戦姫絶唱シンフォギア〜装者と光の戦士たち〜 作:BLACKRX
「シェア‼︎」
「え?えぇぇぇぇぇ‼︎」
ここはとある工業地のある高い工場の建物の屋上…そこにはウルトラマンネクサス・アンファンスと謎の鎧を纏った少女の姿があった。
「シェア‼︎」
スパン‼︎
ネクサスは迷う事なくノイズへ向かって【アームドネクサス】を繰り出し何体か殴って消滅させる、少女は担いだ女の子を背よったままジャンプしてノイズの攻撃を避けたが、その近くをノイズが近づいていた
「シュア‼︎」
それを見たネクサスは空を飛び上空から【バーティクルフェザー】を数発放ちそれらを数体倒した。
「す、すごい…」
それを見ていた響は少し驚いていた…何故ならノイズに触れられるということだけでも凄いのにそれどころかノイズを圧倒しているからだ(しかも響もこの女の子もその姿を見てかっこいいと思っている)。
「シェア!」
ネクサスはさらに両腕に力を込め、ブラックキングに放った【クロスレイシュトローム】を巨大なノイズに放とうとした時…
ブォォォン!
一台のバイクが巨大なノイズに突っ込んだ、と同時に…
「〜〜♪」
歌が聞こえてきた…その歌はまるで人や国を守る為にある”剣”だと思わせるかのように…
「何を惚けている!死ぬわよ!貴方はその場でその子を守ってなさい‼︎」
あの少女と同じような鎧を纏った女性はあの少女に向かってそう言った後、しなやかかつ素早い動きでノイズを斬り倒した。
その動きはまるで踊っているかのごとく…そしてそのままノイズを全て倒した後…”ネクサス”に斬りかかってきた、それを見たネクサスはバーティクルフェザーの応用した技で【シュトロームソード】の劣化版の【バーティクルブレード】を取り出しその女性の攻撃を防ぐ…しかし、彼女は想像以上の速さでそのバーティクルブレードを弾きそのまま斬りに掛かったが…
「シェア!」
ネクサスは彼女がバーティクルブレードに気を取られているうちにアームドネクサスを繰り出したが…
「はぁ‼︎」
「ファ⁉︎」
彼女はそれを躱し一旦着地した後、ジャンプした後、【蒼ノ一閃】を放つ、ネクサスはバーティクルフェザーを放ちそれを相殺し、地面に着地する…
チャキ…
彼女はまた刀をネクサスへ向ける…
「フゥ…」
ネクサスも又構えを取り応戦する構えを取る、しかし…ネクサスはある考えをしていた。
(どうして…彼女は俺を襲って来るんだわまるで俺が敵みたいな感じになっているような…しかも、感じた事のある波動を感じる…いや、考えるのは後にしよう)
「シェア!」
ネクサスは考えるのを止め、彼女に向かって行った…
「シェア!」
「くっ⁇」
ネクサスの怒涛の連続攻撃を前にその女性は防ぐ事で手一杯になっていた、それもそうだ何故ならカズキは父親からの趣味で様々武術を習わさせた(ちなみにカズキ自身も楽しんでいた為、レベルは小学4年から始めて1年で裏大会に出てる大人達を相手に勝てる程だ…今では父親と親友のレン(体調が万全)しか戦う相手がいないぐらいである)為、一度攻めに入ったら止まる事を知らないぐらいである…
「なめるなぁ‼︎」
「シェア!」
「ぐぶ‼︎」
ネクサスは振られた剣を弾くと同時に彼女に対して蹴りを入れて彼女を吹っ飛ばした。
「フゥ…ハァァァァ!」
ネクサスは両腕に力を込め【クロスレイシュトローム】を放つ態勢になろうとするが…
「シェア⁉︎」
ネクサスは動けなかった、何故なら背後の影に小刀が刺さっているからだ…【影縫い】、それは相手の動きを止める技である、あの時にネクサスに蹴りを入れられた時に投げ影に刺さったのだ、それに気付かないネクサスは動けずにいたそして…
「貰ったぞ!」
「‼︎」
声が聞こえネクサスが上を向くとそこには既に蒼ノ一閃を放っている彼女がいた。
ネクサスは避ける事が出来ずに直撃する、だが…
「シェア‼︎」
そこには無傷のネクサスが足に赤い炎を纏って飛び蹴り…【ネクサスキック(アンファンス.ver)】(ウルトラ十勇士の時にダークメフィストに放った技)を彼女にお見舞いし、そのままバーティクルブレードを彼女の首筋に当てる。
「くっ‼︎」
「…」
ネクサスはバーティクルブレードを消す、それを見た女性は…
「貴様!何のつもりだ!」
ネクサスは何も答えぬまま、空に向かって飛びそのまま空へと消えた。
その後、ネクサスの変身を解いたカズキはあの少女の所へ向かい、いろいろと話をしていた。
そして話している最中にカズキが…
「そういえば名前を言ってなかったな、俺は一樹、真木一樹だ。」
「私は立花響(たちばなひびき)、よろしくねカズキ君」
カズキは立花響と聞いた時、今朝見た夢を思い出していた…
「わたしはひびき、たちばなひびき!」
それを思い出した、カズキは響に聞いてみた。
「なぁ、聞いていいか…小さい頃さ公園で一緒に遊んだ事ないか?」
それを聞いた響は顔を傾げながら思い出していると…
ポン!
と手を叩いた。
「あっ‼︎思い出した!あの時泣いてたカズキ君だよね!」
「そうだよ…って、そこかよ‼︎」
「だってそれが一番印象に残っているから…」
「「ははは!」」
この会話したあと二人はまるで思い出を思い出すように話始めた…何故かその空間が甘いピンク色を放っていたのは気のせいか…(ちなみにその二人の会話の隙を見つけようとする女性がいるが話しかけられなでいる)…
それからしばらくして…話が一区切りついたのか一人の女性が話しかけて来た。
「温かいものをどうぞ…」
ちなみに彼女はカズキと響の甘い空間の所為で青筋が浮き出ていた。
「あっ…ありがとうございます」
響はそれを恐る恐るそれを手に取った後、変身が解けて聖リディアン学園の制服になっていた。
「え?」
と同時に響は力が抜けたのかバランスを崩して倒れそうになったが…
「よっと…」
「あっ」
「大丈夫か?響?」
「だ、大丈夫…」
カズキが一瞬で響に近づき彼女みたいに抱き抱えていた、その時響の顔が少しだけ赤くなっていたが…
「ゴホン‼︎」
「「‼︎」」
一瞬二人だけの空間になっていたが、独身女性の咳き込みにより、二人はすぐに立て直して謝った。
「「すみません」」
その後、響はキョロキョロと周りを見渡してさっき響が付けていた鎧と似たようなよろな物を付けていた女性に話し掛けに行っていた。
「あの、そろそろ帰っても…」
カズキは響がその女性の所に行った後、さっき殺気を放った女性に聞いてみると…
ガチャ…
「え?」
いきなり手錠を掛けられた、カズキはつい間抜けな声が出ていた、響も同様に手錠を掛けられ捕まり、そのまま黒服軍団に捕まりそのまま何処かに連行されて行った…
その時のカズキは…
「なんでさーーーーーー‼︎」
と叫んでいた、これから向かう先でアイツについての情報が得られる事を知らないまま…
次回…特異災害対策機動部にて
感想を待ってます。