クロスアンジュ 天使と竜の輪舞 ジェミナライズ 作:オービタル
その頃、ミスルギ皇国の締首台アンジュがおり妹シルヴィアからむち打ちされ国民からこの世とは思えない声援が送られておりモモカが前に出た。
「悪くありません!アンジュリーゼ様は何も悪くありません!私はアンジュリーゼ様のおかげで幸せに!」
「吊~る~せっ!」
「えっ!?」
「吊~る~せっ! 吊~る~せっ!」
《吊~る~せっ! 吊~る~せっ! 吊~る~せっ! 吊~る~せっ! 吊~~る~せっ!》
「どうしてっ!?どうしてアンジュリーゼ様だけがこんな酷い目に!?」
『「モモカ・・・あなたとあそこの人達だけねぇ、差別もやえんけい・・・ノーマだとか人間だとか関係なく、私を受け入れてくれた。それに比べて!これが正義と平和を愛するミスルギ皇国の国民!?違う! 醜くて極悪な豚共だわ!」』
『「ようやく目が覚めたわ!こんな世界私が否定してやる」』
するとアンジュは母からの伝承歌 永遠語りを歌い始めた。
「♪~♪~」
「これは!?」
「永遠語り!?」
「それはお母様の歌です!貴女みたいな、げからわしい人物が歌ってはなりません!」
「近衛兵!」
「おい!お前!」
近衛兵が歌っているアンジュを辞めさせようとするとアンジュは近衛兵を睨んだ。
「近衛兵!?」
ジュリオは近衛兵に命令しアンジュの首に吊り縄をかけた。
「さらばだ。アンジュリーゼ」
締首台の床が開きアンジュが落ちた。
「アンジュリーゼ様ぁぁぁぁぁぁぁ!!」
モモカが叫んだその時、閃光が辺りを照らし国民とジュリオ達を目眩ましした。すると森の方からヘラクレスに乗ったタスクが飛んできてジュリオが持っていたアンジュの指輪を奪い返し投げナイフで吊り縄を斬りアンジュを受け止めようとしたがタスクは足を滑らせヘラクレスから落ちアンジュの股間に頭をダイブしてしまった。
すると気がついたアンジュは股間に何かがいることに気づき大声を上げた。
「うぇぇぇぇ~!!?」
「~~~っ!」
「こっ!このぉぉぉ~!!」
アンジュはタスクを蹴り飛ばすとタスクは壁にぶつかりARS スーツのヘルメットが取れ顔が露になった。
「あれ!? タスク?」
「やぁ、アンジュ久しぶりだね?」
「近衛兵!何をしている!?早く捕らえよ!」
「ノーマを助けるあの男・・・一体何者?」
「反乱分子だ!ノーマに加担するテロリストどもめ!」
アンジュとモモカの所に行き縄を斬りまなの手錠を破壊しヘラクレスへ移動した。
「逃がすな!」
ジュリオが叫んだ時、タスク達の目の前からエリートゼーベス10体が光学迷彩機能を解除し国民の前で姿を現した。
「ゼーベス!」
エリートゼーベスはタスク達にビームキャノンを構えた瞬間、上から鋭く尖った氷柱がエリートゼーベスの頭を貫いた。
「何だ!?」
タスクは上を見ると上空からジャンヌが飛んできてエリートゼーベスにアイスビームを撃ち次々と凍らせていった。
「あれは!?」
さらにジャンヌの後ろからグリッターも現れ、ミスルギ皇国の締首台所がパニックになった。
「さぁ!乗って!」
フィーリがジャンヌにモモカを乗せタスクとアンジュはヘラクレスに乗った。
「おのれ!アンジュリーゼ!」
「あなたには感謝してるは私の正体を暴いてくれて・・・ありがとうシルヴィア、薄汚い本性を見せてくれて、」
アンジュはシルヴィアに笑顔を見せシルヴィアは怯えた。
「さようなら!腐った国の家畜共!」
ヘラクレスとジャンヌはグリッターへと向かった。
「追え!追えぇぇぇぇぇ!!」
するとアンジュはオレンジに輝くヒートダガーをジュリオに強く投げた。ジュリオの頬に傷ができ悲鳴を上げた。
「あ~~~~っ!!」
「キャァァァァァァァ‼」
その時、リィザがタスク達を見ていた。
『「あれが大巫女様が言っていた・・・」』
タスクとフィーリはグリッターに入り急いでアルゼナルへと向かった。
「」
やだだったー~マナのクズ共書くのが!