クロスアンジュ 天使と竜の輪舞 ジェミナライズ   作:オービタル

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できました!ではどうぞ!我等の姫様!サラマンディーネ樣との出会いです!


トゥルーアースオブプリンセス

別の世界に飛ばされたシンとリュウガは向こうから4本足の赤いロボットがシンとリュウガの所に来て二人をスキャンした。

するとロボットが突然目の色が黄色から青へと変わった。

 

「ヴェクタ人を確認 シェルターへと案内します。」

 

赤いロボットは青い目をしたままシンとリュウガをシェルターへ案内した。シンとリュウガはロボットに付いていった。

 

その頃 シンとリュウガが次元の歪みに吸い込まれたことでアリア達が捜索していた。勿論リュウガの仲間 ドラゴレイド人も

 

「シンは見つかりました!?」

 

「いえ、またです。ただ、心当たる場所が一つ」

 

「え!?」

 

「座標をエリシアからトゥルーアースに指定して下さい。ドラゴレイドと同盟軍の艦隊もご同行するようにと伝えてください。」

 

ジャヴィック提督は言いながらブリッジを出た。

アリアはまだシンのことを心配しながらドラゴレイドと同盟軍の艦隊に通信し座標をトゥルーアースへと教えエリシアからトゥルーアースに変更しグリッターが発進した。

 

その頃ロボットに付いていったシンとリュウガはドーム型の建物の中に入った。

 

「ここは?」

 

すると施設内が明るくなり上のモニターから女性が映った。

 

『こんにちは、私はこの施設の管理コンピュータの桜です。どうぞお好きな部屋へあなた方に良い一日を!』

 

桜と名乗るコンピュータはハッチを開け部屋を見せた。中を見るとシンとリュウガは驚愕した。それは何年も放棄されてボロボロになっており、人々はミイラになっていた。

 

「何と!?」

 

「ここの者はもしかして!?フェンリル!この施設にいる生存者は!?」

 

「マスターこの施設内にいる生存者はマスターとリュウガ樣だけです。」

 

「「何だって!?」」

 

シンとリュウガはすぐに桜の元へ向かった。

 

「おい!桜と言っていたな!ここで何があったんだ!?」

 

「質問に応答します。」

 

すると辺りが暗くなりそして映像が映し出されたその時ミサイルが町を破壊していった。

 

「何だ・・・これ!?」

 

「実際の記録映像です。統合経済連合と汎大陸同盟機構による大七国家大戦 通称ラグナロク  D warと呼ばれた戦争により人口が11%まで減少しました。統合政府は戦争を打倒すべく可の絶対兵器 ラグナメイルを投入しました。 」

 

映像に黒いラグナメイルが映りそして映像に見覚えのある機体が映し出された。

 

「あれは!?ヴィルキス!?でも何で黒いんだ!?」

 

「シン殿!あの機体を知っているのか!?」

 

「ああ!あの機体はって何!?」

 

映ったのはヴィルキスだけではなくヴィルキスに似た機体が5体は同盟国のそれぞれの都市へそこにアケノミハシラと同じ塔があった。そして7体のラグナメイルの肩が突然展開し竜巻状のビームを放ち都市が消滅した。

 

「こうして戦争は終戦しました。しかしドラゴニウムのエネルギーが時空共鳴爆発を起こし環境が汚染され地球上の文明は滅びました。」

 

「ドラゴニウム!?ここにもか!?」

 

「!?」

 

「何だそれは!?いつ時の話であるか!?」

 

「538年」

 

「「!?」」

 

「538年190日前です。」

 

「嘘だろ・・・」

 

シンと驚きリュウガはあることに怒っていた。

 

「何故だ!何故ドラゴニウムがここに!?」

 

「リュウガ・・・お前が言っているドラゴニウムって何だ?」

 

「ドラゴニウムと言うのは・・・?」

 

「どうしたリュウガ?」

 

「何かがヤマトの方に来る」

 

「分かるの!?」

 

「我々ドラゴレイド人は機体との聴覚神経をリンクすれば敵がいつ何処からか来るのが分かるのだ。」

 

「俺もその能力欲しい」

 

「さぁヤマトの所へ戻るぞ!」

 

リュウガは一足先に急いで走ったシンもリュウガの後を追った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その頃ヤマトの装甲に手を触れているサラマンディーネがいた。

 

「この機体・・・明らかにあちらの世界の機体ではない」

 

「姫様こちらの機体の装甲は見たことのない合金でできています! 」

 

ナーガはサラマンディーネにデータパッドを見せた。

 

「この合金、間違いなく私たちの科学力を上回っている。」

 

サラマンディーネはヤマトを見てるときカナメが何かに気づく

 

「姫様!」

 

「?」

 

「向こうから誰かが来ます!」

 

「ナーガ、カナメ!」

 

ナーガは二本の小太刀を抜きカナメは薙刀を構えサラマンディーネは鞘から太刀を引き抜き構えた。

 

「来ます!」

 

すると向こうから鬼の仮面を装着し翼を広げたリュウガ飛んできた。

 

「「「ドラゴンの成人男性!?」」」

 

三人はリュウガに驚いた瞬間

 

「貴様!何奴!」

 

リュウガは鞘から刀を抜き取り攻撃体制をした。

するとサラマンディーネが飛び出し攻撃体制をした。

 

「姫様!?」

 

「サラマンディーネ樣!?」

 

そして両者の刃がぶつかった。

 

ガキィィン!!

 

「御主ら一体何奴!?拙者は非加盟種族同盟国近衛大将 またはドラゴレイドの皇子 リュウガ・ネイルだ!」

 

「私の名は真相アウラの一族フレイヤの一族 近衛中将サラマンディーネ!」

 

「ではサラマンディーネ殿!御主に聞きたいことがある」

 

リュウガは5歩離れ重要なことを話した。

 

「どうしてここに我々ドラゴレイド人のエネルギー鉱石 ドラグニウムがあるのだ!?」

 

「「「!?」」」

 

「それともう二つここはどこで、御主達は何者?」

 

それをいい終えるとリュウガは刀を鞘にしまった。

 

「お待ちを!貴方はアウラの民でなないのですか!?」

 

「アウラの民?拙者はドラゴレイド人御主達からいえばいわゆる  エイリアン(地球外種族)だ。」

 

「地球外種族!?」

 

「エイリアン!?」

 

「ドラゴレイド人!?」

 

その時、リュウガの後ろからシンが走って来た。

 

「ハァハァハァ!ちょっと!ちょっとリュウガ!お前速すぎる!」

 

「シン殿すまなかったなぁこのもの達が我等の天神機に触れようとしたからなぁ」

 

「でも彼ら訳あってここに来たんじゃない?あっ!俺はシン最後のヴェクタ人だ。」

 

「ヴェクタ人?」

 

「そうだな、簡単にいえば地球人に似た種族だ。お前達は何者だ?」

 

「人間ですわ。」

 

「「人間!?」」

 

シンとリュウガは驚きリュウガは答えた。

 

「バカな!?ここには地球人はいないはず!?」

 

そしてサラマンディーネが言う

 

「地球が二つ存在すれば?」

 

「え!?」

 

「あの戦争により人類は二つの選択をしました。一つは新たな新天地を探すべく地球を脱出、もう一つは地球に残り遺伝子改造により自らの体を変えドラグニウムの浄化することです。」

 

「なるほど、つまり御主らは我等ドラゴレイドのエネルギー鉱石ドラグニウム粒子を浄化していると言うことだな?」

 

「その通りですは、リュウガ殿」

 

「まさか我らドラゴレイドでも扱えなかったドラグニウムを簡単に扱えるとは興味深くなった。」

 

「すみません。リュウガさん」

 

カナメがリュウガに訪ねた。

 

「何だ?」

 

「あの機体はあなた達の?」

 

「ああ我の機体天神機 ヤマトと」

 

「俺のパンドラメイル ペルシウスだ。あの悪魔を倒すために俺の親父はあの忌まわしき悪魔 エンブリヲに殺されたからな、」

 

「エンブリヲですって!?」

 

「知っているのか!?」

 

「ええ!あの者は、私たちの始祖アウラをさらい仲間を無差別に殺していった者です。」

 

「まさか・・・共通する敵がいたなんて」

 

「サラマンディーネ殿」

 

「何でしょうか?」

 

「我々ドラゴレイドと非加盟種族同盟国との同盟を結ぶ気はないか?」

 

「「「「え!?」」」」

 

「我々ドラゴレイドもエンブリヲに仲間を殺されているこのままだと滅びるのも時間の問題でもある。我々の科学力と戦力が揃えばエンブリヲに勝てるそしてわが民の移民を提供して欲しい。」

 

リュウガは刀を地面に置き土下座をした。

 

「この通り!頼む!アウラの民の姫殿!」

 

「貴様!そう簡単に移民を許されるはずが」

 

「いいでしょう」

 

「!?」

 

「この者達には敵意がありません。ですが条件があります。」

 

「条件?」

 

「あなたの天神機 ヤマトのデータをこちらに渡して欲しいのです。」

 

「・・・・・・いいだろう。」

 

リュウガが跳んでもないことを言いシンが怒鳴る

 

「リュウガ!」

 

「シン殿!これはわが民の生存の問題でもある!我等の母なる星リィルスはエンブリヲによって破壊され故郷をなくてしまったのだ。それに丁度来たようだ。」

 

「?」

 

その時、上空からワームホールが現れ中からグリッターとドラゴレイドの艦隊と移民艦隊と同盟国の艦隊が来た。

 

「グリッター!」

 

その時フェンリルから通信が来た。

 

「!?」

 

「どうしたフェンリル!?」

 

「応答せよ!こちらアルゼナル司令ジルだ。」

 

「こちらシン ジル何のようだ?」

 

「アンジュとその筆頭侍女モモカとヒルダがさらわれた。」

 

「何!?」

 

「大至急アルゼナルに」

 

突然のジルからの任務が来た。

 

「どうした?シン殿?」

 

「・・・向こうの世界に帰らないと!ヒルダが!」

 

シンはペルシウスを起動させグリッターへと戻りジルからのみんなに話し大至急アルゼナルへ向かうため向こうの世界に戻った。グリッターが去るのを見ていたリュウガはサラマンディーネにアウラの都へ案内された。

 




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