クロスアンジュ 天使と竜の輪舞 ジェミナライズ 作:オービタル
二刀流のラツィーエルを持ったレイジアはヴィルキスに斬りかかった。アンジュはヴィルキスを動かしラツィーエルで防御するがレイジアのパワーで押されている。
「くっ...!!」
すると向こうからヘラクレスが駆けつけた。
「アンジュ!」
タスクはヘラクレスを動かしアサルトブレードを持ちレイジアに斬りかかった。
ウィルは次の相手を見て興奮した。
「2匹目かっ!!殺ってやる!!!」
レイジアはラツィーエルを振り回しヘラクレスに連撃する。
ヘラクレスはアサルトブレードで防御した直後、レイジアの一振りでアサルトブレードが折れてしまった。
「なっ!!!?」
アサルトブレードが折れた事にアンジュ達は驚きタスクはヘラクレスを動かし足部に搭載されているプラズマダガーで防御する。
「くっ!!パワーが強すぎる!!」
タスクが押されている直後、タリ提督の巡洋艦が艦砲射撃をしてきた。
「何っ!?」
ウィルはレイジアを動かし、ヘラクレスから離れビームシールドで防御する。
「ちっ!」
ウィルは舌打ちをしてアルベルトの所へ戻ると今度は4機のパンドラメイルがこっちに向かってきた。
「くっ!このままでは!」
リュウガが言うとタリ提督がリュウガ達に通信回線を開いた。
「皆さん!急いで巡洋艦のデッキに!」
タリ提督の指示でアンジュ達は巡洋艦のデッキに急いで入った。
「タリ提督!全機、デッキに収納しました!」
クォリアンのジョナが報告するとタリが言う。
「良し!これより、緊急ワープを行う!全乗組員!何かに捕まって!」
乗組員全員は何かに捕まりアンジュ達もしがみついた。
4機のパンドラメイルが攻撃しようとしたときタリ提督の巡洋艦が青白く光り始め、4機のパンドラメイルのライダーは驚く。
「何だ!!?」
「これは!!?」
「あぁ!?」
「何や!!?」
光が消えるとタリ提督の巡洋艦はいなかった。四人のライダーは驚く
「何処行った!!?」
そしてタリ提督の巡洋艦はワープアウトしたとき何処かに不時着した。そこは陥落したアルゼナルだった。
夜になりタスクは魚を焼いており、ヴィヴィアンが焼き魚を美味しく食べていた。
「帰ってきたんだ....アルゼナルに.....」
アンジュは悲しい声でアルゼナルを見上げて言う。
「皆....何処に行ったのかしら?まさか.....」
「脱出して、無事でいるはずさ、シン達が簡単に殺られるわけがない」
タスクが言うとヴィヴィアンは何かに気付く
「どうしたのヴィヴィアン?」
ナオミがヴィヴィアンに間うと海の方に緑色の光の玉が浮いており、その海中から四人の影が現れた。
「何あれ!?」
アンジュが怯えリュウガ達は警戒した。
「何奴!?」
「お化け!?幽霊!?海坊主!?」
「いやぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
アンジュがタスクに抱きつきさらに怯えた。
「アン.....様....」
「いやぁぁぁぁぁぁぁ!!」
「アンジュリーゼ....様?」
「違う!....私は!.....え?」
するとアンジュその人物が水中ゴーグルを外すとモモカだと知る
「モモカ....?」
「アンジュリーゼ様~!!」
モモカはアンジュに抱きつき、アンジュもモモカに抱きつく。そしてヴィヴィアンはその他の三人を見るとヒルダとロザリーとトリトンモードのARSスーツを装着したシンを見て驚く。
「うわっ!皆だ!」
「シンさんも!?」
「お!ナオミ....?....うわっ!ドラゴン女!!?」
ロザリーはヴィヴィアンを見てビビり、ヒルダは笑みを浮かべアンジュに駆け寄る。
「本当にアンジュなの!?」
「勿論よ、ヒルダ」
するとカルリーガルの部隊がライフルを構えた。
「何だこいつら!?」
「待つんだ!」
リュウガが止める。
「リュウガ!?」
「シン殿!?」
「お前、何でここに!?」
「詳しい事は....」
シン達はアウローラへ戻りリュウガ達を歓迎した。
長かったーー!!