もしもし、ヒトモシと私の世界【完結】   作:ノノギギ騎士団

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魂の昇る階
悪魔の証明


 

 目覚めたアオイの回復には1週間を要した。

 医師に言わせればそれでも早いのだという。アオイは意識不明の体が適切に保管されていたことに感謝した。

 

 今朝になり、ようやく目眩も無く上体を起こすことができたアオイは、食後にホッと息を尽き、手を握ったり開いたりしていた。

 

「あぁ……。だいぶ、刺激に慣れて来た……。あ、カーテンはまだ閉じたままに……しておいてほしいんだが……ミアカシさーん、おねがーい」

 

 ヒトモシのミアカシは、ラルトスと並んで外を眺めている。アオイは早々にカーテンを閉じることを諦めた。

 彼女達にとって、代わり映えの無い病室は退屈だろうと思ったのだ。

 

「いいや、いいよ。開けたままにしよう。今日は天気がいいからね」

 

 アオイは、目を細めなて手元に書類を引き寄せた。目覚めた時は、言葉を話すことも覚束なかったが今は、呂律も回るし、手にも力が入るようになっていた。

 

 ここ1週間の仕事は、食事と書類の作成作業だった。

 

 記憶が鮮明なうちに、悪夢のことを書き留めておきたいと思って始めた記録は、貴重な資料だった。翌日、視界も曖昧なまま書いた文章は、自分でも判別が難しいが、そのうち解読できるだろう。アオイは楽観的だった。なんせ自分の書いた文章だもの、と。

 

「ところでミアカシさん、君はどうやって悪夢のなかに来たんだ?」

 

「モシモシ?」

 

 空とぼけているのか。焦らしているのか。

 彼女はアオイの知らない声音で、振り返った。

 

「うぅん……。参ったな……」

 

 実のところ、アオイはミアカシの感情表現が理解できていない。

 彼女はたいていの場合、笑っているか、不思議そうな顔をしているか、しょぼくれているか、どれかなのだ。状況によって、理解できる時とできない時がある。そして、今は理解できない状況にあった。

 

 感情表現の種類の数を比べれば、ジュペッタとミアカシは、そう変わらないかもしれない。

 

「私もまだまだだ。――いつか、君のことをもっと分かるようになりたい」

 

「モシモシ!」

 

 彼女の小さな手を、柔らかく握る。

 ほんのすこしの仕草で、胸が温かくなる。

 

「…………」

 

 アオイは目を伏せる。

 この温度を無視して歩いてきたんだな、と。

 

「いいや、いいや、湿っぽいのはナシだ。ミアカシさん、いつも私を照らしてくれて、ありがとう」

 

「モシ、モシモシ!」

 

「私は、これでいいと思う。ここにいることを後悔しないよ」

 

 会話が途切れる。

 ――そんな時、扉をノックする音が聞こえた。

 

「やあ、アオイさん」

 

「カラマツ医師、と、マニさん」

 

「ど、ども……」

 

 アオイを見るなり、マニ・クレオは、ちょっと変な顔をした。

 彼には何を話して良いか分からない、という困惑が色濃い。どうしてそんな顔をされるかアオイには心当たりが多くありすぎた。

 

 意を決したように、マニがベッドの隣に置いてある椅子に座った。膝の上に荷物を置き、しきりに肩紐を弄っている。

 

「アオイさん、あー、その。今は、お元気なんです?」

 

「ああ、心身ともに元気だ。君にも世話をかけた。何も話さずに厄介事ばかり押しつけて、申し訳ないことをしたね」

 

「アオイさんの課題は、最悪でした。……でも、僕は死ぬ気で取り組みました。たぶん、初めてです。僕を本気にさせたことは。その点だけは感謝してやってもいいですよ。良い経験になりました」

 

「そうか……」

 

「二度としてほしくないですけどね! 次やったら、ぶん殴りますから!」

 

 マニは、よほど怒っているようで、今日日的表現ならば、キレていた。そして、トドメとばかりにUSBをアオイに放った。

 

「コピー取ってませんから。悪夢についての論文は、あなたの名前で公表してください。まあ、隅っこに僕の名前を協力者として掲載してくれたら、この件はチャラです。ああ、あと、あなたの寝言の録音も入れておきました」

 

「とても助かる。論文の件は、当然の権利だ。了解した。しかし、録音を文字に起こしてくれなかったのか? 細かい語彙や状況など、君のほうが詳しいと思うのだが――」

 

 その言葉を聞いたマニは顔を真っ赤にして、口をぱくぱく動かした。

 

「私は……あぁ、何か変なことを言っただろうか?」

 

「この――」

 

 もう一度、キレそうになったマニの肩に手が置かれた。カラマツ医師だった。

 

「アオイさん、それは彼にとって酷というものだ。私もあなたの様子は知っている。なんせ主治医だ。もし不明な点があれば、私に問い合わせてくれ。それで用が足りないときは、私からマニ君へ連絡しよう」

 

「ありがとうございます。……すまない、マニさん。私の配慮が足りなかった。発言を陳謝する」

 

「アオイさん!」

 

 マニは、アオイの手を握った。

 それから、早口で言う。

 

「アオイさんって、アオイさん……? なんですよね?」

 

「それは、どういう意味だ?」

 

「アオイさんそっくりの、誰かとか、そういうものじゃないですよね? あ、いや、その、気分を悪くしないでください。パンジャさんのことがあるから……僕、心配で……。あの、あなたは、僕の知っているアオイさんですよね?」

 

「私は私だ。私は、彼女ほど器用ではないんだ。……しかし、心境の変化はある」

 

 マニは、ホッとした後で――表情をどこかに落としてしまっている。

 声を失ったマニが、恐る恐る次の言葉を促した。

 

「私は『彼』――ジュペッタを愛していたのだが、記録として記憶しているだけで、その実感が無いんだ」

 

「た、大切に思っていたのに……? ど、どうしてそんなことに?」

 

「悪夢から帰ってくるために、何かを捨てる必要があった。私としても不本意だ。脱出のために、悪夢のなかに居座る理由を捨てる必要があるのかもしれない」

 

 アオイは3日間に書き留めたメモのうち数枚を集めて、マニに渡した。

 彼はますます困惑を深めた。手元にある書類をどうするべきか、アオイとメモの間に目を彷徨わせた。

 

「アオイさん、記憶が無いとしても、れれれ、冷静、ですね?」

 

「まあ、じたばたしても仕方が無いからね。今の私にとって愛は記録でしかない。過去よりも現在、現在よりも未来を生きていたいと思う」

 

「マジもんの記憶喪失ってヤツじゃないですか! うわぁ……。生きて帰ってきたけど、帰ってきたけど……記憶が無いんじゃ、どうして『そんな』ことをしたのか分からない状態じゃないですか。うわぁ……」

 

「そ、そこまで言うほどのことじゃないだろう……」

 

 マニは、泣きそうな顔で言った。気落ちした目は、それでもメモを読み込んでいるので、仕事を手伝ってくれるのかもしれない。

 アオイは、腕組みをして会話が終わるのを待っていたカラマツ医師を見た。

 

「体の具合は、どうかな」

 

「今朝、久しぶりに食事をしました。光の刺激も慣れてきましたし、気分は、そうですね、スキップしたいくらいに調子がいいですよ」

 

「上々だな。足のほうは、どうかね」

 

「動きそうな気がするんですが、1年くらい使っていなかったので……上手い具合に力が入らないです。リハビリの相談をしたいですね」

 

「えっ! アオイさん、足が動くんですか!?」

 

 メモから顔を上げたマニが、目を丸くした。しかし、部屋の隅に収納されている車イスを見て、どうしてアオイが起きているにも関わらず折り畳まれているのか、謎が解けて手を叩いた。

 

「すごい! アオイさん、すごい!」

 

「まだ立てないよ。椅子に座って、膝を伸展する練習だけだ」

 

 ――だから、当分の間は車イスだよ、とアオイは言う。

 

 悪夢から戻ってから変わったことのひとつだ。

 足を動かせるようになっていた。

 それは。

 

「でも、急に、どうして?」

 

 マニに話題を振られたカラマツ医師は首を横に振り、アオイを見つめる。

 アオイは、窓から通りすがりのトレーナーに手を振っているミアカシを見ていた。

 

「私の、歩けない理由が燃えたからね」

 

「あっはい……そういう……そういうアレなんですね……」

 

 聞いてはいけないことを聞いてしまった、という顔でマニは再びメモを見る作業に移った。彼は眉を寄せている。

 

「リハビリのスケジュールは後で作成しよう。仕事の都合もあるだろうし、調整できるところは、そう……ところで、アオイさんの仕事はどうなっているんです?」

 

「カラマツ先生、この人は使えるだけの有休をぶっ込んでから実験してたので、あと10日間は大丈夫です。ビシバシのリハビリしてください」

 

「だって、仕事を疎かにするわけにはいかないだろう。10日で歩けるようになったら苦労しないさ……」

 

「元気そうなんで今日にもチャチャさんに電話して怒られてくださいね」

 

「う、分かっている……」

 

 チャチャのことを思い出し、アオイは暗くなった。

 生存の第一報はマニから連絡されたと聞いているが、迷惑をかけたので謝らなければならないと思っていたのだ。

 

 しかし、いざその時がくれば、怒られるのが嫌で先延ばしにしたくなる。そろそろ覚悟を決めなければならないだろう。

 

「元気そうでなによりだ」

 

 カラマツ医師の言葉は上滑りしている。

 彼にはアオイの意識や肉体、記憶それよりも気になることがあるようだった。

 

「……それで、お話は? 私に分かることなら、なんなりと」

 

「?」

 

 ふたりの間に漂う緊張感が分からないマニが、首を傾げた。

 

「君は悪夢から戻ってきた。戻ってきたのだ。そのうえで聞きたい……他に、悪夢に囚われた者を『今から』救うことはできる、だろうか?」

 

「そ、そうだ! アオイさんの一件で、悪夢に陥った人を復帰させる方法が確立したんです! ね、アオイさん! これは、これだけでも物凄い価値があります!」

 

 期待の込められた視線を避けて、アオイは言った。

 

「可能性は0ではないでしょう」

 

 カラマツ医師は、息を詰まらせて右手で顔を覆った。

 顔を輝かせているマニは、ふたりの陰のある顔を見て、ますます首を傾げた。

 

「え? えっ? え……? 先生、どうして落ち込んでいるんですか? だって可能性は0じゃないんでしょう? アオイさんも、もったいぶった言い方はよしてくださいよ。可能性は『ある』んでしょう?」

 

「我々は、存在しないものを証明できない。古くは悪魔の証明と呼ばれるものだが」

 

 泣き笑いのような顔で、マニは「あはは」と笑った。何か面白いことがあるわけではない。理解が追いつかなくなった発作的所作だった。

 

 それでもマニの目は、あちこちに泳いでいた。

 

「そ、それは、どういう意味です? ああもう、アオイさん、僕、頭が悪いんですよ、だからぁ、もっと分かるように言ってくれないと困っ――」

 

「本当は分かっているだろう、マニさん。ダークライの悪夢に囚われた人間が7日を経過した後に、目覚めることはない。外界からの干渉は無意味だ。肉体が死なないだけで、私のように起きることは『ない』だろう」

 

 サッとマニの顔から血の気が引く。

 医師も、唇が乾いて切れていた。

 

「そ、それじゃ、それじゃあ、存在する可能性は、ほとんど0だけど『可能性が0だ』という証明はできないし、断定では言い切れないから『可能性は0ではない』ってだけ、ですか?」

 

「そういうことだ」

 

「そんな……」

 

 マニは、歪に笑いかけた顔のまま、顔を伏せた。

 

「もし、もしも、起きる現象があるとしたら……?」

 

「今よりも科学が進み、ダークライの技と悪夢が『人間の脳のどの器官に影響を及ぼし、効果を発揮するのか』が明確になれば、あるいは対処法があるのかもしれないが……」

 

 アオイは、中途半端に言ってから口を滑らせたと思い、口を噤んだ。

 

 彼に自信を持って伝えることができない理由があった。それは可能性の提唱でも、控えたいものだ。

 

「何です、ハッキリ言ってくださいよ……」

 

 マニが、それを見逃すはずが無かった。彼は自分のことをバカだと卑下するが、この場の誰より無知故に目敏いのだ。

 

「確証の無いことは、私は……私は、言いたくない。朽ちて腐っても学者なので」

 

 アオイは、言い淀んだ。

 いいや。正確には、逃げた。

 限りなく真実に近付いた者としての義務を、今、この一時だけ、放棄したかった。

 

 しかし、弱気な病衣を、掴んだ手があった。

 胸ぐらを乱暴に揺すられて、アオイは目を見開いた。

 

「ふっざけんな! 言えよ! あなたにさんざ振り回されたんだ、真実を話せって話しじゃない、憶測でいい、それくらい要求したっていいだろうが!」

 

「マニ君!」

 

 カラマツ医師がマニを止めた。

 ふーっ、ふーっと肩で息を切らしたマニを見て、アオイは皺のついた襟を撫でた。

 

「確証は無い……それでよければ、話すが……あまり、何というか、賢い話ではない……ただの感想に過ぎない……。私もまだ、考えがまとまっていないんだ……」

 

 全員が落ち着いた頃に、アオイは話した。

 

 

 

 □ ◆ □

 

 

 どうやら、この世界に『魂は存在する』らしい。

「ヒトモシであるミアカシさんがいるのに、疑っていたのか」と? そうだ、当然。私は、自分の目で見えないものを、そう易々と信じるわけにはいかない。朽ちようが、腐ろうが、我ながら残念で誇らしいことに、私は学者なのだから。

 

 魂とは、意志である。究極的な「個」の存在でもある。

 

 原子のように「人間をそれ以上に分解することはできない」最小の単位だ。

 この場合の人間は、カテゴリとしての人間だ。

 

 魂がぽつんとひとつあるとしよう。

 

 それには、人格が無い。生まれ落ちた赤子のようなものだ。

 魂にとって、人格や記憶は『付加できる』だけで、それは魂ほど確固たる存在では無く、また大きな情報ではない。あくまでもオプション、というだけだ。

 

 しかし、魂の存在は、魂としてそこにあるだけで価値あるものだ。

 

 では、その魂は人間のどこに位置するのか。

 恐らく、魂は肉体寄りの精神に依存するように定着しているのだろう。どちらにも依存しているが、どちらかといえば肉体に近しく存在している、と思う。

 

 悪夢では7日経つと、その肉体に依存して存在している魂が不安定になり始める。その不安定は、存在が曖昧で観測の対象だった。

 

 悪夢は、日が経つにつれて多くの可能性を見せてくれた。悪夢の管理者、便宜上メアリー・スーと定義する――は、枝のようなもの、と何度か言っていたが、それは悪夢が展開する、現実の可能性に限った物言いで、悪夢自体は、私にはどうにも階層的な構造に思えた。

 時が経つにつれて、悪夢の自由度は広がるが、意識は深く沈んでいく。精神はずっと削れていく。意志で止めることはできない。

 

 最高の可能性に辿りついた後、私の意識は、いつの間にか自力では起きることができない状態になっていた。メアリー・スーにも袖にされたし、彼女にもどうすることもできなくなっていたのかもしれない。

 

 私は、どこかに落っこちてしまい、しばらく意識がなくなって、気付いたら暗闇を歩いていた。

 

 意識と魂を同一の存在とすると、私の魂は、情報の極限まで削られていた。自分の名前も、記憶も、何もかも分からなくなってしまった頃――光が見えた。

 

 乾いた白い、清らかな光に見えた。

 

 

 

 □ ◆ □

 

 

 

「そこが出口だったんですね!」

 

 マニは、椅子から身を乗り出して顔を輝かせた。

 

「……解釈によっては、そう。あちらへ逝ったら、逝きっぱなしだろうけど」

 

「え」

 

 マニは、いかにも早まったという顔で赤くなった頬を隠し、椅子に座り直した。

 

「私は暗闇に戻ったよ。追うべき光があった。だから戻った。歩いているといろいろ思い出した。その先に、受話器があった。仕事場にある黒電話だ。それに答えたら――」

 

「戻ってきたんですね!」

 

 再び、顔を輝かせたマニの顔は、凍った。

 

「私もそう思ったんだが、まだ悪夢だった。本当にガッカリしたよ。メアリー・スーが待っていた。ちょっとキレ気味だったけど。現実に戻るには、対価が必要だった。悪夢で得たもの以上を持ち帰ることはできない。対価として何かを失う必要があった」

 

「……それで、アオイさんは何を置いてきたのかね」

 

 ずっと黙っていた医師が、訊ねた。

 

「私が悪夢に存在する理由を抹消するに足るものでした。即ち、愛です」

 

「……い、意味が無いじゃないですか。そのために行ったのに、その理由をアオイさんは忘れちゃっているなんて……」

 

「意味はあった。意義もあった。後悔は晴れて、私は答えを得た。私は満足だ。何も不足はない。――これで良かったのだと私は胸を張って言える」

 

「で、でも!」

 

「マニ君、当人の判断を、我々が裁定することはできない。彼がそう決めたのなら、それでいいのだ」

 

 アオイは、感謝を伝えるように医師に手を上げた。

 

「経緯は以上です。経験者の簡単な推論ですが、7日後の魂の不覚醒が、現実意識の覚醒に大きな影響を及ぼしているのだと思います。……8日以降の生存は、認めたくありませんが、絶望的でしょう」

 

 カラマツ医師とマニは顔を見合わせると、そろって俯いた。

 

 アオイは彼がミオシティの少年のことを考えているのだと予想がついていた。

 どういう経緯か、ダークライに魅入られた少年。

 彼らの顔に浮かぶ、度を過ぎた絶望を見てアオイは気付いたことがある。

 

(ひょっとして……彼、まだ眠っていたのか)

 

 そして、彼らだけはそのことを知っているのだ。

 慰めの言葉を探したアオイより先に、医師が声をかけた。

 

「アオイさん、あなたが戻ってきてよかった。その言葉で私のなかに住み着いた、波止場の少年が、ようやく、死んでくれた」

 

 無感動に言い放った医師は、そのまま無言で部屋を出て行った。

 

「お役に立てず、申し訳ありません」

 

「アオイさんが、悪いんじゃないですよ……。これは誰も悪くないんだ。たぶん。きっと。誰も……間違っていないんだ。誰のせいでもない……。ただ、みんな……間が悪くて、いけなかったんでしょう……」

 

 マニは、それっきり黙り、握っていたメモに目を落とした。

 

 外に向かって手を振っているミアカシだけが、空間を温いものにしていた。

 

 

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