クロスアンジュ 天使と竜の輪舞 ジェミナライズ   作:オービタル

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前編2

惑星エリシアにあるスカイタウン その空中都市にはあらゆる知識やシステムが揃っておりそのその中央部の塔に謎の種族によって作られた完全なる知識ハイパーコンピューターのアイリスが管理している。だが連盟帝国によってスカイタウンは占領され都市の人々は奴隷にされ更に反抗した防衛軍は皆殺しにされた。そしてタワーの上空に連盟帝国軍の要塞が浮遊しておりその要塞の指揮者 ヘルガストの貴族グリモア・ダミーコの抹殺と奴隷の解放とパンドラメイル及びその後継者の救出に向かう

 

スカイタウン上空にグリッターが浮遊しておりブリーフィングルームで作戦を考えていた。

 

するとシンはあることを言いハンク達は驚いた。

 

「本気なのか!?もし要塞の対空砲に当たったら終わりだぞ!?」

 

「大丈夫だ。ハンク絶対上手く行く、あいつらは狙うのが下手だから」

 

「なっ!・・・ハァ、」

 

その時、ハンクの横にいたゾーラが突然笑った。

 

「ハハハハハ!こいつは面白い!やろうじゃないかシンの強襲作戦を!」

 

ハンクは呆れたがやるしかないと決意した。

 

そして全員は格納庫に集まりセイクリッドメイルに乗った高速戦闘を得意とするバンシーにハンクとゾーラはそれぞれのカスタムに乗りヒカルは軽量型のスパローにバンは量産化されているブレイブのレールガン装備のカスタムにカズとサイは重装備型でビームキャノン装備のサイクルプスのカスタムにそしてシンとフェンリルはペルシウスにフィーリはジャンヌへ乗りハンク達はスペースライダースーツのN 7を起動しシンはARS スーツを装着しフィーリは氷で作ったアーマーを装着した。

そしてハンクが叫んだ。

 

「お前ら!覚悟はできてるか!?」

 

《うおおおおおおおおおお!》

 

そしてシン作戦に従いグリッターからデコイを発射し風船のように膨らみセイクリッドメイルのブレイブの形になった。すると突然、こちらに気づいたのか雲の中からミサイルが飛んできてデコイに直撃した瞬間、ハンクが全員に発進の合図をした。

 

「行くぞぉぉぉ!」

 

《イエス!サー!》

 

まず最初にハンク達が率いる第一部隊が要塞の攻略そして第一部隊に続きジャイロが率いる第二部隊とレナが率いる第三部隊がスカイタウンにいる帝国兵を倒し奴隷の解放をしに降下した。

 

その頃、要塞の窓から見ていた大柄で目付きが怖く貴族の服装をしていたグリモアが空を見ていた。

 

「フンッ!こざかしいゴミどもが!まだ俺に逆らう気か!?」

 

そう言いながらグリモアは鎖で繋いだ傷だらけの女性達を使い椅子のような形をしておりグリモアは奴隷の背中に座りながら彼女らに持たせていたグラスを持ち、中にあるワインを飲み干しポケットから通信機を取りだし部下達に命令した。

 

「総員に告ぐ上空にゴミどもがまたやって来た。排除せ!」

 

グリモアは命令した後、嘲笑っていた。

 

「フフフフあれを使う手間が省ける」

 

グリモアがそう言うと後ろのカーテンが外れ中から現れたのは巨大なタコのような足がありその先にビーム砲らしき銃口がつけられておりその上にパラメイルらしき上半身の部分が取り付けられていた。(分かりやすく言えばガンダムF 91に出てきた鉄仮面のモビルアーマー ラフレシアとパラメイルが合体したような機体)

 

 

 

その頃、上空から降下しているハンク達は雲の中に入りそして雲が晴れると彼らの目の前に帝国の要塞があった。

 

「良し!カズ!バン!サイ!要塞の対空砲を全て破壊しろ!」

 

「「「イエス!サー!」」」

 

3人はハンクの指示通りに先に生きレールガンやビームキャノンを構え対空砲に向けて連射し破壊した。

 

「隊長、破壊しました。」

 

「良し行くぞ!」

 

《イエス!サー!》

 

対空砲が無くなった事で倒すのが楽になり更に全員の機体の出力を最大にし速度を上げ要塞へと向かった。

 


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