誠に申し訳ございません
次話はもう書き始めてるので今回ほど遅くはありません
いるかわかりませんが、楽しみにしてくださっていた方すいませんでした。
それではどうぞ
こんにちは!
先日、先輩への想いに気付かされた
私、一色いろはでございます。
はてさて、今私が何をしているかと申しますと…
「おい、手が止まってるぞ一色」
先輩と絶賛お仕事中であります!
「むー、私の方が量少ないんですからいいんです!」
「そもそもこれ全部お前の仕事なんだがな…」
「細かいことはいいんです!」
私は先輩といれるだけでいいっていう
のが本音ですが、にぶちんの先輩には教えませーん。
この膨大な1年の決算処理の書類も早く片付いて一石二鳥なのです。
カタカタカタカタカタカタ
静かな中、機械音のみが教室に響く。
そして…
「終わったあ~」ノビ~
「疲れた…」
やっと片付きました。これで今年も仕事納めです!
「せんぱ〜い、これ先生に提出してくるので昇降口で待っててくださいね」
「え、なに?俺先帰っちゃダメなの?いやー、今日は小町と家でぐうたらするから先かえ「せ・ん・ぱ・い?」はい、わかりました」
先輩は何だかんだいって優しいんですねえ
「でわでわいってきまーす」キャピ
「おう、いってこい」
八幡side
たく最近はよく一色にこき使われてるきがする
専業主夫になると決めている俺にとってはこれは由々しき事態だ
このままでは家で空気とかしている親父と同じ社畜ライフを歩みかねない
だが、一色からの依頼を断われないのも事実だ
もちろん、俺が生徒会長に推薦したっていう責任も感じているんだが、それ以上にあいつに頼まれるとどうしても断れん
すっかり社畜魂が染み付いちまったもんだ
さて、そろそろ行かないと遅いと怒られちまうな行くか
俺は少し奉仕部での出来事を思い出しながら昇降口へと向かった
奉仕部side
ある日の奉仕部にて・・・
「ねぇゆきのん、もうすぐ今年も終わっちゃうし皆で忘年会しようよ〜」
「嫌よ、由比ヶ浜さんいい?忘年会というのは醜いものよ、お酒の入ったおじさま方の愚痴なんて特に」
「ええー、お願いゆきのん、皆でやろうよ〜」ウリウリ
「由比ヶ浜さんがそこまでいうなら私は構わないわ」
「本当!ありがと、ゆきのん大好き!」ダキ
最近、雪ノ下さん由比ヶ浜に甘すぎやしませんかねえ
「そうとなればいろんな人を誘おう!」
「そうね、小町さんや一色さんなんかも誘ってみましょうか」
「そういうことだからヒッキー、小町ちゃんに言っといてね」
「え、嫌なんだけど何で参加しない俺が伝えなきゃいけないわけ」
「はあ〜、またそういう事言ってヒッキーも来るんだよ!」
「大人しく諦めなさい、こうなったら由比ヶ浜さんしつこいから」
「それに、彩ちゃんとかも誘うし」
なに!?戸塚がくるだと
「なら行こう、言っとくが仕方なくだからな仕方なく、決して戸塚と過ごす忘年会がいいと思ったわけではないからな!」
「ヒッキー、どんだけ彩ちゃんのこと好きなんだし」
「そこまで行くと気持ち悪いわねホモ企谷君」
やめて、どこかのBL好きが鼻血だしそうなあだ名つけないで
「小町、戸塚はいいとして一色には誰がいうんだ?」
「ああ〜、最近忙しそうだもんねいろはちゃん」
「どうせ彼女の事だから生徒会の仕事を手伝って欲しいとくるはずよ。その時でいいんじゃないかしら?」
「そうだね!じゃっヒッキーよろしく!」
え、何でこの流れで俺がちゃっかり伝令役になってんの?
一色に仕事しろとこき使われる奴…
あ、俺しかいなかった
奉仕部sideout
てなわけで一色への伝令を任された訳だ
八幡sideout
いろはside
荷物をまとめて昇降口に行くと、何故か先輩がそわそわしてました
「せーんぱい、お待たせしました」
「おう、きたか」
先輩のとなりはやっぱり安心します
校門をくぐったところで突然…
「なあ一色、今週末予定あるか?」
「なんですか!?さり気なく週末の予定を聞いてデートに誘おうと口説いてるんですか?ごめんなさい、まだまだ心の準備が出来てないのでもう少し後にしてもらっていいですか?」
突然予定を聞かれてビックリしました!
先輩気付いてますか?これ、私なりの照れ隠しなんですよ
「いや、俺は奉仕部で忘年会開くから予定聞いてこいって言われただけなんだけど、何で振られなきゃいけないの?」
「そうならそうと始めから言ってくださいよ〜、今週末なら全然okです」
こんなお誘い断るわけないじゃないですか〜
「そうか、良かった。んじゃ細かいことは由比ヶ浜に聞いてくれ」
「はい!でわ先輩また週末に」
「おう」
私の今年の最後の楽しみができました!
これは楽しみ過ぎて待ちきれません!
いろはの家にて…
結衣さんに週末の事を聞くとカラオケで忘年会を開こうとの事でした
どうしましょうかねえ何の曲なら先輩の気を引けるんでしょうか?
こうやって、1番に先輩のことが頭に浮かぶところ自覚するといよいよ歯止めが効きません
こえなったのも先輩のせいですし責任、とってもらいますよ、先輩
いろはsideout
そして忘年会当日
八幡side
「お兄ちゃん!今日は忘年会なんだからちゃんとした服きてかなきゃダメだからね、今の小町的にポイント高い!」
「はいはい、最後のがなきゃポイント高いよ」
こんな事を言っている俺だが実際は珍しく気持ちが昂ぶっているというのも…
ピンポーン
きたか
ガチャ
「おはよう、八幡今日は楽しみだね」ニコッ
守りたいこの笑顔
「おう、戸塚今日は楽しもうな」
せっかくだし一緒に行こうと戸塚に誘われたのである
そうして、小町と戸塚と3人で歩いていると…
「せーんぱい」ダキッ
「げっ」
「げってなんですか、酷くないですか」プンスカ
あざとい後輩に会ってしまった
八幡sideout
いろはside
今日は待ちに待った忘年会当日です!
今日はしっかりと先輩にアピールしなければなりません…主に私の未来のために………
その為に少し早く家を出て偶然を装って先輩と一緒に行こうと思ったのですが思わぬ強敵がいました…戸塚先輩何故男なんだろう?
ここは強気に攻めてみようと思い後ろから抱きついたら開口一番
「ゲッ」
ですってホント失礼しちゃいますプンスカ
こんなに可愛い後輩から好意を持たれてるのに先輩ったら…
ま、そこも先輩らしくて好きですよ♡
いろはsideout
八幡side
あの後、結局行く所は同じですからと言われ一色とも一緒に行くはめになりました。解せぬ
忘年会会場であるカラオケについた俺は驚愕することになる………
手抜きしすぎですよね、はい
自覚はあるのでご容赦ください
次は忘年会本編なので内容が濃くなります