クロスアンジュ 天使と竜の輪舞 ジェミナライズ 作:オービタル
それとタグには後、二つもあります。活動報告に書いてあるので是非見てください。
バーサーカーロードを睨むタスクはブーストマシンガンを連射しブースターで加速しバーサーカーロードの背後に回り込み後頭部にあるフェイゾンタンクをアンチアーマーピストルに換えて破壊したらピストルの威力が強かったせいか甲殻のアーマーを貫通し中身が露になったけどバーサーカーロードは倒れなかった。
「何て生命力!? ケルベロスもっと詳細を!」
「はい!・・・・・・確認!主殿、奴の両腕の根本に微かですが熱源を探知しました。あれを破壊すれば奴の両腕はもう使えません!」
「分かった!」
タスクはバーサーカーロードの破壊光線をかわし徐々に近づいたらバーサーカーロードが巨大な豪腕でタスクに殴り掛かろうしたがタスクも右腕のアーマーにブーストチャージしバーサーカーロードの豪腕に向けてパンチした。すると巨大な豪腕が砕けた隙にタスクはバーサーカーロードの腹部に移動し分厚い甲殻のアーマーを殴り続けているとひびががはいり直ぐにロケットランチャーに切り換え腹部に撃った。
「喰らえ!」
バーサーカーロードは浅瀬まで吹き飛ばされタスクはブーストでバーサーカーロードのに行きアーマーが外れて肉が出ている場所にブースタージャンプで飛びランチャーからショットガンに切り換えドローンを呼び一緒に肉が剥き出しているところに撃ちまくった。バーサーカーロードは苦しみながらタスクに目掛けて豪腕を降ろうとした時、ケルベロスがビームの牙でバーサーカーロードの豪腕に噛みつきビームクローで豪腕を引き裂きながらそしてちぎった。
両腕を失ったバーサーカーロードはなすすべもないまま撃たれ続け苦しんだ。それを見ていたアンジュはただ見ていることしかできなかった。するとバーサーカーロードがタスクの方を見て喋りだした。
「ギザマ・・・ナニモノダ・・・」
するとタスクは答えた。
「俺はタスク、ただのタスクだ。」
「ナゼ・・・オマエワヴェクタノイサンヲ・・・」
「(ヴェクタの遺産?)・・・・このスーツの事を知っているの!?」
タスクはバーサーカーロードに質問したがバーサーカーロードは死んでいた。
その後、ケルベロスがドラゴンの死体を持ち運び海へと流しタスクとアンジュはドラゴンが流れていくのを見ていた。
「仲間を助けようとしたんだね・・・一緒に帰りたかったんだね・・・自分達の世界に・・・君はこれからどうするの?」
タスクが質問したけどアンジュは無言のままだった時、タスクがアンジュを見て言い出した。
「一緒に来ない?」
「え?」
「その・・・変なことはしないから・・・それに君は可愛いし、美人だし、綺麗だから・・・責任とるからさ・・・ん?」
その時、空からグレイブが飛んできた。そのグレイブがヴィルキスの近くに着陸しピンクの髪をした少女がアンジュの方へ走ってきた。
「アンジュ!? アンジュのね!」
「ナオミじゃない!」
「良かった無事だったんだね!」
するとアンジュがタスクの方へ走ってきた。
「私、帰るは」
「え?」
「だって私にはあそこしか帰る場所がないから」
「そっか・・・」
「ごめんね一緒に行けなくて」
「え!?」
するとアンジュはタスクの胸ぐらを掴んだ。
「良いこと!ここで私と出会ったことを無しにして!」
「え!?」
「何も触られてない、どこ吸われてない、全て忘れなさい!良いわね!?」
「は、はい!」
アンジュはタスクの胸ぐらを離し自分の名前を言った。
「アンジュ」
「え?」
「アンジュよ」
「アンジュ・・・いい名前だね・・・後、こいつはケルベロスだ。またねアンジュ!」
タスクはそう言いながらケルベロスと共に森の中へと消えた。
「(あの人、何であいつのと同じものを持っているの?)」
アンジュはそう思いながらナオミの方へ歩きアルゼナルへ帰った。
一方、タスクは仲間たちの墓を見た後、格納庫に向かった。格納庫の中に大きくて防水シーツで覆われている物がありその上に何かスライド式の携帯端末があった。タスクはそれを拾うと端末が起動しシンの姿が出た。
『ようタスク、あんたがこれをみてるなら、俺からのプレゼントを開けようとしてるだろう。俺が持ってきたパンドラメイルのフレームにお前の両親の機体のパーツを使っている。簡単に言えばアーキバス・タスク・カスタムだ。でもこの機体には名前がある。名はヘラクレスだ。いいかタスクお前は一人じゃないそれを使って何か大切な人を助けるんだぞ、いいな。』
するとか映像がはここで終了した後、タスクはシーツを取ると確かにアーキバスだけど頭部のアンテナが四本のになっておりウィングが父親の機体のウィングに変わっていたことにそしてコックピット先端にヒームライフルが装備されていた。
「ヘラクレス・・・今日からよろしくな」
早速タスクはヘラクレスに乗りケルベロス共に島を出た。
「シンようやく俺にも大切な人を守ることになったよ。俺はヴィルキスの騎士・・・いや、アンジュの騎士だ!」
タスクはそう思い海の彼方へと消えた。
一方、シンはトゥーリアンの母星パラヴェンに着いた。そこにフィーリの家族がたった今、移民が完了したという報告があった。そしてシンはパラヴェンの連合基地で評議会の話を聞いていた。アサリ共和国の評議員、サラリアン連邦の評議員、トゥーリアン総統府の評議員がコリンサス将軍と話し合っていた。
サラリアンの評議員がコリンサスに話した。
「コリンサス将軍、彼が噂のヴェクタの生き残りですか?」
「その通りです。」
次にアサリ評議員はフィーリに話した。
「その者がこの銀河いや、全宇宙の希望だと確信しているのですね。」
「はい、僕はシンが優位つの希望と確信しています。」
トゥーリアンノの評議員はシンに話しかけた。
「成る程、そうなれば本人はどうですか?」
シンは評議員の方を見て言った。
「ああ、俺が最後の希望だ。」
評議員達は驚き会議が終了した。
会議室を出た。シンは冷や汗をかいていた。
「すげぇ緊張した!」
「ですよね。何せ話す相手は評議会ですから」
するとコリンサス将軍とモーディンがシンとフィーリの所に来た。
「そう言えばシン君、実は君に紹介したい者達がいるんだ。」
「何ですか?その紹介したい者たちって?」
「格納庫へ付いて来た前、」
シンはコリンサスの言う通りにコリンサス将軍に付いていった。
格納庫には大勢の人影リーダーらしき人物と半身サイボーグの女性がおり、そしてかれらの後ろに巡航艦らしき物ががありその内部に軍服を着た美しき女性がおり誰かの事を思っていた。
「ようやくここまで来たね。シン」