クロスアンジュ 天使と竜の輪舞 ジェミナライズ   作:オービタル

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前回のあらすじ

メイにシンの父親ことを話しペルシウスの胸部に謎の文字が書かれていたことと夢か現実か分からない世界に飛ばされた。果たしてそこに何があるのか


前編5

シンは、廃墟のど真ん中でアルゼナルに通信をしていた。

 

「こちらシン!アルゼナル応答願います!・・・・・・ダメだ通信ができん。とりあえず人がいないか探索するしかない。」

 

シンは、腕からアサルトライフルを出し先へ進んだ。

 

廃墟になった店やビル、さらにこの世界の原生生物もいた。地面には、あちこち何故か弾薬が散らばっており何かと交戦した後のクレーターがあった。

 

「きっと、昔ここは、賑やかな商店街だったんだろうなぁ」

 

シンがのんびりと探索している中に建物の影からシンを覗く人物がいた。

 

 

 

 

シンが探索している最中上空から何かが移動している音が聞こえた。シンは、すぐにその音の後を追った。それに続き謎の人物もシンを追いかけた。

 

 

 

シンが音を聞きたどり着いた場所は、高層ビルが建っておりその中間の広場についた時、空から輸送シップが降下してきた。

 

「あれは!?・・・隠れないと!」

 

シンは、崩れかけの廃墟に隠れ、窓から輸送シップを見た。

 

 

 

輸送シップ内

 

数人のヘルガスト兵と1人隊長らしき人物が大声で説明をしていた。

 

「いいかお前ら!この近くにパンドラメイルの反応が確認された!今回の任務は、そのパンドラメイルを確保及びライダーの抹殺だ!全ては、エンブリヲとアルベルト様のためだ!」

 

「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「了解!」

 

 

 

 

 

シンは、驚愕した。10年前、俺の親父と仲間達を殺した。やつらだったと言うことを再度確認したら輸送シップにあの時、交戦した黒いパラメイルの肩にマークが輸送シップに貼ってあったことを

 

「あれは!」

 

輸送シップからザイツェフと一緒にいた兵達が数人出てき何かを探していた。

 

 

「まさかあいつらだったとは・・・でも何を?」

 

シンがそう考えているとヘルガスト兵がこっちに近づいて来ることに気づいた。

 

「くっどうしたら」

 

シンがアサルトライフルを出した瞬間、ヘルガスト兵の向こうから悲鳴と銃声が聞こえた。

 

それのおかげかヘルガスト兵達がその場から離れて行った。

 

 

 

「はぁ・・・助かったぁだけどあいつら向こうへ行ったなぁ追いかけてみるか」

 

 

シンは、すぐにヘルガスト兵の後を追った。

 

 

 

 

 

 

 

廃墟の外で銃声がなり爆音が響きヘルガスト兵と不気味な灰色をした連中(分かりやすく言えば、メトロイドプライム3に出てきたスペースパイレーツです。)と交戦していた。

 

交戦していたヘルガスト兵が次々と撃たれ斬られ全滅していった。

 

「◎◇□○△▽※ー!」

 

灰色の怪物達は、分からない言葉を言ったとき、次々と瞬間移動で表れ増え続けて行く。

 

ヘルガスト兵は、その数の圧倒さになす統べなく撤退した。

 

「退けー退けー!」

 

 

ヘルガスト兵が撤退していくのを確認し去ろうと思ったらちょうどそこからシンが来てしまい運悪く出くわしてしまった。

 

「・・・・・・」

 

「・・・・・・は、ハーイ」

 

そう返事をしたら、予想通り撃ってきた。

 

 

「うわ!危な!」

 

シンは、廃墟に入り身を隠した。

 

「く、あの数どうすれば」

 

シンが考えていると、空から氷の破片が降ってき次々と怪物達がそれによって悲鳴を上げながら死んでいっている。

 

「な、何だ!?こ、氷・・・でも何で?」

 

シンがそう考えていると向こうから何かが飛んでくるのが見えた。

 

「あれは!?」

 

それは手から氷を出してそれをスケートのように滑る生命体がこっちに来てシンの方を見た(簡単に言えばメトロイドプライム3のランダスの種族)

 

「何!?」

 

「君、ヴェクタ人」

 

「え?」

 

「また会えるなんて」

 

「ヴェクタ・・・・人?」

 

「まさか生き残りがいたなんて」

 

「は!?・・・」

 

「ちょ、ちょっと待って俺はヴェクタ人じゃねぇよ!」

 

「何で?」

 

「何でって、」

 

「じゃあ、君は、この星の歴史をしってるの?」

 

「歴史?」

 

「何年も前にここで惑星大戦があった。そうヴェクタとヘルガーンの・・・」

 

「ヘルガーン?・・・あ!ヘルガストのこと!」

 

「そうそしてヴェクタは勝ったけどヴェクタ人は消えてヘルガストが戻って来て僕らの母なる星 フィリジスを」

 

「何で」

 

「やつらは、モンスターだ理性のない・・・手段も選ばなく様々な種族を拉致し奴隷にしたり反抗する種族は、皆あの機体に殺られた僕の種族も反抗したが返り討ちにされた。」

 

「酷い・・・」

 

「そして今も僕の種族は、ここで難民キャンプをして暮らしているの・・・」

 

「それが、」

 

「そうここは、ヴェクタ人が住んでた星 惑星ヴェクタ」

 

「僕は、皆の所に戻るよ。」

 

「あ、待って」

 

「何?」

 

「よければここであったしダチになろうよ」

 

「!? 僕見たいな種族を・・・友達にしてくれるの?」

 

「当たり前だろそれにあのときは、本当に助かった。ありがとうだから友達になろ。」

 

「わかった」

 

二人は、友情の握手を交わしそれぞれのID を教えた。

 

「そういやぁ名前を聞いていなかったぁ 俺は、シン君は?」

 

「フィーリ フィーリ・フィリジス」

 

「フィーリ いい名だ。またねフィーリ!」

 

シンは、フィーリを後にし帰って行った。

 

 

 

 

「シンかぁ さてとジャンヌ!」

 

フィーリが叫ぶと向こうからシンのペルシウスと同じ機体が飛んでき胸部にVECTE と001が書かれていた。

 

「僕のパンドラメイル ジャンヌのシステムならシンを助けれる。シンは、全種族の希望かもしれない いや彼こそきっと・・・・・・最後のヴェクタ人かもしれない!」

 

 

 

 

 

 

シンは、目を覚ました。気が付けば、キャンプのベットで寝ていた。それに思っていた。

 

 

「あれは、夢だったのかな?」

 

「そうだID !」

 

すぐにID を確認したらフィーリのはないと確信した。

 

「だよね」

 

そばにあった時計を見たら5時まで後、10分だった。

 

「おっと!そろそろ起床時間だ。」

 

その時、シンはまだ気付いていなかった。側におったフェンリルの目が光りだした。

 

 

「ID 登録 フィーリ」

 

 

 




感想待っています。
後、次から皇女出します。楽しみに待ってて下さい。

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