリウム鉱石を組み込めると女の子はニッコリ笑った。シンはΝーアキュラに乗りスペースパイレーツの本拠地 ウルトラガスへと向かった。

 

「さぁて.....新しくなったアーマーとペルシウスの力を奴等にぶつけるか!」

 

シンは大声を上げワープした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

数時間後、惑星ウルトラガスに侵入者が入りこみ本拠地が戦火に包まれていた。

 

「侵入者!侵入者!」

 

惑星ウルトラガスに硫酸の雨が降るなか煙の中からN ーARSを装着し、クロウから貰ったビームセイバーを2本持っており、フェンリルが引きちぎったゼーベスの首をくわえていた。

 

すると前方からゼーベス艦と量産型ネビュラメイル ゾアが多数飛来してきたがシンはペルシウスの名を呼ぶ

 

「ペルシウス......」

 

すると上空から光と闇の粒子が落ちゼーベス艦を一撃で貫いた。

 

「何だ!?」

 

ゼーベス達は上空を見るとペルシウスオーバーライズ虹色の翼『ギャラクシーウィング』を放出しながら光の銃剣『カリバーン』と闇の銃剣『レーヴァテイン』を構えていた。

 

「パンドラメイル!!??」

 

そしてシンはΝーARSのモードを変換しアポロンモードに設定するとシンのアーマーが白から炎のような真紅になった。

 

「ゲームスタート!!」

 

シンが走りだし、それに警戒していたゼーベス達がビームガンとビームキャノンで迎撃しフェイゾングレネードを投げつけて来た。

 

「バカがっ!!」

 

シンはビームセイバーを振り回し撃ってくるビームを弾き返すと撃って来たビームは撃った本人に直撃し、投げつけて来たグレネードはシンが受け取り逆に投げつけ爆発した。

すると向こうからジェットパックを装備したフライングゼーベスと重装ゼーベス、そしてバーサーカーロードも現れた。

 

「ほぉ、そう来るか......ペルシウス!」

 

シンに呼ばれペルシウスがカリバーンとレーヴァテインをソードモードに切り替え、バーサーカーロードに斬りつけた。

 

シンはフェンリルをアサルトモードに切り替えたらフェンリルがシンの上から変型し始めジェットブースターパックになり装着するとビームアサルトライフルがマテリアライズで現れ、シンは空を飛びビームアサルトライフルでフライングゼーベスと重装ゼーベスの頭を撃ち抜いた。

 

「グギャッ!?」

 

「グェッ!」

 

ゼーベスを倒していく中、シンの後方からエリートパイレーツが5~6体現れビームソードとビームキャノンを展開し構えた時、2体のエリートゼーベスが雄叫びを上げると彼らの体からフェイゾン粒子を放出していた。

 

「何だ?」

 

シンは構わずエリートに突っ込みビームセイバーでエリートゼーベスを斬り倒し、フェイゾンを放出しているエリートゼーベスに斬りつけた瞬間、簡単にビームソードで防御された。

 

「何!?」

 

シンは直ぐに後方に下がりビームセイバーを構えた。

 

「.......なるほど」

 

シンは納得する。彼らが装備しているフェイゾン粒子貯蔵バックパックを装備することで猛毒であるフェイゾンを放出させる事で極限の力を得るんだな

 

「いい武器使ってくるじゃないか......だが!俺にもいい武器と言うより機能がアップされたんだよ!」

 

するとシンはビームセイバーを収納したとき手を上に掲げ叫んだ。

 

「マテリアライズ!!」

 

叫んだ瞬間、シンの手から粒子が集まり形を変えていきビームの槍へとなった。シンはビームスピアを振り回しエリートゼーベスに突きつけた。

 

「かかってこい!!」

 

シンは指でクイクイと挑発するとエリートゼーベスが怒りだした。シンは笑うとオーグメントモードを発動させた。さらにいつものオーグメントより、速く一瞬でゼーベスのアーマーこどビームスピアで貫いた。

 

「!?」

 

「弱いじゃねぇか....でも、その技術.....俺が有効に使わせて貰うぞ!」

 

するとシンはフェイゾン粒子貯蔵バックパックから貯蔵タンクを抜き取るとシンが叫ぶ。

 

「マテリアライズ!」

 

するとフェイゾン粒子タンクがショルダーアーマーの形状になり、シンの肩に装着された。

 

「さぁ!殺ろうか!PEDシステム起動!ハイパーモード!」

 

フェイゾン粒子がシンを取り囲みシンに力を与える。

 

「体から力が湧いてくる.....」

 

シンはビームスピアを構え、走り出した。

ゼーベス達もハイパーモードを起動させシンに猛攻してきた。ハイパービームを乱射したが、シンはハイパーオーグメントモードを使いハイパービームの弾道をかわしビームスピアで薙ぎ払った時、ゼーベスの動きが止まった

 

「何だ?」

 

ゼーベス達が急に膝魔付いた。すると向こうから赤いアーマーとマントをしたゼーベスが来た。

 

「そのヴェクタ人は.....私が倒す.....」

 

「......お前が指揮官だな?」

 

「それが何だ.....?」

 

「あんたに聞きたいことがある....三種の神器は何処だ?」

 

「.....あの聖魔剣のことか......欲しいのか?」

 

「アルベルトの首を取るためだ.....」

 

「ほぉ......アルベルト様に悪口とはいい度胸だなぁ!」

 

コマンダーパイレーツがハイパーモードになり高出力ビームソードを放出させシンに突きつけた。

 

「殺ろうじゃないか!!」

 

シンもビームセイバーを突きつけハイパーモードを発動させた。

 

「勝負!!」

 

「ゲームオーバー!!」

 

両者はビームの刃を構え向かっていった。




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