カメ子 レ級   作:灯火011

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「戦艦レ級(カメコ)」

大火力をすべて捨て去り、その身体能力を艦娘撮影に全力で使う彼女。

趣味に生きる彼女は、どこまでいくのでしょうか。


最終回 我道を往く戦艦レ級

『海軍将校直属の潜水艦隊』。

19、8、58、401といった、イ号潜水艦で構成される潜水艦隊である。

その錬度は、極めて高く、特に隠密行動には長けている。

そして、大本営から、水艦隊は一つの命を受けていた。

 

≪戦艦レ級、及び飛行場姫の拠点を叩くため

 戦艦レ級の追尾および、拠点の位置を特定せよ。

 そして、特定は、攻撃をせずにすぐに帰還し、位置を報告せよ≫

 

命令通りに、イ号潜水艦達は、闇夜に流れるレ級の航跡を追い続けていく。

静かに、静かに。気配を殺す歴戦の潜水艦隊の追跡に全く気付かないまま

戦艦レ級と、飛行場姫は、アイアンボトムサウンドにある自身の拠点へと戻っていくのであった。

 

その姿を、僅かに顔を海面に出し、確認した潜水艦隊はお互いに小声で口を開いていた。

 

「追尾成功なのね・・・。レ級の拠点と、飛行場姫の拠点は

 ・・・過去に、激戦を繰り広げたアイアンボトムサウンドなのね。」

 

「そのようでち。早速戻って、大本営に伝えるでち。

 『レ級の拠点は過去大規模作戦が行われたアイアンボトムサウンド』

 で、いいでちね。」

 

潜水艦隊はお互いにうなずくと、トポン、と小さな音を立て、潜航していく。

 

潜水艦隊が去った後のアイアンボトムサウンドの海は、

恐ろしいほどに、静寂に満たされていた。

 

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レ級が横須賀基地を出た翌日、1230。

横須賀の艦娘が、昼休みを取っているころ

横須賀基地の臨時大本営では、将校たちが58からの報告を受けていた。

 

「ソロモン諸島奥地の、アイアンボトムサウンド。

 過去の作戦では回りきれていなかった、島の一つが

 戦艦レ級と、飛行場姫の拠点だったでち。」

 

58は、地図を指さしながら、報告を続けていた。

報告を聞いた将校が、座ったまま腕を組み、58に話しかける。

 

「判った。下がって良いぞ。あとはこちらで作戦を決定する。

 ご苦労だったな。」

 

「とんでもないでち。また御用があれば、ぜひ我々をお使いくださいでち。

 それでは、失礼するでち」

 

58は敬礼をして、大本営の臨時会議場を後にする。

パタン、と扉が閉じると、会議場には独特の静けさが漂っていた。

 

「そうですか・・・あの、アイアンボトムサウンドに

 レ級と飛行場姫の拠点がありましたか」

 

海軍の将校が、顔の前に手を組みながら静かに口を開いた。

他の将校たちも、「あの地獄か」「とんでもない所に」など

独り言のように呟いていた。

 

「アイアンボトムサウンドといえば

 過去、貴君ら海軍が突破作戦を図った海域か?」

 

陸軍の将校は、険しい顔で海軍の将校に問いかけていた。

 

「ええ、地獄の様な戦いでした。

 艦隊は次々に大破させられ、沈む船すらいた。

 本来の作戦期間である20日では決着がつかず、泥沼の戦いでした。

 幸いにも、呉の金剛の活躍で、事なきを得ましたが」

 

ふむ、と陸軍の将校は相槌を打ち、更に海軍の将校に問いかけていく。

 

「『・・・戦艦レ級と飛行場姫、奴らの拠点を見つけ出し、そこを叩く。』

 昨日、貴様が言った言葉だ。実行は、可能なのか?

 可能であれば、事が事だ。我々陸軍も出来る限りは支援しよう。」

 

海軍の将校は、陸軍の将校の言葉に驚きつつも、返答を返す。

 

「驚きました。まさか陸軍からそのようなお言葉を頂けるとは。

 ・・・いいでしょう。結論からすれば「可能」です。」

 

ほうと、と陸軍の将校は相槌を打ち、海軍の将校は言葉を続ける

 

「以前のアイアンボトムサウンド攻略作戦の時は

 我々海軍の指揮系統の問題で、6隻までしか主力艦隊を運用できませんでした。

 ですが、今現在は「連合艦隊」のシステムが完成し

 主力艦隊12隻、支援艦隊が12隻、最大24隻の艦隊を運用できます。」

 

「それは心強くあるな。」

 

「加えて、鎮守府1つに付き、12隻です。

 今現在、鎮守府は4つ、他にも警備府、泊地を含めれば

 膨大な数の艦艇が参加可能です。」

 

ただ、と海軍の将校は言葉を続ける

 

「アイアンボトムサウンド自体は海域が狭い。

 故に海域の攻略自体は、6隻での突入となります。

 しかし、先にお話しした通り、直前の海域までは

 12隻+12隻、24隻で突撃できますので

 燃料や弾薬を温存したまま、アイアンボトムサウンドへと

 突撃が可能となるのです。

 勿論、船が増えた分、陸軍の兵も、多く輸送が可能です。」

 

「以前とは連れていける戦力、弾薬、人員がケタ違いに

 多くできると言う事だな。

 よろしい、陸軍は海軍に乗った。

 こちらからの要求は輸送船の護衛のみだ」

 

陸軍の将校は、そういうと腕を組み、目をつむった。

あとは海軍で自由にせよ、という意思表示だ。

 

その姿をみた海軍将校は、姿勢を正し、口を開き

海軍の将校は淡々と作戦内容を説明していく。

 

「了承しました。陸軍将校殿。護衛は出来る限り致しましょう。

 では、我々海軍は、アイアンボトムサウンドへの進攻作戦を提言致します。

 

 戦艦レ級、飛行場姫、そして、ソロモン諸島を攻略する反攻作戦と銘打ち・・・」

 

そして、各鎮守府に命令が下る。

 

 作戦名は≪第二次SN作戦≫。

 AL/MI作戦以降では、初の大規模作戦であり

 最低限の防衛艦艇を残し全艦隊をソロモンへと刺し向け

 周辺に存在する姫、鬼、フラッグシップを含め、

 ソロモン海域から深海棲艦を掃討せよ、という作戦である。

 

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艦娘が大挙で押し寄せている。

そんな報が入ったのは、つい先程のことだ。

 

『確認デキルノハ、横須賀、大湊、呉、佐世保

 他ニモ警備府ニ配属サレテイル艦娘モ見エマス。

 作戦名ハ≪第2次SN作戦≫トイウソウデス。

 以前ノ時トハ艦娘ノ数ガ違ウ、全力デアタラナケレバ』

 

偵察していたヲ級から、報を受けた深海の姫君達は、

アイアンボトム近辺に駐留している総戦力で防衛作戦を準備していた。

 

駆逐棲姫、軽巡棲鬼、水母棲姫、飛行場姫、戦艦棲姫、空母棲姫、防空棲姫

名だたる姫達が、各隷下のフラッグシップ艦隊を引き連れ、艦娘を待ち構えていた。

 

そして、最深部直前の、アイアンボトムサウンドにあるレ級の拠点では、

レ級と、飛行場姫が向きあいながら、話をしていた。

 

「レ級、私ハ艦娘トノ決戦ニイドム。

 報告ニアッタ艦娘ノ数カラ恐ラク、

 私デスラ、生存デキルカドウカ、不明ダ。

 無理ニツイテクル必要ハ無イ。

 レ級、貴様ハ、ドウスル」

 

飛行場姫が、穏やかな顔でレ級に訪ねた。

レ級は、飛行場姫のその顔を、目を、姿をしっかりと見て、はっきりとした口調で

 

「飛行場姫様、愚問でス。」

 

静かに、口を開いていた。

それを見た飛行場姫も、レ級の顔を、目を、そして、その姿を目にしっかりと収め

 

「ソウカ、ソレナラバ、イイワ。」

 

そう一言、レ級を見ながら、かみしめるように呟いた。

一瞬上を向き、何かを考える飛行場姫であったが、

考えがまとまったのか、穏やかな顔で、体ごとレ級の方を向き、

飛行場姫から、レ級へと最後の命令を下した。

 

「飛行場姫ノ名ヲモッテ命ズル。上位命令デアル。

 レ級、貴様ハ、カメラヲ持モッテ、戦闘ニハ参加セズ全テヲ記録シロ。

 我々ニ構ワズ思イ通リノ写真ヲ撮ルガイイワ。」

 

飛行場姫は一瞬間を置き、少しだけ真剣な顔をレ級に向ける。

 

「そして、生キ残れ。貴様は我々の全てを残す語り部となるのダ。

 よろシイか、レ級。我々の、深海の船になってしまった者の想い。

 陸に、海に、空に生きる全ての人々に、貴様ノ写真デしっかリト伝えてくれ。」

 

飛行場姫は、レ級の目を真剣に見ながら、更に言葉を続けた。

 

「我々は沈められた、破壊された、殺された

 そんな恨みの、怒りの、憎しみの炎に包まれた身であり、

 感情に従うまま、多大な被害を、陸に、海に、空に

 生きる人々へ与えてしまった存在だ。 だが、だがな。

 祖国を思うこの『心』は、貴君らと同様、本物だと、しかと伝えてくれ。」

 

真剣に話すその口調は深海の船である飛行場姫でなく、人間そのものであった。

そして、飛行場姫は一瞬目を閉じると、また穏やかな表情に戻り

 

「・・・・正気を早いうちに取り戻し、

 それを維持している貴様にしか頼めんことだ。

 酷かもしれんが、しかと頼んだぞ、大尉殿」

 

と、レ級に語りかけるのであった。

飛行場姫のその姿に

 

「了承しました、姫・・・いえ、基地司令殿。

 貴君らの姿、しかと、撮影させて頂きます。」

 

レ級は、ただ一言そう返すと、静かに、敬礼を行った。

それを見た飛行場姫はひとときの『幻』から覚め

 

「よろしい、でハ・・・アトワカマセタワヨ。レ級。

 アァ、ソウイエバ北方棲姫ガカメラヲ習イタイト言イッテイタワ。

 気ガ向イタラ、声ヲカケテアゲテチョウダイ。

 ソレジャ、艦娘ヲ、軽クヒネッテクルワネ」

 

レ級と同じように敬礼を行い、拠点を後にしていった。

 

「その命令、必ずや。

 憎しみも憤りも、後悔も全て忘れ、安らかに、お眠りください。

 ・・・御苦ウ様、基地司令殿。イや、飛行場姫様。

 写真ハまかせテおいて下サイ。姫様が艦娘を避けたなラば、

 またコの拠点デ、一緒に写真を、見まシょうネ!

 それにシテモ、北方棲姫様モですカ。後でイってみますカァ」

 

レ級は、呟きながら、飛行場姫の背中に敬礼を続けるのであった。

レ級もひとときの『幻』から覚め、いつのものレ級の姿になっていた。

その目に、光るものがあったのかは、当人達だけが知るところである。

 

 

その後、≪艦娘側の第二次SN作戦≫は無事に成功。艦娘は無事に海域を突破し、

人類にとって脅威であった、非武装の戦艦レ級も、飛行場姫も、その姿を消した。

人類と艦娘はソロモン海域の制海権を得たのである。

後に、「深海と艦娘の勢力の機転」と呼ばれるこの戦いでは、

飛行場姫を含め、多くの姫や鬼が沈み

深海の勢力が大きく縮小することとなる。

 

件のレ級の拠点も、飛行場姫の拠点も破壊され、

戦場の海を、カメラを持って闊歩していた戦艦レ級は、 

SN作戦完了後、一切日本(・・)の艦娘の前に姿を現していない。

 

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『戦艦レ級フラッグシップ改』

 

深海棲艦と呼ばれる「戦艦レ級」という存在の中でも最強の位置に君臨する艦である。

 

数多くの艦娘を沈めるだけの能力を持ち、提督を苦しめていた最悪の敵と言って良い。

なにせ、どれだけ砲撃を行おうと、どれだけ航空機で攻撃を加えようと

全く攻撃が当たらず、袋叩きにしたところで、全く持って攻撃が通じない。

逆にレ級の攻撃で、艦娘の艦隊が壊滅してしまうのだ。

 

全てにおいて、恐ろしいほどの高水準で纏まっている敵である。

 

≪戦艦レ級フラッグシップ改≫

・・・と呼ばれる彼女が真っ青な海の上、遠くを見つめながら、

尻尾に白くて小さい人型を乗せて、ぽつーんと立っていた。

 

ただ、その装備はレ級という艦種に合致せず

1基3門の41cm砲は装備しているものの

他の装備は、パーカーとビキニ水着、

そしてカメラだけという、シンプルなものである。

 

そして、尻尾に乗っている小さな人型が、

少し不機嫌そうな顔で、レ級に話しかけていた。

 

『ツイタ?ネェ、レ級ツイタ?』

 

『北方棲姫様。つきましたヨ。日本カらここまデ、長かっタですネェ』

 

レ級は、不機嫌そうに自身の尻尾に座る、「北方棲姫」に話しかけていた。

 

『長カッタ!デモ、レ級ガ一緒ダッタカラ、タノシカッタ!』

 

北方棲姫は不機嫌な表情から一転、にこにこ顔で戦艦レ級に話しかけていた。

戦艦レ級は、そんな北方棲姫を見ながら、ただ、笑顔を浮かべていた。

                                       

そして、尻尾に北方棲姫を乗せた、風変わりなレ級が動く。

遠くを見ていた蒼い瞳が、『金髪(・・)』の艦娘を発見したのだ。

 

『艦娘発見ッ!機関出力最大。最大戦速度、ヨーソロー』

 

『艦娘発見、ヨーソロー!』

 

レ級と、北方棲姫の言葉と同時に、一気に加速するその体。

北方棲姫はレ級の尻尾に座り、風うけながら、

不思議そうな顔をレ級に向けて、問いかけていた。

 

『レ級、艦娘、ミツケタケド、ドウスルノ?』

 

それを聞いたレ級は、少し真顔で考え

一瞬、装備されている41cm三連装主砲を見るも、

 

『そりゃあモちろん。コレですヨ!』

 

主砲から視線をはずし、笑顔で、北方棲姫に話しかけながら

一台のカメラ(24-70ミリ F2.8通しレンズ付き)を北方棲姫に手渡す。

 

『オォ!ワカッタ!』

 

カメラを受け取った北方棲姫は、ニコニコしながらカメラを構え、

ファインダーを覗き、艦娘にピントを合わせていく。

 

そして、レ級自身も、体の左右にあるホルスターから

カメラ(70-200mm F2.8通しレンズ付き)を取り出し

正面にカメラを向け構えると、2,3度シャッターを切り、設定を確認していく。

 

カシャン

 

レ級がディスプレイに表示された写真を見ると、

海と空が少し黒っぽく表示されていた。

完全に露出不足である。

 

『うーン、少シ、あんだー気味カなぁ・・・?』

 

ダイヤルをカリカリと回し、シャッタースピードと絞りを調節し

露出が+0.3になるように設定し、もう一度シャッターを切る。

 

カシャン

 

気持ちのいい音と共に、ディスプレイに表示される写真。

そこには、レ級の理想通りの、深淵まで蒼い海と、

抜けるような蒼色の空が映っていた。

 

『イヨォし!カメラの設定ハこれデいいな!

 ・・・・そレじゃあっ!』

 

レ級はカメラの設定に満足したのか、

カメラを下ろし、顔を上げて口を開いた。

 

『さぁサァ!!ようヤくドイツ(・・・)まで来れたンだ!

 遠慮なク!撮らせて頂こウかナァ!』

 

『オォー!ドイツドイツ!』

 

レ級と北方棲姫は、お互いに大声で叫び、ニイイイイっと凄まじい笑顔を作ると

デジタル一眼レフを両手に持ちながら、『金髪のドイツの艦娘艦隊』に突撃していった。

 

『イヤッホオオオオオオオ!ヲ級の言っテた通りの金髪だ!

 ナイスプロポーション!さぁ、北方棲姫様ァッ!艦娘を撮りまくルぞォ!』

 

『ワアアイ!レ級、突撃ィー!』

 

ドイツ艦娘の姿を確認したレ級と北方棲姫は、叫びながらも、その顔を喜びに染める。

そして、戦艦レ級はニコニコした顔で、ファインダーを覗き、シャッターを切る。

 

カシャン、カシャン、カシャン、カシャン、カシャン

 

(オォオオ!金髪サラッサラしてルじゃん!瞳も綺麗だナぁ。

 ドイツに来た甲斐があったナぁ)

 

撮影した写真を確認し、ニヤニヤするその戦艦レ級は、

趣味に生きる「カメラ小僧」そのものであった。

 

 

 

 

拠点がなくなろうと、飛行場姫が居なくなろうと、何処に行こうとも

彼女の生き方はどこまでも変わらない。

好きな写真を撮影し、ノリで行動し、そこで撮れた写真に満足し、更に良い写真を撮る。

 

ノーフォト、ノーライフが彼女の心。

そして、心の端っこに少しだけ帝国海軍の誇りを乗せてどこまでも進んでいく。

 

そんな『戦艦レ級フラッグシップ改』の写真生活は、

これからも、様々な船や人に出会いつつ、その身が沈まぬかぎり、ずっと続いていくのである。

 

 

蛇足であるが、後日、日本に着任した戦艦ビスマルクは

『ドイツ艦隊が一列に並ぶ砲撃中の大迫力の写真』と

『レ級と北方棲姫と映る、ドイツ艦隊』の写真を見せながら

 

「なんか尻尾に白いの乗せてるやたら友好的で、

 変な深海棲艦にこんな写真を撮られたんだけど、何か知ってる?

 攻撃してくるかなって思って砲撃したら、砲弾投げ返されて大破するし、

 本当に、散々だったわ。

 ま、ただ、その深海棲艦の撮る写真は見事だったけどね。」

 

と、日本の艦娘に相談したところ

 

「What!?・・・この写真の深海棲艦は間違いなくレ級デース!

 ビスマルクゥ!何処でその深海棲艦に会ったんデース!?教えなサーイ!今スグにっ!」

 

「おぉ・・・レ級さん・・・。見事に写真の腕が上がってますねー!

 それはそうとっ!ビスマルクさん!?

 その深海棲艦、金色のオーラ出してませんでしたか!?

 どこでお会いになったんですか!教えてくださいっ!」

 

などと、半分カタコトの戦艦や、カメラを持った巡洋艦から、

尋問の様な問い詰められ方をしたという。

 

カメ子 レ級 -完-




妄想 滾りました。

そして、今まで御覧頂きまして有難うございます。
本来は一発ネタ、1話短編で終わるはずのカメ子だったのですが
感想、評価を頂くうちに、ここまで続いてしまいました。

約一ヶ月弱、御覧頂きまして、どうも有難うございました。

初の小説ということで、至らぬ部分が多々あったと思いますが
楽しんで頂けたのであれば、幸いです。

今のところは、次回作品や続編などは考えておりませんが
またひょっこりと趣味に走った何者かが暴れに来るかもしれません。
その時はまた、お付き合いして頂ければ幸いです。


※誤字脱字等は、今後引き続き直して参ります。

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