クロスアンジュ 天使と竜の輪舞 ジェミナライズ 作:オービタル
夕暮れで海の色は赤く染まりペルシウスを照らしていた。残骸とゼーベスの死体をアルゼナルへ届けている。その時、シンは、考えていた。
「あれ・・・夢じゃなかったのか・・・だとしたらフィーリも」
シンは考えていると端末から通信が来た。
「こちら シン」
かけたらヒルダが大声でシンにほえてきた。
「大丈夫か!?怪我してないよな!?」
「大丈夫、けど向こうで交戦してしまったからかすり傷ができただけ」
「大丈夫じゃねーやん!」
そこにゾーラが割り込んできた。
「おうおう!お暑いね~」
「「ちょ!?ゾーラ!?」」
「まっ・・・それは、あとで今回あたし達は、新兵3人を初任務に同行する その任務に俺も加われいいな?」
「はぁ・・・まぁいい さっきまで大変なことになっていたけど・・・分かった。」
「良し私たちは準備しておくから早く来いよ。」
ゾーラとヒルダの通信が切れた。
「さてと 早く帰らないとな」
シンは、ペルシウスの出力を最大にし速度を上げた。
その頃 ドラゴンが現れたことによりゾーラ達が出撃しただが新兵のアンジュは、勝手に部隊から離れ彼女の祖国ミスルギ皇国へ帰ろうとしていたとき、ココがアンジュに近づいてきた。
「アンジュリーゼ様! 私も魔法の国・・・ミスルギ皇国に連れて行って下さい!」
「ちょ!? ココ!?」
その時、アンジュ達の真上から次元の扉が開きドラゴンが現れココに向けこ攻撃する時、ココの後ろからペルシウスが猛スピードで飛来しオーグメントモードを発動しグレイブに近づきココを掴み上げシンの後ろに乗せグレイブから離れた時、グレイブが破壊されそのまま海へ墜落しそれを見ていたミランダが叫んだ。
「ココ!? ココォォォォォォ!」
「安心しな。」
「え!?」
ミランダの隣にペルシウスに乗ったシンがおり後ろには、気絶していたココがいた。
「でも あの時」
「爆発する前に俺が助けてやった・・・・間に合って良かったよ。」
ミランダは、ココが生きていたことで泣いていた。
「ありがとうございます!・・・うわぁぁぁぁん!」
「泣くなよ。・・・まだ終わってないから。」
「はい!・・・ずびばぜん(すみません)」
「分かった 分かったからこのままじゃ危険だな・・・ん?」
するとペルシウスの端末から通信が来た。回線を開いたらゾーラだった。
「やっと来てくれたかぁ遅いぞ!ボーイフレンド君。」
「ああ」
「戦闘中だが・・・新兵のココを助けてくれてあんがとよ。」
そう言ってゾーラは、通信を切った。
「さて・・・ミランダと言ったな。」
「は! はい!」
「お前は俺と一緒におれ! 一人だと危険だからな。」
「イエス!マ・・・」
「あ~俺のことは、ダディでいいよ マムだと女ぽいし、分かった?」
「イエス!ダディ!」
「良し・・・行くぞ!」
「イエス!ダディ!」
シンとミランダは、急いでゾーラ達の元へ行った。
考えるのに必死になった。でも頑張って投稿します。