クロスアンジュ 天使と竜の輪舞 ジェミナライズ   作:オービタル

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中編

タスクは隠れ家に着くとケルベロスが質問してきた。

 

「主殿 その子は?」

 

「ああ 浜辺に倒れていたんだ。もしかしたらこの子がヴィルキスの後継者かもしれない。」

 

タスクは少女のスーツを脱がしタオルで汚れを拭き取る最中ケルベロスが話しかけてきた。

 

「主殿・・・何故その娘のスーツを脱がすのですか?」

 

ケルベロスは問題になってしまう事を言いタスクは慌てる。

 

「え!?!いや!?体に泥が付いていたから拭き取ってやろうと・・・本当に絶対にやましい事なんてしてないから!」

 

「それならいいんですが・・・」

 

ケルベロスの表情が何故か怪しい目で見られているのは気のせいかなと思っているタスク

 

するとケルベロスからアラーム音が出た。

 

「体温が下がっています。」

 

「本当に!?」

 

するとタスクはしっかりと布団をかけ机の上にライダースーツを置き添い寝をしてやった。

 

数分後少女が目を覚ました。少女は起き上がろうとしたが両手をロープで縛られていた。すると横を見ると見知らぬ青年が寝ていた。

 

「え!?えぇぇぇぇ~~!?」

 

アンジュの叫ぶ声でタスクも起きてしまいタスクは慌て起き上がり少女から離れた。

 

「ごっごめん! 念のために縛らせておいた。」

 

アンジュは周りの状況を確認し机にライダースーツがあると確認し青年を見た。

 

タスクはコップに飲み物を入れ少女に渡そうとした時だった。

 

「君は・・・どうしてここに!? ああっ!!」

 

タスクの足元に転がっていた空き瓶を踏んでしまいバランスを崩してしまい少女の聖域に顔を埋めてしまいさらに両手に彼女の胸を鷲掴みしていた。少女の顔は真っ赤になり タスクは謝ろうとしたが遅かった。

 

「ごっごめん!!これは・・・」

 

「いやぁぁぁぁぁぁ~‼」

 

少女はタスクを蹴りあげ奥の倉庫へ蹴り飛ばし手を縛っていたロープを引きちぎり机の上にあったライダースーツを持ちヴィルキスのある浜辺へ走った。

 

「何なのここ?・・・私どうして?・・・あっ!」

 

アンジュはあることを思い出す。

 

数時間前、アンジュ達は、ヘルガスト軍がドラゴンと交戦しているとの情報が入り直ぐに出撃した。

 

「全員聞いての通り、ヘルガストがドラゴンと交戦している。何としても奴等をアルゼナルに近づけさせないように いいね!」

 

「「「「「「「「「「イエス!マム!」」」」」」」」」」

 

「ねぇねぇサリアヘルガストって何なの?」

 

ヴィヴィアンが質問しエルシャが説明した。

 

「ヘルガストはね この前シン君と一緒に倒していたあの黒いパラメイルの事だよ」

 

「ほえ~あの真っ黒いが?」

 

するとロザリーとクリスとヒルダが割り込んできた。

 

「さらによあいつらの機体を落とせばドラゴンを倒した分の報酬額が2倍らしいぜ!」

 

「つまりそれって!」

 

「ああ だから奴等が現れた時はボーナス何だよ!」

 

「ひょえー!つまり何万キャッシュ貰えるって言う事だニャ!?」

 

「そうよヴィヴィちゃん♪」

 

エルシャが気楽に言うとサリアが叱る

 

「全員 おしゃべりはそこまで!そろそろ戦闘空域に入るよ!」

 

「「「「「イエス!マム!」」」」」

 

戦闘空域に入ると早速、銀河独立連盟帝国がドラゴン達を駆逐していた。

 

第一中隊は戦闘を開始するとまたしてもアンジュが勝手な行動しヘルガストとゼーベスとドラゴンを狩って行った時突然ヴィルキスの耐熱スタビライザーが爆発し墜落していた。

 

「どうしたの!?ヴィルキス!」

 

するとヒルダが近寄って来て嘲笑った。

 

「助けてやろうか?」

 

「失せろゴキブリ!」

 

するとヴィルキスに向かってくるドラゴンが襲ってきた。そしてそこからアンジュは海に落ちこの孤島に漂流した。




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