クロスアンジュ 天使と竜の輪舞 ジェミナライズ 作:オービタル
アルベルトの言葉により全員の心にとてつもない傷が出来たとき、
「貴様ぁぁぁぁぁぁ!!」
ハンクが怒声を上げマシンガンをアルベルトに向けて乱射したが
「バカめ」
立体映像で映し出されているためマシンガンの攻撃は無理だった。
「お前達、古の民は本当に愚かな人類だったよ!泣き叫びながら...助けて!助けて!って呼んでいたよ!ハハハハハハハハハッ!」
「クソガァァァァァ!!」
「ハンク!落ち着け!」
シンとフィーリとロバートがハンクを抑えつけた
「そうですよ!奴の言葉に翻弄されてはダメです!」
「ハンク!......良いか!?......奴は俺達を挑発させようと海から出るのを待っているんだ....奴の思い通りになるな!........」
「分かったハンク.......ありがとう」
「やれやれうまく行かなかったか覚えておけ、アレクトラ、古の民の者達と我弟よ」
「そう言えばあんたにはまだ話してなかったことがある......最後の晩餐って何だ?」
「.......それは楽しみにしておけ我弟よ、」
アルベルトは不気味な笑い声でアウローラから消えた
「アイツ....何を企んでるんだろう?」
サイがジャヴィックに問う
「分からない、ただ....嫌な予感がする。念のためコリンサス達に連絡を取って艦隊をこちらに呼ぶ」
その時ジャヴィックは心の中であることを思っていた
『あのしゃべり方どこかで聞いたことが』
「ジャヴィック提督?」
「ん?」
「何か考えていますか?」
「いや、」
ジャヴィックはアウローラの艦橋へ向かった
「そこの地球人」
「はい!?」
「連合軍の連絡をする!貸してくれ!」
オリビアが通信機からどきジャヴィックが触れた瞬間、通信機が緑の光が輝いたモニター画面が現れた。それを見たジャスミン、マギー、ジル、パメラ、オリビア、ヒカルが驚いた。
「なんと!?」
すると画面モニターにコリンサス将軍が映った
「どうなさいましたか!?ジャヴィック提督!?」
「緊急事態だ....急いで此処に来てほしい、」
「了解しました!ジャヴィック提督!」
通信が切れジャヴィックはシン達の所へ戻った。
一方、アンジュ達は
「こちらアンジュ!アルゼナル応答せよ!聞こえてる!?誰か応答を!モモカ!ヒルダ!シン!いたら返事をして!」
アンジュが通信しているが応答なしだった。
「もう!どうなってるの!?」
「俺の方もダメだ.....」
「私のもダメだわ.....」
「全集端数に応答なし....半径五キロに動体反応なし...位置センサーも機能せず.....こんな場所、俺の知る限りアルゼナルの近くでもない」
「え!?じゃあここは!?」
「大昔の廃墟じゃないの?人類がまだ戦争していた頃の」
「そんな場所が残ってるなんて話....聞いたことなんてないよ」
「じゃあ私たちは誰も知らない未知の世界に飛ばされたって言うこと?」
「ヴィルキスなら可能性がある」
「「え!?」」
「あの時.....奴が放った光...あの光から君達を守るためにヴィルキスが何かしたのかも...ヴィルキスは特別な機体だ...何を起こしても不思議じゃない.....それにペルシウスもヴィルキスと同じ能力を持っているような気がするんだ」
「直せる?」
「何とか....飛べるくらいなら」
「じゃあ、お願い....」
するとケルベロスが向こうのビルを見て吠えていた
「どうした?」
「主殿....緊急事態です.....」
その時、ケルベロスが見ていたビルが突然崩れだした
「何だ!?」
すると瓦礫の中から気味の悪い姿(分かりやすく言えば....バイオハザードに出てきたタイラント見たいな顏と姿)をしており両腕に武器らしき物を装備しておりパラメイル並の大きさの巨人が現れた。
「何だあれは!?」
そして巨人の下顎が割れて中からヤツメウナギの口が出てきて吼えた
「グガァァァァァァァァァァッ!!!!!」
「主殿....あれは....リーパーズです!」
「何だって!?」
ケルベロスが驚きの報告をだし巨人が攻撃体勢をしていた。
突然の展開!何故リーパーズが此処にいるのか!?次回楽しみにしていてください!
後、活動報告更新しました。