まさかの志村ダンゾウに憑依   作:けらけた

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第1話 平穏と忍び寄る影

 

 

 

ユダヤの思想家、レビナスはこんな言葉を残している。

 

『 顔を見るかぎり、人は人を殺せない 』

 

それは戦場に置いてもそうだ。殺そうとしている相手を人間と認識(●●)していれば、いくら身の危険があっても殺すのを躊躇ってしまう。もとより、多くの兵士たちの戦闘の心理的要因は、戦友への気遣い、指揮官への敬意、周囲からどう思われるかという集団の圧力と心理。よく拉致や誘拐された犠牲者がフードをかぶっているのは、テロリストですら顔を見て人を殺すのを躊躇うからだ。

だが、攻撃的精神病質者と呼ばれる一種の性格異常がある者や人を殺す訓練を受けたは者たちは違う。彼らはそんな物が無くとも、殺人の動機を上司からの命令(●●)とあらば普通に人を殺せるのだ。殺し合いでも平静でいられ、着実に任務を遂行する能力なのである。

 

勿論、ダンゾウは前者だった。そう、あの男に会うまでは……。

 

 

 

 

木の葉隠れの里―――その殆どは、居住区画を取り巻く大自然で構成されている。さながら森の海に浮かぶ孤島。

 

其処には忍一族だけでは無く、その自然豊かさや土壌の関係で農耕を行う者たちが移り住み、木材を初めとする天然の資材を供給する場所としても活性化しているらしく、年々、居住者は増えていると聞く。

といっても、ある程度の重要な建物しか完成しておらず、まだ完成していない建物が多く、忍一族でも移り住んでいる者たちはまだ少ない。志村一族も移り住む予定ではあるが、屋敷が完全に完成していないため、一部だけ移り住み他は待機している状態だ。

まだ森の名残がある街中をダンゾウは何の表情を浮かべることなく歩いていた。普通ならば同年代の子供と遊べるとワクワクするが、今行く場所は普通の学校では無く忍養成施設…人の殺し方やら色々と教わることになるのだから、あまり乗り気では無い。

けど、自身の能力の事を考えれば通っていても損は無いだろう。

 

能力のコントロールが出来ず、暴走させて周りを巻き込みかねない心配を払拭するには丁度良いし、その学校に入っていれば戦場に出されることは無い。あの地獄を見ずにいられるのだ。安いモノだろう。そうこう考えていると、此方に向かって背後から急に近づいて来るのを感じる。チャクラの感じからして子供だろう。どうせ、鬼ごっこか何かしているに違いない。そう思った瞬間、背中に強い衝撃を受け、ダンゾウは肩をビクリと震わせた。顔を後ろに向けば、人懐っこそうな顔をした少年が息を切らして、耳元で大きな声で質問してきた。

 

「なぁ!!お前も忍者学校に通うのか!?」

「ファッ…!!!あ、あぁ、そうだが…突然、背後からぶつかってくるな…吃驚しただろう。」

「ごめんごめん、でさぁ…。」

「なんだ?」

「忍者学校って何処?」

「・・・・・・。」

 

えへへへ…と頭を掻きながら恍けている少年を見て、つい呆れて真顔になってしまった。

この少年があの三代目火影になる男―――猿飛ヒルゼンだとは、その時のダンゾウは夢にも思わなかった。

 

 

 

 

 

 

「あーワクワクするなぁ!あの柱間様と扉間様に忍術を教えてもらえるなんて!ダンゾウもそう思わないか!」

 

まるで遠足に出かけるかのようにウキウキしているヒルゼンに対して、ダンゾウは落ち着いた声で返事をした。

 

「…そうだな、ヒルゼン。」

「うーん?どうかしたのかよ?ダンゾウ?元気無さそうだけど…もしかして、緊張してるのか!?」

「緊張などしていない!これが俺のノリだ!覚えておけ!」

 

そう駄弁りながら歩いていると、何時の間にか周りには同年ぐらいの子供たちが集まり始め、忍術学校の前で長蛇の列になっていた。資料の配布で手間取っているのかと思えば、名前の確認で手間取っている様だった。このご時世、忍は誰かに憎まれているか分からないため自分の名字を名乗ることが出来なかった時代。大人達から名字を名乗るなと教えられてきているためか、名乗るのに戸惑う子供が続出しているようだ。保護者が居る子供は兎も角、そうじゃない子供の所為で列が止まっている。俺もヒルゼンもその事に関しては何一つ文句は言わなかった。

 

やっと自分たちの出番になると、其処には千手扉間と柱間が居て涎を吹き出しそうになった。ナルトスお馴染みの卑劣様…生の扉間は卑劣なイケメンだ…。柱間もまぁ、忍界の嫉妬するサラサラヘアーで良いのだが、ダサい雰囲気が滲み出ている。忍の神と謳われているのに服装のセンスは無いようだ。そんな事を思われてるとはつゆ知らず、柱間はにっこりと愛想のいい笑顔を浮かべ、優しく問いかけてきた。

 

「お主たちは何処の子か教えてくれぬか?」

「猿飛です!!!猿飛ヒルゼン!!!」

 

ヒルゼンは鼻を鳴らしながら、元気よく返事した。憧れの人間が目の前に居るのだから浮かれるのは当然だろ。そんなヒルゼンを柱間は元気のいい子だと頭を撫でている。そんな様子を眺めていると、何も答えないオレを見かねた卑…扉間が尋ねてきた。

 

「貴様は?」

「志村、志村ダンゾウです…。」

「志村ダンゾウ……お前があの……。」

「どうかしたんですか?」

「いや、なんでもない。とりあえず、お前達にはこの封筒を渡しておく。中身はこれから先の授業や時間割が書かれている。先に行く教室で改めて説明がある。良く聞いておくように。」

 

扉間の何か引っかかるよう言葉に疑問を思いながらもダンゾウは黙って封筒を受け取り、ヒルゼンに引っ張られながら教室の中に入った。教室の中には同年代の子供たちで溢れており、賑やかだ。現代日本の旧校舎を思い出す。此処に居る子供たちは、影が無く純粋で、戦場なんかに出たこと無さそうな緊張感のない面々ばかりだ。さっそく、開いてる席にヒルゼンと共に座り、先生が来るまで待っていると、別の子供が一人、自分たちと同じように入ってきた。

黒髪でクリクリの天然パーマ、二重だがほんの少し垂れ目で、将来イケメンになるであろう間違いなしの顔だ。服装はうちは一族が着ている特有の―――――うちは一族…。

 

突如、戦場での光景が目の前でフラッシュバックする。自分を息子と重ねて死んだ男の顔がその少年の顔に重なる。よく思い出せば、あの少年に男はそっくりではないか。心臓がドクりと脈打ち、冷や汗が止まらない。何かの冗談に決まってる。きっと他人の空似だ。そう自分に言い聞かせているが、体の震えが止まらない。辛うじて、震えて居るのをヒルゼンにきずかれていないのが救いだった。その少年は穏やかな動作で此方に向かってきた。

 

「隣、良いかな?」

「うん?別に構わないぜー。俺は猿飛ヒルゼン。隣に居るのは志村ダンゾウ。名前は何て言うんだ?」

「カガミ―――うちはカガミ。よろしくね。」

 

その名を聞いた瞬間、あの男の声が頭の中で木霊した。

 

 

『 あぁ…か…ガミ…俺の……息子……よ……すま…ない…。 』

 

 

その声と共に傷者や死にゆく者の哀れな悲鳴、糞尿と血のにおい、肉の焼ける匂い、腐敗臭、それが混じり合って胸の悪くなる死臭が今にも漂ってきたような感覚になり、吐き出しそうになったが、何とか堪えた。カガミが着席するのと同時に教員が入ってきて、視線が教員に集中したお蔭で誰一人、吐きそうになっているオレの姿を見た者はいない。

 

そうこう時間が過ぎたが、忍養成施設の初日は最悪だ。

戦場での光景がカガミとの遭遇でまざまざと思い出し、吐きそうになったり、心臓に悪かった。その後は精神を落ち着かせて何とかなり、教員の話を静かに聞いた。カガミに対しても心の内を悟られぬよう何とか演技できたので問題は無い。にしても、人の顔を見て吐き出しそうになるなんてオレは最低だ。そう自己嫌悪に陥っていると、話を終えた教員は個々の実力を試しに見ると言い、施設の近くにある森へと移動させられた。

 

「かくれんぼだ。」

「か…かくれんぼ?」

「あぁ!最初は先生が鬼だが、それは最初だけだ。私に見つかった人が鬼と成り、他の人を探し見つけ、仲間にして他の子を探す。その繰り返しだ。」

「じゃあ、最後まで残った人は…。」

「教室に居る全員に探される羽目になるだろうね。」

 

それを聞き子供たちがざわめく。肩すかしだ…とヒルゼンがぼやいていたが、ダンゾウは違った。

恐らくこれは唯のかくれんぼではない。気配を消してどれくらい隠れるか試しているんだろう。子供の遊びで測るとは…卑劣な…きっと扉間案だな。別段、この森そのものを支配下に置けば幾らだって隠れれることが出来るし、見つけようとする人間を妨害する事はできるが、自分の素の力を試すには持って来いの場所なので、そういった事はする予定はない。けれど、隠れる事に関しては自信がある。大人気ないが子供に見つけられるつもりはない。絶対に見つかってたまるか。元20歳の意地だ。

説明が終えると、先生の合図と共に蜘蛛の子を散らすように、ダンゾウを含め子供たちは各々、森の中に隠れていった。

 

ダンゾウは隠れるには丁度良い茂みに息を顰め辺りを感知する。明らかに気配が出ている者や、隠し切れていない者もいるが流石は忍の子供か。普通の一般人のやるかくれんぼなら圧勝だろう。特にヒルゼンとカガミの気配の消し方と隠れ方は最高だ。しかし、忍の世界はそんなに甘くは無い。他の誰かが隠れている姿を見ている人間は意外と多い、それが原因でヒルゼンとカガミは見つけられるだろう。そうこう考えていると開始数秒で一人が先生に見つかり、その一人が別の子を探し、見つけて仲間にして他の子を探している。その繰り返しだ。徐々に見つかっていく人数が多くなるのと同時に鬼も増え、案の定、ヒルゼンやカガミも見つかってしまったようだ。

 

残っているのは自分だけだ。先生が探し始めたら流石に出ていこうと考えている。そんな時だった。突如、自分の背後に先生でも自分を探している子供でもない〝誰か〟がやって来たのは…。

 

「おい、そろそろ、出ていってやったらどうだ。」

 

その低く無愛想な声を聞き、ビクリと肩が震える。この悍ましく強大なチャクラを自分は知っている。初めて出た戦の遠く離れた場所で暴れていたチャクラそのものだ。

後ろをゆっくりと振り向けば、特徴的なツンツンと跳ねた黒く長い髪の毛に、片目を前髪で隠し、もう片方の氷のように冷たい目で此方を見ている男が居る。顔は無愛想な雰囲気を出しているが、よく見ればとても端麗で綺麗な顔をしている。

 

――――うちはマダラだ。

 

何故、此処に柱間大好きクレイジーヤンデレサイコホモが居る?!と一人でダンゾウが混乱していると、マダラが口を開いた。

 

「これ以上、隠れていると他国の忍に攫われたと勘違いして騒ぎになるぞ。まだ、里も出来たばかりで混乱している。自分の能力を見せつけるのも良いが、程々にしろ。」

 

そうマダラは突き放すように言い終えると、その場を去っていた。一瞬、殺されるのでは…と勘違いしたがそんな事は無かった。暫くボーっとしていると、先生が焦った表情で此方にやってきて怒られてしまった。その反面、ヒルゼンやカガミが何処に隠れてたんだ!とか隠れるコツは?と質問攻めされて、碌でもない目に遭ったので、今度から程よく隠れようとダンゾウは決心した。

 

初日は兎も角、それからと言うもの、忍養成施設の日々は穏やかな物だった。

まるで小学校を逆行している気分だ。同級生の子供と遊んだり、勉強したりするのは…人を殺す技術の授業さえなければ最高だったが…。

けれど、現代日本での小学校を思い出す。特に、うたたねコハルやヒルゼンが宿題の答えを見せてくれとか、先生の話を寝てて聞いてないから教えてくれとか…昔もそう言う友人が一人や二人いたと思い出したりもした。そんな日々の中で、特に仲良くなったのはヒルゼンやコハル、ホムラ、そして―――カガミだ。

 

カガミに関しては、一応、距離を取っていたが懐かれてしまい、突き放すに放せなくて、そのまま受け入れてしまった。流石に、顔を見て吐きそうになる事は無くなったが、未だに傍に居られるのは慣れない。けど、目の前で死んだ男の息子だからか、罪償いのため自分が代わりに面倒を見なければなどと、馬鹿な事を考えている自分も居る。

そんな時でだ。

ヒルゼンの馬鹿が肝試しをしようと、里の外れにある森に行こうと誘ってきたのは…。

その返答に対して、コハルは眠いから無理と答え、ホムラは親にばれたら怖い、しかし、カガミはノリノリで行くと宣言し、本来はダンゾウは付いて行く気はなかったが、ヒルゼンとカガミがハイタッチしている姿を見て、一緒に行かなければ危険だと思い保護者としてダンゾウは付いて行くことに決めた。

 

 

 

 

 

 

満月が天高く昇り里を静かに照らしている夜。

ダンゾウは気配を消して屋敷を出ると、夏特有の生温い湿気た風に煽られながら、ヒルゼンとカガミの待つ忍養成施設に向かった。案の定、門の前にはカガミとヒルゼンが待っており、愉しげにコショコショ小声で何かを話している。此方に気が付くと声を出さずに、手だけ多きく振ってきた。傍によると、ヒルゼンとカガミは耳打ちしてきた。

 

「ダンゾウ…!よく来たな!さっそく、案内頼むぜ!大人たちにばれない様にな!」

「…あぁ、分かった。けど、考え直さないか?今ならまだ家に引き返すのは遅くないぞ。ばれるかもしれん。」

「平気だよ。ダンゾウの感知能力と隠れるのは木の葉一だからね。大人達だって分からないよ。」

 

どう説得しても二人は家に戻る気は無いらしく、ダンゾウは仕方なく里を巡回している大人達にバレないような道を通って二人を里の外れにある森の前まで連れて行った。

鬱蒼と生い茂る森は地を多い、月明かりを遮断し、より一層、森を暗くしていた。幽霊やら何が出ても可笑しくない…そんな雰囲気を醸し出しており、ヒルゼンとカガミがビビってダンゾウの服を掴んでいるのを感じ、ため息を吐いた。

 

「怖いんなら、帰るぞ。森の前まで来たんだ。充分だろ。」

「何言ってんだよ!!!ここまで来たんだ!!!噂を確かめないと…!」

「噂…?」

「何だよ…ダンゾウは知らないのか?この里外れの森に変な人影が出るって…学校の皆は無念で死んだ忍の幽霊だって噂してんだけどよ…。」

 

ヒルゼンから出た言葉にダンゾウはほんの少し驚いた。学校でそんな噂話があったとは思いもしなかったからだ。その代わり、ダンゾウが気に掛けていたのは、大人たちが噂している忍連合を気に食わないと思ってる連中が柱間の暗殺を企てている噂だ。この頃、そんな忍達が里の周りを嗅ぎまわっているためか、夜間の監視がキツくなっている。そんな事を知らないヒルゼンとカガミに背中を押されて渋々、森の中に入った。

 

森に入ってからと言うもの、ヒルゼンやカガミは、ほんの少しの些細な木々のざわめきに反応して夜の森を怖がっているが、ダンゾウは怖くはなかった。寧ろ、安らぎだ。エルキドゥ…彼の力だろうか。森が自分の故郷と感じ、皮肉な事に里よりも森の方が居心地が良かった。

そんなこんなで、ヒルゼンが人影を見たと噂されている場所に着いた時だ。森の中に見知らぬチャクラを複数感じ、此方に向かって来ているのを感じたのは。里にいる人間のチャクラを全て把握しついるダンゾウだからこそ、すぐさま、他国の忍だと理解した。

ダンゾウの雰囲気が変わったのを感じとったヒルゼンとカガミは、探索を止めダンゾウに駆け寄った。

 

「ダンゾウ!どうかしたのか?!幽霊か!」

「幽霊なんて生易しいモンじゃないぞ、ヒルゼン…他国の忍だ。噂になってる例の変な人影はソレだろうな…。今すぐお前達は里の忍達に知らせろ。それまでオレが足止めをする。」

「そんなッ!それじゃあ、ダンゾウは…。」

「カガミ…オレは平気だ…もとより、お前達より早く戦場に出てる。里の忍が来るまで、其れなりの足止めが出来ると自負しているし、死ぬつもりは無い。早く行け…出ないと他国の忍が此方に来るぞ…!」

 

そうダンゾウは言うと、足を屈めて大地をそっと指でなぞる。その途端、周囲の木々が蠢いた。ダンゾウと二人の間に急速に生い茂る枝葉は巨大な木々の壁となり、大地に力強いチャクラが流れ渦巻き始める。まるで、意志を持った森が、この先を通させないため天然の障壁を生み出したかのように。

 

「ダンゾウ!!!」

 

木々を隔てた向こう側から心配そうな、今にも泣きだしそうなカガミの声が聞こえた。

それに対して、ダンゾウは優しい声音で返す。

 

「安心しろ…この森はお前達を外敵から守ってくれる。だから、早く大人達を呼びに行け」

「ッ…!わかった!いくぞ!カガミ!」

 

ヒルゼンはそう叫ぶと、カガミを連れて里に向かって走っていくのをダンゾウは感じ、安堵する。正直、二人を守りきる自信はない。

 

「嫌な予感はしたが、やっぱりこうなったか…………はぁ……戦いたくないし、此処は温和に交渉してみようか…きっと、駄目だろうけどな…まぁ、時間稼ぎと妨害程度は出来るから良いか…にしても、目上の人間として踏んばらないとな。」

 

ため息を吐きながらダンゾウはぼやく。本当なら一緒に逃げたかったが、里に他国の忍を寄せ付けないため、今も尚、安心して眠っている同級生たちを起こさせないため、あえて、向かってくる忍達の方へと木々の合間を縫ってハヤブサの様に走って行った。

 

 

戦場に対する恐怖はある…けれど、それ以上に、大切な友人や彼らが穏やかに過ごしている里を蹂躙されると思うと我慢ならなかった。

 

 

 




イタチ真伝を読んだんですけど、ダンゾウってうちは一族が滅茶苦茶、嫌いなんですね。なんかトラウマでもあんのかなぁ~?

この主人公もうちは一族(特にマダラ)にトラウマを植え付けられます。次話辺りに。


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