ゼスティリアリメイク   作:唐傘

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22.エリクシールの噂

 無事憑魔ヨロイムカデを浄化し普通のムカデに戻したスレイ。そして、リスウェルの町を悩ませていた原因は排除され、残りのオオムカデ討伐も問題無く終了した。

 

「俺達、結局最初のオオムカデと憑魔ぐらいしか相手しなかったなぁ」

「良いではありませんか。誰も怪我をしなかったですし」

「魔物の討伐は、普通ならば何人もの怪我人を出す大仕事だ。この結果にスレイはもっと誇っても良いと私は思うよ」

「んー、まあそう言うなら……」

 

 最初と憑魔以外の殆どの時間を木立の傭兵団の戦いぶりの見学をするだけだったスレイは、どうにも依頼を達成した実感が持てないでいた。だが実際、ルーカス達が憑魔と戦った場合、陣形は崩されかなりの被害が出た恐れもあった。

 

「導師、ちょっと良いか?」

 

 アリーシャ達と会話していたところに、ルーカスが先程より幾分気安く話しかけてきた。

 

「さっきは挑発して悪かったな。導師のお陰で大分楽に仕事をさせてもらったよ」

「こっちこそ、ルーカスさん達の戦いぶりを見て色々勉強させてもらったよ。俺、力押しで乗り切ることが結構あるからさ」

 

 詫びるルーカスにスレイは笑って応える。

 

「謝るんなら最初からしなきゃ良いのに……」

「お嬢がそう言うのも無理は無いが、これも性分なんだ。それと導師。さん付けは止してくれ。これからは同業者なんだ、呼び捨てで構わない。だがまあ、あまり魔物退治を頑張り過ぎないでくれると助かるがな」

「導師様みたいなすごい奴に頑張られると、俺達仕事無くしちまうもんな!」

「酒が飲めなくなるのは困るよなぁ」

 

 既に鉄兜を脱いだ団員達が、騒がしく笑いながら口々に言う。

 一時はスレイを大層な肩書きだけのただの少年だと思っていたために失笑したりもしていたが、剣の腕は未熟ながら噂に違わない実力を見たことである程度の理解を得られたのだった。

 

「わかった。なら俺もスレイで構わないよ。よろしく、ルーカス!」

「おう!」

 

 そしてスレイとルーカスは互いに手を差し出し、力強く握手をした。

 

「ところでスレイとお嬢さんの戦い方を見ていて思ったんだが、どうやってあんな長時間身体強化しているんだ?気の運用だと一瞬しか保たねぇし、もしかして噂のエリクシールを使っているのか?」

「気の運用?エリクシール?」

「違うのか?てっきりそうだと思ったんだが……」

「スレイ。『気』とは一般的な呼び名では『魔力(マナ)』のことだ。」

「あと『エリクシール』っていうのは不老不死の薬だとか、万病を治す万能薬、それから人智を超えた力が得られる薬とか言われてる代物だね。正直かなり胡散臭いけど」

 

 ルーカスが口にした単語に疑問符を浮かべるスレイに、アリーシャとロゼがそれぞれ補足する。

 

 

 『魔力(マナ)』とはこの世界に溢れんばかりに存在し循環する、霊力とは似て非なるものだ。人間などの生物に比較的蓄積しやすく、また無生物でも高濃度の魔力溜まりの中に長年晒されることによって魔力を蓄えやすくする物質に変化することもある。

 ところでこの魔力というものはこの世界に大量に存在し、また非常に安定した状態を保っている。それはつまり天響術として自然現象を起こせる霊力とは違い変換効率が悪く、魔力を用いての現象を起こさせることは大変困難であるということだ。1000年前後の大昔には魔力を利用する方法も存在したと数少ない文献の中に散見されるが、現在では学者も匙を投げる程に扱いにくい、ただそこにあるだけのものだった。

 

 だが近年になって、一部の騎士や傭兵などの間で昔から既にその使い方が知られていることが判明した。それは『気』という別の呼び名で知られており、体内にある魔力を波として捉えて移動させ、衝撃波を発生させたり瞬間的に身体を強化するという方法だった。遥か昔から口伝で受け継がれていたために、学者は今日(こんにち)まで知らなかったのだった。

 

 

 そして、『エリクシール』とは遥か昔に生成されたと言われる伝説上の霊薬だ。その時代によって賢者の石、天上の石、生命の水などと呼ばれ、その色や形状はおろか、固体か液体かさえもはっきりとしない。こちらも同じく大昔の文献で散見されるのみだ。

 そんな幻の霊薬だが、反対にその効果についてはばらつきがあるものの有名だ。万病に効く、不老長寿もしくは不老不死になれる、膨大な知識と人間を超えた力が得られる等、人間の欲望が刺激される効能ばかりだった。

 

「えっ、万能薬!?」

 

 ロゼの言葉を聞いて、スレイは過剰に反応する。

 というのも、スレイがここまで反応したのはやはりドラゴンのことだ。エドナの兄、アイゼンを元に戻す方法を探すと公言しており、エドナの行動に関わらず探すという名目上約束しているとはいえないが、だからといって諦めて放り出すことはしない。だがマーリンドではドラゴン関連のみを調べていたため、スレイはエリクシールのことを知らなかったのだった。

 

「ん?スレイはそんなに欲しいの?……あ、もしかして不治の病に侵された知り合いがいるから、とか?」

 

 ロゼはスレイの心中を(おもんばか)り、気遣わしそうに尋ねる。

 

「うん、まあそんな感じ」

 

 まさか伝説のドラゴンを人間に戻すつもりで使おうとしているなどとはとても言えないため、スレイは適当に言葉を濁す。

 

「それでロゼ、エリクシールがどこで手に入るか知らないかな?」

「いや、知ってる訳ないし。…あ、でも確か噂ではローランスで極少数のエリクシールが出回ってるって話だよ」

「…え?ローランスに?」

 

 そこで虚を突かれたような驚いた様子でアリーシャが尋ねた。

 

「あ、はい。エリクシールを使って兵を強化してハイランドに仕掛けるんじゃないかって話が……。って、これ噂ですからね!?どうせこんなの曖昧な情報ですから信じない方が良いですよ!?」

「何を焦ってんだ?一介の騎士様がこんな情報信じる訳ないだろう?」

「いや、この人ハイランドのお姫様だから」

「は?そりゃ本当か?」

「本当の本当」

 

 今更ながらにアリーシャの正体を知るルーカスとロゼの会話も耳に入らず、アリーシャは何やら思い悩んでいた。

 

 

 

※ ※ ※ ※ ※

 

 

 

「じゃあ、あたしは町長に依頼達成を報告してくるから。あ、そうだ!明日は3ヶ月に1度の大市場が開かれるから、良かったら楽しんでって!」

「妙な技を持っているなら心配無いと思うが、魔物の中には人間のように武器を使ってくる輩もいる。スレイや姫様の腕だとこれから先苦労するかも知れないぜ?いつか拠点(うち)に来ることがあったら少しは指導してやるよ」

「くれぐれも!スレイは迷子になんなよー!」

 

 リスウェルに到着した後、そう言い残して各々の方向へ歩き出すロゼとルーカス達。ちなみにデゼルは町に戻って危険が無くなったと見るや、どこかへと行ってしまった。別れの挨拶を終えてスレイ達も宿屋を目指す。

 

 既に夕方に差し掛かっていることもあり、何も無ければ一泊した後レディレイクへと戻る予定だったが、明日大市場が開かれると聞いてスレイは興奮した様子で話し出す。

 

「大市場かぁ…!何か面白そうなのがいっぱいありそうだ!せっかくだし、大市場っていうのに寄ってから戻らない?」

「僕は賛成だね。ここへ来た時も思ったけど、目にするもの全てが新鮮で見ていて全く飽きない。催し事ならそれ以上に珍しいものが見られそうだ」

 

 リスウェルへ来た当初、スレイはレディレイク以上に行き交う人々と露店に陳列されている見たことも無い品々に大興奮し、仲間が止める間もなく人ごみの中に突撃しようとしていた。だがタイミング良くロゼが来て、魔物討伐を要請した町長の所へ腕を引っ掴んで連れて行ったのだった。既にその要請された依頼は完了しているため、スレイを阻むものは何も無い。

 また、表面的に冷静な面持ちのミクリオも、内心ではスレイと同じ気持ちであったため見て回りたいと強く思っていたのだが、ミクリオの代わりと言わんばかりにはしゃいでいたスレイがいたために自制することが出来ていた。

 

「私も聞いただけで実際に見たことはありませんが、露店だけでは無く大道芸人なども集まり、かなりの賑わいを見せる催しだそうですよ」

「沢山人間が来るなんて、ちょっと面倒ね」

「良いではありませんか。こういうのも旅の醍醐味ですわ!」

 

 アリーシャの説明を聞いて人間に思うところのあるエドナは愚痴を零し、逆にライラは楽しそうにしていた。

 

「でも失礼しちゃうよなー。いくら俺でも小さい子供みたいに迷子になる筈無いのにさ」

「むしろ僕は正直かなり不安だよ」

「ふふっ」

 

 スレイは去り際にロゼに言われたことを思い出して不満を口にする。そしてミクリオは率直な心情を露吐して呆れた目線を向けている。

 そんな彼らのやり取りを見て、アリーシャは思わず微笑んでいた。

 

 

 

※ ※ ※ ※ ※

 

 

 

 翌日。

 普段でさえ活気に満ちているこの町だが、大市場が開かれる今日は更にまた一段と深い熱気を帯びている。

 

 大市場は町を挙げて行われる最大の催し事だ。売り時を逃がさない町の商人はこぞって自慢の品を店頭に並べていき、大市場の品々を求めてやってきた貴族や旅人、そして勿論町の住民達も食べ歩き見物して楽しみながら自身の欲する品を探し歩く。また自分の芸を見せて売る大道芸人などもちらほら見ることが出来る。

 

 

「見てくれスレイ!アスガード時代の紋様に似せて描かれた食器や生活用品があるぞ!」

「こっちの方がすごいって!壊れてるけど、ジイジが話してくれた1000年前の遺物の一部みたいだ!一体何の部品だろう!?」

 

 スレイとミクリオは陳列されている品々を見て回っては互いに言い合いはしゃいでいる。周りから見た場合、騒いでいるのはスレイ1人に見えるが、実は客が目当ての物を見つけて喜ぶことは大市場では日常茶飯事なので、特に誰も咎めることはしない。

 ちなみに食料や雑貨に混じって過去の歴史の品々も多数見受けられるが、当然ながら偽物が混じっていることがあるため真贋は個々人の目利きが必要だった。

 

「あんなものでよく盛り上がれるわね。男の子はみんなああなのかしら」

「スレイもですが、意外とミクリオ様も純真なのですね」

「あ!アリーシャさん、あの髪飾りを手に取って見せて貰えませんか?」

「承知しました」

 

 少年2人の騒々しさに比べて、女性陣は落ち着いたものだった。

 アリーシャはライラが指差した髪飾りを手に取りライラの前に持っていく。

 天族は無生物ならば触れることが出来るが、ここは沢山の人の目がある往来だ。不用意に触れては突然物が宙に浮いて見え不審に思われるので、代わりにアリーシャが引き寄せてライラやエドナに見せていた。

 

 お金は最初の会談時の援助金や依頼達成の報酬を受け取っており、またそれほど派手に出費していないため十分にある。女性陣が旅でも邪魔にならない小物を数点買ったのみで他の見物を優先させた。

 

 

 今度は大道芸をしている者達を見て回った。

 

 見物客が周囲に集まる中、その中心にいる男は先程から剣を呑み込んでみせたり何もない手の平から一瞬にして子兎を出現させたりしている。

 それから男は徐に何も持っていない手を口元に近づけ、中空を向いたかと思うとあっと驚くような火を吹き出した。

 

「エドナ様、凄い迫力ですね!」

「あんなのまだまだ序の口よ。火の天族のライラなら、両目から熱線を放つことだって訳無いんだから」

「え!?そ、それは本当なのですか?」

「乙女はそんなことしませんっ!!エドナさん、アリーシャさんに嘘を教えないで下さい!」

 

 見物していたアリーシャ、エドナ、ライラがそれぞれ口にする。なお、ライラは乙女はしないと答えたものの、可能かどうかについては言及しなかった。

 

 

 また別の場所では指し示すための棒を持つ指示者のもと、十数匹の大小様々な犬が輪っかを通ったり障害物を乗り越えるなどしていた。演目の最後に全ての犬が横一列に整列し、指示者の合図で揃ってワンッと鳴く。そして犬達は周囲の見物客の下へと四方八方へ走り出し、渡されていたおやつを貰いながら元気良く愛想を振り撒いていた。

 

「うおあぅ!」

 

 スレイ達に近づいて来た真っ白な犬に対し、変な声を上げて飛びのくミクリオ。

 

「ミクリオ様は犬が苦手なのですね?」

「い、いや、それほどでも……」

 

 アリーシャの問いに咄嗟に否定しようとするミクリオだが、彼が犬を苦手としていくことは誰の目にも明らかだ。

 

「ミクリオは昔、野犬に吠えられたことがあってさ。天族は見えない筈なのに不思議だよなー」

「心臓がドックドックしちゃうだけですのよね?」

「寒い」

 

 スレイは苦笑しながらあっさりとミクリオの苦手な理由を暴露し、その横でライラが渾身のおやじギャグを放つ。しかしエドナに評価をバッサリと切られあえなく撃沈した。

 

 基本的にスレイのような特殊な者でなければ天族は見ることは出来ない。だが天族が近づくと何かしらの反応を示す動物が多く、野生の第六感のようなもので気配を察知しているのではないかと言われている。この犬も第六感が何かを告げるのか、つぶらな瞳をミクリオの方へと顔を向け、尻尾をパタパタとさせている。

 

 ミクリオがオロオロとしている間に、エドナが気付かれない様にそろそろとミクリオの後ろに回り込んだ。そして。

 

「ぼ、僕は別に吠えられたから犬が苦手なんじゃない!!だ、大体彼らからしたって僕達天族が見えている筈がないしとても不気味な筈だ!そ、そうだ!それに僕達とは触れることが出来ないんだから近くに行っても無意味―――」

「どーん」

「ちょ、うわっ!!?」

 

 不意にエドナに突き飛ばされたミクリオはよろけながらも一直線に犬へと向かっていく。犬はミクリオと目線が合っていないものの、変わらず愛想を振り撒いて迎えていた。

 だが残念なことに、否、ミクリオにとっては幸い(?)なことに、天族は生物に触れることが出来ないためそのまま犬を透過して地面に突っ伏した。

 

 

 

※ ※ ※ ※ ※

 

 

 

 イタズラを決行したエドナとミクリオがちょっとした言い合いをしたものの、それ以後はまた露店巡りを再開した。

 

「ミクリオ!あっちも見に行こう!」

「あっ、おい!スレイ!」

 

 無邪気さながらに走り出すスレイと慌てて追いかけるミクリオ。

 アリーシャはスレイのその後ろ姿を見つめ、一抹の想いに表情を曇らせていた。エドナがアリーシャの表情に気付いて話しかける。

 

「何か心配事?」

「えっ?」

「もしかして、あの暗殺者の男の事が気がかりなのではありませんか?」

 

 話しかけられ反応が遅れたアリーシャに、今度はライラが悩みを推測して尋ねる。

 

 

 事はスレイ一行がマーリンドの事件を解決し、レディレイクへと戻った時に遡る。

 意気揚々と戻ったスレイ達を、物々しい雰囲気が出迎えた。聞くと王宮で投獄されていた筈のルナールが脱獄したと言うのだ。

 

 王宮の地下牢は一般的な犯罪者の入る牢獄とは違い、より頑強に作られている。だがそんな牢の鉄格子が、飴のようにグニャリと曲げ広げられていた。そしてルナールの姿は既に無く、消息は依然として不明となったままだった。

 レディレイクでの事件をエドナは知らなかったが、この1ヶ月の旅の間に話を聞いていた。

 

 

「お姫様も大変よね」

「人里離れたスレイさん達の里にまでやって来るくらい執念深いようですし、気になりますわね」

 

 ライラやエドナの話によると、浄化された者が再度憑魔になる可能性はひどく稀であるらしい。これだけの生物、無生物が存在する中で自然に憑魔化するというのは、人生の中で何度も雷に当たるより更に低い確率だった。

 もし仮にルナールが憑魔の力を手にしていた場合、またアリーシャを暗殺しに来るであろうことは想像に難くなかった。

 

「確かにあの暗殺者も気にはなりますが、そちらはそれほど気にしていません。ライラ様によって従士にさせて頂きましたので、以前のように簡単には屈することは無いでしょう」

 

 それに、と言ってアリーシャは恥ずかし気に、はにかみながら続ける。

 

「その、スレイや天族様のような心強い仲間がいるだけで、私はいくらでも強くなれるような気がするのです」

 

 王女であるアリーシャには、見たものを共有して話し合えるような対等な関係の者が少ない。そのため一般人では当たり前のような日常の会話でさえ話す機会はそれほど無い。

 だがスレイと出会ったことでそれは変わった。特殊な出会い方をしたせいもあるが、スレイは王女と知った後も変わらず接してくれた。また、尊敬する天族であるため完全な対等とは言い難いが、それでも日常的な普通の会話をすることが出来、アリーシャはとても喜んでいた。アリーシャはそんな彼らと共にいることで、マルトランから貰った騎士としての拠り所だけでなく、彼らと交わした1つ1つが支えとなって自信へと繋がる心の拠り所となっていたのだった。

 

「ふぅん。わたし達の力を当てにするなんて、随分生意気なのね」

「あっ、いえ!そのようなつもりでは決して無く―――!」

 

 薄笑いを浮かべて毒を吐くエドナに、アリーシャは誤解されてしまったと思い慌てて言い募ろうとする。だが。

 

「うふふ。エドナさんはちょっとからかってるだけですわ。そんなに慌てなくても、エドナさんはちゃんとわかってますよ」

「……ふん。でもまあ、もし何かあったら助けてあげるわ。…一応仲間なんだし」

 

 微笑んで補足するライラに、エドナは傘で顔を隠してそっぽを向く。それでもアリーシャは、エドナの言葉がとても嬉しかった。

 

「…!はい!有難うございます!」

 

 そしてアリーシャはその言葉に花が咲いたような笑顔で応えるのだった。

 

 

 

「それで?なら、他に何を心配してるの?」

「あ、それはですね……」

 

 アリーシャがエドナ達に悩みを告げようとしたところで、ミクリオが戻って来た。しかしながら、スレイの姿は無く、またミクリオも気まずそうな表情をしていることからある程度の予測が出来る。

 だがライラは念のためミクリオに尋ねることにした。

 

「えーと…。一応お聞きしますがスレイさんは?」

「その、済まない…。スレイを見失った」




 どうにかして、もっと地の文を増やせればなと思うこの頃です。

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