幻想転生記   作:黒崎竜司

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宵闇演舞のほうにも書いたのですが、明日から映像系の専門学校に通い始めるので、今までより投稿ペースが遅くなります。(気分でやってる奴が何言ってんだって話だけどwww)


第25話

「ふぁ~あ。」

あれからすぐ寝て、次の日になった。

「あれ?」

起きて見回すと、枕元に紙があった。

「何だこれ?」

その紙を拾って開いてみた。

『昨日振りじゃな。わしじゃ。神じゃ。昨日お主が言っていた《道具》とやらを揃えておいた。部屋ににおいてあるから確認するが良い。しかし、なかなか良い物を使っておるようじゃな。大事にするんじゃぞ。

神より』

「マジか…」

昨日あんな事を言ってたからか、神から手紙が来てた。何か久しぶりに思ったのは気にしないで置こう。

「とりあえず…机か。」

手紙に書かれている通り、机の上を確認する。

「これか?」

机の上にはおそらく金属製であろうかばんが置かれていた。

「開けてみるか…」

かばんを開けると、元の世界で使っていた包丁とまな板が丁寧に保管されていた。

「また懐かしいものを…」

それを見た俺は感慨にふけりつつ小さく呟いた。

 

懐かしいものを眺めながら感慨にふけっていると、ノックの音が鳴り響いた。

「誰だろ?」

扉の前に行ってドアノブを回し、ドアを開けた。

「よっ。おはよう。」

部屋の前には竜也がいた。

「なぁ臨人、朝起きたらこんな手紙が来てたんだが、何か知ってるか?」

竜也はそう言って一通の手紙を渡してきた。

(なんだろうか?)

渡された手紙を受け取り、開いてみた。

『初めまして、でいいかしら?私はサリエル。魔界にいる天使です。最近、魔界に新入りが入ったって聞いて興味を持ち、こうして手紙を書かせていただきました。なんでも、《地上最強》が来たらしいじゃないですか。それに、《宵闇の銀龍》のほうも気になるので、どうです?今度手合わせしませんか?私は魔界のはずれの洞窟にいます。もし良ければいらしてください。』

「えっと…」

「これは…」

これにはどういう反応をすればいいのかが分からず、二人して困り果ててしまった。

「どうする?」

「とりあえず神綺に言ってみるか。」

「そうだな。」

とりあえずこの手紙を持って神綺の所に行く事にした。

 

とりあえず広間に行くと神綺が夢子さんと何か話していた

「おーい神綺、こんな手紙が来てたんだが…」

「あら~、何かしら~?」

竜也が神綺に手紙を見せた。

「あら、魔界に天使なんていたのね~。知らなかったわ~。」

(知らないって…)

「でも、いいんじゃないかしら?」

「この洞窟は…」

「いいのよ~。多少危険な場所も慣れてるでしょうから。」

「そうですか…ですが、もしかしたら場所が分からないかもしれないので、私が案内します。」

「そうね~。行けなかったらあの子にも失礼よね~。」

どうやら行く流れになったらしい。

「では、準備をしてきます。」

どうやら、行くことは確定らしい。

「さて、俺らも準備するか。」

竜也はノリノリらしい。

「そうだな。」

こういうときには無駄に口を挟まないほうがいい。

「じゃ、俺は準備してくるからお前も早くしろよ~。」

 

こうして、サリエルのところに行く事が決まった。

 




今回は無理やりねじ込んだ感じなので、あまりまとまってない。

26話になってたのを25話に訂正。(4月8日)

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