クロスアンジュ 天使と竜の輪舞 ジェミナライズ   作:オービタル

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お待たせしました!自分が書いた参考書の修正をしていました!


前編3

要塞にいるグリモアは大声を上げゼーベス兵を蹴り飛ばした。

 

「役立たづがぁぁ‼」

 

「グギャッ!」

 

「クソッタレが!対空砲が潰れてもまだスカイタウンには奴隷どもがいる!あいつらを盾にすれば!」

 

「グリモア殿下!」

 

「今度は何だ!?」

 

「スカイタウンにいるヘルガスト兵とゼーベス達が複数の敵に殺られており奴隷達を解放されているのです!」

 

「何ぃ!?」

 

すると部屋からモニターが現れ映ったのはアリアだった。

 

「グリモア・ダミーコ 貴方の卑怯な手を使わせないよう奴隷の民間人を解放しました。スカイタウンを占拠していた帝国兵達は私の仲間 古の民達が殲滅しました。残るは要塞にいる帝国兵とゼーベスと貴方だけです。おとなしく投降しなさい。後、捕虜となっているパンドラメイルとその後継者の解放を速やかに解放しなさい。」

 

「・・・るな」

 

「?」

 

「ふざけるな‼」

 

「!?」

 

「折角俺の奴隷コレクションがたくさん集まるってのに!それが消える?あり得ない!そんなこと俺は認めん!認めんぞ!まだ敗北していないぞ!連合どもが!」

 

「貴方という方は!」

 

「もういい!」

 

グリモアの表情が怖くなっておりあかすじが出ていた。

 

「どいつもこいつもムカつく奴だ!オイ!」

 

「はっ!?はい!」

 

「あれを使う!」

 

「あれ・・・グリモア殿下!まさか!?」

 

「あーあ、そうだ・・・アルベルト様から授かりし悪魔の兵器・・・クラーケンを!」

 

「グリモア殿下!それを使えば、貴方様の命が!?」

 

「ぐどい!」

 

「!」

 

「クラーケンを出せ!俺が自ら出る!」

 

グリモアは怒り狂いながら部屋から出た。

 

 

 

 

 

 

 

一方ハンク率いる第一部隊は要塞の格納庫に着陸し戦闘していた。ハンクがライトマシンガンを連射しヘルガストを倒していた。

 

「オラオラどうした!?」

 

突撃班のヒカルは楽しそうに両足に装着されているジェットブーツで飛び回りアクロバティックな動きで帝国兵の銃弾をかわしながらデュアルサブマシンガンを手に持ち乱射した。

 

「ひゃっほー!」

 

カイはグレネードランチャーで広範囲の敵を倒し

 

「ほら!プレゼントだ!」

 

バンは得意の中距離戦でショットガンで敵を撃ち抜き

 

「掛かってこい!」

 

サイは高台からロングバレル装備のスナイパーライフルで

遠くから来ている帝国兵の頭を撃ち抜きハンク達を援護していた。

 

「みんなの邪魔はさせん!」

 

すると向こうからバーサーカーロードが3体現れ残ったゼーベスとヘルガストは陣形を組 ファランクス陣形になり乱射してきた。

 

「あんなのありかよ!?」

 

ハンク達は物陰に隠れ苦戦していた。

 

「あいつらを何とかしねぇとなぁ!」

 

するとハンクの通信機からゾーラの声がした。

 

「私に任せろ!」

 

その時、セイクリッドメイルを着陸した場所からバンシーゾーラ・カスタムが現れ肩に装着されていたバスターソードを構えファランクス陣形を組んだ帝国兵に振るった。バーサーカーロード3体が半分に切断され陣形を破壊した。

 

「すげぇぇぇ!」

 

続いてシンとフィーリが走ってきてアサルトライフルとアイスビームガンを構えゾーラと共に加戦した。

 


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