なのに秘封倶楽部…
投稿日が遅い…
東方20周年からだいぶ過ぎてる…
文章下手…
でも関係ないっ!!!俺は出します!!!
駄文ですが楽しんでいってください。
特別編1話
俺は星影竜也。今日も学校から帰ってきていつも通りの生活を送ろうと思ったら、いきなり俺のスマホが鳴り出した。
「ん、なんだ?」
スマホを手に取り、画面を見る。そこには、
《宇佐見 蓮子》
『臨人知らない?ちょっと聞きたいことがあるんだけど』
と書いてあった。
このメッセージを送ってきたのは、宇佐見蓮子。俺と臨人が一緒に通っている大学で秘封倶楽部というサークルをマエリベリー・ハーン(メリーと呼んでいるが)と共にやっている。俺と臨人も、よく蓮子に引っ張られて秘封倶楽部に参加している。
臨人は俺の親友で、フルネームは川神臨人という。
「蓮子か…どうせテストの日程とかだろ…」
ちなみに、俺とメリーが同じ日程で講義を取っており、臨人と蓮子が同じ講義を取っている。そのため、こういったメッセージはよく来るのだ。
(またテストの日程か…)
何度目になるか分からない無視を決める。
すると、数十秒後にまたスマホがなり、画面には
受信
《宇佐見 蓮子》
とあった。いつも通りに応答ボタンを押し、通話に出る。
「もしもし、私よ」
「蓮子、どうしたんだ?またテストの日程教えてとかじゃないよな?」
「ちがうわ。まぁ、テストの日程も知りたいけど、今回はそれじゃないの。」
「じゃあ何さ」
「秘封倶楽部の活動日を伝えようとしたのよ。」
「それでどうしたんだ?」
「メリーがどれだけ連絡しても臨人に繋がらないって言ってて。」
「嘘だろ!?」
「本当よ。十回ぐらい電話したりメッセージを送ったりしたのに、まったく反応が無いのよ。」
「マジかよ…」
数週間前には臨人と普通に駄弁っていたのでいまだに信じられない。臨人とは幼稚園のころからの付き合いだが、あいつは家族からの連絡以外はきっちり受ける奴だ。なのに繋がらないってことは、割とヤバいかもしれない。
「竜也のほうに何か連絡来てない?」
「いや、数日前には普通に遊んでたけど?」
「それから今日まで臨人としゃべった?」
「いや、全く」
「そう…」
「ちょっと待っててくれ。臨人に通話かけてみる。」
「わかったわ。」
「じゃあ、また後でな。」
そう言って電話を切った。切った後、いつも通りに臨人に電話をかけた。だが、
「おかけになった電話番号は、現在電波の届かないところにいるか、電源が入っていないため電話に出ることができません」
と聞こえてきた。電源切ってるのかな?でも、授業無いときは家で暇してるあいつがスマホの電源切ってるわけが無い。
とりあえず、蓮子に報告するためにメッセージで
《竜也》
『駄目だ。繋がらない』
と送った。すると、またスマホが鳴り出し、
受信
《宇佐見 蓮子》
と表示されていた。
さっきと同じように電話に出て、
「駄目だったのね…」
「残念ながらな。」
「どうしたのかしら?」
「知らん。だが、心配だ。」
「なら探しに行ってみない?臨人のこと。」
「そうするか。そういえばメリーには?」
「もう言ってあるから心配しないで。」
「分かった。なら集合はどうする?」
「明日の朝十時にいつもの場所でいいだろ。」
「決まりね。メリーにも言っておくわ。」
「頼んだ。」
「じゃあまた明日。」
「ああ、またな。」
そう言って電話を切った。
こうして、俺たちはいなくなったメンバー臨人を探すことにした。
臨人…どうしたんだ…
特別編ですが、何話かに分けていきます。
12月5日 蓮子の苗字間違ってたのを訂正
宇佐美→宇佐見