クロスアンジュ 天使と竜の輪舞 ジェミナライズ 作:オービタル
「最終手段!?」
ヒルダが驚く。
「それを使うとシンは・・・」
アリアは黙り混んだ。
「何なんだよ!?」
「さっきもいったように悪魔へと変えてしまうのです。」
「どう言うこと!?」
「つまり、」
「これ以上放っておくと戻れなくなってしまうのだ。」
「「!?」」
向こうからジャヴィック提督が来た。
「提督!?」
「私がシンを連れ戻そう」
「出来るのですか?」
「ああ私のバイオティクスでシンの動きを止めグリッターの格納庫に転送するそして皆でスタンロッドとプラズマシールドでさらに動きを止めるそしてサイが麻酔弾をライフルに装填しシンに撃ち込む」
「上手く出来るのですか!?」
「やってみなければ分かりません」
「ロバート出来るか?」
「やるしかないだろ!」
「そうだな」
「ハンク達は?」
「あ~!やってやるぞ!」
「賛成だな」
ジャヴィックは武器庫にあるサブマシンガンとショットガンを装備し転送装置の上に立った。
「提督お気お付けて」
「では!」
ジャヴィックが消えハンク達は準備に取りかかった。
その頃シンは・・・
「来るなぁ!!」
ケビンは防御してもシンの動きに反応できず苦戦していた。
「ひゃっ!ひゃっ!ひゃっ!ひゃっ!ひゃっ!ひゃぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
「ヒィィィィー!!!!!!!」
ケビンが防御の構えをしたが一足遅くシンのとてつもない抜刀でケビンの両腕を斬られ落ちた。
「あああああああ!!!腕が!!私の腕がぁぁぁぁぁぁぁ!!」
「死ねぇ!!」
シンがビームソードをケビンに突き刺そうとした瞬間
「止すんだ!シン!!」
ジャヴィック提督が現れバイオティクスでシンの動きを止めていた。
「ロバート!シンを拘束した!」
『分かった!転送開始!』
シンを拘束したジャヴィックは取り押さえたまま転送を開始され巡洋艦の格納庫から消えた。転送を終えグリッターの格納庫からシンとジャヴィックが現れた。
「辞めろぉぉぉぉぉぉ!!!!!!離せぇぇぇぇぇぇぇ!!!!」
「グッ!すごい力だ!!ハンク!」
「おうよ!!皆!かかれ!!」
「「「イエス!サー!」」」
ハンクとカズ、ゾーラ、バンがスタンロッドとプラズマシールドを構えシンに突進し身動きをさらに止めた。
「良し!」
「こっちもだ!」
「やっ!やばい!!」
「なんてバカ力だ!?」
「グアァァァァァァァ!!!」
「サイ!今だ!」
「了解!」
サイが二階からライフルを構えシンの首に射ったが何故か効き目がない反応していた。
「嘘だろ!?」
「冗談キツいぞ!」
「あぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
さらにシンは暴れまくり今にも防御を砕かれそうになっていた。サイはライフルに麻酔弾を補充し射ちまくっていた。
「早くして!早くして!早くして!!」
「もう・・・ダメだ!!」
そして等々、
「うおおおおおおおお!!!!!!」
「ヤバイ!」
「化け物か!?」
「グアァァァァ!」
「強すぎる!」
「もはやこれまで!」
ジャヴィックのバイオティクスが切れハンク達は吹き飛ばされた。
「敵!倒す!」
シンは相手する敵を探しているとヒルダを見てターゲットをロックオンした。
「シン!?」
「敵!殺す!」
「よせ!シン!」
シンがビームソードを抜刀しヒルダに方へ走っていった。
「辞めろぉぉぉ!シン!」
「死ね!」
するとロバートがスタンナックルブラスターを手に渾身を込めた。
「すまん!シン!」
スタンナックルブラスターが電磁波を放ちシンの腹部に打ち込んだ。
「ガァッ!?」
シンは段々と体制を崩し倒れた途端シンのアーマーの色が白く戻った。
「シン!」
「大丈夫か!?」
「急いで医療室へ!」
「了解!」
「シン!シン!」
医療室へ運ばれるシン心配する仲間たちとヒルダ艦内では大騒ぎであった。
おそろしや!おそろしや!モードデュポン!