ガーリーエアフォース PMCエースの機動   作:セルユニゾン

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長らくお待たせしました。


作戦28 シャルル・ド・ゴール潜入

インド洋上空。

6機の戦闘機と1機のティルトローター機が飛んでいた。

 

<<ALTAIR01からALTAIRの各機へ、ここからザイの勢力圏に侵入する。再度、安全装置を確認しろ>>

<<ALTAIR03了解です>>

<<ALTAIR04わかりました>>

 

即座に詩鞍・詩苑から返事が飛ぶが、ベルクトからの合図が来ない。

 

<<……ALTAIR02? 機器の不調か?>>

<<あ! すみません。ALTAIR02ヴィルコです>>

<<機器の不調じゃなければ良いが、出来るだけ早く返事くれるとありがたいな>>

<<ごめんなさい。バトラさん>>

 

ベルクトが心配させた事なのか声に抑揚が無くなるが、気にするなと笑い声混じりにバトラが通信を入れると元気を取り戻したように明るい声が響く。

<<BARBIE03から各機へ。空母を視認しました>>

<<ALTAIR01了解。ALTAIR隊各機へ、敵の侵攻が予測される。周辺警戒を厳にして飛行せよ>>

<<ALTAIR02から04了解しました>>

 

周辺警戒を始めた瞬間にファントムがザイを発見する。

 

<<BARBIE02 エンゲージ!>>

 

イーグルが待ってました言わんばかりに敵機へと接近する。

それをベルクトが嗜めるように注意を発する。

 

<<1人で行かないで下さい!>>

 

ベルクトが機体を傾けた瞬間にバトラが叫んだ。

 

<<右から5機のN型お客様だ!>>

<<え!?>>

<<ベルクトさんは、イーグルさんの援護へ! 行きますよ詩鞍>>

<<ええ、詩苑>>

 

RFー4TPと2機のAー10が右側に機体を傾けて、旋回。ザイと向き合う形を取る。

 

<<ALTAIR01>>

<<03>>

<<04>>

<<<<<<エンゲージ!!>>>>>>

 

三角形を描く様に並んだまま、螺旋を描く様に旋回しながら、接敵した。

 

 

 

 

 

ベルクトとイーグルは3機のザイを相手に格闘戦を繰り広げていた。

イーグルは経験と機体性能をフルに利用して2機のザイを抑えるが、ベルクトは機体性能が勝っていても、戦闘経験の無さから、1機を抑えるので精一杯だ。

 

イーグルが、パワーダイブでザイを引き剥がしにかかる。

ザイも逃すまいとパワーダイブで追いかけるが、推力に物を言わせたイーグルの急な上昇に着いていけずに追い越してしまう。

もう1機のザイがイーグルの後ろに辛うじてつく事が出来たが、ハンマーヘッドを行ったイーグルに背中を晒す事になり、20mm機関砲を喰らったザイが、投げられた石がバウンドした時のような動き方をしながら、海へと落ちて行く。

 

ベルクトもザイの後ろに付いていたが、ミサイルのロックオンができない程に動き回られた所為で撃墜できずにいた。

ベルクトは焦りからか頬に汗が伝っている。

 

ザイの急旋回でロックオン可能な場所から瞬時に離脱された事に驚いた所為で反応が遅れて、ザイを視界からも逃してしまった。

急いで後ろを腰ごと曲げて、確認するとザイが間近に迫っていた。

 

だが、攻撃の経験値は低くても、回避の経験値はバトラの訓練で培われていた。

 

(ザイは、バトラさん程じゃない!)

 

より強い存在と戦ってきた。それは自信に繋がり、無用な力をベルクトから抜かせた。

 

手始めに銃撃の回避を選んだベルクトは機体を横転させ、右斜め下に逃げる。

逃げた瞬間に銃撃が機体の腹を掠めそうになるが、気にせずに飛行を続ける。

 

ザイが大急ぎで追いかけているのを確認したベルクトはわざと推力を落として、急激に距離を詰めさせた。

当然の接近にザイが減速を開始した瞬間に偏向ノズルをフルに活用して、ザイに背中を見せたまま横をすり抜けて、後ろに張り付く。

ザイは後ろに付かれたのがわかると加速してロックオン圏外に逃げようとするがベルクトはレーザー誘導ミサイルを発射して、撃墜する。

 

赤外線探知のロックオンが行える1500mからは退避できても、レーザー誘導を振り切れない一直線の行動故だった。

 

 

 

 

 

少し時間は遡り、空戦で5機が護衛から一旦離れた時間。

フリー状態のファントムが護衛を続けるが新手で3機ザイが現れるとファントムが迎撃に移る。

 

だが、その3機編隊がファントムを捕まえた瞬間にレーダーが探知できない高度を飛んでいたザイが猛スピードで護衛対象であるテルトローター機に接近する。

 

<<パラレル・マインズ>>

 

ファントムの通信が聞こえると同時にザイは動きを止めた。だが、ザイの変化がそれだけでなく、体色も七色のガラスのような色からエメラルドの様なカラーリングに変更される。

<<ファントム。味方になったザイに告げてくれ。敵味方識別装置(IFF)に反応しないから、俺の射線に入るなとな>>

<<わかりました。伝えておきます>>

<<上方に3機確認。ベルクト。ついて来い>>

<<了解です>>

ベルクトの機体がバンクした直後にバトラの機体がシャンデルを使い上昇する。

ベルクトの偏向ノズルを使って追いすがる。

だが、推力のおかげかベルクトは高度が揃う頃にはしっかりと2番機の位置に張り付いていた。

 

<<(エンジン推力上げられないかな?)ベルクト。先にミサイルを撃って、撹乱させる。1番動きが鈍い奴に食い付け>>

<<了解です>>

<<いくぞ? FOX3>>

 

RF-4TP-AZJの翼下からレーザー誘導方式のミサイルが撃ち出された。

ミサイルはバトラの正確な誘導に従い、ザイへと急行していく、狙われたザイの2番機と思しき機体は反応できずにミサイルに破壊される。

ベルクトは反応が鈍かった機体の背部に回り、追いかけっこを展開する。

バトラはザイに後ろを取られるがコブラ機動を取ることで即座に背後に回った。

レティクルをザイに合わせて、トリガーを引こうとした瞬間にファントムから通信が入った。

 

<<この後の作戦を考えて、引き剝がすかマークした状態にして下さい>>

 

バトラが作戦を思い出して、ドックファイトをわざと続ける様に追い回す。

ザイが自分を無視して引き剝がしに来た時は1秒にも満たない射撃で警告するを繰り返す。

そんなことを繰り返しているうちにティルトローター機は空母【シャルル・ド・ゴール】へと着艦していた。

ティルトローター機からフランス兵とスーツ姿の女性が降り、暫くしてから少年とピンク髮の少女が降りる。

 

<<それじゃあ、作戦通りにお願いします>>

詩鞍の言葉を引き金にベルクトが周りのザイに対して、パラレルマインズを使用する。

ファントムのとは違い、内蔵型になっているベルクトのパラレルマインズは機首にある出っ張りが1つの2つに変わる程度の改修が施されていた。

 

<<制空権の確保を確認。ティルトローターを邪魔じゃない所にずらしてくれ>>

 

周りのザイが虹色の発光から真珠の様な輝く白色の発光に変化したのを確認すると着艦の為のアプローチに入った。

無防備になる瞬間を襲われない様に上空を厳重警戒する飛行機達に守られながらも、空母に着艦した。

 

(無事の着艦だな)

 

バトラはここ最近の着艦では必ず何かを壊していたが、今回はそんな事は無く、無事に終わった事に安堵し、冷や汗を拭う。

今回の作戦では空母内部に侵入し、目標の捜索・確保が目的だが、MS社にも協力要請があったが、急な事で陸上戦力を呼べなかったという背景から、空中戦力の中でも、トップクラス(2位との差は歴然)の実力を誇るバトラに陸上戦力の代わりになることになった。

発着艦可能な機体で陸上戦闘可能という人材がバトラ以外に居なかったというのもある。

機体から降りるとフランス兵達が機体を邪魔にならない場所まで持っていく。

その間に護衛を務めていた有人戦闘機とドーター達は周囲を警戒飛行した後にバンクをしてから翼を翻した。

その中でSuー47とAー10だけは最後の最後に離脱していった。

「おい! 2機降りてくるぞ!」

フランス兵の1人が空を示しながら叫ぶ。

緑と白のザイが感覚を開けて、空母に着艦しようとしていた。

翼の形状を変えて、水蒸気の粒を切り裂きながら、徐々に高度を上げ落としていく。

 

その侵入角度と速度にフランス兵が慌て始めるが、バトラはそれを涼しい目で見つめる。

 

着艦する瞬間に2機ともフワリと上昇して、風が徐々に弱り、ゆっくりと重力に従って下に降りた。

その機動は下からの強風に煽られ、徐々に風が弱る事で元に戻るスカートの様な機動だった。

『ふぅ、緊張しましたぁ』

 

緑のザイがタキシングしながらエンジン音を殺して行き、エンジン音が弱まると拡声機を通した様な響きで間延びした声が聞こえてきた。

その声を聞きながら、バトラは白いザイに意識を向ける。

白いザイはエンジンをとうに切っているのか駐機場所で静かにその心臓と翼を休めていた。

 

『はぁ〜。ドキドキしました』

 

耳では無く、頭に響く様な声だが、不快な感じはしない不思議な声が聞こえた。

 

『皆さん無事そうで何よりです。私達は外との通信基地代わりですから、何か当たっら仰って下さい』

 

白いザイから語りかけた言葉と言うよりもザイが喋るという現象に度肝を抜かれている。

そんな状況でも、バトラは白いザイと緑のザイに近づいて、声をかける。

 

「2機とも本体? の情報は引き継いでいるのか?」

『ですです。記憶と感情は継承してますよ。バトラさんも慧さんのこともちゃんと認識できてます』

『勿論ですよ。バトラさんの事はしっかりと認識できてます』

「なんと呼べば良い?」

 

分かれているとはいえ、完全なファントムとベルクトという訳ではないと気付いているバトラは呼び分けは必要と判断していた。

 

『そうですね。12番目……トゥエルブとお呼び下さい。親しみを込めてトゥエルブちゃんでも可です』

『なら、シャスチと呼んで下さい。意味はわかりますか?』

「ロシア語で6……だったかな?」

ダー(そうです)

スパスィーバー(ありがとう)

 

軽く頭を下げてから白いザイを見つめるバトラ。

敵としてみた事は有っても、味方としてみるのは初めてだった。

バトラの目にザイは輪郭が朧げで本当にそこに存在するのか怪しく感じるが、機体の内側を万華鏡の様に移り変わる光の模様が存在感をアピールする不思議な機体だった。

 

「ッツ!?」

 

バトラの頭に鈍痛が響き、骨と肉が歪に捻られるような不快な感覚が襲う。

 

『わぁあ!? そんなに見ない方が良いですよ。中の次元が変な風に入り混じってますから、気をつけて下さい』

「言うのおせーよ……」

 

頭を振りながら答えるバトラと慧も同じく、頭痛に襲われたのかうずくまっていた。

慧が復活するとブーランジェを中心に部隊の再編成が行われ、3つの部隊の内に1つがザイの防衛を行い、残りの2班は生存者とドーターの捜索に割り当てられた。

「さてと、行くか……」

 

腰に吊るしたベレッタ92を点検するバトラにシャスチが声を掛ける。

振り向くと白いザイが明滅していた。

 

『これを持って行って下さい』

 

機首が花が咲く様に割れ、その中央部に胚珠に似た丸い物体があった。

 

「なにこれ?」

 

中央部の丸い物体をもぎ取る。

胚珠の様な物体はもぎ取るとデコボコした宝石の塊の様にも見えた。

 

『コアです』

「ギャア!」

『痛い! 痛くないけど痛い!』

 

確実に握った物体から声が聞こえたバトラはコアを取り落としてしまうが、バトラが反射でコアをリフティングの要領で蹴り上げて、掴む。

掴まれたコアがバトラの手の中で震える。

 

『き、気を付けて下さい! 割れたたらどうしてくれるですか!」

「お前こそな脈絡無く喋るんじゃねーよ! え、コア!? 取外せるのか、そんなの!?」

『まあ、サブコアが幾つかありますので、私の意識はそっちに残して置きました。なんと言えば良いのでしょうか……』

「メインコンピューターとサブコンピューターみたいな物か」

 

バトラのその言葉にベルクトが肯定する。

ベルクトのコアをジャケットの底が広いポケットに慎重に入れるとフランス兵に小走りで近づくとアサルトライフルを2丁持った兵士がバトラにアサルトライフルを渡す。

 

「バーフォード中佐から頼まれていたものだ」

 

フランス兵がフランス語で喋りながらアサルトライフルを渡す。

 

「ありがとう」

 

バトラが受け取りながら、フランス語でお礼を言ってから、銃をひっくり返したりしてまじまじと見る。

それを見たフランス兵が慌てた様子で銃の使い方を説明しようとした瞬間に安全装置を外し、コッキングレバーを動かして、薬室に初弾を装填してから、安全装置をもう1度掛ける。

 

「何か?」

「……FAーMAS使えるのか?」

「実弾発射試験を手伝った位です。扱えると操作できるは別です」

 

笑顔で答えるバトラにフランス兵は苦笑いで答える。

そしてすぐに一同はブーランジェの指揮の元、艦内へと侵入する。

艦橋の側面すぐ近くの為に人の気配が有りそうだが、誰1人として人の気配を感じられなかった。

また、空気にも妙な汚れや臭気がないことだった。こうも静かだと妙な汚れや臭気があった方が何があったのか想像しやすいのでこの状況だとかえって、ありがたいのだが、それが無い所為で気味悪さと不穏さが相まって、精神を削られる。

 

「アイランドの下から回ろう。環境設備が生きていれば、艦の状況を確認できるはずだ」

「非常灯は付いているが……機関は生きているのか?」

『機関は正常に動いています』

 

ポケット越しにシャスチが告げる。

 

『不幸中の幸いです。電力供給が不安定だと艦載機のエレベーターが使えない所でした』

「電源確保の仕事が無いのはありがたい」

 

慧のポケットから聞こえるトゥエルブの声にバトラがFA-MASの安全装置を外しながら答える。

 

「行くぞ」

 

ブーランジェを戦闘にフランス兵2人で前衛・後衛を務め、バトラが両方を警戒する。

10分か15分位は無言で部屋を1つ1つ確認するが人1人見つけられなかった。

 

「人が居た気配すらないな。言うならば、空間ごと持って行かれたような……」

『少し、変な感じがします』

 

FA-MASを構えながら漏らしたバトラの言葉を聞いて、呟いたベルクトの言葉にバトラも頷く。

急なタラップを登ると狭い空間から広い空間に出た時に感じる特有の独特な感覚を味わいつつ航海艦橋に上がった。

 

「やっぱり、誰も居ないか……」

 

FA-MASの銃口を床に向けて、呟く。

「何か感じるか?」

『いえ……何も……いえ……』

 

言い淀むベルクトにポケットをバトラが叩いて、先を催促する。

 

「こんな状態だ。何かあるんだったら正直に答えてくれ」

 

そう言うとポケットの中で何度か震えてから答えた。

 

『えっと……なんと言いますか……目に見えているのと、実際の空間が歪んでいる感じがして……』

 

そう言われたバトラが周りをもう1度見るが、何処かに歪みのような物は無く、至って普通に見ることができた。

 

「歪みらしいものも無いな……」

『認識できないんでしょうか……こう、パッチワークみたいに別の空間ですけど、違和感が無い……そんな感じです……なにかに近い感覚です……』

 

何かを思い出そうとしているのか、ポケットの中で小刻みに揺れるシャスチのコア。

 

『高出力のEPCMを浴びた時と似ています』

「成る程、違和感の理由に納得が行く……」

「ムッシュバトラ。その宝石で通信は可能か?」

 

ブーランジェからの言葉にシャスチのコアが肯定の言葉を述べると甲板の班員のカバーを頼む。

バトラ達は管制スペース・司令艦橋を訪れるも兵士も手掛かりもなかった。

 

まるで人が霧が晴れる様に消えていったとも言える綺麗な消え方にバトラは不解に思うが、手掛かりすらも無く、原因がわからないなら考えても仕方ないとありのままの現象を深く考えずにありのまま受け入れる。

 

「慧。大丈夫か? 凄い汗だぞ」

「え?」

 

そう言って、慧が襟首から手を入れると掌には汗がべっちょりと引っ付いて居た。

 

「大き過ぎる音や不快な音もそうだが、静か過ぎるのもストレスになる。頭の中で歌でも歌うと良い。少しはマシになるぞ」

「サ、サンキュー」

「ブーランジェ中尉。作戦が長引くのは精神衛生上よろしく無いと考える。調査を引き上げて、ハンガーでドーターを回収したらさっさとおさらばしよう」

 

バトラの意見にブーランジェは頷く。

そして、同時にバトラがポケットの光に気付く。

 

「慧。トゥエルブのコアも見てくれ」

 

そう言いながら、シャスチのコアをポケットから取り出した。

すると同時に手の上で突起が生えては引っこみを繰り返すと体長20cm程のデフォルメされたベルクトが手の上で宝石から変化した。

 

「実体化したな……」

「しちゃいましたね……」

 

ファントムの方も実体化しており、慧と何やら話している。

 

「へぇ〜〜。重さもあるし、かなり精巧にできているな」

「きゃあ〜〜!! 摘まないで下さい!」

服を摘んで持ち上げるバトラに抵抗するシャスチがバトラの指から逃れた。それは同時に落下を意味していた。

 

「キャアアアアアアア!?」

「おっと」

 

空中でシャスチをキャッチしたバトラだが、掴んだ場所が悪くシャスチの両足を掴み、逆さ吊りの状態になっていた。

そうなれば、コバルトブルーのセーラー風ワンピースに身を包んでいるシャスチに重力が襲い掛かり、ワンピースは重力に無条件降伏の元に下に落ちる。

そうなれば、ワンピースのスカート部分(鋼鉄のカーテン)に守られていた桃源郷(下着)がモロ見えになる訳である。

 

そして、それをみたフランス兵は拍手を1回、ピースサインをしてから、オッケーのハンドサインを行い、眉に揃えた指の親指をつける。

 

「「パン、ツー、マル、ミエ」」

 

別のフランス兵とバトラの声が重なった。

 

「「「イエアァ」」」

 

3人で手を打ち合い、腕同時をガッツポーズで打ち合わせる。

 

「何をしている。早く行くぞ」

ブーランジェの中尉に3人の男はスゴスゴと肩を落としながら周囲を警戒しつつ、ついて行った。

シャスチはバトラをポケットの中から、顔だけを出して、涙目で睨んでいた。




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